銅金裕司の作品、活動、プロジェクト、考えていることについて(Garden of Cyrus、サイラスの庭、アート、芸術、庭、ガーデン、植物、花、虫、鳥、緑、グリーン、バイオ、バイオアート、bio art、バイオロジー、環境、環境問題、二酸化炭素、co2、オフセット、生態、生態系、エコ、エコロジー、環境芸術、ecology,植物の音楽、植物の声、植物の音、花の声、花の音楽、花の音、音楽、声、リズム、plant、music、voice、植物生体電位,植物とのコミュニケーション,世界、世界の声、ルグィン、世界劇場、存在の大いなる連鎖、イエーツ、ワールブルグ、マニエリスム、魔術、伊藤若冲、石峰寺、動植綵絵、海洋学、海洋、機械、ネットワーク、コンピューター、植物、花、トロン、マック、マッキントッシュ、SE、SE30、脳波、ロボット、ロボットとは何か、電位、FFT、スペクトル、midi、プラントロン、plantron、心、感情、精神、知恵、マインド、認知心理、アフォーダンス、カオス、複雑系、非線形、振動、振動子、内部観測、オートポイエーシス、植物の心、植物の精神、植物の知恵、記憶、徴候、庭、ガーデン、シアター、園芸、園芸文化、花文化、花、箱庭、ラン、orchid、ランの進化、ランの戦略、リゾーム、プルースト、バタイユ、文学、マラルメ、リラダン、ポー、ボルヘス、ナボコフ、アーダ、ユリイカ、メルヴィル、稲垣足穂、中井英夫、椿実、澁澤龍彦、yuji dogane(銅金裕司/メディアアーティスト))

アートと科学

芸術とは「創造する力」そのものであると考えます。この「創造する力」を模索するのに、自然に隠された可能性を引き出すことを主眼にして、科学的探究に留まらず、分野を越えた創造的な試みを渉猟して、どう芸術的価値が生み出せるかを、自らが美術館や科学博物館などで様々な作品を制作・展示して、研究、実践しています。

創造と創発性の探求

東京藝術大学で講義とゼミを担当していますが、テーマは一貫して「創造とは何か」です。ここでの創造とは自然に対する人の叡智であり、その人為や環境変化に応答する自然や生命の創発も意味します。海洋学〜園芸学・植物生理学という理科系から文科系とされる美術・音楽のアートの世界にも進出しています。つまり、美術館などで美術・音楽作品として創発的問題を展示物として成立させ、その美的・芸術的価値をどのようにして獲得するかに取り組んでいます。

プラントロンとアート作品の制作

今から約10年前に植物の生態電位を測定するインターフェイス「プラントロン」を開発しました。プラントロンは植物の体表上に見られるμVレベルの電位変化を測定する脳波計に準ずる装置で、研究の結果、その動態が様々な光合成タイプを反映することを解明し、生態電位の活用が園芸栽培や地震・災害予知などにも資する可能性を示しました。現在では大学などの研究者がこの植物の生態電位研究の大いなる可能性に取り組み始めています。さらにプラントロンから発生するデータを音信号やサンプリングした声に置き換えると「植物の声」と喩えられるような現象が見られ、それが好評を博しています。これを現代美術・音楽として表現するところからアートへ参画しています。

コンセプチュアルアートとしてのプラントロン

プラントロンは環境世界をオートポイエーシス的に顕在化させ、人々に創発的体験を可能にします。実際には「植物の声」が参加者自身の生態電位や場の電気環境からも影響を受けてどんどん変化してゆきます。このようにプラントロンでは連鎖・創発する一期一会的なオートポイエーシス的な環境世界を音と音楽によって実感できます。環境と人との関係性はアフォーダンスや内部観測などでも理論的究明が始まっていますが、結局、新しい価値や感性を各場面で模索し、実践する必要があるようです。プラントロンによる生命と環境のシステムは、自律性を備え、自己組織化します。つまり、展示空間に一歩踏み込むことで、人や植物という生命システムがどのようにして各々が画定し、新しい関係や環境を創出するのか、という創発問題が生まれます。システムの在り方をシステム自身との関係で明らかにしてゆくのがオートポイエーシスならば、プラントロンでも参加者が展示空間の内部に入り込み、環境世界での個別性が表象されつつも、その延長上の生命の繋がりという位相空間を音や音楽で示します。展示作品とはいえ、このような創発的空間は、生命のコミュニケーションあるいは生命の場の生成として研究対象となりえるでしょう。プラントロンでは人の参加性をもってその延長上に生命の場や環境世界を生成し、人の自然への新しい感性や判断も生みだし模索することが可能でしょう。

作品制作と展覧会展示

以上のようなコンセプトで多数の展覧会で作品展示しています。現代音楽に属しつつも美術館などでの美術作品として展開しつつ、最近では、ロボットという概念を新たな植物的感性と世界観をから再考する作品も制作しています。植物ロボットつまり、温室のように主体である植物に対して外部に構成される機械装置と、アトムやアイボのように主体の内部に機械装置を構成するものを区別し、概念化し、「人とロボットそして植物との関係」を考察しつつ、新たな作品のための構想を進めています。

ガーデンシアター、受胎振動、植物カメラなど

「ガーデンシアター」は1999年以来取り組んでおり、箱庭と園芸作業をドッキングさせ、誰しもが創造的作品の制作が可能ということを証明する学校、美術館などで継続している一般参加の展示・ワークショップです。すでに老若男女の作品数が500を越え、ぜひともこのビデオ、テキストなどのデータをもとに研究して人の「創造の秘密」に迫りたいと考えます。
さらに、「受胎振動」は前述した海洋学から想を得たもので、淡塩水混合過程の結合振動子を視覚化して初めて知覚可能になった擬似生命体の発生を想起させる神秘的な創発的映像作品です。
また、最新作「植物カメラ」はカメラの元になったカメラ・オブスクラを再考し、植物的創発精神ともいうべき感性で再構成したキルヒャーのいうマジック・ランタンのようなインスタレーションです。このように今後とも植物や自然の創発的可能性をもとにした作品制作、研究活動を進めようと思っています。















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