備考
登場作品:獣拳戦隊ゲキレンジャー
変身前:深見 ゴウ(演:三浦 力)
キャッチフレーズ:紫激気(刺激)、俺流、わが意を尽くす “アイアン・ウィル”
物語中盤より登場。亡くなったと思われていたレツの兄。かつて臨獣拳に走ろうとした兄弟弟子の理央を止めるために半擬人化した動物の姿となる禁断の技「獣獣全身変」を使い、そのまま消息を絶っていた。10数年の失踪中の記憶はなく、技の代償として歳も取っていない。狼男の姿でゲキレンジャーの前に現れ襲い掛かるが、「獣獣全身変」が不完全だったため正気を取り戻し本来の姿に戻る。
一見協調性がないように見えて、その実優しい性格の持ち主。口癖は「参ったぜ」や「なんてこった」。失踪する前には戦いに巻き込みたくないがゆえに、レツに激獣拳を学ぶことを禁じる約束をしており、レツが激獣拳を学んでいることを知り辞めさせようとするも、レツの成長と戦闘センスを見て激獣拳の拳士として認めるようになる。理央とは強い友情で結ばれており、道を踏み外した時には彼を止めるようにという約束も交わしていた。しかし一方では理央にライバルとして見て欲しかったというコンプレックスも抱いている。
修行の段階で激気ではなく、臨気に近い「紫激気(しげき)」を身につけたため、激気に合わせて作られたゲキチェンジャーでは紫激気と合わず変身できなかったが、美希が紫激気用に開発していたゴングチェンジャーによりゲキバイオレットとなる。ムエタイのような構えをとる独自の拳法を使い、当初はその拳法を「獣拳深見流・ウルフ拳」と称するが、ゲキバイオレットとなってからは「激獣ウルフ拳」と改める。ロンとの戦いの後は、バエとともに旅に出た。
スーパー戦隊シリーズ唯一の紫の戦士(2011年現在)。
余談だが、演者の三浦氏は『宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』にて新シャリバン、日向快を演じることとなった。