登場作品:鳥人戦隊ジェットマン
変身前:天堂 竜(演:田中弘太郎)
ジェットマンのリーダーであり、スカイフォース隊員スカイフォーサーの青年、26歳。1965年5月10日生まれ。第13話で26歳になり、それ以前の話では、まだ25歳である。 ジェットマンになるべくしてなった唯一の人物。作業ロボットの暴走事件をスカイフォーサーのパートナーにして恋人の藍リエと共に解決した功績からジェットマンに任命された。本来なら、リエと一緒にジェットマンになるはずだったが、バイラムの攻撃でリエを喪ってしまう。このため、彼にとって打倒バイラムは絶対のものになった。 エリート軍人として訓練を積んだゆえに戦闘力は高く、また戦闘現場でも卓越した判断力を示すなど、戦闘集団の行動隊長としては申し分のない人材。変身後も数多くの技を身につけており、特にブリンガーソードによる戦法は抜群の腕前である。走力は9.0秒 / 100m。戦士としての実力も第一級だが、自身の影武者アンドロイド(グレイのセンサーでも見破れなかった)を製作したり、テトラボーイの技術を応用して異次元との通信を可能にしたり、ファイヤーバズーカを自動操縦に改造したりするなど、技術者としても一流。 プロ意識が強く、公私を混同しないことを己の信条とし、リーダーとしての責任感と平和を守る使命感は強い。しかし、その信念を他のメンバーたちにも求めるため、己の意志に反して戦士となった仲間たちと衝突することも多かったが、次第に和解し協力しあう。ただ一つ、殺された恋人・リエの件についてだけは激しい憎しみの心が渦巻いており、普段は正義感の下に隠していたが、リエがバイラム幹部のマリアになっていたことを知ったときは心を閉ざし、現実から逃避してしまうという弱さの一面も覗かせた。 正反対の性格である凱とは何度も衝突するが、三魔神との戦いを経て、無二の親友にして相棒になっていった。 香から好意を寄せられるが、戦士の生き方やリエへの想いから、香の想いを断るが、そのために凱と香の仲を発展させようと、お節介な行動をしてしまい、香も凱も傷つけてしまった(第22話)。 マリアとなったリエを救うためにも戦うようになるが、リエをラディゲに殺されたことで、今度こそリエとの永遠の別れが訪れてしまう。この後ジェットマンを脱退して復讐の鬼となり、ラディゲと戦うが、香の説得により復讐心を乗り越えジェットマンに復帰し、仲間たちと共にバイラムとの戦いに終止符を打った。 酒は飲まず、代わりに砂糖抜きのホットミルクを愛飲。実は地方出身で田舎には漬物屋を営む祖母がおり、本人も怪しい方言で会話する。深層心理に隠された性格は「怠け者」。学生時代にはラグビーをやっていた。 バイラムが壊滅した3年後、凱たちや幻影のリエに祝福されながら、香と結婚。1年後には男の子を授かり、凱と名付けた。
余談だが演じた田中氏はブラックコンドル・凱を演じた若松氏とはプライベートでも親交が深いそうだ。
また、ジェットマン出演者で唯一他の特撮作品への出演経験がない。ちなみに
アバレキラー/仲代壬琴を演じた田中幸太郎とは同姓同名である(漢字の1文字が違う事を除けば全く同じ)。
ダイスオーには公式HPでの投票で1位となって、特命5弾にて他のメンバーとともに参戦。