以前サネゲさんより同様のご意見が呈されていますが、どとうさんが著作権法やフリーライセンスについてよくご理解なされていないようですので、念のため私からも言葉を変えてご説明申し上げたいと思います。
もしこのウィキペおたく百科事典に作成された記事が優れたものであれば、それをそのままウィキペディアその他サイトにコピペできれば、ウィキおたく百科事典の面目躍如ってぇもんです。時間が有れば私も喜んで記事を書きましょう。ですが、今の状態の本サイトでは、それができません。本サイトに投稿された記事は、「フリーライセンスとして自由にコピペしていい」ことが宣言されていません。よって、コピペ先がウィキペディアであれどこであれ、ウィキペおたく百科事典からコピペを行うことは、記事を書いた人や大幅に手を加えた人、つまり記事の著作権者に、無断で複製・配布を行うと言うことになり、これはただちに違法行為となると考えて頂いて構いません。許されるのは最小限の引用行為だけです。ですから、今はウィキペおたく百科事典に記事を書いても絶対に拡散されないので、意味がない、と言う状態になっております。この状態が続くのであれば私もここには記事は書きません。この状況を打破するためには規模や知名度において本サイトがウィキペディア日本語版を超越する必要がありますが、それは実際には不可能でしょう。
ですからまずは優れた記事が本サイトからウィキペディアに直接輸入されることが可能な体制を作ることが将来の本サイトにおいて有益な事であると信じます。クズによりくそぺディア上での活動を封じられた優秀な人材がクソぺディアを見返す記事を書いてやる!となった際の、絶好の受け皿となるでしょう。もう一度申し上げますが、こういった状態になれば私も喜んで、時間を見付けて記事を書かせて頂きます。いつもウィキペディアに載せるための記事を書いて普通に載せているんですから、ライセンス問題さえなければ、ここに最初にうpしてそれをコピペしてもいいんです。そしてそういった事を行いたいと考えている人物は決して私一人ではないはずです。クソペディアから理不尽に追い出された優秀な執筆者は非常に多いです。古い利用者と管理者が私物化しようとしており、奴らは発言権が強いですからね。政治力が無いと追い出されるんです。
方法は原理的には簡単で、どとうさんが今後は本サイトでの文書はCC BY-SA 3.0で扱うものとすると決断され、トップページなどに、「記事を投稿または編集された時点で、あなたは利用規約に同意し、自身の投稿をクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンス 3.0およびGFDLの下で公開することに同意したことになります。この公開は取り消せません。」と書くだけです。ウィキペディアの投稿画面と同じですね。こうすれば、これを明記された瞬間以降に作成された記事においては著作権者をクレジットし転記であると明記するだけで、ウィキペディアのみにとどまらず世界中のあらゆるサイトに、合法的にコピペが可能になります。内容に検閲を入れるよーな言論の自由のない国は別ですけどね。
フリーライセンス化を行ったとて、どとうさんにもサイトにも、何ら不都合は発生しないでしょう。むしろ望むところではないのでしょうか。フリーライセンス化を行う事自体については、デメリットは皆無と申し上げてよいでしょう。
ですが、一つ問題があります。seesaawikiでは各記事の履歴情報が数ヶ月で機械的に削除されてしまい、著作権者が誰であるのか全くわからないのです。これではCC BY-SA 3.0での運用は難しく、先ほど申し上げた、著作権者をクレジット、と言うことができません。ウィキペディアへの輸入時に大きなトラブルが発生します。恐らくは削除依頼で検討された結果、削除される可能性が高いと私は考えます。よってしっかりと編集履歴の残るwikiシステムに引っ越される事が大前提となります。この場合シャクではありますが、ウィキペディアが採用しているMediaWikiシステムが現状では最良の選択です。ただし立ち上げにはコンピュータやネットワークに対するそれなりの知識が要求されます。
またウィキペディアには出典の明記と言う絶対に外せないルールがありますため、輸入されるのはそこをしっかりとしている、ウィキペディアでも十分な記事が書ける人が書いた記事だけと言うことになります。そうでないものはコピペしてもすぐに消されるだけです。いやそもそもコピペなどされないでしょう。
ウィキペディア上では、相手がCC BY-SA 3.0ライセンスを宣言している場合、積極的に輸入が行われています。ですが、著作権者が明確であること、出典が明記されていることが前提条件である事から、主に、他言語版からの翻訳と言う形での輸入となります。また、整理のために記事と記事の間でコピペを行うことも良く行われていますが、これらは両方の記事が CC BY-SA 3.0 ライセンスであることと、両者に共通して出典の明記のルールがあることによります。ライセンスさえ同一なら本当に簡単にコピペできます。されます。記事の内容が優れていれば、ですけど。
以上のご提案については、もしどとうさんが乗り気になられたとしてもすぐにどうこうできるものではありません。サイトの移転が前提ですし、フリーライセンスについても勉強される必要があります。また、ライセンス適用前に投稿された記事についても、一旦は削除してからの、ゼロからのスタートとなります。どとうさんが書かれたものについては、どとうさんが再度うpすれば問題はありませんけどね。
フリーライセンスについてお調べになられ、私が申し上げたい事の本質がご理解頂けたのであれば、どとうさんのお心一つで、打倒クソぺディアは無理としても、クソペディアに一杯喰わせることができるだけの体制を作ることができます。今一度のご検討をお願いします。どとうさんがその気にさえなられれば、わからないことについては出来るだけお答えもしましょう。もしウィキペディアへの輸出など考えない、見返してやるなんてとんでもない、細々とやっていればいいんだとお考えなのであれば、このお話は忘れて頂いて構いません。これにつきましてはどとうさんの考え方や覇気の問題です。
特にお返事は必要ありません。お暇ができた時にでも考えてみてください。しかしどとうさんにその気があり、そして時が来たならば必ず私も力になるとお約束します。ウィキペディアとウィキペおたく百科事典、条件が同じであれば、私は調査費を使い何ヶ月もかけ丹精込めて仕上げた記事を、ウィキペおたく百科事典の方に投稿します。
追伸。ウィキペディアとは別組織ながら、同じライセンスを持つ百科事典サイトして、エンペディアと言うものがあります。ある意味ではこのウィキペおたく百科事典と同じようなサイトでしょう。
http://enpedia.rxy.jp/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%8...
なお設立の初期段階と運営にはウィキペディアの当時の管理者などが関わっています。ほんの少しですが私も協力しました。管理者でも不満をもっとるっつーことですナw 当然MediaWikiシステムを利用しています。どとうさんにその気がないのであれば、私はこのエンペディアに本格的に参加することになるでしょう。しかしどとうとしやと言う人物も、ウィキペディアを批判的に捕らえる人物も、度を過ぎずルールを守るという条件化においてですが、必要とされていると思うんですよ。できたらどとうさんに協力したいのが本音です。