作曲家・多田武彦〔通称・タダタケ〕のデータベース。

男声合唱組曲「北斗の海」(作詩:草野心平)

北斗の海ホクトノウミ指示速度調性拍子備考
1Bering-fantasyベーリング-ファンタジー中庸の速度で 激しく4分音符=約84ハ短調2/4
2マド遅く しみじみと4分音符=約69ニ長調4/4Tenor Solo
3風景フウケイ中庸の速度で 激しく4分音符=約88ホ短調3/4
4エリモ岬エリモミサキ遅く 情感こめて4分音符=約60ト短調4/4

作品データ

作品番号:T27:M24n
作曲年月日:1968年?月?日
早稲田大学グリークラブによる委嘱

初演データ

初演団体:早稲田大学グリークラブ
初演指揮者:土屋信吾
初演年月日:1968年12月7日(渋谷公会堂)、12月8日(東京厚生年金会館)
早稲田大学グリークラブ第16回定期演奏会

楽譜・音源データ

作品について

組曲のタイトルは草野心平が本作品のために考えたものである。なおこのタイトルを貰う際に草野邸を訪問した際、多田は草野による蛙の詩の朗読を聞いている。それが後年、組曲「」「蛙・第二」の誕生につながった。作品は早稲田大学グリークラブの委嘱によるためか極めてダイナミックな表現が求められるものとなっている。改訂版には3曲目の後に『海』が追加されている。
詩の出典
「Bering-fantasy」「窓」……『絶景』(八雲書林、1940年)
「風景」「エリモ岬」……『天』(新潮社、1951年)

歌詩

参考文献

なまずの孫 2ひきめ 「I あやしいコーラス隊 エリモツアー―『北斗の海』を歌うために―」

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