星間技術ネットワーク
星間技術ネットワーク
(PTN ⇒ Planetary Technical Network)
広義では「ギャラクシー・ネットワーク」(銀河ネットワーク)の技術データ共有の面から見たネットワーク。狭義では、各惑星&船団企業がアクセス権を持つ技術ネットワークの形態を指す。上記記載は現実に銀河系を主眼となっている現状ではその実態から外れてはいないが、既に他星雲圏にも調査船団は出航している為、技術系の専門家等は「銀河」の限定句を嫌ってこう呼称している。
危険分散の見地から文明&文化播種の為の銀河播種計画により人類が外宇宙に進出し、又殖民星や、殖民船団、外宇宙遠征艦隊(REF)により外宇宙に拡がり大航海(宙)時代ともいうべき状態になると、各星系や艦隊の地域コミュニティで開発した技術情報を、その地域のみで利用することの不都合や重複開発による無駄を避ける必要が生じてきた。
この課題を解決するに足る技術である、フォールド通信による安定ネットワーキング技術が確立されつつあった2022年に初めて同ネットワークの設立が成され、以後順次、共有星系や情報提携協力可能な艦隊や船団を拡大していった。
特に移動艦隊や移民船団の場合は通信の為に中継ポイントが必要であった為、その普及の為に企業体や財団(実体は政府)を通じて、受信・送信を行う拠点として小惑星基地や、殖民星が中継基地として設定され、これに補助金や、地球圏の中央政府からの重要技術の取り扱い権限や情報提供が報酬として与えられた為、各拠点はこぞって設備の拡充や整備に努め、2028年のPTN条約(Planetary Technical Network Treaty)以降、急速に普及した。
トラフィックの容量の問題から、情報は等級別にI〜IVまで等級分けされる。
当然ながらネットワークで有用と判断された設計は登録等級が上昇する為、設計生産拠点、特に企業からは、例えば独裁政権などが技術を独占したい場合で情報提供を閉鎖したようなケースを除き、こぞってこの等級の上位に登録される設計&生産設備を目指すことになり、言うなれば宇宙航海時代の『技術奨励金』制度ともいうべき状態となった。
もちろんこれはネットワーク設立者の思惑の通りであったことは想像に難くない。
(PTN ⇒ Planetary Technical Network)
広義では「ギャラクシー・ネットワーク」(銀河ネットワーク)の技術データ共有の面から見たネットワーク。狭義では、各惑星&船団企業がアクセス権を持つ技術ネットワークの形態を指す。上記記載は現実に銀河系を主眼となっている現状ではその実態から外れてはいないが、既に他星雲圏にも調査船団は出航している為、技術系の専門家等は「銀河」の限定句を嫌ってこう呼称している。
危険分散の見地から文明&文化播種の為の銀河播種計画により人類が外宇宙に進出し、又殖民星や、殖民船団、外宇宙遠征艦隊(REF)により外宇宙に拡がり大航海(宙)時代ともいうべき状態になると、各星系や艦隊の地域コミュニティで開発した技術情報を、その地域のみで利用することの不都合や重複開発による無駄を避ける必要が生じてきた。
この課題を解決するに足る技術である、フォールド通信による安定ネットワーキング技術が確立されつつあった2022年に初めて同ネットワークの設立が成され、以後順次、共有星系や情報提携協力可能な艦隊や船団を拡大していった。
特に移動艦隊や移民船団の場合は通信の為に中継ポイントが必要であった為、その普及の為に企業体や財団(実体は政府)を通じて、受信・送信を行う拠点として小惑星基地や、殖民星が中継基地として設定され、これに補助金や、地球圏の中央政府からの重要技術の取り扱い権限や情報提供が報酬として与えられた為、各拠点はこぞって設備の拡充や整備に努め、2028年のPTN条約(Planetary Technical Network Treaty)以降、急速に普及した。
トラフィックの容量の問題から、情報は等級別にI〜IVまで等級分けされる。
I 級 | その設計データ、開発経緯、設計者、生産情報、問題点等のリアルタイムのアップデート情報の全てが登録されている設計情報。 |
II 級 | I 級より、「リアルタイム」性を除いた設計情報。(定期的に更新) |
III 級 | II 級より「生産情報、問題点等」の情報を省き、かつ不定期更新としたもの。 但し、追加通信料請求者負担で相手先より各等級のオプション情報をネットワーク経由で入手することは出来る。 |
IV 級 | 基礎設計データと緒元、機種情報のみが登録されている設計情報。 但し、追加通信料請求者負担で相手先より各等級のオプション情報をネットワーク経由で入手することは出来る。 |
当然ながらネットワークで有用と判断された設計は登録等級が上昇する為、設計生産拠点、特に企業からは、例えば独裁政権などが技術を独占したい場合で情報提供を閉鎖したようなケースを除き、こぞってこの等級の上位に登録される設計&生産設備を目指すことになり、言うなれば宇宙航海時代の『技術奨励金』制度ともいうべき状態となった。
もちろんこれはネットワーク設立者の思惑の通りであったことは想像に難くない。
- マクロス・フロンティア(2008)で新マクロス級では第25次、通算では第55次超長距離移民船団「アイランド・クラスター級」で開発されたVF-25「メサイア」は上記ネットワークで配布された原型試作機 YF-24 エボリューション (Evolution=革命)の設計データを基に、同船団内企業が独自に改良を加えたもので、言い換えるなら、YF-24をフロンティア船団(MF)向けにスタマイズしたバリエーションであると言い切ることも可能である。
2010年08月01日(日) 06:44:38 Modified by yui1107
添付ファイル一覧(全2件)
a83b224da8f82fea.jpg (50.20KB)
Uploaded by ID:e5yhgpQt7A 2008年09月21日(日) 08:27:39
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701e7ce9b975c07f.jpg (96.97KB)
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