ウィキペおたく百科事典 - しゃぶコン

概要

スランプ検査で、硬さが適合することが分かったコンクリートに、水を加水してやわらかくしたコンクリート。
原則禁止である。躯体に対しては、使用はほぼ絶対禁止である。よく、加水禁止というはり紙がある。
ただし、管理がきつくない工事現場では、しゃぶコンが結構使われた。今も、そのままである。

しゃぶコンの利点

・コンクリートがやわらかく、硬ければ入りずらいところ、たとえば、窓の下、鉄筋が入り組んでいるところに、コンクリートを入れることができる
・コンクリートが硬くて時間がかかり過ぎるという事態をさけ、残業手当などの経費が削減できる

しゃぶコンの危険性

・建物ができた際、しゃぶコンで仕上がった場所は、完成後数年から十数年という早い段階に、ひび割れる
・強度に影響が出てくる
・巨大地震でなくとも、仕上がった建物が崩壊する可能性がますます高まる

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