多田武彦〔タダタケ〕データベース - 尾崎喜八の詩から・第二

男声合唱組曲「尾崎喜八の詩から・第二」(作詩:尾崎喜八)

尾崎喜八の詩から・第二オザキキハチノシカラ・ダイニ指示速度調性拍子備考
1雪消の頃ユキゲノコロやや早く、清新の気に満ちて4分音符=約116ヘ長調4/4
2郷愁キョウシュウ中庸の速度で、しみじみと4分音符=約88ホ長調3/4Solo
3盛夏の午後セイカノゴゴややおそく、おおらかに2分音符=約76ホ短調2/2
4田舎のモーツァルトイナカノモーツァルト早く、軽快に4分音符=約126ヘ長調4/4
5夕暮の歌ユウグレノウタかなりおそく、重々しく4分音符=約58ホ長調3/4Solo
6野辺山ノ原ノベヤマノハラややはやく、おおらかに4分音符=約120ニ短調3/4

作品データ

作品番号:T57:M46n
作曲年月日:1986年7月27日
神奈川大学フロイデコールより常任指揮者坂田真理子先生の就任30周年を記念し委嘱

初演データ

初演団体:神奈川大学フロイデコール
初演指揮者:坂田真理子
初演年月日:1986年12月7日
(於東京都中央区立中央会館)

楽譜・音源データ


男声合唱組曲「尾崎喜八の詩から・第二」

作品について

『田舎のモーツァルト』に出てくる“ロンド”とは「トルコ行進曲」のことであるらしい。(下記リンク欄参照)
『夕暮の歌』では、原詩によるテクストを歌う独唱のバックコーラスとして、シューベルトの歌曲「Der Lindenbaum(菩提樹)」の合唱編曲を歌う。
詩の出典
「雪消の頃」……『旅と滞在』(朋文堂、1933年)
「郷愁」……『行人の歌』(三笠書房、1940年)
「盛夏の午後」……『花咲ける孤獨』(三笠書房、1955年)
「田舎のモーツァルト」……『田舎のモーツァルト』(創文社、1966年)
「夕暮の歌」……『曠野の火』(素人社、1927年)
「野辺山ノ原」……『高原詩抄』(青木書店、1942年)

歌詩

雪消の頃
郷愁
盛夏の午後
田舎のモーツァルト
夕暮の歌
野辺山ノ原

関連項目

リンク

解説
MIDI
ボーカロイド
pikabonT
動画