大館駅
- 市域内に6件の国指定天然記念物を有するのは全国屈指
- 八幡神社
- 走風穴高山植物群落
- 芝谷地湿原植物群落
- 秋田犬
- ザリガニ南限生息地
- 秋田三鶏
プロレタリア文学の代表小説「蟹工船」で知られる作家・小林多喜二は、明治36年(1903)大館市川口(旧下川沿村)で生まれました。実家は貧しい自作農兼小作で、多喜二4歳の時、その一家は北海道小樽に渡ります。小樽高商卒後、銀行勤務のかたわら、ドストエフスキーやゴーリキーなどの作品を愛読する一方、次第に労働運動と社会主義思想に目覚め、やがて直接運動に参加するようになります。そして昭和4年(1929)に発表した「蟹工船」で不動の地位を占めることとなります。
やがて、プロレタリア作家同盟の有力な指導的メンバーともなった多喜二は、そのために昭和8年(1933)に検挙され、築地署で激しい拷問を受け、30歳の若さで非業の死を遂げました。故郷には「多喜二生誕の地」の碑が建立されました。
大館市ホームページ
大館市郷土博物館
2005年09月03日(土) 09:25:08 Modified by satosato999
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