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Bernard S. Jansen さん撮影の、フックに掛けられたワイヤーロープ

概要

クレーン作業などで、材料にかける鋼の綱。「ワイヤロープ」とも表記される。建築現場では、よく「ワイヤー」と略される。このワイヤーロープ使用により、重量物の移動が可能になる。
また、エレペーターで使用される鋼の綱も、。「ワイヤロープ」とされる。
いろいろ。規格がある。
また、破壊荷重以上の荷重が掛けられた場合、切れることも大いにあり得る

お断り

図解なし

図解があればよいのであるが、このウィキペおたく百科事典では、困難である。
構造や使用法では、図解が必要ということ、実感する。

クレーン作業でのワイヤーロープが主内容

クレーン作業でのワイヤーロープが、主内容というか、ほとんど限定となる。

材質



繊維
・綿
・ナイロン

6mm から 60 mmまである。
よく使われるのが、12mm 14mm 18mm 22.5mm 28mm である。

構造

ロープ

麻の繊維に、鋼の素線を束ねたものを巻き付けるものである。

アイ

フックにかけるのが、アイと呼ばれる部分である。
「目」と言われることもある。

スリーブ

アイのすぐ近くにある止め金具が、「スリーブ」である。
なお、多くのワイヤーロープはスリーブ付きであるが、スリーブがないワイヤーロープも使用されている。

使用法

材料にかけ、フックにかける。
クレーン作業により、材料の移動が行われる。

フックにかける方法

目掛け

フックに玉掛け用ワイヤロープのアイを掛ける方法で、玉掛け用ワイヤロープの数により、一本づり、二本づり、三本づり、四本づりなどがある。

長所
最も標準的で安全な掛け方である。

短所
非対象のつり荷には適用が困難。

半掛け

アイの部分をフックに掛けない方法で、玉掛け用ワイヤロープの数により、二本づり、四本づり、六本づりなどがある。

長所
荷の側につり手がある場合や定型的な物の専用の玉掛けには、最適であろう。

短所
重心が中心にないものや重心位置が高い荷には適さない。ワイヤロープが滑って危険である。
両方の張力が同じにならないと、フック上をワイヤロープが滑るおそれがある。

あだ巻き掛け

フックにワイヤロープを1回巻きつける方法で、普通は四本づりまでの掛け方である。

長所
半掛けで滑るのを防止できる。
ワイヤロープの長さ調整ができる。

短所
ワイヤロープに癖がつくことで、修正が必要になることも少なくない。
太いワイヤロープには適さない。

吊荷にかける方法

目掛け

つり荷のつり手などに、ワイヤロープのアイを掛けるやり方。

長所
つり荷側につり手等があることが条件であるが、可能であれば、扱いやすく便利である。
バランスの良い荷であって、専用的に使われる玉掛用具に適している。

短所
玉掛け用ワイヤロープが緩むと外れるおそれがある。

半掛け

玉掛け用ワイヤロープを荷に回して掛ける方法。

長所
最も単純な掛け方であり、一般的に多く用いられる。

短所
つり角度が大きくなるとワイヤロープが互いに引き寄せられて滑りやすくなり、不安定なつり方となる。

目通し

玉掛け用ワイヤロープの方のアイに反対側のアイまたは二つ折した部分を通してから、つり荷を絞り込むように掛ける方法。
深絞りと浅絞りがある。

長所
荷が絞りこまれることによって摩擦力が増し、つり荷とワイヤロープの滑りを防止できる。
長尺物、複数のものをひとくくりにできる。

短所
絞りの交点部分の強度が低下する。
ワイヤロープの絞られたところが傷んでくる。
一本づりは荷が回転するので好ましいことでない。

あだ巻き掛け

荷にワイヤロープを一回巻きつけて掛ける方法

長所
つり角度によって引き寄せられようとするワイヤロープの滑りを防止するために最も効果的な掛け方で特に長尺物には有効である。

短所
つり荷の下へ2回ワイヤロープを通す必要があり、時間と手間がかかる。
外す手間がかかる。

破断荷重

吊荷の重量によってワイヤーロープにかかる引張力が、破断荷重を超えると、ワイヤーロープが切れ、人身事故につながる恐れが出てくる。
一本吊では、径12mmのワイヤーロープで、7.24トンの力がかかれば、破断するという。ワイヤーロープの形状その他で、破断荷重が計算される。
一本吊より二本吊や四本吊、「目通し」よりは「あだ巻き」というように、より引張力がかからない吊り方により、ワイヤーロープの引張力を少なくする方法が求められる。

破断荷重の例

ワイヤーロープ加工の土谷ロープより、内容を抜粋

6×24 О/ОǍ種安全荷重
公称径 ロープ破断力
12mm 7.24トン
14mm 9.85トン
18mm 16.8トン
22mm 24.3トン
28mm 39.4トン

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