最終更新:ID:ahmJyN3zpg 2025年03月07日(金) 12:32:42履歴
| 遠いふるさと | トオイフルサト | 指示 | 速度 | 調性 | 拍子 | 備考 | |
| 1 | 遠いふるさと | トオイフルサト | Andantino | 4分音符=76ca. | ハ短調 | 4/4 | Bariton Solo |
| 2 | ある時 | アルトキ | Andantino | 4分音符=80ca. | ホ短調 | 4/4 | |
| 3 | 時計 | トケイ | Moderato | 4分音符=88ca. | ト長調 | 4/4 | |
| 4 | 針 | ハリ | Moderato | 4分音符=96ca. | ハ長調 | 3/4 | |
| 5 | 風景 | フウケイ | Moderato | 4分音符=88ca. | ヘ長調 | 3/4 |
崇徳高校グリークラブの委嘱によって1999年に作曲された男声合唱組曲です。
自然の着飾らない風物や、人間の純粋な心情などを、ありのまま表現した山村暮鳥の詩をテキストとしています。(パナムジカ新刊案内より)
自然の着飾らない風物や、人間の純粋な心情などを、ありのまま表現した山村暮鳥の詩をテキストとしています。(パナムジカ新刊案内より)
「遠いふるさと」「時計」……『土の精神』(素人社書屋、1929年)
「ある時」……『梢の巣にて』(叢文閣、1921年)
「針」……『風は草木にささやいた』(白日社、1918年)
「風景」……『聖三稜玻璃』(にんぎよ詩社、1915年)
「ある時」……『梢の巣にて』(叢文閣、1921年)
「針」……『風は草木にささやいた』(白日社、1918年)
「風景」……『聖三稜玻璃』(にんぎよ詩社、1915年)
遠いふるさとの
その初冬をおもひだして
自分は郊外にきてみた
父のふるさとがどちらにあるのか
そのゆくさきざきでうまれる子ども達は
その方角さへも知らないのだ
その子どもたちにも
そちらの雪の山々でもみせようと
郊外につれだつてきてみた
けれど もうとつぷりと
夕靄がたちこめてゐて
なんにもみえない
ひろびろとした麦畠にでて
自分達のみたのは
さびしい電線のはりがねと
曲りくねつた田舎道
そのうへをとほく
おもちやのやうな人力車が一つはしつてゆく
ただ、それだけ
そんなものをみにきたのではなかつた
だが、さうしたものでもみてゐると
はるかに
はるかに
その広い郊外のはてに
山々を越えたあちらに
いまもむかしのやうに、はやくも
雪で純白にうづもれてゐるであらう
自分のふるさとがあり
自分を手招いてゐるのであつた
その初冬をおもひだして
自分は郊外にきてみた
父のふるさとがどちらにあるのか
そのゆくさきざきでうまれる子ども達は
その方角さへも知らないのだ
その子どもたちにも
そちらの雪の山々でもみせようと
郊外につれだつてきてみた
けれど もうとつぷりと
夕靄がたちこめてゐて
なんにもみえない
ひろびろとした麦畠にでて
自分達のみたのは
さびしい電線のはりがねと
曲りくねつた田舎道
そのうへをとほく
おもちやのやうな人力車が一つはしつてゆく
ただ、それだけ
そんなものをみにきたのではなかつた
だが、さうしたものでもみてゐると
はるかに
はるかに
その広い郊外のはてに
山々を越えたあちらに
いまもむかしのやうに、はやくも
雪で純白にうづもれてゐるであらう
自分のふるさとがあり
自分を手招いてゐるのであつた
おまへはびんぼうだな
さうだ
おまへは金持になりたくないか
なりたくない
おまへはつまらない人間だな
さうだ
どうだ、王様にしてやらうか
まあお断りしよう
なんといつても
わたしの尻尾がつかめないので
悪魔はかへつてしまひました
さうだ
おまへは金持になりたくないか
なりたくない
おまへはつまらない人間だな
さうだ
どうだ、王様にしてやらうか
まあお断りしよう
なんといつても
わたしの尻尾がつかめないので
悪魔はかへつてしまひました
ちろちろと
ランプはうすぐらく
そしてはかないおもひにもえてゐる
ちろちろと
さびしいランプだ
なんといふしづかなばんだらう
ゆきにでもなつたかしら
なんといふしづつかさだらう
ちいツくたあツく
ちいツくたあツく
ねぢのゆるんだはしらどけいのセコンドをきいてゐると
とろとろとねむくなる
とろとろと
いまにもとろけさうなめではあるが
とけいのおもての
アラビヤすうじと
二ほんのはりとはまだみえる
だが、はりはいつうごくのだらう
ひつそりとただひとつところをさしてゐるにすぎない
ランプはうすぐらく
ちろちろと
そしてはかないおもひにもえてゐる
ちやうどわたしのやうだ
ちいツく たあツく
ちいツく たあツく
かうしてきそくただしく
ひとときのやすみもなく
ねんがねんぢう
それこそよるひるうごきどほしではいくらきかいだつて
どんなにかつかれるだらう
それよりも
どんなにあきあきするだらう
そういへばほんとにけだるいセコンドのおとだ
ああ、とけいだつてかはいさうだ
ちよつとてをのばして
とめて
ゆつくりやすませてやらうか
ランプはうすぐらく
そしてはかないおもひにもえてゐる
ちろちろと
さびしいランプだ
なんといふしづかなばんだらう
ゆきにでもなつたかしら
なんといふしづつかさだらう
ちいツくたあツく
ちいツくたあツく
ねぢのゆるんだはしらどけいのセコンドをきいてゐると
とろとろとねむくなる
とろとろと
いまにもとろけさうなめではあるが
とけいのおもての
アラビヤすうじと
二ほんのはりとはまだみえる
だが、はりはいつうごくのだらう
ひつそりとただひとつところをさしてゐるにすぎない
ランプはうすぐらく
ちろちろと
そしてはかないおもひにもえてゐる
ちやうどわたしのやうだ
ちいツく たあツく
ちいツく たあツく
かうしてきそくただしく
ひとときのやすみもなく
ねんがねんぢう
それこそよるひるうごきどほしではいくらきかいだつて
どんなにかつかれるだらう
それよりも
どんなにあきあきするだらう
そういへばほんとにけだるいセコンドのおとだ
ああ、とけいだつてかはいさうだ
ちよつとてをのばして
とめて
ゆつくりやすませてやらうか
子どもの寝てゐるかたはらで
その母はせつせと着物を縫つてゐる
一つの手が拍子をとつてゐるので
他の手はまるで尺取虫のやうにもくもくと
指さきの針をすすめてゆく
目は目でまばたきもしないで凝とそれを見てゐる
音すら一つかたともせず
夜はふけてゆく
なんといふしづかなことだ
子どもの寝息もすやすやと
針は自然にすすんで行く
むしろ針は一すぢの糸を引いて走つてゐるやうだ
その母はせつせと着物を縫つてゐる
一つの手が拍子をとつてゐるので
他の手はまるで尺取虫のやうにもくもくと
指さきの針をすすめてゆく
目は目でまばたきもしないで凝とそれを見てゐる
音すら一つかたともせず
夜はふけてゆく
なんといふしづかなことだ
子どもの寝息もすやすやと
針は自然にすすんで行く
むしろ針は一すぢの糸を引いて走つてゐるやうだ
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ひばりのおしやべり
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
やめるはひるのつき
いちめんのなのはな。
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
かすかなるむぎぶえ
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
ひばりのおしやべり
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
いちめんのなのはな
やめるはひるのつき
いちめんのなのはな。
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