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engineernochiebukuro 2009年12月13日(日) 14:39:14履歴
別のホストでメールサーバが稼動している環境において、cron の処理結果だけをメールで通知したいような場合、root 権限で動作する MTAは不要で、MSP(Mail Submission Program:メール配信プログラム) を動作させていれば良い。
sendmail v.8.12 以降では、ローカルホストを MTA として動作させなくても、メールを他のメールサーバに配送を依頼することでメールを送信することができる。sendmail を MSP として動作させる場合の構成は以下のようになる。
mail コマンド ---> sendmail(MSP)[submit.cf] ----> sendmail(MSA)[sendmail.cf] ---> (Network/MDA)
/etc/mail/submit.cf を利用し、MSP(Mail Submission Program:メール配信プログラム)モードで稼動させる。
メールの配送先は、submit.cf で以下のように指定する。
submit.cf を直接編集するのではなく、submit.mc を以下の通り編集して submit.cf に変換しても同じ。
MSP モードを使用している場合は、キューのディレクトリは /var/spool/mqueue ではなく、/var/spool/clientmqueue となる。
sendmail をデーモンモードで動作させる場合は、-q30m のようにすることで、/var/spool/mqueue に溜まったメールを定期的に処理していたが、MSP モードを使う場合には、/var/spool/clientmqueue 以下のメールを定期的に処理させる必要がある。
この方法として、cron で定期的に
とするか、システムの起動時に
としキューを処理する専用のデーモンとして起動させる。
■参考情報
http://docs.sun.com/app/docs/doc/819-0381/mailrefe...
sendmail v.8.12 以降では、ローカルホストを MTA として動作させなくても、メールを他のメールサーバに配送を依頼することでメールを送信することができる。sendmail を MSP として動作させる場合の構成は以下のようになる。
mail コマンド ---> sendmail(MSP)[submit.cf] ----> sendmail(MSA)[sendmail.cf] ---> (Network/MDA)
/etc/mail/submit.cf を利用し、MSP(Mail Submission Program:メール配信プログラム)モードで稼動させる。
メールの配送先は、submit.cf で以下のように指定する。
D{MTAHost}[10.0.0.1]
submit.cf を直接編集するのではなく、submit.mc を以下の通り編集して submit.cf に変換しても同じ。
FEATURE(`msp', `[10.0.0.1]', `MSA')dnl
MSP モードを使用している場合は、キューのディレクトリは /var/spool/mqueue ではなく、/var/spool/clientmqueue となる。
sendmail をデーモンモードで動作させる場合は、-q30m のようにすることで、/var/spool/mqueue に溜まったメールを定期的に処理していたが、MSP モードを使う場合には、/var/spool/clientmqueue 以下のメールを定期的に処理させる必要がある。
この方法として、cron で定期的に
0,15,30,45 * * * * /usr/lib/sendmail -Ac -q > /dev/null 2>&1
とするか、システムの起動時に
/usr/lib/sendmail -Ac -q15m
としキューを処理する専用のデーモンとして起動させる。
■参考情報
http://docs.sun.com/app/docs/doc/819-0381/mailrefe...
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