「へえ・・・男の子のオナニーって・・・こうやってやるんだぁ・・・」
男達に囲まれてオナネタにされてるにも関わらず呑気な感想の述べる茜。
その童顔に似合わないアンバランスな巨乳とヒップは、その場にいる全員を狂わせるのに十分な色気を放っていた。
「さぁ、お待ちかねの罰ゲーム!約束通り男子全員のチンポをしゃぶってもらうぜ茜ちゃん♪」
その言葉を合図に男達は一斉に牡の臭いを放つ一物を茜の体に擦り寄せた。
「わ、わかってるよ…むちゅッ………んむ…じゅっ……じゅるッ…。」
頬を染め、うっすら汗をかきつつ唾液を溜めて口内でじゅくじゅくと泡立てる。
勃起ペニスはドンドン大きさを増し、茜の口内を陵辱していく。
「あふぅ…むちゅ…おひんぽ…おおひいよぉ…んん、くぅ…ぢゅぶぶぶぶッ。」
舌で亀頭を刺激しながら、下品な音を立てて深くくわえ込んでいく
「茜ちゃ〜んすごく気持ちいいよ〜。だからもっと腰を動かしていいよね?」
茜の返事を待つことなく、男は腰を激しくピストンさせる。
「んんんーーーーーっ!!んぐっ!んぐっ!んむぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
遠慮無く突っ込まれたペニスは、容赦なく茜の喉奥まで犯していく
じゅっぷ!ぐっちゅ!じゅっちゅ!ずっちゅ!…
口内に充満する卑猥な匂いや味に白目を向きかけながら性奉仕を加速させてゆく。
(は、はぁ、はいって…ぇるっ…おちんぽがズボズボ突いてくるぅ・・・・)
「あれ?茜ちゃん感じてるの?知らない男子のチンポを奉仕させられて気持ちよくなっちゃた?」
不意に激しく腰を動かし、抉るようにペニスで秘壷を掻き回しながら
犯されているという事実を突き付けるように、茜の耳元で囁く
「あふっ…あふっ…いわないでぇ・・・!んふふふふうぅぅっっっ!! 」
(こんなのダメだよぉ…癖になっちゃう…精液便所にさせられちゃう…!)
「ちゅ…れろ…れぉ、じゅぱ…ぢゅぱぱ…っ!は…はおぉ…っ!」
「ぐふふ…茜ちゃん…普段の凛々しい姿からは想像つかないなぁ…」
「俺もうガマンできねぇ!手でシゴいてよ茜ちゃん!」
「俺はポニーテールでシコシコしていい?」
「じゃあ俺はスカートでシコらせて貰うよ茜ちゃん!」
欲望を抑えきれなくなった男達が茜の体に襲いかかっていく
「ちゅぱ…はむ…いいよぉ…。みんな、私の体で気持ちよくなってぇ…♪」
チンポを加えながら両手で手コキを開始し、合計三本のペニスを扱う。
自慢のポニーテールは無惨に陵辱され、ペニスから分泌される液体によってドロドロにされている。
可愛いスカートは遠慮無く捲られて男達の性欲を処理するオナホールと化していた。
そんな異常な光景でも茜は恍惚の表情を浮かべて涎をたらしながら、熱心に奉仕を続けていた。
「んうっ…ふぅ、ちゅ……んっっ…! じゅぱ…っ!」
「…それにしてもエロい姿だぜ…ザーメン濡れの茜ちゃんの顔たまんねーな。」
「それに舐めてる時のトロンとした目、そそるぜぇ〜〜!」
「…んふっ…ちゅぱっちゅる…じゅぱっ…♪ん〜んん…っ!」
「何か急に黙っちまったな…チンコをもっとしゃぶりたいとか、ザーメンを体中に塗りたくりたいとか考えてんじゃないのか?
この淫乱マゾ女!何か言ったらどうだ?それともチンポが美味すぎて仕方ねーのか?」
「…あふぅ…はぁ…ちゅぱっ…そ、そんな訳…ひぁぁああああん♪」
スカートの中に手を突っ込まれパンツ越しに秘部を弄くり回される。
発情しきった体からは甘美な香り放ちながら大量の愛液があふれ出ていた。
「オイなんだよこれは!大量のチンコと言葉責めですっかりマンコができあがっちまってるじゃねーか!!」
「はぁぁぁん!!んんーーーっ♪んんんんーーーっ♪言わないでぇ…っ」
「お〜お〜ズブ濡れじゃねーか!!こいつマジモンの変態だぜ!!」
「んふぅ…じゅぱぁ…バレちゃった…。お願い…んんっ…皆で茜をもっと虐めて…ください…あああぁぁっ!」
「「「茜ちゃん萌えええええええ♪♪」」」
「よっしゃ、もっと気持ちよくさせてあげるぜ茜ちゃん!」
そういうとフェラチオさせていた男は茜の頭を固定して激しく腰を振り始める
いわゆるイマラチオだ。
「んふううっっ!!!んんーーーっ!んんんんーーっ♪」
グッチュ!グッチュ!グッチュ!グッチュ!
自分の咽喉が、まるで使い捨ての性処理器具として扱われる様に
思わず、被虐の性を刺激され、秘壷と乳首を悦びに震わせる
「茜ちゃんのクチマンコすげえ気持ちいいぜ。乳首もこんなに立たせやがって…」
ペニスを味わせながらコリコリの乳首をギュッと押しつぶす
「んんんんーーーーーーっ!!!!♪♪」
子宮口のように性的に敏感になった咽の奥をかき回されながら
卑猥に勃起した乳房の一番敏感な部分を押しつぶされ、二重の狂悦に気を失いかけた
「んふっ、んんっ、ふううっ、んんっ♪」
しかし、その他全身に滲み渡る快感の波に
意識を揺すりおこされ、再び快楽地獄に落ちてゆく
「んはああぁぁ、あああぁぁっ、いっ、いいひいいぃぃっっ!!!おひんぽ…しゅごい…しゅごいよぉ…」
「ふっふ、茜ちゃんは喉をチンポで突かれながら乳首をいじられ悦んでる変態マゾのようですねぇ…
さ〜て、俺もそろそろ限界に来ました。
このまま口に出すのと、マンコに出すのとどちらがいいですか?」
「………っっっ!!!!!!」
再び勃起乳首に加えられた圧迫が、電撃のような快感を全身に響かせた
茜は声にならない悦びの叫びをあげる
「…の、のまふぇてぇぇ、おちんぽからぁ、わらひのくひぃに、 たくさぁん、らひぃてぇくらふぁいぃ……」
続けて咽喉部を蹂躙される肉棒の感触に陶酔しながら 淫猥な告白を、恥も無く晒してしまう
「口でいいんだね?茜ちゃん♪それじゃ…」
グッと腰を突き出し喉の奥までペニスを突っ込む
周りの男達は茜を囲むようにしてチンポを扱う
「んんっっっっっっ…♪ひぃぁあああああああんっ♪」
腰に顔面を密着させられ、牡の匂いを嗅がされながら、咽の奥に、濃密な白濁の粘液を大量に注入される
「んんんっはああああぁぁっっっっ!!♪だめぇええ…だめぇぇぇぇぇ♪♪」
周りの男達は一斉に射精し、茜の髪や制服を白濁液でコーディネートしていく
「出してっ…出してぇ…!! いひゃあっ!
練乳みたいにどろどろで、こってりして、濃くて熱くて量もいっぱいのザーメンミルクっ…!!
……イクっ!イキます、イッ……あ、はッ………!! んあッ!?あ、あ、ああああああああああああああっ!!!♪♪♪」
どぴゅっ!!じゅぷっ!!ぷしゃあああああああああああ…
射精と同時に絶頂を迎え、無様にも母乳をまき散らし潮を吹いてアヘアヘになってしまう茜であった。
「いがったぁ…っ♪気持ちいがったよぉ…♪ひぁぁぁああん♪」
「茜ちゃんまたイったね?もう3時間ぐらいイキっぱなしじゃない?」
「はぅ…いいのぉ…わらしぃ…、おちんぽ奴隷にされちゃったぁ…♪あひぃ♪あふぅ…♪」
二日と間を空けず発生する妖魔の襲撃。体調不良を訴える生徒の急増。
不吉な偶然の重なりに、茜はようやく学園の気脈に混じる負の力に気づいた。
初動の遅れを取り戻さんと懸命な調査の結果、目星を付けたのは――華道部。
元々週二日程度だった活動を、異常の起こり始める少し前からほぼ毎日行っていた。
それだけだ。ただの偶然かもしれない。しかし、他に有力な手がかりも無い。
偶然は三つも重ならない。それはもう何らかの必然だ。
もはや一刻の猶予も無い事態に、茜は危険を承知で潜入捜査の敢行を決断する。
そして今、それは見事に裏目っていた。
赤い日差しの差し込む和の心に満ちた茶室。
虹源学園華道部の部室である。
上座に鎮座した部長は着物の似合う、いかにもあつらえたような大和撫子だった。
お手本を示すような正座をして、穏やかな笑みを浮かべている。
向かって下座には、同じく和服に身を包んだ男女あわせて十人余りの華道部員たち。
同じく正座した膝の上に両手を添え、ピンと背筋を伸ばして皆静かに部長の言を待っていた。
清冽で荘厳なその光景。
しかし、そんな両者の間、微笑む部長のすぐ目の前に。
そんな神聖ささえ湛えた光景を台無しにする、珍妙なオブジェが置かれていた。
御堂茜である。
「……っ、んっ……ふっ、んふっ……んっ! んひっ! ふむぅぅぅ……!!」
静寂を湛えた茶室に、猿轡を噛まされた茜のくぐもった呻き声だけが響く。
茜は薄紅色の襦袢を羽織り真紅の褌を締めて、畳から生えた触手に捕らえられていた。
頭と肩を支点に体を二つ折りにされた、いわゆる『まんぐり返し』の体勢である。
元より短い襦袢の裾は重力にめくれ返り、赤い股帯の食い込んだ股間と桃尻をご開帳していた。
体験入部を申し出て見学していた最中に昏倒牛し、気づけばこの有様である。
携行していた退魔具の類は根こそぎ奪われ、術も封じられていた。
手は足の方に向けて伸ばされ、足は頭の上まで畳まれて、ガッチリと触手に縫いとめられている。
細く白い喉にも、半月状に生えた触手がまるで首輪のように巻かれていた。
自由になるのは指と視線ぐらいのもので、わずかな身じろぎもままならない。
凛然と静寂を保つ部長と部員たちの間で一人無様に置かれた茜の姿はいっそ滑稽だった。
茜が目覚めてからすでに十数分。
微動だにしない部員たちに不気味さを覚えながらも、茜は落ち着きを取り戻しつつあった。
取り戻してまず気づいたのは、やはり色責めの類は免れないということ。
そして、責め手となる者たちの粘着質な好色さである。
トレードマークのポニーテールを解かれた髪から、覚えの無い匂いがする。
着替えさせられただけではなく、ご丁寧に体を清められていた。
意識の無いうちにすべてを見られたのかと思うと、堪らない羞恥がこみ上げてくる。
紅潮した自分の肌よりもう少しだけ赤い襦袢は、極薄の一品だった。
濡れているわけでもないのに、透けている。隠すためではなく、見せるための衣装。
こんなものを着て往来を歩けるはずもなく、繊細な生地は下着としての用を足すとも思えない。
閨を盛り上げるための淫らな飾り着、情交を盛り上げるための浅ましい調味料である。
その襦袢の裾はめくれ、腰帯は緩み、胸元は乱れて、すでに着崩れている。
茜は動いていない。動けない。初めから、そういう風に着せられていたのだ。
豊かな双丘は半分近く合わせからこぼれて、頂上に実った肉果は呼吸に合わせて見え隠れしている。
腰帯から下のめくれ返った布地もまた、その赤さでもって茜の肌の白いのを引き立てていた。
そんなところまで、全て計算づくのことなのだろう。
目に痛いほど真っ赤な、股座に痛いほど食い込まされた褌もまた、然りである。
これからたっぷりと貪る茜の女肉を、これでもかと囃し立てていた。
いわば『仕込み』にこの入れ込みようである。
そんな連中が『本番』にどんな手管を用意しているか。
考えたくも無かった。
(負けない! どんなに酷いことされても、私は負けない……!)
自分で自分を追い込んでしまわないように、固く目を閉じ、ただそれだけを強く想うことにする。
(葵ちゃんと梓ちゃんが絶対助けに来てくれるはずだもの!)
心強い親友たちの姿を思い浮かべ、自らを勇気づける。
覚悟を決めて目を開けようとした、そのとき、
逆さまにされた背中の後で、淑やかな衣擦れの音。
心の準備を終える直前、最悪のタイミングで虚を突かれ、茜の背筋を冷たいものが駆け抜ける。
いとも容易く心を乱された茜に己の未熟さを歯噛みする暇も与えず、
「それではただ今より、本日のお稽古を始めます。皆さん、よろしくお願いします」
日本人形のように鎮座していた華道部部長が、静かに性宴の始まりを宣言した。
神妙な声でお願いしますと返す部員たち。
情けなく早鐘を打ち始めた心臓に、茜は、早くも自らの劣勢を悟らされた。
「本日は、女性の体ににお花を生けるお稽古をします」
「……っ?」
「器となって頂くのは、本日仮入部された御堂茜さんです。御堂さん、よろしくお願いしますね」
穏やかに笑んで、もう半歩、身を寄せてくる大和撫子。
そして、その白魚のように細くしなやかな指で、そっと茜の白い双臀に触れてくる。
言葉の意味を計りかねたが、その少し冷たい感触に、要は「犯す」と言われたのだろうと当たりをつける。
「ん、くぅ……!」
(ふん! どんなに酷いことされたって、絶対負けないんだから!)
「とても綺麗なお肌……。羨ましいですわ。なめらかで、吸いついくるよう」
うっとりと呟きながら、赤褌に割られた左右の尻をゆっくりと撫で回してくる。
触れるか触れないかという絶妙な力加減で、優しく、優しく。
次第に、こそばゆい感覚が芽生えてくる。
「まず、器となる女性の体をよくほぐして差し上げることが肝要です。
慌てず、時間をかけて。丁寧に、少しずつ少しずつ、気持ちよくして差し上げるのです」
今度はしっかりと張った声で、部員たちに手順の説明を始める。
(えーっと……焦らし、責め、ってこと? ちょっとまずい、かも……)
淫乱と言われても否定できない体を持つ茜にとって、それは鬼門だった。
「ああ、それにしても本当に素晴らしいお尻をお持ちですこと。
形も色も、手触りも。それに、肉付きまでこんなに……。
殿方にはさぞ堪らないものでしょう。女の私でも眩暈がするほどですもの」
うっとりした声で、心からの賞賛を受ける。それも、美しい同性から。
不覚にも嬉しくなり、全身の緊張をわずかに緩めてしまう。
反抗心を呼び起こし難いという点で、それはなんとも厄介な言葉責めだった。
「んっ、ん、ふぅ、んんっ……」
少し守りを崩された茜に対して、部長はその手つきを徐々に強めていく。
今ではしっかりと肌に触れ、その極上の感触を味わいながら茜の性感を呼び起こしにかかる。
規則的に円を描いていた左右の手はやがてその動きを乱し、執拗さを増す。
(や、やだ……これ、こんな、ちょっと……まずい、まずいってば!)
それでもなお頼りない、こそばゆい愛撫。
茜の尻はその焦れったさに耐えかね、持ち主を裏切ろうとしていた。
少し冷たい手に触れられるたび、熱を帯びる尻肌。
愛撫する手の方もまた、茜の尻に温められて、両者は次第に溶け合っていく。
「ふぅっ、んんっ、ふっ、ふぅぅ……! んん、んっ、ふっふっ……んんんっっ」
呼吸は、明らかに甘く乱れ始めていた。
ここに来て、窮屈な猿轡に感謝せねばならなかった。
行儀良く並んだままの部員たちに、だらしない喘ぎを聞かれなくて済んだのだから。
(負け、ない……負け、ないぃ! 葵ちゃん、梓ちゃん……私、負けないから)
やはり支えとなるのは、大好きな親友たちの面影。
この程度の責めに屈するわけにはいかない。
健気に耐える少女退魔師。
しかし、大和撫子は狡猾で、そして無慈悲だった。
「んんーーっっ!??」
いきなり、愛撫の質が変わった。
今までのゆっくりした変化を想定して備えていた茜は、またも裏をかかれてしまう。
「うふふ……」
体の一番高くに掲げさせられた股を越えて、茜の顔を覗き込んでくる大和撫子。
意識を取り戻してから初めて、お互いの顔を見つめ合った。
整った清楚な顔立ち。
やはりどこまでも優しく穏やかで、柔和な微笑。
しかし、その笑顔からはもう、底知れぬ悪意と陰湿さ、そして恐怖しか感じられない。
逆に、自分は今どんな顔をしているのかと思い至り、沸きあがる悔しさに茜は手拭いを噛み締めた。
弱々しく目尻の落ちた瞳は潤み、頬は桃色に上気して、鼻からは甘く濡れた息を漏らす。
恥ずかしい姿勢、恥ずかしい服装で、恥ずかしいところを晒して、いいように弄ばれて。
退魔師が、退治に来た妖魔に操られた人間の手で。
無様だった。滑稽だった。見っとも無かった。情けなかった。
そして、悔しかった。悔しくて堪らなかった。
なのに。
「んんんん……っ!! ふぅぅ、んっふぅぅ! ふっ、ふっ、ふっ、ふっ、んふぅ!」
なのに、なのに気持ちいい。気持ちいい。気持ちいい!
茜を見下ろす大和撫子はその細腕に力を込めて、
甘く火照った肌の下、たっぷり詰まった尻肉を揉みこむように撫で回してきた。
こそばゆい快感で餌付けした尻肌に、待ち望んでいた強い刺激をくれてやる。
緩急を心得た責めに、たっぷりと焦らされた茜の尻は一溜まりもなく寝返っていた。
「……どう、ですか? ふふ、聞くまでも、ないっ、ようですね……っ」
一方的に責め立てている部長の方も、少し息を乱していた。
疲れのためではない。彼女もまた、興奮しているのだ。
愛撫されることで、持ち主だけではなく、愛撫する側にも深い官能を与えてくれる。
茜の尻は、まぎれもなく極上の一品だった。
自然、部長の愛撫にはますます熱が入り、
囚われの美少女退魔師をいよいよ激しく攻め立て、追い込んでいく。
絹織物の手触りを確かめるように優しかった手つきは、今や粘土でも捏ね回すように力強い。
尻山の絶景を縦横無尽に駆けめぐり、快楽の炎を点けて回る。
また、時折立ち止まってはその上質な肉の味わいを確かめるように揉みしだく。
「ふぅぅ……! ふぅぅ……! ふぅぅぅぅ……っっ!!」
(ダメ! だめ、だめ、だめぇ……! 負けちゃ、ああ、でも、気持ち、いいよぉ……)
快楽の山火事はいつの間にか飛び火して、茜の理性を焼き落としにかかる。
もちろんそんな茜の窮状などお見通しの華道部部長は、征服の手をさらに拡げていく。
完全に攻め落とした双子山を下り、まんぐり返しに固められた茜の裏腿へと手を伸ばした。
「ふっ、ふぅ、んふぅぅ……! んん、ふぅ、ふぅ……ん、んんっっっ!?」
肉付きの薄い敏感な内側でも、触りやすい外側でもなく、裏側。
度重なる陵辱を受けてきた茜にとっても、そこは余り責められた覚えの無い場所だった。
「んっ……んん、ふっ、ふぅ……」
幸い、開発されたわけでもなく、肉付きの厚い裏腿の感度は危惧したほどではなかった。
気持ちいいといえば気持ちいい。
だがそれは性的なものではなく、按摩の心地良さに類するものだった。
この隙に、尻の疼きがおさまってくれれば……。
快楽に溶けかかった茜の思考に、そんな楽観的な目論見が浮かぶ。
もちろん、老獪な大和撫子がそんな愚を犯すはずも無い。
「ふぅ、ふぅ、ふぅ……んんっ、ふむぅ……! ……ふっ、ふっ、ふー……んふぅ!」
柔和で知的な切れ長の瞳は、股越しに見下ろす茜の心を容易く見透かしていた。
すべすべと滑らかな裏腿、むちむちと張り詰めた双臀を行きつ戻りつ、
再び焦らし責めの要素を加えた巧みな愛撫で、少女から退魔師の装いを剥ぎ落としていく。
逆さまにされ、捲れかえった襦袢の裾は、薄紅色の花びらを連想させる。
その花から生えたような少女の真白い下半身は、萎れた一対の雌しべに見える。
愛でる少女の両腕には、花を啄ばむ蝶の姿が重なる。
啄ばまれるがままその華を蜜に濡らして、
親友たちの面影さえ見失った茜は心地良い玩弄に身を任せようとしていた。
天井と、左右から伸びた三本の鎖によって、葵は全裸に剥かれた体を『人』の字に固められていた。
身に着けているのは、虹源学園の制服上下『だけ』。
その制服も、ブラウスははだけられ、スカートは捲り上げられている。
従って、ノーパン・ノーブラの葵は、豊かな乳房とフタナリ化した秘部を晒けだしていた。
さらに、臍まで反り返ったフタナリペニスの下で、
極太バイブを咥えこまされた葵の秘裂がぱっくりと押し広げられている。
会陰を渡ってすぐ隣に息づくセピア色の菊花もまた、同様の有様だった。
二本のバイブはどちらも凶悪な太さで、しかも、透明な素材で作られている。
そこに込められた陵辱者たちの悪辣な意図は、両穴の内側を晒け出された葵の惨状に明らかだった。
それぞれ綺麗なサーモンピンクを誇る双穴の内壁は、これが本当に生殖器と排泄器官なのかと疑うほどに美しい。
だが、男にとってはこれ以上無い眼福の光景であろうとも、当の葵にとっては自分の体で最も恥かしく、汚いところである。
そんな恥部を、周囲をぐるりと取り囲んだ男たちに見せつけるように晒しているのだ。
名家に生まれ、古風な躾の元に育てられた葵にとって、それは本来、舌を噛み切りたくなるほどの恥辱である。
しかし、今の葵には、そんなまともな羞恥心を持つ余裕さえ無かった。
無慈悲な玩具責めは、葵から思考能力そのものを奪いとり、
「おっ、おぉっ、オオォッ! あっ、ああっ、あぁおぉおぉ!!! ひ、ひ、ひぃぃっ……ぐぅうぅぅ!」
ビュウゥゥゥーッ! ビュッ、ビュビュッ、ビュパァァァァァッ!
獣じみた絶叫と、理性や魂まで諸共に吐き出しているかのような大量の精液を搾り取り続けていた。
葵の前後の穴に捻じ込まれた透明な張り型には、振動する機構などまるで見当たらない。
にも関わらず、それらは自ら震え狂って、葵の最も直接的な性感をほじくり返していた。
それも、ただ激しく振動するだけでなく、強弱・緩急をつけることはおろか、
時おり男が腰を『の』の字に使ったかのようにうねり、葵の肉襞を螺旋状に掻き回しさえする。
「ひっ、ひぁっ、アヒぃっ!? ぎぃぃ……おっ、おあぁっ! おぉおぉおぉぉぉっっ……!」
さらには伸縮し、ピストン運動を再現して、肉奥深くまで痛烈な突き込みを加える。
「おぉ、おっ、あひっ、いぎっっ、ひいぃぃ……! あっ、あっ、アぁ、オぉ、あひあぁっ!」
膣側のものに至っては、尺取虫のように伸縮して自在に蠢き、
肉壷の入り口から行き止まりまで、葵の媚肉を満遍なく刺激し、蹂躙していた。
「ひっ、ひぎっ、ぐっ……ぐぅぅおぉおぉぉおぉっ!! おっ! おおっ! オヒァァァァッッ!!」
そもそも、ここまで複雑で多岐に渡る動作を、機械的な装置で実現することは非常に困難である。
それは張り型に施された術によるものだった。
超常の秘術を性玩具に応用するなど、馬鹿馬鹿しいにもほどがあると、
余裕のあった当初は男たちの浅ましさに呆れるとともに、うんざりとさせられたものだ。
しかし、今やそんな馬鹿馬鹿しい手管によって、葵は自らの尊厳を放棄するかのような絶叫と嬌態を強いられていた。
「おぉ、おひっ、おふっ、ふぁあぁあぁ、イク! イク! いくイクいくイク、逝っくぅぅっぅぅぅ!」
ビクッ、ビクビクビクゥッ! 絶頂に痙攣する両穴。
ドピュ! ドクドクドクッ! 前後の穴から一瞬遅れて、白濁汁を噴射するフタナリ肉竿。
二穴同時アクメに蠢く雌襞の一部始終を透明の張り型越しに見られながら、
肉刀の切っ先が真上に向くほど反り返る勃起力のために、セルフ顔射してしまう葵。
「うっ、うぅぅ……ひっ、ひっ、ひくっ……! ひっ、ひぐぅぅ……」
女の絶頂がもたらす快楽の余韻と、男の絶頂がもたらす虚脱感がないまぜになり、抵抗の意思を塗りつぶしていく。
挫けかけた少女に男たちは、もちろん慈悲などではなく、さらなる責めを追加する。
男たちの一人が、何かをこれ見よがしに掲げて近づいてくる。
紐、いや、電気コード。
その先に、何か小さなものがついている。
ピンク色の、うずらの卵のような、それは……。
――ローターだった。
「っっっっっ!!?」
二穴責めだけでも気が狂いそうだというのに、これ以上されたら一体どうなってしまうのか。
快楽に蕩けていた葵の顔が一瞬で引きつるのを見て、男は下卑た笑みを浮かべた。
男は葵の恐怖を煽るように、ゆっくりした手つきでローターを少女の乳房へと近づけていく。
やめて、と哀願する声も出なかった。
聞き入れられるはずがないことは、すでに嫌と言うほど思い知らされている。
どんよりと重い諦観が、葵の舌を固め、瞳に新たな涙を潤ませた。
ニヤニヤと口元を緩ませた男は、その手を葵の乳房へと――より正確には、その頂点へと近づけていく。
やがて男はたっぷりと時間をかけて葵の薄桃色の乳首にローターを着地させると、
掌に隠していたテープで、若い弾力に富んだ豊かな柔肉にべったりと貼り付け、固定した。
「いやぁ……」
さらに、か細い嗚咽を漏らして力無く首を振る葵をまるで無視し、
男はポケットから今度は緑色のローターを取り出して、もう一方の乳首も同じようにしてしまった。
(やめて、やめてよぉ……そんなのもう、狂う、狂っちゃうよぉ……茜、助けて、茜ぇ……)
そして、葵の目の前へ、これみよがしに持ち上げた二つのローターのスイッチを、同時に、
「や、やめ……やめ……」
入れた。
「っっっっ、ヒッッ、ヒィィィィィッッッ! ああぁっ、あああぁあっ、ぁっぁあああああぉぉっっっ!!!」
飛んだ。吹っ飛んだ。
葵の体は折れんばかりに反り返り、一瞬ピタリと静止したあと、滅茶苦茶にのたうち始めた。
振り乱される頭からはまともな思考の一切が失われ、赤黒く染まった肉棒からは狂ったように精汁が吐き出される。
「ひっ、ひっ、ひっ、ああっ、あっ、あっ……あ、あひぃ、あひやぁぁ……!」
咆哮する雄勃起の下、蹂躙される雌裂は間欠泉のように断続的な潮吹きを繰り返した。
全身が断末魔のように痙攣し、痙攣しながらのたうつ様は、電気を流された蛙の解剖を思わせる。
サディスティックな性癖を自認する者でも、そのほとんどが目を覆いたくなるであろう惨状だった。
だが、無機質な責め具は、そんなイき狂い、イき死にしかねない葵を、やはりどこまでも無慈悲に責め続ける。
男がローターを取り付け始めてから焦らすような動きに終始していた両穴の透明バイブは、
ローターのスイッチが入る瞬間を狙い定めていたかのように、暴力的な掘削作業を再開していた。
一方、そんな二本の張り型とは異なり、双丘のローターは極普通の既製品である。
強さの設定も『弱』であり、それだけなら多少こそばゆい程度の、本当にただのオモチャに過ぎない。
しかし、両乳首に加えられた二粒の責め具は、すでに限界を迎えていた葵を決壊させるには十分過ぎた。
機械的に掘り返される膣性感と肛悦だけでも堪らなかったところに、胸への責めである。
両乳首に、前後両穴。女の勘所、四点責めである。
もう、一体何を、どこを、どう耐えればいいというのか。
まるでわからなくされてしまった。
そうなれば、あとはただ法悦の叫びを上げ、性汁を垂れ流す肉人形として踊るより他にない。
かくして葵は、その辺のアダルトショップで買ってきた安物の器具によって、快楽地獄への扉をくぐらされてしまった。
「ひぎぃぃいぃぃ! あひっ、あひっ、ああぁあぁぁぁあぁっっ……!」
快楽の本流に理性を焼き切られた葵の瞳は、意思の光を失い、くすんだガラス玉のように濁っている。
白磁の肌は桃色に染まり、いかにも美味そうな若々しい肉付きの上を滝のような脂汗が流れ落ちていく。
止め処なく繰り返される射精と潮吹き。
床にぶちまけられたそれらの水溜りは、明らかに尋常な量ではない。
葵の体液すべてを搾り取っても、こんなにはないだろうと思える。
それも当然、フタナリ状態にある葵が分泌するそれは、通常の体液ではなく、霊力によって生成されたものである。
つまり、葵が今搾り取られているものは彼女の霊力そのものであり、
男たちは性的な楽しみのためだけでなく実益も兼ねて、様々に利用できる葵の体液を搾取しているのだ。
よって、素質に恵まれた天才退魔師である葵の霊力は膨大で、まだまだこの程度で尽きるはずはなく、
――男たちの責めも、まだまだ、この程度で終わるはずがないのだ。
今日はバレンタイン。
お菓子メーカーの陰謀による、日本中のモテナイ男虐殺デーである。
当然、虹源学園に通う男子生徒たちも、極一部の死ねばいい奴らを除いては、朝から実に鬱々とした気分だった。
しかし、そんな彼らに、なんと全員が美少女からのチョコレートにありつけるという幸せが待っていたのである。
仕掛け人は、御堂紅葉。
彼女はこの日のために一ヶ月以上も前から、茜、葵、梓の三大ポニーに入念な調教を施していた。
イベントにかこつけて、憎き彼女たちを凄惨な肉刑に処するために。
かくして、学園のアイドルで三人の美少女たちは、学園の男子全員に、淫惨極まるバレンタインチョコを振舞わされることになった。
「うわぁ、ありがとう茜ちゃん! 俺、ママ以外からチョコ貰ったの初めてだよぉ!」
「あ、あかっ、茜ちゃん! 僕っ、僕にもくれるのっ!?」
「御堂さん、俺は? 俺は?」
「はいっ、ちゃんとっ……全員分あるからぁっ! 順番に並んでっ……」
玄関ホールで、茜は登校してくる男子生徒全員にチョコレートを配っていた。
それも、既製品などではなく、すべて茜が作ったものである。
ただし『手作り』ではない。断じて“手”を使って作ったものではない。
紅葉によって改造された肉体によって『作られてしまう』チョコレートだった。
新年早々、紅葉の手に落ちた三人はまず、一切の遊びなく絶対服従するよう徹底的に躾けられた。
十日ともたず抵抗する意思を砕かれた三人に、次に施されたのは常軌を逸した肉体改造だった。
なんと御堂紅葉は、薬、触手、呪術、果ては外科手術まで持ち出して、三人の消化器官を改造してしまったのだ。
排泄物が、チョコレートになるように。
排泄物が、チョコレートになるように、消化器官を改造したのである。
大事なことなので二回書きました。
異常である。いくらなんでも。
そもそも、どうして排泄物がチョコレートになるのか。
糞便がチョコレート。チョコレートが糞便として出てくるのである。
便器に跨り、きばると、肛門からひり出されてくるものが、チョコレートなのだ。
芳醇ないい香りがするのだ。食べられるのだ。甘くておいしいのだ。
超常の業といえど、常識をガン無視にもほどがあるだろう。
そして、その色や形から、誰でもチョコレートと糞便を結びつけはするだろうが、それにしてもである。
排泄物をチョコレートに出来るとして、排泄物をチョコレートにしようなどと考え、さらに実行してしまうか、普通?
うんこ味のチョコと、チョコ味のうんこ、などという愚問は有名だが、今の三人のうんこは本当にチョコなのだ。
チョコレートの味がするチョコレートであるが、間違いなくうんこでもあるという意味不明物体。
そして、そんなものを生成・排便する体にされてしまった三大ポニー。してしまった御堂紅葉。
イカれている。御堂紅葉という邪術師は、もうどうしようもなく壊れているのだ――。
自分たちに施された改造をしったとき、心の折れきった三大ポニーでさえも、あまりの異常さに顔色を失ったほどである。
――美少女はうんこなんてしない。
――いや、美少女ならうんこでさえ綺麗。
――美少女のうんこなら食える! むしろ食いたい!
そんな、ほとんどものの例えである変態発言を現実にしてしまう存在となった三人の美少女退魔師によって、
虹源学園の二月十四日は前代未聞、空前絶後のイカれたバレンタインデーとなったのである。
さて、玄関ホールの茜である。
そんなわけであるから、彼女が男子生徒に配っているチョコレートは彼女自身が排泄したチョコレートなのだ。
茜の前に行儀よく一列に並んだ何十人もの男子生徒たち。
教室から持ってきた自分の机の上で、茜は先頭の男子に背を向け、和式便器に跨る格好をしている。
スカートは彼女の小さな手でめくりあげられ、曲げられた膝には下ろされた白い下着がかかっている。
裸になった尻は、豊かで形よく、正に白い桃を連想させる。
「茜のチョコレート、もらって、ください……!」
息みながらそう言った茜の、逆さになった双丘の谷間で、ひくひくと菊蕾が綻び、茶色い半固形物がとろりと垂れた。
「ウヒョー!」
モテない自分に生まれて初めてバレンタインチョコをくれるという美少女が織り成す絶景に、たまらず奇声を発する男子生徒。
茜はその声に奇妙な喜びを覚える自分を感じながら、尻の下に置かれた十五センチ四方ほどの箱に、彼へのプレゼントを形作っていく。
むちむちとしたお尻をふりふり、括約筋を絶妙に調整しながら、肛門から滴るチョコレートをハート型になるように垂らしていく。
「ん、んんっ……よい、しょっ、と……ふぅ、ふぅぅ……」
チョコレートが出来上がると、茜はそのままの姿勢でよちよちと回って男子の方へと向き直り、
自らがひり出したチョコレートの入った箱を手に取り、両手で持って恭しく差し出した。
「どうぞ……茜からの、バレンタインチョコです……もらって、ください……」
「うわぁ! ありがとう! ありがとう、茜ちゃん!!」
大喜びで受け取る先頭の男子生徒。
やはり、まったく綺麗なハート型とはいかず、所々歪んだ形のチョコレート。
それは自分だけの、自分のために作られたチョコである証として、彼の喜びを倍増させるエッセンスだった。
「早く代わってくれ! 御堂さんっ、俺にも、俺にもくれるんだよねっ!?」
文字通り飛び上がって喜ぶ彼を、待ちかねた次の男子生徒が突き飛ばすようにして入れ替わる。
驚喜する彼はそれを気に留めることもなく弾かれた勢いのまま走り出し、どこへともなく駆け去っていった。
そして、茜は再びよちよちと背を向けて、チョコレートを排泄する作業に戻る。
背を向けてチョコレートをひり出し、向き直って、言葉を添えながら丁寧に差し出す。
最初の一人からずっと変わらず繰り返している、御堂紅葉に厳命された作法だった。
奉仕する悦びを教え込むとともに、チョコレートをひり出す有様と調教された淫裂の両方をまざまざと晒け出させるのが狙いである。
「うん……今、作るから、少しだけ待ってね……ん、んんっ、んんー!」
新しい箱を尻の下に敷き、茜は再び肛門に力を入れていく。
その箱はどこから出てきたかって? 茜の跨る机の横に、山と積まれているのだ。
それは明らかに、ずらりと並んだ男子たちよりも多い。虹源学園の全男子生徒数よりもずっと多いのだ。
そう。もちろん一人一個ずつ配る程度で済まされるはずもなく。
『とりあえず』朝、全員に配った後、授業中・休憩時間を問わず、学園中を回って一日チョコを配り続けなければならないのである。
「ふぅ、ふぅ……んんんーー!」
甘く息みながら、チョコレートを排便しつつ、ハート型の尻文字を描く茜。
聖女のように、天使のように、女神のように過ごす彼女のバレンタインデーは、まだ始まったばかりである。
生徒たちがざわめく二年生の教室は、窓から西日がさしこみ、琥珀色に染まってけだるい夕映えの情景となっている。
むわっと淫靡な熱気のたちこめた室内では、机に押さえこまれて嬲られている、哀れな牝の悲鳴が響いていた。
「……やめ、やめてえっ、イクぅっ……いやぁ、腰回さないでっ!」
火照った叫びに合わせ、ゆるいウェーブのかかった金髪のポニーテイルが宙に振り乱される。
蜜壺を肉棒に貫かれた西園寺梓は、上体を机に伏せてしがみつかされている。
優艶な細首には鎖金具つきの首輪。美貌にはアイマスク(目隠し)。その二つのみを身に着けさせられた裸身である。
肉惑的な桃尻が、淫猥に左右に舞い狂う。
子宮口を亀頭にこねられる重い快楽から逃げようとしてのことだった。
「ひあぅうっ、奥責めるのやめてぇ! それされたら溶けてしまうのぉっ!」
夕陽を浴びて濃い桃色に染まった尻たぶは、汗と男女の淫(いん)汁(じゅう)にまみれ、蜜を塗ったようにぬめり照っていた。
無数の赤い手形は、彼女をとりかこむ級友たちのもので、長く続いていた陵辱の印である。
湯気がたつ肉々しい情景。机の周囲の床は男子二十数名ぶんの精液が飛び散り、梓の蜜や尿や潮で水たまりの惨状を呈していた。
華ある麗姿のハーフ少女は、午後の間ずっと、クラスメートに輪姦を受けていたのである。
「嫌? 何言ってんだ西園寺。お前、こうやって奥のトロけたおまんこ肉をかき回されるのが好きだろ? いまも潮噴いたばっかじゃねえかよ。
ほうら、またすぐチ○ポでイかせてやるからな……こう動かれるとイイんだろ?」
背後から梓を犯している男子生徒は、哀願を一笑し、すりこぎを回すような腰の円運動をさらにねちっこく続行した。
経験が豊富なのか、若さににあわぬ老獪な技巧である。巧みな腰づかいで子宮口まわりの過敏な性感帯をコリコリ掻かれ、梓の脳裏に白痴になりそうな快美感が走った。
たまらず梓は少量の潮をプシッと漏らし、何度も軽く達する。
かつて勝気だった召喚術師の少女は、真っ赤な泣きべそ顔で声をうわずらせた。
「あんンッ、いやぁ、イクのが嫌なのお、もうイクのはいやなんですぅっ」
肉体は、「弱い」部分をのこらず把握されてしまっていた。
精神も念入りにへし折られている。隷属の証に敬語を使ってしまうほどに。
豊かな乳肉をむにりと机に押しつぶして、梓は悶える。その左右でくすくすと笑いがさざめいた。
机に梓の背をおさえこみながら、精液まみれの梓のぬめる肌を、手のひらで執拗に愛撫している女子たちである。
「まだお嬢様ぶるんですか。わがまま言ったらだめですよ、梓ちゃん」
「そうよ。昔はともかく、西園寺さんは今おち○ぽしごき用のオナホールでしょ。みんな西園寺さんが立派な奴隷になれるよう、協力してあげてるんだから」
「男子いーなぁ。あとで私たちもまた先生におちんちん生やしてもらって、この子のぬるぬるきゅうきゅうで気持ちいい肉穴を使わせてもらおっと」
梓の艶めかしい太ももやふくらはぎ、両脇下、ぷりんとはみ出た横乳、流麗な背中、色香匂う首筋に、二十もの手がいっせいに這い回る。ローション代わりの精液をすりこもうとするかのような手つきだった。
ときおり不意打ちで梓の背や尻にピシャンと平手を降らせ、被虐的な性感を与えて鳴かせる女子たちは、男子とおなじく心底楽しんでいる様子だった。
雪肌を赤らませた女体がヌルヌルとマッサージされる。乱れる金髪の牝は、白濁のなかでさらに追いつめられていく。
艶美な尻たぶを左右に広げられた。白濁をふきこぼすとろけたアヌスに指を当てられて、くにくにと優しく肛門愛撫をほどこされだす。
尾骨にからみつく異質の肉悦に、いやおうなく叫ばされる。
「いやあっ、お、お尻なんか嫌あっ」
「お尻責めが大好きなくせに、なに言ってんの? ほら、こんなにヤらしく反応するよ、梓のこっちのエロ穴」
あえぐようにヒクヒクしてきつく食いしばる肛口の輪に、指が深くヌルンと入り……腸肉壁をへだてて、裏から子宮口をまさぐられはじめた。
たっぷり教えこまれてきた背徳の肉悦が、裏側から子宮を妖しく揺さぶる――「ひううんっ」総毛立つような肛肉絶頂の前兆。
望まぬ快楽にグズグズに理性をとろかされながらも、梓の美麗な唇からは、絶望的な哀訴が洩れた。
「ひっ、やめてください、みんな、もうやめてぇ……ひ、ひとりずつお口でご奉仕しまひゅから、おまんこやお尻は許ひてぇっ……ひんっ、お尻いくぅッ」
剥いたゆで卵を並べたような美しい尻の球面に、ぞわっと鳥肌が立った。尻の谷間をキュッとすぼめて痙攣硬直したのち、梓は机にへたりこんだ。
艶に舌をこぼして、余韻にあえぐ。
「あーあ、まだ言ってら。
だめだっつの。先生に逆らったんだろ、西園寺。だから罰として、この先ずっと、肉穴でチ○ポしゃぶって奉仕する奴隷として生きなきゃだめなんだろ。
これしきの特訓でもうへたってちゃ、世の中に出たとき大変だぞ?」
後ろから異常な叱咤を投げかけてくる男子生徒は、しかし大真面目な声である。
梓は肉尻をおののき震わせながら、悲痛に顔を歪めるしかない。
(茜……葵さん、助けて……)
クラスメートたちは「教育指導への協力」という名目で、梓の調教に参加させられている。
だが今のかれらには罪悪感などかけらも無い。全員、呪を利用したきわめて強力な暗示にかけられ、まっとうな倫理観をはぎとられて常識を書き換えられていた。
つまり、かれらが梓を性奴あつかいしていじめ抜いているのは、怖ろしいことに悪意からの行動ではないのだ。
かれらは正しいことをしているつもりで、同級生であった少女を「トモダチなんだから俺らがちゃんと躾けてやらなくちゃ」と張り切っているのである。
教室の戸を開ける音がした。
「あ、先生」
クラスメートの誰かのつぶやきに、梓は「ひっ」とおののいた。カツカツとハイヒールの足音が梓のしがみつく机へと歩み寄ってきて、横で止まった。
「みんな、ありがとう。西園寺さんを更生させるためにこんな熱心になってくれて、教師としてうれしいわ。
……素晴らしい友達を持ったわねえ、西園寺さん?」
嘲りをこめた優しげな声が耳に届き、それから梓のアイマスクがずらされた。涙でにじむ視界に、顔をのぞきこんでくる女の輪郭が映る。
美しい顔に笑みを刻む女教師。
スーツ姿の御堂紅葉が、満足そうにうなずいていた。
「よしよし、すっかり牝の顔ね。瞳が色っぽくとろんと蕩けてるわ。
これならあの方術士たちが言う『肉の奴婢』になるのも遠くないわね」
この、御堂茜の従姉こそ、現在のおぞましい事態の元凶だった。
彼女が、茜たちと敵対していた大陸系の方術師の組織を、虹源学園内へと手引きした張本人なのである。
そして現在は、味方を逃がしたのち一人捕らわれた梓の調教役を、嬉々としてつとめている女でもあった。
「く、くれは、さま……いっぱいいきましたぁ……私の霊力、なくなりました……
……ひっく、ぐすっ、もう生命維持分しか残っておりまひぇん……だから、きょ、今日は、もう何もしないでぇ……」
机に伏せたまま梓は、以前の強気が嘘のように、涙まじりで弱々しく許しを乞うてしまう。
本来なら怒りの表情を向けるべき相手だったが、そんな気概は連日の肉拷問ですっかり除去されてしまっていた。
召喚した式鬼まで使えぬよう封印された、徹底的な敗北から十数日。
梓はもう限界だった。精神は衰弱し、体力は終わりのない輪姦で削られ、霊力は奪われ尽くして消えかけている。
彼女は、紅葉の呼び込んだ方術士らによって、「達するたびに霊力が霧散していく」という、房中術をねじまげて応用した邪術をかけられていた。
さらに術の効果を最大限に引き出すため、鍼や淫毒や呪力暗示を使われ、肉体改造といっていいほどの性感開発をほどこされた。
そして連日、失神して眠りについているとき以外は昼も夜もなく嬲られ、発狂寸前まで絶頂の肉沼に沈められるのだ。
過去、父や兄たちに受けた調教を軽く超えていた。いまや梓は、嬲られれば数分どころか数秒刻みで絶頂を強制される体になっている。
「あら、そのくらい我慢しなきゃ」
だというのに平然として紅葉は切り捨てた。
凍りつく梓を見下ろして、裏切った教師は酷薄な言葉を投げた。復讐を楽しむ響きがその声にはあった。
「私だって若いころに、精液の味のする辛酸を一生分舐めさせられたんだもの。ふふふ、しかも茜の身代わりでね……茜と間違えられて拉致されたの。
西園寺さん、あなたも壊れちゃうくらいにイってね。そのうちあなたを助けに来た茜に、堕ちきった友達の姿を見せてあげるつもりだから。
さ、今からは『これ』で私みずから躾けてあげる」
言うなりスカートの前をたくしあげた紅葉は、潤んでもやをおびた梓の瞳の前になにかを突きつけた。
ぱちぱちと目をまたたかせてから、梓はそれが、いつものように紅葉が霊力でみずから生やした擬似男性器だと気づいた。
(え……な、何、この形……)
だが、その勃起した肉棒は、いつにも増して異様で醜悪な形状をしていた。
先端は細いのに亀頭冠はあまりに肥大している。さながら毒蛇の頭か大キノコの傘というべき、極端にえらが張り出した三角形の亀頭だった。
まがまがしく天井を向き、ぶくぶくと先走りをあふれさせて濃厚な雄の臭いを放っていた。
凶悪な代物を見せつけた紅葉は、梓が息を呑む様子を満足げに見届けると、アイマスクを梓の顔に元どおり装着した。そして周囲の教え子たちへ催促した。
「それじゃみんな、ちょっとこの子をひっくり返してくれるかしら」
女教師の意を汲んで、生徒たちは即座に行動した。まず背後の少年が蜜壺からその肉棒をぬぽんと抜く。
「あんンッ」と甘く鳴いた梓は、男子生徒たちに両手両足をそれぞれ持たれて宙に持ち上げられ、机の上にあお向けにひっくり返された。
さらに両ひざが顔の横にくるほど体を折り曲げられた。屈曲位体勢で桃尻がくるんと丸まり、天然無毛の股間がせり上がる。
「や、やあっ、こんな格好っ……」
梓の頬が、急な体位変化の羞恥で新たに燃えた。
強調された陰部の二穴から、詰め込まれた精液をぴゅくと可愛らしく噴いてしまい、少女は重ねて恥じ入る。
そのむき出しの股間へと、紅葉が肉棒を手でしごき立てながら近寄ってきた。
熟れとろけた陰唇に、巨蛇じみた肉がくちゅりと埋まる。それだけで梓の子宮は戦慄し、こぷりと濃い愛液を吐いてしまう。
が、亀頭はさらに、収縮するピンクの膣口を押し分けて肉管内を進み入ってきた。
肥大した亀頭冠が奥の媚肉をみっちりと満たし、梓は瞳を官能に濁らせてあえいだ。
「あう、こ、これぇ、太……」
「ほら、行き止まりよ。もう、西園寺さんったら、こんなに女の宮を下ろしてはしたないわ」
肉棒でぐっと子宮を押し上げられた。尖った亀頭先端が、子宮口の肉の輪のくぼみに的確にはまり、忌まわしくも重厚な肉悦が脊髄を走った。
梓は、淫艶な香気を高揚した肌からくゆらせ、足指をきゅっと握りこんで必死で耐えた。
脳裏に肉色の蒸気が流れ込んで、気を抜くと甘い艶声をあげて達してしまいそうで――
そこで紅葉が、腰をくいっとひねった。
「ひィンっ!?」
鋭敏きわまりなくなっている子宮口の快楽ポイントを、巨大な亀頭で圧されながらコリュッと刺激される。
たったそれだけで、梓のせめてもの忍耐は、霧のように消し飛ばされていた。
「ゃああッ、奥はっ……ひぅうっ、んんんンン――ッ……!」
「あら、まさかもうイったの?」
コリュコリュ続けて責められる。梓はのどをくっと反らし、よだれと涙を宙に飛ばす勢いで首をふりたくった。
「それぇっ、それだめっ、そこ我慢きかなくなってるんですっ、さっきまでそれされてたんれすぅっ!」
舌をもつれさせながら、顔を真っ赤にして少女は敬語で叫ぶ。
艶かしい梓の姿を見下ろしながら、紅葉は腰で∞の字を書き続けている。見ようによっては、膣奥をまさぐって、何かを確かめているようなしぐさともとれた。
「うんうん。ほどよく子宮口がゆるんでるみたいね」
紅葉がようやく腰を止めた。
安堵する余裕もなく、はひっ、はひっと息荒くあえぐ梓だったが、次の台詞を聞いたとき、頭の中が真っ白になった。
「うふふふ、それではいまから、いやらしい子宮の入り口をぶちぬいてあげる」
なにを言われたのかとっさに理解できなかった。呆けた表情になった梓に、紅葉は体を寄せて残酷に告げた。
「方術士たちに、全身の経絡に沿っていっぱい鍼を打たれたでしょう?
見えない呪印を肌に刻印されたでしょう?
何十種類もの媚薬を飲まされ、肌にすりこまれ、浣腸されて腸粘膜で吸収させられ、穴という穴に注がれたでしょう……?
あなたはね、極上の肉の奴婢として、体を造りかえられているの。大陸の後宮で、皇帝や后やほかの女官の慰み者にされるため飼われていたような、ね。
子宮内部なんて、卵巣まで性感帯になってるはずよ」
「……あ…………あ、」
「女の奥の奥まで犯されて悶え狂ってしまいましょうね」
怖ろしい宣言をして紅葉がくいっとわずかに腰を引き、ためを作る。梓はすすりあげつつ拒否の涙声をあげた。
「いやぁ、そんなの怖いいっ、――ぉあああああああぁぁっ!」
ずぐんと突きこまれたとき、爆発じみた衝撃が来た。
ゆるんだ子宮口は一撃で突破されていた。野太い肉棒が内奥の門をくぐり、蛇の頭のようなあの凶悪な亀頭が、女の神聖な部分で脈打っている。
「ああ素敵、若い子のコリコリの子宮口が、キュッと亀頭えらのくびれを締め付けて……西園寺さん、初めての子宮姦はいかがかしら?
……うふふ、声にならないって感じね。膣道全体でギリギリおちんぽを食い締めちゃって」
「……かはっ……っ……あ……」
梓は口を開きっぱなしにしていた。肺が雑巾絞りにされたように、息が吸えない。
肉のくさびが、絶頂感そのものとなって子宮を貫いている。魔的な肉悦に、腰が抜けていた。
だというのに――
「さあ、動くわよ?」
淫虐の宴は、そこからが本番だった。
内奥に入れられているだけで言葉すら出せなくなっていたのに、そのうえ紅葉は小刻みに腰を振りたてだしたのである。
子宮口で亀頭をくわえさせられたまま、ぐぢゅぐぢゅと小刻みな抜き差しが始まった。
「……ああああッッ、いくっ! いくうううっ!」
最初の小手調べの動きだけで、梓はがくんと頭をのけぞらせ、獣じみた絶頂声をほとばしらされていた。
紅葉の腰使いは弱まるどころか、カリを呑ませた子宮口の肉輪を拡張するように前後、縦横、円運動と、一秒ごとにぐぢゅぐぢゅ速く苛烈になっていく。
「なにこれえぇっ! ひい゙っ、いく! イくのおッ! イってるのお! だれかたすけてええっ!」
ひとつだけでも泡を吹いて悶絶するような熾烈をきわめる絶頂が、連続して渦巻いているのだ。それどころか、絶頂の切れ目がなくなりつつあった。
「とめてええ! おわらなくなってまふっ、イクのがおわらなひのおっ!」
激しく達して淫叫している梓に、紅葉が嬉しそうな声でたずねてくる。
「いかがかしら西園寺さん。完全に牝として体を作り変えられて、こうして子宮まで肉棒しごきに使用されても、そんなにイっちゃう感想はどう?」
「もどしてぇっ、私のからだ戻しへぇ! ひいいっ、イクう!」
「あら、お気に召さないのかしら? そんなわけないわよね。
おっぱいもお尻も以前よりさらにむっちりして、感度もすごく上がったでしょ。感謝してほしいくらいよ。ぷりっと張りつめたこのお乳、たしか97センチにまで育ったのよね?
そうだ、女の子たち、この豊満な牝牛さんを搾ってあげて。やり方は好きにどうぞ」
言われるや、女子数名が、横からわらわらと梓の上体に取りついた。
豊かな乳房が、幾本もの手でこね回されだす。
丘のふもとから揉みしぼられ、タプタプと揺さぶられ、乳輪をなぞるようにくすぐられ、赤い舌をねろりねろりと雪色の球面に這わされる。
乳肉へのすべての愛撫が、濃密な快楽に直結した。
「あひいいっ、ひ、むっ、むねぇ――っ!?」
「くすっ、お乳イキの声を情けなくあげちゃって。あのねえ、梓。あなたまだ戻れるとか思っているのかしら」
ほかの性的部位とおなじく、乳房もとうに内部まで薬と鍼と呪をほどこされ、異常なほど感度を引き上げられていた。
さながら、白く柔らかく大きい二つのクリトリスといえるほどに。
二つの肉房をただ揉みたてられるだけでさえ、極濃の官能が甘ったるく煮え立つのだ。
先端の桜色の尖りをクリクリとひねられなどすれば、淫声を上げてたわいもなく果てるしかなかった。
「いいいイクっ、むねイクぅうっ!」
「足指握りこみっぱなしになっちゃって。その大きなおっぱいをいじめられるのがそんなにイイの?
そうだ、母乳を出せるようになってみない?
もちろんそれでイケるように、乳腺の一本一本まで性感神経にしてもらえるよう、方術士たちに頼んであげるわね。可愛い牝牛ちゃん」
女の芯まで犯しぬきながら、紅葉が侮蔑をこめてささやいてくる――それでも梓は、目隠しの顔を惨めな涙にまみれさせ、ぐちゃぐちゃに泣いて許しを乞うことしかできない。
「ひいイッ、そんらのいや、ゆるひっ、イくッ、ゆるひてくださっ、」
「だーめ。
さ、みなさんも、このむちむちの体をもっと可愛がってあげて」
狙われたのは乳房だけではなかった。脇下やひざ裏を舐めずられる。足指をしゃぶられる。両耳に尖らせた舌を挿入されて、耳中までねちっこく犯される。
各部へのねちっこい愛撫が、子宮姦の肉悦とからみ合って、梓の絶頂の高度を際限なく押しあげていく。
「ひぃっ、イクぅぅっ」嬲られる女体が狂わされ、尿道がゆるむ。「イクゔ!」ジャッジャッと間欠泉のような潮が噴きあがりはじめた。
「いやだわ西園寺さん。お潮を射精みたいに飛ばして、私にぶっかけようとしないで頂戴」
抽送しつつ紅葉がたしなめるように笑った。その手が、梓の股間の、包皮からとびだした肉豆にかかり、きゅっとつまみあげた。
「ほら、ズル剥けの恥ずかしい牝おちんちん、指でシコシコしてあげるわね」
愛液をローションがわりとして、痛々しいほど勃起したクリトリスをしごかれる。執拗に、丹念に。
「あひいいぃっ、く、狂ううっ、くるっちゃうっ、ひいっ、あたまが壊れるうゔっ!」
肉の粒をつままれたまま熱い潮をプシャプシャとまき散らし、凄艶に梓は泣き叫んだ。
誇張ではなく、鋭い絶頂に脳をぐさぐさと刺されていた。魔悦の稲妻に切り裂かれ、脳細胞が死滅していくような、拷問じみた連続絶頂だった。
その絶頂の渦のなかで、梓の蜜壷がこのとき強烈に収縮した。
予想外の暴発をさそわれたらしく、紅葉が一気に余裕の消えた表情になり、せっぱつまった声を出した。
「う……すごいわね、おま○こがざわざわしてしゃぶられてるみたい……
私も射精しちゃいそ……う、くっ、で、出ちゃうわ、出すわよ、んんッ!」
嬉しそうな悲鳴で紅葉が宣告する。彼女は、屈曲位で体を折りたたまれて丸まった梓の尻に、グチュンと深く腰を打ちつけ――放った。
梓の瞳にわずかに残っていた理知の光が、今度こそ消し飛ばされた。
「――――――――――――」
ドプンドプンと粘った水音が内奥から聞こえる。それ以外の音が聞こえない。
信じられないほど大量の精液を子宮内に直接ぶちまけられたとき、梓の世界からは、自分の叫びすらかき消えていた。
アイマスクの裏で、肉棒の脈動に合わせ、赤く視界が明滅している。
「くぅ、ぅぅっ……ああ、気持ちいいわぁ……
そっちは……あらら、気持ちよいのを飛び越えてトびすぎかしらねえ……
すごいケイレンねぇ。ふふ、卵巣まで性感帯って言ったでしょ? 直接たっぷりぶちまけられちゃった精液に、粘膜が過敏に反応してるのねえ……」
凶悪な亀頭が脈打つたびに、牝の内臓に白濁がそそがれる。そのたびに、粘膜を官能の酸で焼かれるような、魔的な肉悦に子宮がふるえる。
麻薬を溶いたお湯を大量に手押しポンプで注がれるような、惨烈なイカされ方。
「――――、――――、――――ッ、」
うちわななく尻肌の球面を、洩らした潮液がたらたらと下に流れた。とろみのある汗も新たに噴いて、妖美にぬめり光る。
その紅潮した悩ましい尻たぶがぐぐっと持ち上がってゆく。蜜壷で肉棒をしごき、精液を最後の一滴まで搾り取ろうとするように、ヒコヒコと上下する。
調教されてきた体が無意識に動いていた。
「西園寺さんったら、お尻ゆすゆすさせて。まだシたいの?
いいわよ、してあげるわね。あなたの中がよすぎて、こっちも射精止まんないもの」
信じられないことに、続行宣言が降ってきた。
梓のなかに射精しつづけながら、紅葉は、またしても腰を前後にスライドさせだしたのである。
「――あぐああああああああぁっ! あ゙、ぁぁああああ゙あ゙っっ!」
唐突に、自分の声が聞こえるようになった。のどが裂けるほどに叫んでいた。
下腹が灼熱させられている。女体が繰りかえし絶頂に鞭打たれはじめる。
肉悦の大きな手で、直に子宮や卵巣を揉みしだかれているようだった。
びゅくりびゅくり子宮内に打ちだされる白濁。その勢いと熱さとリズムと、そして濃烈な赤い絶頂だけが、えんえんと梓の感覚を塗りつぶしてゆく。
「イクう、イクう、あおぉおっ、イクイくうッ、イグゔゔゔっ!」
まがまがしい肉の奈落――脳が蒸発しそうだった。
「私のコレね、実はこういう張り切った『特別製』に変化さちゃったら、精液を出し尽くすまでおさまってくれないのよね。もうしばらく付き合ってね」
「この後は、そうね、夕方のエサの時間だし……お尻の穴の躾けも兼ねて、となりのクラスのみなさんに、あなたの御飯用に精液をめぐんでもらうことにしましょうか。
首輪の鎖を、戸口につないでおいてあげるからね。手をついてひとりひとりに土下座して、『ザーメンをおめぐみくださいご主人様』と呼んで、おち○ぽをしゃぶらせていただくの。
そのままおしっこも飲ませてあげるようにみんなに含めておくから、のどが乾くことは心配しなくていいわ」
「精液をめぐんでもらう間、あなたのお尻を使って性欲処理したいって生徒がいたら、きちんとこのむちむちしたお尻を差し出すのよ。
お尻の粘膜が精液の味を忘れられなくなるまで犯してもらいなさいね」
「そうそう、移動もご奉仕も忘れず四つん這いでしなさいね。立ったり普通に歩いたりすることは許可してませんから。
許可なしで人間みたいに立ったり服を来たりしたら、罰を与えるわよ」
「罰はそうねぇ。先週みたいにまた朝会で、全校生徒の前で、媚薬浣腸なんてどうかしら。淫魔の毒の原液というキッツいのをね。
『見ないで』『あっち行ってぇ』なんて泣きながら公開脱糞してみんなの前でイキ続けたわよね。あんなのまた味わいたくはないでしょ?」
紅葉はグチグチと小刻みに子宮を犯しながら、精神をすりつぶす言葉責めをささやきつづけてくる。
絶望的な屈辱のなかで、無理やり与えられる肉悦が奔騰する。
なにかがブツンと切れ、梓は魂を削るような声で懇願した。
「ころしでください゙っ、もお殺しへっ、イグっ、おねがいだから殺ひてええ゙え゙っ!」
しかし、淫獄でくねり悶える梓が聞いたのは、舌なめずりをする紅葉の残忍な通告だった。
「そうね、望みどおりこのまま一度イかせ殺してあげようかしら。うふふふっ、でも大丈夫。イキ過ぎで心停止しても、すぐ強制的に賦活させてあげる!
そのくらいの霊力はあるから心配しないでね。そして生き返ったら、今度の人生は最初からずうっとおちんぽしごき用の牝奴隷としてイキ続けるのよ。
さびしくないように、そのうち茜たちも隣りに並べてあげるからね?」
紅葉の嘲弄に、もう意味のある言葉は返ってこなかった。ただ悩乱の叫びとともに、むせかえるほどの淫気が立ちのぼって教室に充満していく。
麗奴に堕とされた金の髪の美少女は、絶望の底で肉の高みを凄絶に極め続けていった。
遭禍刻の薄闇が光を追いやり、校舎内は夜と魔の領域となる。この日の放課後、突然失踪した女生徒を探して、篝火ほたるは一人、無人の廊下を奥へ奥へ進んでいく。
本来なら茜や葵に任せるところだが、彼女がほたるのクラスメイトとあっては、やはりほたるが行くのが筋と言うものだろう。
「にしても……独りで夜の学校というのはあんまり好きになれないかな」
別段、暗闇を怖がる性質ではない。ただ相方の菫がいないのが味気なかった。
彼女は昨夜、淫魔に敗北し凌辱され、今は屋敷で療養中。いくらなんでも引っ張り出すわけにはいかない。
尤も、先ほどから感じる気配から察するに、ほたる一人でも全く問題はない相手のようだ。ならばさっさと済ませて、後は菫のお見舞いにでも行くとしよう。
そう考えながら突き当りの空き教室まで来た。妖気はここから洩れ出している。
戸を開けると、うず高く積まれた椅子や机の山が目に入る。
余分な机や椅子の倉庫状態となっているだけあって埃っぽく、ほたるは思わずハンカチで口元を覆った。
「おんやぁ、これまたずいぶん小さく可愛らしいお嬢ちゃんだ。この娘のお友達にしちゃあ幼すぎやせんかね」
声のした方を見ると、教室の隅に白い影が蹲っている。
白い着物に長い髪、恐ろしげな鬼面の妖はその腕の中にぐったりとした女生徒を抱えていた。
「なるほど。『くびれ鬼』ね。今すぐその娘を放しなさい。でないと……え?」
小さな体格には不釣り合いな大鎌を構え威嚇するほたるだったが、くびれ鬼があっさりと女生徒を開放したのには流石に面食らう。
「ひひひ。退魔師さえ来たのなら、こちらの娘さんには用はない。このとおり無事に帰そう。ただし――」
くびれ鬼が宙に浮かび上がり、その兇相が更に険しく恐ろしいものへと変貌した。
「退魔師のお前は帰さんぞ。くひひひひひひひひひひヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ!!!」
狂気に満ちた笑い声とともに四方八方へ伸びていく妖の長髪。天井を覆い、ドアを塞ぎ、床を這いずりまわって、ほたるの周りを完全に包囲する。
細い髪同士が幾本も絡み合い、螺旋状の鋭い穂先が無数に生まれた。前後左右、そして頭上まで、小さな少女を屠るには十分すぎる凶器が幾重にも並ぶ。
まさに絶体絶命の窮地。しかし、ほたるの表情に恐怖はおろか、焦りも緊張もない。級友を前にしているかのような人懐こい笑みを湛え、泰然とした余裕を見せる。
「この程度で私の相手が務まるだろうとは、甘く見られたものね」
少女が僅かに重心を移動させると、大鎌が武骨な外観に似合わぬ優雅な軌跡を描く。ただその一閃のみで、死角であるはずの背後及び頭上の穂先があらかた薙ぎ払われた。
長柄の上に長大な刃とくれば、本来ならば屋内での取り回しなど覚束ない。
しかしこの小さな少女は自身の身の丈ほどもあろうかという得物を、いとも軽やかに、そして鮮やかにその細い腕で踊らせて見せた。
「ぬぅ。ならばこれならどうか?」
髪の槍がマシンガンのように次々と時間差で襲いかかる。
右からの数撃を巨大な刃で受け止め、左よりの攻撃は石突で巧みに逸らす。
波打ちながら足下を狙った攻撃は数本を鎌で斬り裂き、そのまま先端を床に突き立てて、それを支点に自身の身体を宙へと舞い上がらせる。
すると続いて頭上より三段構えの十字砲火。いかにほたると言えど必死かと思われた。
だが、それですらこの小さな退魔師を傷つけるには至らない。
襲い掛かる穂先の一本を蹴りつけると、その反動で今度は逆にその身を下へと移動させる。
流石に制服の脇腹が穿たれ裂けるも、肉体には掠り傷一つ無い。
むしろ、穂先が密集したことは好都合。素早く大鎌を引き抜き、一瞬で刈り落とす。
滑らかな切り口を見せながら、雨のように降り落ちる無数の髪の穂先。
あまりに凄烈な技の冴えに圧倒されたか、くびれ鬼の相貌に怯えが見えた。
(ここが、仕掛けどころかな)
息を吐かせぬ連撃が止んだところで、今度はほたるが攻勢に出た。
「はぁああああああああっ!」
普段の可愛らしい姿からは想像できぬ裂帛の気合。次の瞬間、大鎌がそれまでの華麗なものとは異なる動きを見せた。
「せやぁああああああああっ!」
壁、天井、床、机、椅子。あらゆる障害物を避けることなく、無常の刃が斬り裂いていく。先程の水の如き流麗なる防御からまさに嵐の如き暴虐なる攻撃への見事な移行。
くびれ鬼が新たな穂先を作る端から刈り落とし、本体目掛けて一気に迫る。
「ひ、ひぃいいいいいぃぎゃあああああっ!」
ほたるの猛攻を前にしてこれ以上は無理と悟ったか、遂にくびれ鬼は逃亡を図った。だが逃れること叶わず、大鎌の餌食となり身体を幾重にも斬り刻まれる。
武器となる長髪を、手足を、そして胴体を、巨大な刃がもぎ取っていく。
とうとう首だけとなるもそこは妖。さすがの生命力を見せ、なおも逃げようと僅かに残った髪で床を這う。
止めを刺さんとほたるが大鎌を振りかぶった刹那、
「――きゃうっ!」
突如として壁より生えた何者かの両腕がほたるの右腕を掴み、その小さな身体をものすごい力で引き寄せた。
「い、いったい何?!」
戸惑う間もなく、掴まれた右腕と大鎌が壁へと潜り込んでいく。固い鉄筋コンクリートの壁にも関わらず泥のような粘性で沈んでいき、あっという間に肘まで埋め込まれてしまった。
何とか腕を引き抜き拘束から逃れようとするも、引きずりこまれた時とは違い、しっかり固められて微動だにしない。
大鎌もまた刃の部分が完全に壁中に埋もれてしまい、飛び出た柄をいくら揺すっても動かすことができなかった。
(腕と鎌。せめてどちらかを自由にしないと、このままじゃ)
悪戦苦闘するほたるだったが、最悪なことに壁より生えた腕が今度は左腕をも掴む。
「ああっ! 嫌ぁっ! は、放してっ!」
予測される危機に思わず無力な少女のように叫ぶほたる。だが、振りほどこうにも片腕を固定された状態ではろくに動けず、まして華奢な少女の身体では力勝負に勝てるはずもない。
手首と肘をしっかり押さえこまれ、易々と左腕を壁へ引きずり込まれてしまう。
実際に触ったことなどはないが、生コンの中に手を入れたならばこんな感じかと思わせる不快なゲル状の感触に、すべすべとした眉間に嫌悪の皺が寄る。
とうとう両の腕が肘まで壁に埋め込まれ、先ほどまでの優勢から一転、一種の磔状態で拘束という危機的状況となってしまった。
「おぉ、おぉ。でかした、『壁男』。あの囮の娘だけでなく、退魔師までもそうして捕まえるとは。今日のお主は素晴らしい働きぶりじゃな」
くびれ鬼が嬉々として腕の主と思われる者の名を呼ぶ。
ほたるの顔のすぐ右側に、染みが浮き出るように顔の輪郭が現れ、中年の男が首だけ壁の外に出てきた。ぼさぼさの髪と無精髭、痩せこけた頬に、ぎょろりとした目が印象的だ。
怪談で語られる、壁の中を自在に動き回り、あちらこちらで人の顔のような染みとなる、壁男。その正体は工事中に誤って生きながら壁に塗り込められた哀れな作業員の怨霊だ。
「旦那が身体張ってこのガキの注意を惹きつけてくれたからな。これぐらい造作もねえよ」
顔のすぐ傍にいるために、壁男が話すと凄まじい口臭がほたるを襲った。アルコールとタバコを常習し、歯磨きもろくにせず、更には胃も荒れていたのだろう。
生前の不衛生な生活環境が容易に想像できる悪臭が鼻と口からほたるの粘膜をかき回し、強烈な嘔吐感が込み上げる。なんども喉が上下してえずきそうになるのを、ほたるは少しでも臭いから遠ざかるために顔を反らして耐えた。
「おいおい、そんな嫌そうにするなよ。けっこう傷つくぜぇ、そういう態度。おじさんともっと仲良くしようじゃないの」
嘲り混じりにそう言うと、壁男はいきなりほたるの頬を舐めだした。死霊となったためか温度を感じぬ冷たい舌が柔肌に触れ、皮下に唾液を染み込ませるようにゆっくりと舐り出す。
「ひぅっ! やぁ、んんっ!」
肉厚の器官ならではの弾力と異常に粘性の高い唾液の湿り気、そして不快極まる悪臭が少女の白い頬を汚す。舌先を強く押し付け、歯列を確認するように何度も往復させたかと思えば、頬肉に歯を立てて噛みつき咀嚼しながら引っ張る。
「んにゅっ! んくっ、やめ、ふゃうっ! ほっぺで遊ばな、んぐっ!」
思わずほたるが抵抗の言葉を口にしかけた隙に、壁男の指が二本滑り込んできた。汗や皮脂、劣化した機械油の臭いが混ざった体臭が口腔に充満する。
何とか追い出すために噛み切ろうとするも、逆に顎をこじ開けられ喉奥まで指を突き立てられた。
「んぐぇっ! おぶっ! んんんーーーっ!」
長年の作業からか男の指は太く、たった二本でほたるの口を限界まで塞いでしまう。
(や、やだ……これ、おちんちん咥えさせられてるみたい……)
だがペニスや触手とは違い、骨があるゆえの独特の固さ、爪や関節といった異なる感触の部位の存在に戸惑い、ほたるは目を白黒させる。
「おお、いいねぇ。ガキとはいえ女の口の感触ってのはたまらんものがあるわ」
唾液を潤滑油に二本の指が口内を掻き回し始めた。舌先とサンドして外と中から頬肉をノックして遊んだかと思えば、押しつぶすように前後左右に暴れ出す。歯茎をさんざん擦り立て弾力を楽しみ、逃げ回る舌を追い回し、遂には捕えて外に引きずり出した。
「んぇえええっ! おくひぃ、あひぇっ! おくひ、おもひゃにひにゃいれぇっ!」
「ははっ、何言ってるのかわかんねぇよ。え? もう一度言ってくれよ? なぁ?」
開きっぱなしの口では上手くしゃべることができず、涎を垂れ流す無様な姿を嘲笑される。本来、低級の怨霊でしかない壁男相手に捕えられ弄ばれる屈辱に、ほたるのプライドはいたく傷つけられた。
だが、どれだけ悔しく思ってもそれだけでは何もできず、為すがままにされるより他はなかった。
「お耳も可愛いねぇ。ここもハムハムしちゃおうか」
「んむぅうううっ! やら、やらぁっ! んぇっ! おぷっ、んくっ、はぷぁっ! みみやめひぇ、はひぃいいいっ!」
耳朶を咀嚼され、軟骨を歯でこりこりと味わわれる。舌が輪郭をスケッチするように丁寧になぞった後、窄めて耳孔へ侵入し出す。通常経験することのない、舌肉が外耳道を圧迫する感覚に、頭がおかしくなりそうだった。
「んぶぇっ! ひゃうううっ! んぐぉっ、んむぅっ、んん、ぷはっ、はひゃ、ひぁあああっ!」
ようやく口から指が引き抜かれ、耳責めが終わった。涙と涎に塗れ荒い息を吐くほたるだったが、この辱めはまだ序の口。
先程の妖は未だに生きている。
堪能しておるな、壁男。そろそろワシも参加してよいかな?」
壁男がほたるを苛む間に斬り刻まれた身体を髪の毛で繋いだのか、再び五体を手にしたくびれ鬼が不格好な足取りでやってきた。
「そりゃあ当然。旦那のためにマンコは弄らず取って置いたんだから」
「それは重畳。あれだけ斬られたからには、ホトの一つは貰わぬと割に合わんよ。ひひひっ」
くびれ鬼の髪がほたるの足に絡み付き、大きくV字に押し広げていく。肩と股関節に体重がかかり、身体が軋む痛苦に少女は頤を反らして呻いた。
足が高く上がったことでスカートが捲くれあがり、下着が露出してしまう。初めてのことではないが、やはりこうしたはしたない格好となることに羞恥を覚えてしまい、ほたるはイヤイヤと身を捩った。
「おんやぁ、これはまた愛い反応じゃな。おかげでワシの逸物もいきり勃ってきおったわ」
「ひぃっ! そ、そんなの……無理……入るわけない」
曝け出されたくびれ鬼のペニスは、大人の腕よりも太く、まさに規格外の極太サイズ。とてもではないが、ほたるの幼い身体が耐えられるものではない。
もはや凶器というべき代物に、退魔師といえど脅え戦慄き、歯がカチカチと鳴り出した。
妖は見せつけるようにゆっくりとほたるの下着をずらし、未成熟な秘唇に剛直を宛がう。小さく閉じた姫貝と大きくエラの張った黒魔羅の対比が、一層この後の凄絶な痛みを喚起させる。
くびれ鬼が酷薄な笑みを浮かべ、次の瞬間、亀頭が一気に膣口を押し広げた。
「あぎぃっ! あぐぅうううぁあああっ! あひっ、ぁあああっひぎゃぁああああああっ!」
幼膣を引き裂かれる痛みに絶叫するほたる。一度の挿入で子宮口まで叩き込まれ、内臓がへしゃげる感覚に意識が吹き飛ばされた。
剥き卵のように滑らかな下腹にはっきりとペニスの形が浮きあがり、今にも張り裂けそうだ。
だが、地獄はこれからだ。膣壁を削り取らんとばかりに長大なストロークが開始される。
「ひぎぃいいいっ! あぎゃっ! んぎぃっ! ひげぁっ! あぐぅっ! はぎゃあああっ!」
堅い亀頭が子宮が潰れんばかりに激しく突き込まれ、発達したエラが内臓を引きずり出さんと膣口まで戻っていく。
深く力強いピストンの合間に、ランダムなタイミングで子宮口への連続ノックを喰らわされると、脳髄が弾けそうな衝撃が走った。
髪を振り乱し悶絶するほたるに、更なる責めが襲う。
「へへへ、もう我慢できねぇからケツ穴使わせてもらうぜ」
「あひぃいいいっ! お尻ぃ、お尻にまでぇっ! はぉっ、おおおっ!」
壁男の逸物が菊穴へとねじ込まれ、直腸内を蹂躙されたほたるは童顔に似合わぬ獣のような咆哮を上げた。
壁男のそれは一般的な人間サイズ。しかし、それでも本来は排泄専用の器官にあっては相当な圧迫感だ。
しかもその動きが通常の水平運動ではない。つるつるした尻の感触を満喫しようと壁男は下半身をぴったり押し付け、上下左右、あるいは円運動で肛門を押し広げる。
たくましい太腿に尻たぶをもみくちゃにされながら、ペニスでヌチヌチと粘膜を広げられる快感に、甘い痺れを感じてしまうほたる。
「おお、ケツ穴ってのもなかなかいいもんだな。しかもこのガキの尻、肉は薄いがすべすべの感触が気持ちいいぜ」
「ああぅううっ! それだめぇ! んひぃいいいっ! そんな動き方したら広がる、広がっちゃう、あふぇえええっ! お尻の穴緩くなって戻らなくなっちゃ――はぐぉおおおっ!」
せめてもの抗議はいきなり子宮まで押し広げられたことで途絶する。壁男に負けじと更に深くくびれ鬼がペニスを突き立てたのだ。
「はぐぅっ! こわ、壊れりゅ、はひゃあああっ! 私のかりゃだ、こわれ、ぁあああっ! 子宮ごりゅごりゅ、あひ、あひぃいいいっ! ごりゅごりゅしゅごひぃいいいっ!」
子宮はおろか脳天まで男根に貫かれたかのような凄まじい衝撃に、ほたるは白眼を剥いて痙攣する。激しすぎる責め苦は少女の正気を失わせ、脳内の快感神経をスパークさせる。
「おほぁあああああっ! しきゅーイイッ! おひりもイイッ! ごりゅごりゅぬちぬちされるのイイッ! ふぁひぃいいいっ! 変になりゅ、頭変になりゅぅうううっ!」
前後の穴をそれぞれ違ったやりかたで掘削され、無様なアヘ顔で善がる少女退魔師。
人懐っこい笑顔をした可憐な少女の面影も、優秀な退魔師としての凛とした姿も、もはやどこにも感じられず、ただの一匹の牝のとしてあさましく喘ぐのみ。
「ひひひ、小さく狭くこんなにもきゅうきゅう締め付けてきて。お嬢ちゃんのホトは素晴らしくいい具合じゃな。ならばもっと具合良くしてやろう」
くびれ鬼の長髪がほたるの首に巻きつき、徐々に絞め上げ出した。
「ひぐぇっ! かはっ、はひっ、おぁ、おおっ」
たちまちほたるの顔色が赤く、続いて紫へと変化していく。気道と血流の両方を圧迫される苦しさに視界が明滅し出す。
くびれ鬼とは人に首を吊らせることを好む鬼。故にくびり殺しながらの陵辱もまたこの妖の好むところ。
頭の中に靄がかかったように意識が薄れていき、苦しむ自分がどこか遠く感じられる。なのに膣と肛門から与えられる快感だけは、はっきりと自覚できた。
頚部圧迫の痛みも、呼吸できない息苦しさも、脳に酸素がいかないために起こる割れんばかりの頭痛も、何もかも快楽の前では忘れることができる。
子宮を蹂躙されると身体中が掻き回されるようで気持ち良かった。腹を破らんばかりに突きあげられると、空に昇るような衝撃に打ち震えた。アナルをねっとり拡張されると背筋にピンクの電流が流れて癖になりそうだ。
沈むのだ。この悦楽に沈みこめば苦しさからは逃れられる。
だからほたるは堕ちていく。
すでに顔は土気色で意識は手放す寸前。びくびくとなんども手足が痙攣し、目は裏返り口からは泡を吹いている。
だがほたるの顔に浮ぶのは蕩けた淫猥な笑み。
「さぁ、これで終いじゃ。ほれ」
一際強く首が絞められる。
白い光が脳内で弾け、そのまま意識が消失していく。最後にくびれ鬼と壁男のペニスが膨張したように感じた。意識が飛ぶ際に膣と肛門が強く収縮したからに他ならない。
完全に気絶したほたるの中へと二匹の妖の精が注がれていく。どちらのもあまりに大量なため先程以上に腹が膨れ上がり、まるで妊婦のようだ。
両者がペニスを引き抜くと、広がり切った秘裂と肛門から黄ばんだ濃厚なザーメンが大量に垂れ落ちる。
「ふぅ。素晴らしくいい締め付けじゃったな。一応加減はしたから、まだ息はあるはず。夜は長いぞ。これからが楽しみじゃ。くひひひひひひひひひひヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ!!!」
くびれ鬼のけたたましい笑い声が夜の校舎に響く。されど彼の者を討つべき退魔師は無残にも辱められ、汚され尽した敗北の姿を曝している。
篝火ほたるの艶獄は未だ終わらず。されどその命運はすでに尽きぬ。