レックスとタバサ
むかしむかし、あるところにグランバニアと言う国がありました。
その国の王子と王女は双子でレックスとタバサといいました。
彼らはあるとき、お父さんとお母さんに内緒で妖精の森へ遊びに行ったのです。
そして、
「お兄ちゃん、ここ、どこ?」
「ごめん……。」
見事に迷ってしまいました。
「リレミトも使えないし……。」
2人が森の中をさらに進んでいくと、何か良い匂いがしました。
レックスは匂いにつられてそちらのほうへとふらふらと歩いていきます。
「お兄ちゃん、だめだよお。」
タバサはレックスを追って行きました。
「わあ……。」
レックスは思わず歓声をあげました。
そこにはお菓子の家があったのです。
屋根はチョコレート、窓枠と壁はビスケット、窓は水あめです。
「いただきまーす!」
走り出そうとしたレックスをタバサはひきとめました。
「駄目よ、お兄ちゃん。この家に人が住んでいるかもしれないでしょ。
中の人がいたら道を聞いてみましょう。」
「う、うん……。」
「ごめんくださーい!」
ビスケットのドアを開けると、レックスとタバサは同時に声を出しました。
が、返事はありません。
「誰もいないみたいだね。」
「帰ってくるまでここに居させてもらわない?」
タバサの提案にレックスは同意しました。
夜になってもだれも帰ってきません。
「それじゃ、私がご飯作ってあげる。」
タバサは1人で台所に行きました。
「ごめん、お兄ちゃん。実はリレミト使えないって言ったの嘘。」
タバサは独り言を言いました。
「ベッドは1つだけ……。」
お兄ちゃんに私をおいしく食べてほしいな……。
そう思って1人で顔を赤らめました。
タバサはちょっとだけ悪い魔女だったのです。
もうすでに人が帰ってくるかもしれないなどと言うことは忘れています。
レックスの前にうな重が出されました。
「デザートもあるからね。」
デザートは卵をたっぷりと使ったアイスクリームでした。
「お休み、タバサ。」
「うん、お休み。」
タバサはドキドキして止まりませんでしたが、レックスはいつもどおり眠りにつきました。
そして何日かが経ちましたが住人は帰ってきません。
そしてその夜、
「た、タバサ……。」
「お兄ちゃん?」
「ボク、何か変なんだ……。」
タバサは心の中で喜びながら、心配した顔で聞きます。
「大丈夫?どうしたの。」
「なんだか体が熱くって……。」
「それは大変!服を脱いで見せて!」
レックスはタバサに言われたとおり服を脱ぎました。
タバサが自分の病気を知っていて治してくれる、そう思ったためです。
そしてタバサは震える手でレックスの下着に手をかけました。
「え、タバサ……、ここも?」
「う、うん、そこに原因があるって聞いたから……。」
仕方なくレックスが下着を下ろします。
すると下着のしめつけから解放されたレックスのそれが飛び出しました。
「お兄ちゃん、やっぱり……。」
「ど、どうしたの?あっ……。」
タバサはレックスのそれを両手で包みこみ、さすり始めました。
さらに口を近づけ、それの先端を舌でやさしくなめ始めました。
「た、タバサぁ……、汚いよ……。あっ……。」
注意をしてはいるもののレックスが本能的にタバサの愛撫を求めているのが口調でわかりました。
「でもお兄ちゃんの病気が……。」
タバサがレックスに嘘をついていることで罪悪感を感じている表情が、レックスには本当にタバサが自分を心配してくれているように見えました。
「あっ、なにか……きちゃう!あっ……」
レックスの体が一瞬弓なりになり、跳ねました。
「ごめん、タバサ。おしっこ……顔にかけちゃった……。」
「これはおしっこじゃないわ。悪い膿よ。お兄ちゃん、このままだと死んじゃうかも……。」
「え、本当?」
「大丈夫、たまった膿を全部出しちゃえば大丈夫だから……。」
そう言うとタバサは服を脱ぎだしました。
「た……タバサ?」
レックスは自分の心臓の鼓動が大きく、速くなっていくのを自覚していました。
タバサが自分の下着に手をかけた時、さらに大きく、速くなり、
「お兄ちゃん……恥ずかしいから……。」
そう言って自分の体を手で隠しているのを見たとき、レックスの心臓の鼓動は痛いほどになっていました。
「膿を出すにはここが一番いいって言われているの……。」
タバサの顔は真っ赤です。
一番大好きな人に自分の一番大切な場所を見せているのですから。
「でも、はじめて治療するとき、痛いらしいから……。お兄ちゃん、思いきり私を抱きしめていて。」
レックスもこれ以上ないほどに顔を赤くしながら話を聞いています。
タバサは再び秘所と胸の先端を手で隠すとベッドに身を横たえました。
「お兄ちゃん……。」
レックスはタバサの横に身を横たえると、タバサの体を思いきり抱きしめます。
「えへへ、ありがとう。」
「ううん、ボクのほうが……。」
そのあとは言葉になりませんでした。
そしてレックスは自身でタバサを貫きました。
「うう……お兄……ちゃん……。」
「タバサ、痛いの?」
タバサは思いきりレックスを抱きしめ、それでレックスはタバサがどれほど痛がっているかが分かるように思えました。
「痛いならこのままでいるから……。」
「いいの……動いて……。」
レックスは動き始めました。
「んっ……。」
タバサの声が苦痛だけのものではないことをなんとなく感じ取り、そしてその声に対し
「タバサ……かわいいよ……。」
もっと何かを感じたのですがとりあえず一番近いと思う「かわいい」という言葉を使います。
「変な感じ……。」
「いや?」
「ううん、そんなことないよ。気持ちいいんだけど……、よくわからない。」
だんだんその感覚にレックスの理性は崩壊していきます。
「あっ、タバサ、そんなに動いたら……。」
「お、兄ちゃんも……、そんなに……んっ、お兄ちゃ、ん……。」
「タバサぁ……。」
2人の体は同時に弓なりになって痙攣し、タバサはレックスが自分の中で脈打っているのがわかりました。
そのまま眠りについた2人は物音に目を覚まします。
この家の住人が帰ってきたのです。
「お兄ちゃん、早く服を着て!あっ、その服、私の!」
「タバサこそ、そのパンツ、ボクのだよ!」
その後、妖精のおかげで2人は無事、森の中から出ることができました。
2人は自分の家に帰るとお父さんとお母さん、そしてサンチョにたっぷりとお説教された後、幸せに暮らしたということです。
「あっ……、ここじゃ駄目だよ、タバサ……。」
「お兄ちゃん、体はいいみたいだよ?」
タバサはレックスのそれに服の上から手を這わせました。
タバサはそのあと正直にレックスに自分がしたこと、そして自分の思いを伝えました。
そしてレックスもまた自分のタバサへの感情の正体に気付いたのでした。
「いいんだね?」
レックスはタバサの胸元に手を差し入れ、胸の先端をつまむと聞き
「ひゃっ……意地悪ぅ……。」
タバサはそう答えました。
こうして勇者はちょっとだけ悪い魔女と末永く幸せに暮らしたそうです。
めでたしめでたし。
その国の王子と王女は双子でレックスとタバサといいました。
彼らはあるとき、お父さんとお母さんに内緒で妖精の森へ遊びに行ったのです。
そして、
「お兄ちゃん、ここ、どこ?」
「ごめん……。」
見事に迷ってしまいました。
「リレミトも使えないし……。」
2人が森の中をさらに進んでいくと、何か良い匂いがしました。
レックスは匂いにつられてそちらのほうへとふらふらと歩いていきます。
「お兄ちゃん、だめだよお。」
タバサはレックスを追って行きました。
「わあ……。」
レックスは思わず歓声をあげました。
そこにはお菓子の家があったのです。
屋根はチョコレート、窓枠と壁はビスケット、窓は水あめです。
「いただきまーす!」
走り出そうとしたレックスをタバサはひきとめました。
「駄目よ、お兄ちゃん。この家に人が住んでいるかもしれないでしょ。
中の人がいたら道を聞いてみましょう。」
「う、うん……。」
「ごめんくださーい!」
ビスケットのドアを開けると、レックスとタバサは同時に声を出しました。
が、返事はありません。
「誰もいないみたいだね。」
「帰ってくるまでここに居させてもらわない?」
タバサの提案にレックスは同意しました。
夜になってもだれも帰ってきません。
「それじゃ、私がご飯作ってあげる。」
タバサは1人で台所に行きました。
「ごめん、お兄ちゃん。実はリレミト使えないって言ったの嘘。」
タバサは独り言を言いました。
「ベッドは1つだけ……。」
お兄ちゃんに私をおいしく食べてほしいな……。
そう思って1人で顔を赤らめました。
タバサはちょっとだけ悪い魔女だったのです。
もうすでに人が帰ってくるかもしれないなどと言うことは忘れています。
レックスの前にうな重が出されました。
「デザートもあるからね。」
デザートは卵をたっぷりと使ったアイスクリームでした。
「お休み、タバサ。」
「うん、お休み。」
タバサはドキドキして止まりませんでしたが、レックスはいつもどおり眠りにつきました。
そして何日かが経ちましたが住人は帰ってきません。
そしてその夜、
「た、タバサ……。」
「お兄ちゃん?」
「ボク、何か変なんだ……。」
タバサは心の中で喜びながら、心配した顔で聞きます。
「大丈夫?どうしたの。」
「なんだか体が熱くって……。」
「それは大変!服を脱いで見せて!」
レックスはタバサに言われたとおり服を脱ぎました。
タバサが自分の病気を知っていて治してくれる、そう思ったためです。
そしてタバサは震える手でレックスの下着に手をかけました。
「え、タバサ……、ここも?」
「う、うん、そこに原因があるって聞いたから……。」
仕方なくレックスが下着を下ろします。
すると下着のしめつけから解放されたレックスのそれが飛び出しました。
「お兄ちゃん、やっぱり……。」
「ど、どうしたの?あっ……。」
タバサはレックスのそれを両手で包みこみ、さすり始めました。
さらに口を近づけ、それの先端を舌でやさしくなめ始めました。
「た、タバサぁ……、汚いよ……。あっ……。」
注意をしてはいるもののレックスが本能的にタバサの愛撫を求めているのが口調でわかりました。
「でもお兄ちゃんの病気が……。」
タバサがレックスに嘘をついていることで罪悪感を感じている表情が、レックスには本当にタバサが自分を心配してくれているように見えました。
「あっ、なにか……きちゃう!あっ……」
レックスの体が一瞬弓なりになり、跳ねました。
「ごめん、タバサ。おしっこ……顔にかけちゃった……。」
「これはおしっこじゃないわ。悪い膿よ。お兄ちゃん、このままだと死んじゃうかも……。」
「え、本当?」
「大丈夫、たまった膿を全部出しちゃえば大丈夫だから……。」
そう言うとタバサは服を脱ぎだしました。
「た……タバサ?」
レックスは自分の心臓の鼓動が大きく、速くなっていくのを自覚していました。
タバサが自分の下着に手をかけた時、さらに大きく、速くなり、
「お兄ちゃん……恥ずかしいから……。」
そう言って自分の体を手で隠しているのを見たとき、レックスの心臓の鼓動は痛いほどになっていました。
「膿を出すにはここが一番いいって言われているの……。」
タバサの顔は真っ赤です。
一番大好きな人に自分の一番大切な場所を見せているのですから。
「でも、はじめて治療するとき、痛いらしいから……。お兄ちゃん、思いきり私を抱きしめていて。」
レックスもこれ以上ないほどに顔を赤くしながら話を聞いています。
タバサは再び秘所と胸の先端を手で隠すとベッドに身を横たえました。
「お兄ちゃん……。」
レックスはタバサの横に身を横たえると、タバサの体を思いきり抱きしめます。
「えへへ、ありがとう。」
「ううん、ボクのほうが……。」
そのあとは言葉になりませんでした。
そしてレックスは自身でタバサを貫きました。
「うう……お兄……ちゃん……。」
「タバサ、痛いの?」
タバサは思いきりレックスを抱きしめ、それでレックスはタバサがどれほど痛がっているかが分かるように思えました。
「痛いならこのままでいるから……。」
「いいの……動いて……。」
レックスは動き始めました。
「んっ……。」
タバサの声が苦痛だけのものではないことをなんとなく感じ取り、そしてその声に対し
「タバサ……かわいいよ……。」
もっと何かを感じたのですがとりあえず一番近いと思う「かわいい」という言葉を使います。
「変な感じ……。」
「いや?」
「ううん、そんなことないよ。気持ちいいんだけど……、よくわからない。」
だんだんその感覚にレックスの理性は崩壊していきます。
「あっ、タバサ、そんなに動いたら……。」
「お、兄ちゃんも……、そんなに……んっ、お兄ちゃ、ん……。」
「タバサぁ……。」
2人の体は同時に弓なりになって痙攣し、タバサはレックスが自分の中で脈打っているのがわかりました。
そのまま眠りについた2人は物音に目を覚まします。
この家の住人が帰ってきたのです。
「お兄ちゃん、早く服を着て!あっ、その服、私の!」
「タバサこそ、そのパンツ、ボクのだよ!」
その後、妖精のおかげで2人は無事、森の中から出ることができました。
2人は自分の家に帰るとお父さんとお母さん、そしてサンチョにたっぷりとお説教された後、幸せに暮らしたということです。
「あっ……、ここじゃ駄目だよ、タバサ……。」
「お兄ちゃん、体はいいみたいだよ?」
タバサはレックスのそれに服の上から手を這わせました。
タバサはそのあと正直にレックスに自分がしたこと、そして自分の思いを伝えました。
そしてレックスもまた自分のタバサへの感情の正体に気付いたのでした。
「いいんだね?」
レックスはタバサの胸元に手を差し入れ、胸の先端をつまむと聞き
「ひゃっ……意地悪ぅ……。」
タバサはそう答えました。
こうして勇者はちょっとだけ悪い魔女と末永く幸せに暮らしたそうです。
めでたしめでたし。
2013年05月23日(木) 23:40:14 Modified by moulinglacia