生体ユニットまとめ - 白鷺弓子(デジタル・デビル・ストーリー2巻:魔都の戦士)

登場作品基本データ

作品名:デジタル・デビル・ストーリー
作者名:西谷史
登場巻数:第2巻(魔都の戦士)

生体ユニットデータ

◇呼称:白鷺弓子
◇通称:弓子
◇年齢:
◇その他:女神イザナミの転生体

取込主データ

◇呼称:邪神セト
◇通称:セト
◇取込ませたキャラ:黒魔術師イスマ・フィード
◇その他:

シュチュエーション

生体ユニットとなった理由

弓子はイザナミ神の転生体であり、女神の形質と強大な理力を受け継ぎ、高濃度の生体マグネタイトを保有する稀有な体質であるゆえに、その身体を魔族から狙われる宿命を負う。

取込まれるまでの経過

弓子はまず家族を悪魔に皆殺しにされ、やむを得ない選択だったとは言え中島の母を殺害したことで彼から非難を浴びせられ、失意のどん底に叩き落とされるも、その傷心を癒す間もなく、彼女の体に隠された秘密を黒魔術師イスマ・フィードに暴かれ、彼により蘇我の森へと連れさらわれ、セト(スライム体)に取込まれる。その姿は、全裸で両手を拡げた状態でエジプト十字架に結わえられ、頭部のみが外に出ている状態であった。
セトは、弓子から生体マグネタイト(霊力・精気)を取り出すことでその実体化が完全になるため、また魔界とアッシャー界との融合を推し進めるために弓子をスライム体で凌辱し、恐怖と(前巻でロキから味あわされた悪魔による異形の)快楽と悲痛の感情が入り混じった汚れを知らぬ生体マグネタイトを吸い取ることになった。さらに、テレパシーで多くの人間達を操り、その身に取り込んで肉の塔を築く。

取込まれてからの経過

セトは蘇我の森に救出に来た中島たちをけん制するため、また弓子に更なる苦痛と悲嘆を与え、生体マグネタイトを吸い取るためか、ただでさえ小原の毒液で蝕まれていた弓子の両眼を片方ずつ潰した。その後宇宙空間での決戦で、イザナミの衣をまとった中島と悪魔の体内に取り込まれている弓子は完全実体化したセトの外と内から同時に攻撃を仕掛け、邪神を斃す。その直後中島によって、弓子は救出された。しかし、悪魔達に傷つけられ、光を奪われた彼女の両眼は現代医学による治療でも治らなかった…

備考・考察・その他

出版社

徳間書店・アニメージュ文庫

劇中描写

 セトに生体マグネタイトを吸い出されるため全裸に剥かれて十字架にかけられ、スライムに取り込まれた弓子。その眼から清らかな悲痛の涙が流される…

セトは、体内にとらえた弓子に更なる責め苦を与える(文章)



中島と共に内外から攻撃を仕掛け、セトを倒した弓子。しかし、残された最後の力を使い果たし、傷つき疲弊しきった彼女の身体は魔界の重力に捕われ、引きずりこまれようとしていた。

「五十億の人間より、ぼくは君一人を選ぶ!」中島は呪われた十字架を断ち切り、弓子を救出する。それが魔界の扉を開く事になるとと知りつつも…

中島と共に人界に帰還した弓子。しかし、その身には過酷な体験の爪痕が…