スマブラのエロパロ まとめwiki 2 - c2-91
どういうつもりだ。
この妾はこの耐え忍んできた年月を「忘れてしまった」で片付けるつもりか。
お前の為ならどんな屈辱にもどんな醜態にも耐えられたというのに、それをこの妾は…!

「用が無いならそれまでだ、失礼する」
抱き寄せようとした魔王の手を振り払い、去ろうとした生き物がした誤算はただ一つ。
幾度もハイラルの地を悪夢に陥れた存在に背を向けたことだけだった。
気配を悟る前に肩を捕まれ、生き物が眉をしかめて振り向く。
「…帰さんぞ?」
その目は何の表情も見せず、己だけを真っ直ぐに見下ろしていた。

「降ろせ!さもないと…」
「さもないと?廊下でこのまま犯されたくないのならその念波を止めていろ」
傍から見ていれば『お姫様抱っこ』に近い風景。
細い腕は聖三角が輝く掌に掴まれ、術を使用することも出来ず。
「貴様は何なんだ、何故私を…」
「お前は我が妾。我は突然姿をくらましたお前を取り戻す為、辛酸を舐めて永き時を待った」
魔王の部屋に着くとすぐに寝所に投げ付けられる。
「ぐっ…」
「部屋を失ったお前の為に広く設えた。あのどうしようもない創造主に頭を下げてな」
暗闇の中、鎧が外される音だけが苛立つように響く。
「今まで通りお前と共にこの世界で生きて行けると思った」
「……」
中に付けていた服も砂のように崩れ落ちてしまう。
重厚な鎧を纏うのに相応しい肉体が月明かりに照らされた。
「肝心のお前がこれでは…話にならん」
「止めろ、何処を触って…」
そのまま寝所に押し倒し、躊躇いなく下腹部に手を伸ばす。
「今更生娘のような演技は要らん」
軽く開かれただけの筋に、無遠慮な指が突っ込まれる。
人間の声のような念波とは異なる甲高い鳴き声が部屋中に響き渡った。

「相変わらずよく絡み付く…お前のここは我を覚えているというのに」
「…その指を、抜け…っ」
わざとじゅぽじゅぽと音を立てながら差し入れた指に蜜を絡ませてみせる。
「久々の再会にむせび泣いておるわ…なあ?」
肉襞を的確に擦ってやると逃げ出そうとしていた身体が操られるように震え始める。
「…やっ、んっ、んううっ、やめ、やめろお…っ」
「雌だけではないな…」
生き物の後頭部から伸びる管のような器官。
奇形化して密集した神経が束ねられている為舐められるなど外部の刺激に大変敏感である。
「−−−ッ!」
とっさに身体を反らせた為指をより深くに侵入させてしまう。
薄い胸も擦られ熱を帯びてきていた。
「やめっ、ガノンッ、やめへえ…」
朦朧とした意識のせいか、久々にその名前が生き物の思念に蘇る。
「ようやく思い出したか、ご褒美だ。」
中に入っていた指をおもいっきり天に向かって突き上げる。
声にならない声を上げ、たがが外れたように雌は潮を噴き上げた。

「ん、うっ…」
生き物は魔王の雄を舐め続ける。
「これで許してやるというんだ。我はなんて寛大なのだろうな?」
「ん…っ」
「早くせんと夜が明けるぞ。お前も蜜壷にこれを突っ込んで欲しいのならもう少し真面目にやれ」
「む、ぐ…」
念願の日々は訪れた。
涙を流しながら己をくわえ込む生き物の頭を撫でてやりながら、魔王は暗い笑みを浮かべていた。