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YouTubeウルトラマン公式『ウルトラマンブレーザー』第4話「エミ、かく戦えり」本編より

軟体怪獣
レヴィーラ


【INDEX】
データ
プロフィール
ストーリー
小ネタ
アイテム

◆Data

呼称:レヴィーラ【LEVIERA】
 登場作品:ウルトラマンブレーザー(2023) 第4話『エミ、かく戦えり』
別名: 軟体怪獣
身長: 0〜55m
体重: 0〜3万t
出身地: ノヴァイオの地下秘密研究所
分類 地球怪獣、
共演怪獣:ウルトラマンブレーザーアースガロン

◇演:梶川賢司
◇デザイン:百武朋

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◆Profile

金?金だと?フフ…ハハハハハ……私が欲しいのはリスペクトだ。私を称える民の声だよ、ハハハ……!
曽根崎浩は日本の、いや世界の救世主になる!防衛隊ごときに埋もれていては絶対に叶わなかった夢だ!

――ウルトラマンブレーザー(2023)第4話「エミ、かく戦えり」本編 曽根崎の言葉より

大手化学企業「ノヴァイオ」の社長である曽根崎が、自社製品の新型殺菌剤「FK1」のマッチポンプマーケティングのために作り上げた人工怪獣。
柔軟な体と強力な肉体再生能力を持っているため並みの攻撃ではダメージが通らない上に、危険を察知すると全身を液状化させて逃走。
帰巣本能を利用してノヴァイオ本社の地下秘密研究所に自ら帰るようにコントロールされている。
表向きにはFK1が弱点とされているが追い払うだけで一時しのぎにしかならず、現出するたびに耐性を身に着けるためさらに多量のFK1が必要となっていく。
曽根崎はこの性質を利用して、防衛隊により多量のFK1を発注させて莫大な利益を得られるように仕向けていた。
戦闘時には液状化能力による奇襲戦法や、花のような形の頭部を開いて発射する光線を武器とする。
真の弱点は低温で簡単に凍って動けなくなることで、これはレヴィーラの素材の一つである宇宙生物の性質を引き継いでいるため。

秘密研究所でヒルマ ゲントアオベ エミが曽根崎の手下との戦闘中に、曽根崎が研究所の配電盤を拳銃で誤射してしまい
制御システムが機能停止したため地下から脱走して地上へと浮上。
掴みどころのない体でウルトラマンブレーザーを苦戦させたが、駆け付けたアースガロンが液体窒素を使ってレヴィーラを凍らせ
液状化できなくなってしまい、最後はブレーザーのスパイラルバレードを受けて倒された。

◆曽根崎 浩
演:辻本一樹

ノヴァイオの現社長。元地球防衛隊科学部所属で、レヴィーラ現出事件の黒幕。
自分で自分を礼賛するテーマソングを作るほど自己顕示欲が強いナルシストで、「世界中の人々から尊敬される存在になる」ことを目論む野心家。
防衛隊に身を置いていても自らの夢に手が届かないと考え、20年前に防衛隊がデジタル化に伴い古い紙資料を大量廃棄した際のドサクサに紛れ機密書類を入手。
宇宙生物の細胞サンプルを盗み出し防衛隊を退職後、経歴を抹消してノヴァイオを立ち上げレヴィーラの製造研究を密かに行っていた。

秘密研究所には他にも多数のレヴィーラのサンプル体が培養されており、日本での計画が成功したあかつきには国外に脱出し、
日本と同様の手口を用いて世界中から賞賛を浴びることを目論んでいたが、ブレーザーとレヴィーラの戦いに巻き込まれ本社ビルは倒壊。
その後、計画の露呈によって逮捕されたことでその夢が破綻したことは言うまでもないだろう。


◆Story

大手化学企業「ノヴァイオ」の社長秘書モリノとしてふるまうアオベ エミ
今回の彼女の目的は、3か月前に突然出現した正体不明、神出鬼没の怪獣「レヴィーラ」とノヴァイオの繋がりを探ることであった。
SKaRDと防衛隊の対レヴィーラ作戦は現状、唯一の撃退手段であるノヴァイオの新型殺菌剤「FK1」に頼り切りであり、
このままではレヴィーラがFK1に完全耐性を身に着けるのも時間の問題となっていたからである。
おまけにレヴィーラがノヴァイオの孫会社が製作した害魚対策用の人工クリオネに外見や一部の遺伝子構造がそっくりなこと、
ノヴァイオ社長の「曽根崎 浩」が18年前に退職した元地球防衛隊科学部であること等々、その周囲にはきな臭い匂いがプンプン。

ところが、エミが俄然やる気を出してこれからという段階でヒルマ ゲントはノヴァイオからの一時撤退を通達。
曽根崎が元防衛隊関係者であるため、事を公にしたくない上層部から横槍が入りかねないからというのがその理由だったが、
納得できないエミは猛反発して独自に調査を続行。曽根崎の秘密に行き渡るものの、曽根崎もエミが防衛隊のスパイであることを勘づいており、
エミはノヴァイオ地下にあるレヴィーラとそのクローンサンプルを多数培養・保管する秘密研究所へと連れてこられてしまう。
しかし、本当に一枚上手なのはSKaRDの方だった……!


◆Trivia

  • 本作では作中にいくつかの花が登場人物の状況を暗喩する小道具として登場している。
    • 物語序盤の社長室にはユリが飾られており、花言葉はそれぞれ白ユリが「純潔、威厳」黄ユリが「陽気」。曽根崎の表向きの人物像を表していると考えられる。
    • エミが社長室にダリアの花を飾った際にダリアの花言葉「優美、気品、栄華」が曽根崎にぴったりだからと語っているが、ダリアには「移り気、不安定、裏切り」といったネガティブな花言葉も存在しており、曽根崎の過去の素性を示唆する伏線となっている。作中視点で見るなら、曽根崎がダリアの裏の花言葉に気づくことで花を持ち込んだエミの素性を察して警戒するよう誘導し、後々の作戦に繋げるための布石になっているとも言えるだろう。
    • 物語ラストでエミがゲントにご家族向けにと言って渡したガーベラは「前進、希望」が花言葉であり、特にピンク色は「感謝」の意味合いも持つ。

  • 放映当時はちょうど某中古車販売業大手の日常的な保険金不正請求問題が連日大きくクローズアップされていた時期であり、奇しくも企業がマッチポンプで不正に利益を得るという構図の事件が現実でも発覚する、という共通点が話題となった(事件が発覚したのは7月中旬頃。ブレーザーは第1話放送開始時点で全ての撮影を完了しているため、放送・配信開始おろかこの回の撮影時点ではそもそも事件が表ざたにすらなっていなかった時期である)。なお、該当の会社はその後買収された。


  • エミの元へ向かおうとしたゲントが指揮車の天井に頭をぶつけるシーンは、演者の蕨野氏によれば偶然の産物だったとのこと。


◆Item


  • バンダイ ウルトラ怪獣 レヴィーラ
写真
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2024年05月21日(火) 19:58:49 Modified by ID:xZ0EOJZEcg




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