シスコ南蛮とか渡来南蛮という正式な名称があるわけではありません。
DOLでは、日本を始めとした台湾、華南、朝鮮などの東アジアとの貿易を「南蛮貿易」と呼んでいます。
これは運営も公式な場面でそう呼んでいますのでDOLでは正式な呼称となっています。
そもそも「南蛮」とは日本から見た欧米のことですから、私達欧州人から言うのは変ですし、提灯が南蛮品というのも・・・
まあ、そんなことを言い始めると、なんで琉球が登場しないの?という話にまでなってしまいますが。
それはさておき、DOLでいう南蛮貿易は買い付けてくるのではなく、需要に応じた物々交換という方式です。
なかなか難易度も高いですし、様々な要素が絡んで面白いコンテンツです。(儲かりますし)
4か国で様々な南蛮品(この呼称、違和感ありますねぇ)が扱われていて、その中に都市ごとに名産品が1つずつあります。
南蛮名産品一覧 | 国 | 都市 | 品目 | 属性 | 必要貢献度 | 高値売却地域 | 備 考 |
| 日本 | 長崎 | イグサ | 繊維 | 34,000 | カリブ | 28,000程度 |
〇 | 堺 | 狭織 | 工芸品 | 45,000 | フランドル、イベリア | 43,000程度 |
〇 | 江戸 | 提灯 | 雑貨 | 43,000 | ブリテン島、イベリア・南仏、トルコ | 43,000程度 |
| 台湾 | 淡水 | 金針花 | 嗜好品 | 26,000 | アラブ、中南米西岸 | やや高い程度 |
| 安平 | リンジャオ | 食料品 | 46,000 | 西アフリカ | やや高い程度 |
| 朝鮮 | 浦項 | 覆盆子 | 嗜好品 | 37,000 | 東アフリカ、ペルシャ | 28,000程度 |
| 漢陽 | 楊州栗 | 食料品 | 32,000 | 北アフリカ、東アフリカ | 28,000程度 |
| 釜山 | 百年草 | 医薬品 | 43,000 | アラブ、ペルシャ、中南米西岸 | 28,000程度 |
| 華南 | 澳門 | 羅漢果 | 調味料 | 31,000 | インド | やや高い程度 |
〇 | 泉州 | 湖筆 | 工芸品 | 40,000 | イベリア、トルコ | 43,000程度 |
〇 | 杭州 | 呉須手 | 工芸品 | 33,000 | ブリテン島 | 43,000程度 |
〇 | 雲台山 | 古墨 | 雑貨 | 37,000 | 北欧、バルカン、近東 | 43,000程度 |
〇 | 重慶 | 綿竹年画 | 美術品 | 44,000 | フランドル、イタリア・南仏 | 43,000程度 |
◎シスコ南蛮(渡来南蛮)とは?
北米の横断鉄道に関わるイベントとして、サンフランシスコで上記の1品目が売られる事があります。
だいたい月に1度くらいですが、1日だけ上記の1品がランダムに選択されて売り出されます。
この時は物々交換ではなく、1500D程度の価格で買い付けすることができます。
サンフランシスコで売られますので、当然、前提としてサンフランシスコの入港許可が必要です。
鉄道でボストンまで運び、そこから欧州へ船輸送するのですが、何往復もしてうまく売れば大きな利益が得られます。
A鯖とE鯖では別々に行われますので、日程が一致しなければ月に2回程度チャンスが訪れることになります。
◎シスコ南蛮の注意事項
・当然、ボストン前にはPKが集まって待ち伏せているので、検索などで海域にいないのを確認して出港する必要があります。
しかし、朝から晩までインをしていられるならともかく、ゲームの時間が限られる社会人となるとそうはいきません。
やはり、海賊回避の課金オプションはリアル時間を購入するという意味で便利です。
ただ、ゲーム内には一定時間の戦闘を全て回避できるアイテムもありますので、それを入手して使用するのも手です。
・また、上の表のように欧州に持ち帰っても高く売れない品目(いわゆるハズレ)の時もあります。
もちろん、東アジアに持っていって物々交換のタネに使う手もありますが、多くの人はハズレを確認すると見送りとなります。
・逆に「アタリ」の品目の場合は、多くの人が参加しますので、しっかりと対応されていないと大暴落となります。
−大暴落となっても利益はでますので、待ち時間なしでどんどん往復して量で稼ぐ。
−対象の街の相場をAとE両方を調べて高いところを探す。
−共有倉庫などにいったん保管しておいて相場の回復した後日に売却する。
−相場を操作して暴落を解消する。(別の人にあっさり崩される可能性も)
などの対応となります。
◎南蛮品購入について
上の表を見ると、「アタリ」の品目の属性は、工芸品、雑貨、美術品の3つに絞られています。
仕入発注書(いわゆるカテ)の消費枚数を抑える意味でも、この3つの取引スキルは普段より上げておくといいでしょう。
また、単品の仕入発注書を道具屋で定額で買うことができる場合があるので、この3つの属性は買っておくといいかもしれません。
スキルが低くても、艦隊を組めば、その艦隊の中で最もスキルランクが高い人の値が全員に適用されるので(艦隊支援)、そういう人と一緒にやると良いでしょう。
フレンド、知り合い、商会仲間などがありますが、DOLでは不特定の人を対象に支援を申し出る人達も古くから存在します。
そういう人達にお願いして、購入する時だけ艦隊に入れてもらい、購入が終わったら御礼を言って離脱すると良いでしょう。
あるいは、sayで「支援お願いできませんか?」と言えば、誰かが支援を申して出てくれるかもしれません。
もちろん、海軍省では、まずは商会のチャットでスキルやタイミングの合う人を探してください。
◎裏ワザの天馬南蛮
一気にワープ的な移動をしたり、運河などの近道をする時には、交易品は持てないのが普通です。
しかし、どういうわけか「天馬の羽」は交易品を持ったままでもワープ移動ができる仕様になっています。
「天馬の羽」とは、それを海上で使用すると「最後に出港した港に戻る」というアイテムです。
ですからロンドンを出港してボストンに入りサンフランシスコで買い付けてボストンの前の海で使用すると、最後に出港した港はボストンですから、ボストンに戻ってしまいます。
これで一気にロンドンに飛ぶためには2つの方法があります。
1つは、自分はボストンに入港せずに直前で停泊して、誰か別の人(か、別アカのキャラ)に買い付けてもらって受け取る方法。
もう1つは、鉄道などで北米東岸などの上陸地点に行き(事前の投資が必要)、そこから海に出て天馬の羽を使用する方法です。
上陸地点は補給ができないので「港」とはみなされず、最後に出港した港とはならないからです。
投資をしていなくても、稀に、そのタイミングで別の鯖で大感謝祭が発生していると全員が上陸地点に鉄道で行くことができる場合もあります。
ただ、「天馬の羽」自体、簡単に手に入るアイテムではないので、普段から貯めておかないといけません。