「ウルトラマンパワード：第2話本編」より

毒ガス怪獣
パワードケムラー

【INDEX】

・データ ・プロフィール ・ストーリー ・小ネタ ・アイテム

◆Data

呼称：	パワードケムラー【KEMULAR】
登場作品：	ウルトラマンパワード(1993) 第2話『その名はウルトラマン』
別名：	毒ガス怪獣
身長：	85m
体重：	3万t
出身地：	地底
分類：	地球怪獣、
共演怪獣：	ウルトラマンパワード

◇演：
◇デザイン：前田真宏
◇関連：初代

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パワードバルタン星人	←第2話→	パワードレッドキング、パワードチャンドラー、パワードピグモン

◆Profile

森林地帯に出現した怪獣で、普段は地底に潜っており、餌を取る時に地上に出現する。
1976年の4月4日に中国の湖南省でも出現していた。

背中の甲羅を羽のように広げると、太陽光を吸収してエネルギーにすることができる。甲羅を開いた時に見える発光する臓器が弱点。
武器は、体内に蓄えられた濃縮硫黄を尻尾の先から大量に噴射する「ブラッドガス」。長い舌を使って獲物を巻き取る。
ウルトラマンパワードと対決したが、背中の甲羅をこじ開けられたところに、ストライクビートルのミサイルを発行体に浴びて絶命した。

◆Story

森林地帯を巡回中の警備員が、何者かに襲われたキャンプ客の男性を保護した。彼は「でかい目が出た」と繰り返し、その衣服には奇妙な黄色の液体がべっとりと付着していた。その翌日には、近くの牧場の牛が一頭残らず姿を消してしまった。調査するW.I.N.Rの前に、地中から巨大な羽のような物体が姿を現し、それはかつて27年前に出現した怪獣ケムラーだと判明する。早速掃討作戦を行うW.I.N.Rだったが、エサを使ってケムラーを誘導しようとしたケンイチ・カイは途中で逃げ遅れたキャンプ客を発見し、彼らを守るためにウルトラマンとなってケムラーと戦う。頑丈な甲羅にてこずったものの、最後はウルトラマンが背中の甲羅をこじあけたところに、ストライクビートルが背中の急所にミサイルを打ち込んで撃破に成功。救助されたカイは、自分たちを助けてくれる宇宙人を「究極のヒーロー」「ウルトラマン」と名付けた。

◆Trivia

• 本編の冒頭で、リポーターが「モンスターの出現は18度目」と語っている。これは「ウルトラマンUSA」の事件4回と、「ウルトラマングレート」の事件13回、そして本編のパワードバルタンの事件を合計した数であると思われる。

• 昆虫と爬虫類の合成をコンセプトとしており、甲羅の内側の模様はアゲハチョウの羽根を、尾の先端はアゲハチョウの幼虫の臭角をイメージしており、第2の脳を意識して描かれた。

• 企画段階では「ケムラ・ウルス（通称：ケムラーII）」という名称候補があった。

• 新世紀ウルトラマン伝説(2002)にも登場。

◆Item

• バンダイ パワードモンスターシリーズ ケムラー
• ユタカ ポケットヒーローリアルシリーズ ウルトラマンパワードPART1(ウルトラマンパワード、パワードバルタン星人、パワードチャンドラー、パワードケムラー、パワードピグモン、スカイハンター)

食玩

• バンダイ リアルウルトラマン対決バージョン ウルトラマンパワードVSパワードケムラー
• 不二家 ウルトラ怪獣大決戦 ケムラー

ガシャ

• バンダイ HGシリーズ ウルトラマン3 パワードケムラー

ガレージキット

• アトリエRainy Day ケムラー
• New Age Craft パワードケムラー

写真
「■■■：▲▲▲▲▲」より

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