- 123 名無しさん@ピンキー 2008/10/08(水) 23:24:11 ID:rqZ7VOQp
夜の学校の薄気味悪さもさることながら、やはり一歩外に出ると、その凍てつく様な寒さの方が遥かに深刻だった。
『寒みぃ!』…くそ、ピンの雑用のおかげですっかり遅くなっちまった…
しかもこんな日に限って、黒沼から貰った手袋は忘れてしまっていた。
今日は厄日だな‥
だって…
『‥黒沼と一緒に、帰りたかったなー…』黒沼は最初、待ってると言ってくれたんだけど、俺自身、用事がいつ終わるのかも分からなかったし、多分相当遅くなるのが目に見えていたので、黒沼には先に帰って貰ったのだ。
そうだ‥自分で断っておいて、何勝手な事思ってんだろ‥
俺はため息吐き、歩き出した。
ふと、夜空を見上げてみた。冷たい夜の空からは、ちらちらと雪が降り注いでいる。
地面にはうっすらと雪が積もっていた。
それらはどれも幻想的で、まるで自分が知らない世界に迷い込んだように感じられた。
その世界に‥
『………あ』
彼女はいた。
『か、風早君』
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