ここでは色々なQ&Aを紹介。
Q&Aが増えてきたら、別ページに分離させます。

• ABAPワークベンチ基礎　
• レポートプログラミング　　※VerUPによりアカデミーより除外されました。
• ABAPディクショナリ　
• クラシックDynpro　
• データベース更新プログラミング　
• ABAPオブジェクト　
• 拡張とモディフィケーション　

ABAPワークベンチ基礎

データ型定義

Begin of の中に、Begin of は入れれるの？

Bigen ofの中に、新しくTYPES命令を含める事は出来ません。しかし、予め組み込んでおきたい構造データ型を用意しておいて、その構造データ型を指定する事ができます。

データオブジェクト

CONSTANTSとデータオブジェクト（データ入り）で何が違うの？

CONSTANTS命令で設定されたデータは、基本的にリードオンリーのデータです。このデータオブジェクトを変更する事はできません。中の値を利用するだけです。データ入りデータオブジェクトとは利用目的が根本的に違います。

構造から、基本データ型が作れるか。

普通に作れました。構造データ型（構造も然り）のコンポーネントまでを指定して、DATA命令やTYPES命令を利用する事で基本データ型や基本データオブジェクトが生成できました。

内部テーブルって、DBテーブルの全ての項目が含まれていないとダメ？

そんなことはないです。指定している行データ型で内部テーブルに含まれる項目が決まります。行データ型で必要な項目だけが入ったデータ型を指定すれば、必要な項目だけが組み込まれた内部テーブルが仕上がります。

構造にまとめてアクセスする方法は無いの？

無いです。それぞれのコンポーネントに対してアクセスを行わなくてはいけません。構造名だけを指定して、一気に処理を行うと言う荒業は使えません。（高度な技術を利用すれば出来るかもしれませんが・・・）

レポートプログラミング

一覧

標準ヘッダが表示されない？

プログラムを作成して、一度も有効化していない状況だと、標準ヘッダは表示されないようです。一度有効化を行ってください。その後は、標準ヘッダが出力されていきます。（無効バージョンであったとしても）

ダブルクリックの制限って掛けれるの？

SAPシステムを利用しているユーザのPC設定に依存しますので、そちらで設定を行っていただければ出来ます。

END-OF-PAGEが実行されない。。。

どうやら、設定されている1ページ分の内容が書き込まれなければ「END-OF-PAGE」イベントは実行されないようです。1ページ10行であれば、10行以上（ヘッダなども全部含め）書き込む。1ページが埋まると、次のページに行く前にEND-OF-PAGEが実行されます。（何でこんな仕様なのかはわかりません。。。）

独自でアイコンやシンボル、あと色を追加することはできますか？

できなくもないです。ですが、外部からシステム内に情報を吸い上げて、そのあといろいろな加工が必要とのこと。かなりめんどくさくて難しいようなので、基本的にはしないようです。方法はある、この程度の認識でいいと思います。

選択画面

SELECT-OPTIONSの入力で、「*」は使えますか？

使えます。SELECT-OPTIONSの場合、ワイルドカード「*」と「+」を使うことができます。PARAMETERS命令の場合は無理なようです。

入力項目が日本語のときとオブジェクト名なのがあるのはなぜ？

選択テキストの設定によって変わるからです。選択テキストは、メニューバー→テキストエレメント→選択テキストと進めば、設定を行う事ができます。好きにテキストを入れていただくか、グローバルデータ型を利用している場合はABAPディクショナリ参照（ディクショナリ登録）を選んでいただくことができます。

論理データベース

論理データベースがデータを取りに行くのはいつ？

論理データベースは、プログラムで指定されていると「NODES命令」「GET命令」の有無に関わらず、呼び出されてきます。（呼び出されるタイミングは、START-OF-SELECTIONの最後との見方が妥当）呼び出されたタイミングで、GETイベントが明記されていた場合、論理データベースはデータを取得しに行く。そしてその後、PUTイベントが呼ばれ、ABAPの中にあるGETイベントがトリガされる。

ABAPディクショナリ

トランザクションコードSE11_OLDってSE11と何が違うの？

「_NEW」がないので、何ともいえませんが。「SE11」のトランザクションコードで呼ばれるので、「SE11」と同じものだという認識で結構です。。。

ディクショナリのデータ型

透過テーブルは、プログラム内でデータ型として使えますか？

使えます。構造データ型と同じように、プログラム内で透過テーブル名を指定すると「構造」を生成します。他にも「TABLES命令」を利用する事により、Dynproとやり取りをするためのデータオブジェクトを生成する事が出来ます。

ディクショナリにおける、パフォーマンスチューニング

一時的な不整合が許されるデータなんか無いと思うですが？

パラメータ「rdisp/bufreftime」で調整を行うか、どうしてもデータの整合性が気になるのであれば、バッファを利用せずに直接データベースからデータを持ってくるほうが適切です。バッファはパフォーマンス向上が目的です。

ディクショナリにおける、入力チェック

固定値と外部キーを一緒に登録するとどうなるか？

設定自体は可能です。入力する際は、固定値、外部キー共に入力チェックが働きました。つまり、固定値の入力可能値が、外部キーの入力可能値でもある（逆もまた然り）必要がありました。入力の際に、固定値にない値の場合は「正しい値を入力してください」とエラーが出ます。固定値にはあるが、外部キーには無い値を入力すると「○○は△△に存在しません」とエラーが出ます。ということは、固定値の入力チェックが先のようです（不確定）。因みに、F4ヘルプは優先順位に従って、外部キーが優先されます。

テーブル変換＆拡張

ALTER TABLEってなに？

SQL文です。データベースに対して、すでに存在しているテーブルを変更する際に用いるSQL文が「ALTER TABLE」です。SE11で、項目（非キー項目）の追加や削除を行い有効化すると、システムがDBシステムに対してALTER TABLE命令を発行します。有効化ログで見ることができます。

APPEND構造にINCLUDE構造を入れることができるのか？

無理でした。有効化時に、大量のエラーを吐きます。

クラシックDynpro

登録したDynproが、標準ツールバーが使えないのは何故？

Dynproを自分で登録した場合、標準ツールバーは開発者側で設定を行わなければなりません。しかし、呼び出したタイミングが、AT SELECTION-SCREEN内であれば、詳細一覧の標準機能として標準ツールバーの設定（機能コード割当等）があらかじめ施されています。ただし、処理内容（PAI処理）は設計、構築しておく必要があります。

データベース更新プログラミング

ロックコンセプト

ロックテーブルってどこにあるの？

ロックサーバの中にあります。つまり、SAPシステムのメモリ上に存在しています。エンキューワークプロセスは、このロックテーブルの中を見て、ロックをかけたり解除したりを行います。

ロックサーバ（エンキューサーバ）って何？

SAPシステムの中にある、データロックを行うためのサーバ（一機能）のことです。SAPシステムを負荷分散などの目的で、複数サーバで構築している場合、基本的にセントラルサーバ内にロックサーバが構築されます。

ABAPオブジェクト

拡張とモディフィケーション