全国大学生日本語ディベート大会実行委員会

　「代理出産（だいりしゅっさん）」とは、ある女性が別の女性に子どもを引き渡す目的で妊娠・出産することであり、その妊娠・出産を行う女性を「代理母（だいりはは）」という。一般的には不妊をめぐる生殖補助医療としてのものであり、体外受精させた受精卵を代理母の子宮に入れ、妊娠・出産させるものである。「代理母出産」と言う場合もある。代理母には、卵子の提供者が誰かによって２種類あり、その組み合わせは以下の通りである。　　

• Gestational Surrogacy：代理母とは遺伝的につながりのない受精卵で妊娠・出産する。ホストマザー。

1. 夫婦の受精卵を代理母の子宮に入れ、出産する。
2. 第三者提供の卵子と夫の精子を体外受精し、その受精卵を代理母の子宮に入れ、出産する。
3. 第三者提供の精子と妻の卵子を体外受精し、その受精卵を代理母の子宮に入れ、出産する。
4. ともに第三者提供の精子と卵子を体外受精し、その受精卵を代理母の子宮に入れ、出産す

• Traditional Surrogacy：代理母が自身の卵子で人工授精を行い出産する。サロゲートマザー。

　日本では厚生労働省の審議会も、日本産科婦人科学会も代理母出産を認めないと結論付けたが、法制化はされておらず、一部の医師による国内での代理出産例も報告されている。また不妊夫婦が海外で代理出産を依頼するケースも相当数あり、潜在的な需要の大きさを物語っている。
　台湾では2007年に「人工生殖法」が制定されたが、その中には代理出産は含まれていない。代理出産の法制化は衛生署で草案を作成中だが、専門家間で意見が分かれていることから、いつまとまるかは未定で、立法までの道すじはまったく見えていない。
　外国で代理出産を法で認めているのはアメリカ（ただし国レベルではなく１０州ほどが州法で認めている）とイギリスである。しかし、日本同様、ほかの国でも法整備のない状況の下、代理出産は一部の医師により行われているのが現状である。
　なお、今回の論題について、衛生署が作成中の草案は何ら拘束力を持つものではないので、各チームは自由にプランを作成することができる。

　　所謂[代理生產]是女性藉由其他女性懷孕,生產自己的孩子,而這種代替他人懷孕,生產的女性則稱之為[代理孕母] 。
此一生產輔助醫療行為是針對一般不孕症者,經體外受精之卵子植入代理孕母子宮內,代理受孕,生產。也有稱之為[代理孕母生產].｡代理孕母, 視卵子提供者而分為兩種, 內容如下:

• Gestational Surrogacy：代理孕母接受和自身無血緣關係的受精卵懷孕,生產.｡(Host Mother借腹生子)

1. 夫婦之受精卵植入代理孕母子宮內,生產。
2. 經第3者提供卵子與先生精子體外受精,再將受精卵植入代理孕母子宮內,生產。
3. 經第3者提供精子與太太卵子體外受精,再將受精卵植入代理孕母子宮內,生產。
4. 同為第3者之精子與卵子實施體外受精,再將受精卵植入代理孕母子宮內,生產。

• Traditional Surrogacy：代理孕母以本身卵子實施人工受孕,生產.｡(surrogate mother 代理孕母)

　　日本目前之情形是厚生勞動省審議會,以及日本婦產科學會等單位機構都做出不承認代理孕母之結論,但尚未法制化,所以有些醫師在國內從事代理孕母生產例子仍時有所聞.｡而不孕夫婦委託國外代理孕母的情形亦屢見不鮮.｡這些在在顯示代理生產潛在需求之大。
　　台灣於2007年制定[人工生殖法],然其中不包含代理生產之法條.｡目前代理生產法制化已經在衛生署做出草案,不過專家們意見分歧,何時能定案還是未定之天。
　　國外認定代理生產合法者是美國,(並非全國性,僅止於10個州)和英國.｡而日本和其他國家同樣處於沒有法源的狀況下,部分醫師執行該項醫療業務。
　　再者,本次辯題尚屬衛生署擬訂之草案不俱任何約束力,因此參賽團隊可以自由訂定各自計畫主張。