究極の選択
風薫るお日さまのあたたかい日・・・
僕はルドマンさんの屋敷に呼ばれた。
いよいよ今日は運命の選択。
ビアンカか・・・フローラか・・・?
結局、最後までどっちか決められずに朝を迎えてしまった・・・
ビアンカ・・・
とびきり明るい美人で、幼なじみで気心も知っている・・・
フローラ・・・
おしとやかなお嬢さまで、実家は大金持ち。しかも、気立てもよく、優しいと評判。
う〜ん・・・
そうこう考えているうちに、僕は屋敷の玄関をくぐった。
早速広間に通されると、中央にルドマンさん。そして、その両脇にビアンカとフローラが控えている。
ルドマンさんが口を開いた。
「昨日はきちんと眠れたかね?うむ、その顔だとほとんど寝ていないようだな。無理もない。結婚とは、
一生に一度の一大イベントだ。」
話が進むにつれて、僕の額に汗がにじむ。
「本音を言えば、うちの娘を選んで欲しいが、ビアンカさんも魅力的な女性だ。どっちを選ぼうとも、わしは
決して恨みには思わん。そして、式もまかせなさい。」
ルドマンさんの瞳がぎらりと輝くと、僕はごくりと息を飲んだ。
「さあ、選びたまへ。」
僕の鼓動だけが、その場に響いているように感じる・・・。
緊張の一瞬。
どき、どき、どき・・・
「ムススコ(主人公の名前)・・・」
ぽつりとビアンカがつぶやいた。
僕はビアンカのほうを向く。
たわわに実る大きな胸、そしてその下には驚くほど細い腰・・・
メリハリの利いた抜群のスタイル。
そのビアンカの眼差しが、まっすぐに僕を見つめる。
そして、やや短めのスカートのすそを手に持って、チラッとめくった。
「おおぅっ!」
そこから見えた、母なるふるさとに、僕の男も思わず反応する・・・
顔を真っ赤にしながらちらりちらりと僕の顔を窺っている・・・
思わず彼女の名前を呼びそうになったとき、今度はフローラが僕の名前を呼ぶ。
「ムススコさん・・・」
続いてフローラのほうを見た。
ごくり。
ビアンカに負けずとも劣らない穏やかな、母性を強く感じさせる胸・・・
その下の腰も、やはり細い。
そのたたずまいは、年頃の女性らしい、匂いたつような雰囲気を醸し出している・・・。
ふと、僕は彼女の長いスカートを見た。
その中央部、ちょうど股間のあたりか・・・
その部分が、じわりと濡れているのに気づいた。
うっすらと湯気を放つその謎の液体・・・
僕の視線に気づいたらしく、彼女の顔もかあっと赤くなった・・・
「ムススコ・・・」
再び僕の名前が呼ばれた。ビアンカだ。
ビアンカはミニスカートなので、僕の目にはそのむちっとした太股がまぶしく映る・・・。
僕はその太股が濡れているのに気づいた。
そのしずくは彼女の股間から伝わってきているらしい。
ごくり。
年頃の男性には、たまらない光景。
顔を赤らめながら、上目づかいで僕の様子を窺うそのしぐさも、たまらなく可愛い・・・。
「ムススコさん・・・」
今度はフローラが僕の名を呼ぶ・・・。
顔を真っ赤にしてうつむく彼女の周りが、なぜか熱い。
うっすらと薫る女性の汗・・・
その水分が、フローラの白いドレスをやんわりと濡らす。
そして、その胸の先から、イチゴのように赤い二つのボタンが透けて見えた。
ごくり。
す、すごいものを見てしまった。
彼女は僕の視線が胸に集中しているのに気づいて、自分の胸を見た。
途端に彼女の顔がますます赤くなる・・・。
それにもかかわらず、なぜか隠そうとはしない・・・なぜだ?
「・・・・・・。」
僕は黙りこくってしまった・・・。
おそらく世界でも最高クラスの、素敵な女性二人。
そのどちらかを選べというのだ。
思わず頭を抱え込んでしまう・・・。
彼女たちのプライドを考えると、
「二人ともください。」
なんてのは、絶対のタブーだ。
(私だけを、ずっと愛して欲しい・・・)
その想いがひしひしと伝わってくるからこその、この悩み。
「どうした?早く選びたまえ。」
ルドマンさんが僕を促す。
ここでいいかげんな気持ちで選んでしまうと、きっとこの先、僕は一生後悔することになるだろう・・・。
僕は・・・どっちを選べばいいのだろう?
おしまい
僕はルドマンさんの屋敷に呼ばれた。
いよいよ今日は運命の選択。
ビアンカか・・・フローラか・・・?
結局、最後までどっちか決められずに朝を迎えてしまった・・・
ビアンカ・・・
とびきり明るい美人で、幼なじみで気心も知っている・・・
フローラ・・・
おしとやかなお嬢さまで、実家は大金持ち。しかも、気立てもよく、優しいと評判。
う〜ん・・・
そうこう考えているうちに、僕は屋敷の玄関をくぐった。
早速広間に通されると、中央にルドマンさん。そして、その両脇にビアンカとフローラが控えている。
ルドマンさんが口を開いた。
「昨日はきちんと眠れたかね?うむ、その顔だとほとんど寝ていないようだな。無理もない。結婚とは、
一生に一度の一大イベントだ。」
話が進むにつれて、僕の額に汗がにじむ。
「本音を言えば、うちの娘を選んで欲しいが、ビアンカさんも魅力的な女性だ。どっちを選ぼうとも、わしは
決して恨みには思わん。そして、式もまかせなさい。」
ルドマンさんの瞳がぎらりと輝くと、僕はごくりと息を飲んだ。
「さあ、選びたまへ。」
僕の鼓動だけが、その場に響いているように感じる・・・。
緊張の一瞬。
どき、どき、どき・・・
「ムススコ(主人公の名前)・・・」
ぽつりとビアンカがつぶやいた。
僕はビアンカのほうを向く。
たわわに実る大きな胸、そしてその下には驚くほど細い腰・・・
メリハリの利いた抜群のスタイル。
そのビアンカの眼差しが、まっすぐに僕を見つめる。
そして、やや短めのスカートのすそを手に持って、チラッとめくった。
「おおぅっ!」
そこから見えた、母なるふるさとに、僕の男も思わず反応する・・・
顔を真っ赤にしながらちらりちらりと僕の顔を窺っている・・・
思わず彼女の名前を呼びそうになったとき、今度はフローラが僕の名前を呼ぶ。
「ムススコさん・・・」
続いてフローラのほうを見た。
ごくり。
ビアンカに負けずとも劣らない穏やかな、母性を強く感じさせる胸・・・
その下の腰も、やはり細い。
そのたたずまいは、年頃の女性らしい、匂いたつような雰囲気を醸し出している・・・。
ふと、僕は彼女の長いスカートを見た。
その中央部、ちょうど股間のあたりか・・・
その部分が、じわりと濡れているのに気づいた。
うっすらと湯気を放つその謎の液体・・・
僕の視線に気づいたらしく、彼女の顔もかあっと赤くなった・・・
「ムススコ・・・」
再び僕の名前が呼ばれた。ビアンカだ。
ビアンカはミニスカートなので、僕の目にはそのむちっとした太股がまぶしく映る・・・。
僕はその太股が濡れているのに気づいた。
そのしずくは彼女の股間から伝わってきているらしい。
ごくり。
年頃の男性には、たまらない光景。
顔を赤らめながら、上目づかいで僕の様子を窺うそのしぐさも、たまらなく可愛い・・・。
「ムススコさん・・・」
今度はフローラが僕の名を呼ぶ・・・。
顔を真っ赤にしてうつむく彼女の周りが、なぜか熱い。
うっすらと薫る女性の汗・・・
その水分が、フローラの白いドレスをやんわりと濡らす。
そして、その胸の先から、イチゴのように赤い二つのボタンが透けて見えた。
ごくり。
す、すごいものを見てしまった。
彼女は僕の視線が胸に集中しているのに気づいて、自分の胸を見た。
途端に彼女の顔がますます赤くなる・・・。
それにもかかわらず、なぜか隠そうとはしない・・・なぜだ?
「・・・・・・。」
僕は黙りこくってしまった・・・。
おそらく世界でも最高クラスの、素敵な女性二人。
そのどちらかを選べというのだ。
思わず頭を抱え込んでしまう・・・。
彼女たちのプライドを考えると、
「二人ともください。」
なんてのは、絶対のタブーだ。
(私だけを、ずっと愛して欲しい・・・)
その想いがひしひしと伝わってくるからこその、この悩み。
「どうした?早く選びたまえ。」
ルドマンさんが僕を促す。
ここでいいかげんな気持ちで選んでしまうと、きっとこの先、僕は一生後悔することになるだろう・・・。
僕は・・・どっちを選べばいいのだろう?
おしまい
2008年12月27日(土) 05:49:13 Modified by test66test