タグ検索で【恋愛事情if】124件見つかりました。

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(82-965)田中家になる前の日常 おねだり上手な愛されボディ編

寝室の窓に打ちつけられる激しい雨音と、サッシがガタガタと揺れる音で夢の世界から現実へと強制的に引き戻された。 (もっと寝たいのに…) 天気、いや地球に大事な睡眠の邪魔をされて「もぉ…」と力なくつぶやくさゆみ。 こっちは雨が降ろうが槍が降ろうが、隣で眠るれいなの腕枕の心地良さをまだまだ手放すつもりはないんですけど。 大好きな人と一枚のタオルケットを分けあって、裸の肌と肌を擦り合わせながら眠る幸せな時間は何事にも変えがたい。 さゆみの白ピンク肌とれいなの真っ白肌をピッタリ密着させて、耳に届くれいなの規則正…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2882%2d965%29%c5%... - 2020年11月01日更新

(82-934)初々しい二人

ある名門と呼ばれるゴルフ場にて、超一流のゴルフプレイヤーがひしめくかなり有名な大会の中に初出場となる若きゴルファーとキャディーの二人が全てをかけて戦っていた アナウンサー「さあ、期待の新星…北川選手。今シーズンの大会では惜しくも入賞ギリギリぐらいの成績だったが、今日は調子がいいせいか優勝戦線の一角に食い込んでいます。最終18番ホール…大逆転なるか!」 「莉央ちゃん、ここのコースは相性良いみたいだね。もう少しすると風も無風に近くなるよ。」 「うん…これで沈めて決める!」 北川クンは相方に目くばせすると…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2882%2d934%29%bd%... - 2020年10月11日更新

(80-724)尾形クンと野中ちゃんの『Be ALIVE』

「ここまでやな…」 冬季オリンピックが終わって、1か月ぐらいたったころ、尾形クンは大病院の診察室である有名なスポーツドクターの前に座り、 詳しい説明を聞きながら検査結果の画面を真剣な視線で見ていたが小さな声でつぶやいた。 その後ろでは野中ちゃんが泣きそうな表情で尾形クンの横に立っている。   診察後、二人は無言のまま病院を後にし、マンションまで帰ってきた。 「まあ、いつかはこういう日が来ることはわかっていたことやし、春水はオリンピックの前から覚悟はしていたけど、現実になるとやっぱりさみしいもんやな…」…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2880%2d724%29%c8%... - 2018年07月01日更新

(82-904)尾形クンのAre you Happy?

[[(80-724)尾形クンと野中ちゃんの『Be ALIVE』]] ---- 「先生、ホンマでっか!」 「ああ、本当だ…」 以前、選手生命断念の宣言を受けた診察室で、同じ医師に相対していた尾形クンはつい大声をだしてしまった。 それを見ていた有名なスポーツドクターは尾形クンの笑顔に思わず笑顔になる。 「腎機能も肝機能も数値が改善してきたし、これなら3か月ごとの受診でいいだろう。」 「先生!お酒やトレーニングはどうなんや!」 「う〜ん。これならお酒は禁酒とは言わないが…あまり飲み過ぎるなよ。」 この…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2882%2d904%29%c8%... - 2020年09月20日更新

(82-791)ifマンションの七夕

「「ささのはさらさら〜のきばにゆれる…」」 今日は7/7…七夕の日であり、生田クンの誕生日でもある。 小学校からエメラルドグリーンとオレンジ色のランドセルを背負った田中家のまーちゃんと生田家の遥クンの二人が歌いながら仲良く手をつないでIfマンションに帰ってきた。 その二人のランドセルには小さな竹が挿してあった。 「おっ!遥に優樹ちゃん…今帰ってきたと?」 「とーちゃん、ただいま!」 「うぃくたさん…ただいまです。」 合わせた訳ではなかったが、ちょうど生田クンがランニングから帰ってきて、子供達に声をか…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2882%2d791%29if%a... - 2020年07月16日更新

(80-403)Ifマンションの未来の日常 保健室のまーどぅー編

  [[(80-365)生田家の未来の日常 保健室の聖せんせー編]] ---- 昼休みの保健室。 カーテンで周りを仕切られたベッドに座り、まーちゃんと片方ずつつけているイヤホンを外しながらカーテンの向こうの様子を伺う。 「あ、またかーちゃんが誤魔化してくれたっぽい。よかった…」 いつからか俺のファンを自称する女生徒達が現れた。 休み時間中も俺の後ろを付いて来るようになり、その人数もだんだん増えてきて正直ウザったい。 だからせめて昼休みは自分の母親でもある聖先生がいる保健室にまーちゃんと待ち合わせし…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2880%2d403%29If%a... - 2018年05月16日更新

(82-676)石さくら_洗面所と鏡と私

「あ、小田さん…話があるんだけど、ちょっとだけ時間をくれないかな?」 本日の荷物をすべて配り終わり、収集所に戻ってきて、明日分配達の準備をしているところに直属の上司から呼びかけられた。 その後ろには現場では珍しい背広をビジっと着ている数人の男性たちが立っていた。 「わかりました…今行きます。」 小田ちゃんは頭の片隅でイヤな予感をしつつ、上司に答えた。 「はぁ〜」 仕事から帰宅して、ドアを閉めたとたん出るため息…。 「まったく…あの本社のセクハラ親父連中め!!」 持っていた2つの荷物を玄関に投…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2882%2d676%29%c0%... - 2020年05月04日更新

(82-539)田中家の日常 揃いの夫婦はピッカピカの30歳編

季節が夏から秋へと変わり、冬の気配も感じてきた11月中旬。 日本のどこかにある『意府地区』に住む田中家にとって、大事な大事な記念日を明日に控えた夜。 濡れ髪のままリビングのソファーにパジャマ姿で腰掛けたさゆみはラグマットに座ったお揃いのパジャマ姿の優樹の髪をドライヤーで乾かしてあげている。 自分と同じ長い黒髪をさゆみは愛おしそうに乾かしてあげるその光景は、田中家にとって当たり前だけれどとても幸せで大事な日常風景。 「はいっおしまい。」 「んぅ…ありがとぉ…」 ドライヤーをオフにして小さな肩をポンッと叩…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2882%2d539%29%c5%... - 2020年02月23日更新

(82-534)生田クンと加賀クンの「男のプライド」

注意【】内の会話のほとんどが野中氏でも使わない、かなり下品な英語です ---- 「チーフ、またあの方々が来店されています。」 フロアースタッフからの報告を聞いて、横山ちゃんは顔をしかめた。 時計を確認すると、オーダーストップの時間に近く、この騒ぎで他のお客様は慌てるようにそそくさと出て行ってしまっている。 ここは横山ちゃんがフロアーチーフとして勤務するイタリアレストランである。 このところ二人組の在日軍人らしき男が来店しては、ワインなど大量に飲んでは、大騒ぎするので、フロアーチーフとしての横山ちゃん…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2882%2d534%29%c0%... - 2020年02月22日更新

(82-186)幸せのカタチ 〜貴方の電話で起こされた朝に〜

平年よりも遅い梅雨明けの報せが全国各地から少しずつ届き始めたある日、数日振りにやる気マンマンの太陽が早速マンションを灼き始めている。 1106号室の寝室ー。 彼女の眠りは枕元に置いたスマホの着信音によってあえなく終わりを迎えた。 「香音ちゃん香音ちゃん!」 通話口の夫は能天気に興奮した声を出した。 「りほちゃん? おはよ」 「あっ! おはよー香音ちゃん。もしかして寝とった?」 「まぁね。っていってももう起きるとこだったけど」 「そっか……ごめんね」 電話の向こうに尻尾がシュンとしてしまってる夫…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2882%2d186%29%b9%... - 2019年08月05日更新

さゆちゃん30ちゃいおたおめ作品

      [[川*- 。.-)σ こちら>(82-121)田中家になる前の日常 突然の旅と誓い編]]      …

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%a4%b5%a4%e6%a4%c1... - 2019年07月13日更新

(82-121)田中家になる前の日常 突然の旅と誓い編

「いい天気ばい…」 一人つぶやいたれいなは、ギラギラと照らす太陽を手のひらで遮りながら空を見上げた。 コバルトブルーの空に綿飴のような雲がモクモク浮かんでいて、視線を下ろすと空との境目が分からないほど澄んだ海が視界いっぱいに広がっている。 ボードショーツ姿のれいなの素肌を心地よい浜風が撫でていき、ビーチサンダルを履いた足におだやかな波がかかった。 聞こえてくるのは寄せては返す波の音と樹木が擦る音、そして海鳥の鳴き声だけ。 見るもの聞くもの感じるもの、何もかもが気持ちいいここは南国、異国の島。 「さゆ見…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2882%2d121%29%c5%... - 2019年07月13日更新

(81-991)石田クンとさくらちゃんの満天の星と桜満開 前編

  [[(80-451)石田とさくらの大切な人]] ---- 3月に入り、暖かさも増してきたこのifマンションをいつものように石田クンが荷物を抱えて走り回っている。 「田中さん。お届け物です。」 「いつもありがとうね。石田クン。」 さゆみさんはいつものように受け取りの判子を押すと、石田クンから宅配便を受け取った。 「あの…さゆみさん。大変申し訳ありませんが、僕…明後日3月の11日から13日の間、お休みを頂くことになったので、その間は別の者が参りますのでご了承ください。」 「あら?珍しいわね。何か…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2881%2d991%29%c0%... - 2019年06月23日更新

(81-991)石田クンとさくらちゃんの満天の星と桜満開 後編

  [[(81-991)石田クンとさくらちゃんの満天の星と桜満開 前編]] ---- 約1時間後、連続カーブのGにより、小田ちゃんは目が覚めてきた。 車に乗る前に比べると、頭の中もかなりスッキリしており、両腕や上半身も全然楽になっている。 「あ!起きた?具合はどう?」 運転中の柴田さんが目が覚めた小田ちゃんに気がついて、声をかけた。横の石田クンは未だに眠っている。 「ありがとうございます。お陰でずいぶん楽になりました。」 「良かった…もうちょっとで到着まで我慢してね。あと、着いたら血圧と脈だけ測…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2881%2d991%29%c0%... - 2019年06月17日更新

(80-451)石田とさくらの大切な人

「ああ…食った食った。ごちそうさん。」 「お粗末さまでした。」 夕食が終わった後、いつもの通り、石田クンは洗い物、小田さんはテーブル周りの片付けをしていた。 「おい!洗い物は終わった…ん?」 石田クンが台所から部屋に戻ってこようとしたところで、何かを感じたのか動きが止まる。 その直後、小田ちゃんも地面が揺れるのを感じた。かなり大きい! 「きゃっ!」 「おい、大丈夫か!」 石田クンは地震でふらつく小田ちゃんをとっさに抱きしめて、己の体で彼女の身体をかばった。 かなり長い時間揺れていたように感じ…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2880%2d451%29%c0%... - 2018年05月22日更新

(81-862)田中家になる前の日常 Episode:After The Rain

  [[(40-503)田中クンの恋愛事情 番外編 「If」]] ---- ― さゆみの家、寝室。 深い眠りから覚めるとカーテンの向こうの世界はすでに太陽に照らされていて。 まだぼんやりとした意識のまま壁掛け時計を見ると10時を回ったところと教えてくれる。 さゆみにしては珍しく途中で起きることもなくグッスリ眠れたみたいで、いつもより頭がすっきりしている気がする。 奮発して買い換えた枕が良かったのかも… って。そんなことより、だ。 昨日のあの夜は… やっぱり夢だった…? あまりに現実離れし…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2881%2d862%29%c5%... - 2019年04月19日更新

(81-738)田中家の日常 甘ったるいのと甘酸っぱいの編

お決まりの田中家の寝室。 いつもならエロ夫婦が生まれたままの姿でくんずほぐれつしてるのが定番…なのだが今日は違う様子。 「優樹、これはハハには絶っっっ対に、ナイショよ…?」 「うん!ゼッタイのナイショ…」 ベッドの上にいたのは夫婦ではなく父娘で、当然服も着ているのだが何故か声のボリュームは抑えめ。 立ち上がったれいながクローゼットの奥からパンパンに膨らんでいる紙袋を持ってきてベッドの上で逆さまにした。 ドサドサドサ!と様々な形、そして鮮やかな色彩の大量の小箱が姿を現す。 「じゃーん…!」 「うわぁ!…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2881%2d738%29%c5%... - 2019年02月15日更新

(78-965)田中家の日常 天国でもシたいコト編

「ふぁ〜〜〜〜あぁ〜………。」 リビングのソファーに半分寝転がったような形で座っているさゆみは、大きなあくびを一つした。 花と熱帯魚柄の白いキャミソールに揃いのショーパン姿の彼女の目線の先で、壁に掛けてあるハト時計が14時をお知らせする。 [[&ref(https://image02.seesaawiki.jp/e/r/e6esr/MbmGzzbL_h-s.jpg)>https://image02.seesaawiki.jp/e/r/e6esr/MbmGzzbL_h.jpg]] そんなさゆみに…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2878%2d965%29%c5%... - 2017年08月17日更新

(81-413)カレーなるスイートスパイス 〜愛情は後で効いてくるもの〜

なんとか日付が変わる前に帰ってこられた。 こんな日はエレベーターっていうものが実に有難いものだとしみじみ思う。 (いっそのことそのまま部屋の前まで運んでってくれたらいいのに…) なんてちょっとばかりおバカな発想に至ったところで、正面に回したかぼちゃの馬車よろしくエレベーターの扉が開き、疲れた私を迎え入れた。 ボタンを押して6の文字を光らせると、やがて身体にわずかなGがかかる。上へと向かうその箱がどっこいしょと重い腰を上げるかのようだ。 (せっかく重い腰を上げたんだからいっそのこと部屋の前まで運んで…

https://seesaawiki.jp/w/e6esr/d/%2881%2d413%29%a5%... - 2018年11月18日更新

(81-103)ifマンション 小悪魔聖ちゃんと小田と誰か…

昼下がり、聖さんは海外修行中の生田クンと電話していた。 「聖に似合いそうな服、見つけたけん、送ったっちゃ。そろそろ届くと思うと。」 「ありがとう!えりぽん!」 優しい生田クンに喜びの声をあげると同時にチャイムと石田クンの声が玄関から聞こえてきたので、 聖さんは電話をしながら玄関に出ると、予想通り宅配便の石田クンが荷物を抱えて立っていた。 「生田さんからお届け物です。」 「石田クンありがとー。ちょうどえりぽんから電話があったところなの!」 はんこを押して、荷物を受け取った聖さんは石田クンに笑顔を見せ…

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