日々適当にIT技術とか関係無いこととかをつらつらと。

先日、拙ブログの記事に対してトラックバックを頂いた。トラックバック元には、内容が有って無いような記事。そして、トラックバックは53件。コメントは20件。

一見、凄いブログのようだ。しかし、コメントの内容を見てみると、どうだろうか。ほぼ例外なく、「トラックバックありがとうございます。」とある。
類推するに、他の53件のトラックバックは、所謂「トラバ返し」であり、この人自身、ほかに山のようにトラックバックを送信しているのだろう。

方法は簡単だ。
  1. まず、読者が取っつきそうな記事を探して、それに関する適当な記事を書いてやる。
  2. 次に、適当なブログ専用検索エンジンに行って、関連のブログ記事を探す。更に、CNetにでも行って、関連のブログ記事を探す。
  3. 見付かったブログのトラックバック先のURLを片っ端から収集して、纏めてトラックバックエリアに突っ込み、送信する。以上で、作業は完了だ。
  4. 果報は寝て待て、そのうち大量のトラックバックとともにコメントが返ってくることだろう。

そうやって、よく分からないがページランクは上がっていき、なぜか有名なブログということになっていく。記事に全く無関係というわけでもないから、なまじ相手も削除しづらい。

私は、こういったトラックバックのありかたには異を唱えたい。なぜなら、売名行為以外ではあり得ないからだ。トラックバックを送って得をするのは、送信先ではなく、送信元だ。お礼を言うのは、むしろトラックバックをした側なのだ。なれ合いなら、仲間内だけでいい。

コメント

トラバされてお礼
「トラックバックありがとうございます」ってのが、ホントに理解不能です。何故、ありがたがるのか。リンクポピュラリティで得をするのはトラックバックした方じゃないの?って思っちゃう。あ、あれか、トラックバックされたけど、自サイトへのリンクが無いから、コメントすることでリンクしようって事なのかなー。- by e-luck date 2005年04月25日
コメントされてお礼
ぬぉっ、肝心なところを書き忘れてました。
ありがとうございます。- by ばあど date 2005年04月26日
アンチミーハー的見地
はじめまして。通りすがりの者ですが、一言。
ボクもこの「トラバ返し」に関しては、言葉にできない不快感を持っているのですが、その不快感を論理的に説明できずにいます。
同様な感情を某局の「ブログタイプ」なるものにも感じていることが最近判明しました。
Blog(やトラックバック)が一般的になりすぎ、広告ツール(多くはスパム)として本来の意味合いを失ってしまいつつあることに対する危機感なのでしょうか。。。- by 酔兎 date 2005年05月13日
blogって…
突然本題で失礼します。

気になった記事にコメントを書き込んでも、URLを忘れてしまえば後からそこにたどり着くことができない。
参考にしたブログにトラックバックを送っても、それだけでは記事を読んだ人にはわからないし、自分もトラックバックを送ったことを忘れていたりする…。

結局コメントに関しては、私が書いたコメントへの返事を、私のサイトに書いてくれる人のみ交流ができる。
トラックバックに関しては、自分の記事に参考ブログへのリンクをはり、別にトラックバックを送るという2度手間。

簡単なようで面倒くさい…もしかして私の使い方が悪いのか?と調べていたら、こちらにたどり着きました。
ちょっと納得。
ありがとうございました。- by リン date 2005年09月07日
ご意見ありがとうございます
なるほど。
トラックバックの性質が理解できていない人もいる、ということなのですね。
かくいう私も、ブログを触り出す前は、
ブログ用語はサッパリ分かりませんでした(笑

現在休眠中で申し訳ありません<(_ _)>- by ばあど date 2005年09月08日
トラックバックのマナー
ウェブページのリンクにもマナーがあるのと似たように、トラックバックにも暗黙のマナーがあります。
ただ、リンクマナー同様、マナーをマナーと思わない自分勝手な人たちがいることは事実です。
「トラックバックのマナー」で検索するといいですよ。
http://kotonoha.main.jp/2003/12/09trackback.html

URLにアドレスのこしてみます。コメントのこの部分も、相手のサイトから自分のサイトへのリンクを貼らせる手段です。
(返信も何も不要です。)by itochan date 2005年09月23日
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