198鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:07:02.68ID:UCxIyL3o0
◎登場人物紹介&短縮版
+成海 悠真:色々あって神と人を繋ぐ御使いとなった青年
⇒実は島産まれ、先代の鯨神とあっており真の願い水をその身に宿す。
+天川 湊月:親切な少女で本来の御使い、思い詰めた時の行動力が凄い
⇒悠真との関わりで色々と感じていた重責がなくなり、元気な姿を見せる様になる。
そしてリルとの新しい付き合い方を見つけ出し、リルにも認められるのだった。
+成海 真莉音:トラブルメイカーのブラコン妹、ボクっ子な研究者
⇒妹だったが惚れ薬を通じたトラブルで真莉音が1人の女性と好きと気づき恋人に。
研究成果が原因で色々起こるが、最後は結婚式を挙げて皆に祝福される。
+上遠野 恵那:家族みたいな存在の幼馴染、怒ると怖い
⇒互いを想い合うが故にすれ違うが真莉音の協力もあって無事に恋人になる。
リルの力も偶然何とかなり、本土に戻り、子供が出来たので島に戻る。
+リル=ホエール:鯖缶大好きな自称鯨神、ちょっと天然気味
⇒悠真の事を想って御使いから外そうとするが悠真の想いを知って恋人になる
しかし次第にリルの力は失われていき、祠の周囲から離れられなくなる。
トゥルー
⇒リルと恋人になり、力失われるリルの為に皆と共に行動して霊泉を発見。
そこで本来の儀式を行い、霊泉を清めて色々解決、と思いきやリルが消えそうになる。
しかし先代鯨神と関わりあった悠真のお陰で消える事はなくなり、リルとこれからも一緒。
199鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:07:23.21ID:UCxIyL3o0
◎共通
気が付くとトランクの中で海を彷徨い、そこを見知らぬ少女に助けられた成実悠真(悠真)。
少女との会話で辿りついた場所が神が実在した島と呼ばれる天洲アイランドだと判明する。
そして悠真は妹である成海真莉音(真莉音)が今の状況を引き起こしたのだと理解する。
少女との会話でこのままでは密航者扱いらしいので手続きの為に港湾局と呼ばれる場所へ。
少女、天川湊月(湊月)と向かう途中で事故で中心街を流れる水路に落下、流される。
辿りついた場所は森と祠があり、どうしようか悩んでいるといつの間にか少女かいた。
その少女は自分に用があるのだろと言われるが悠真は偶然流れ着いただけでそんなものは無い。
しかし少女が残念そうな顔をするので街への戻り方を聞くと謎の水の入った小瓶を見せられる。
少女は鯨神のリル=ホエール(リル)というらしいがどうも記憶が少し曖昧らしい。
そして先ほどの水は『願い水』で何でも願いが叶うらしいが、今は使えないとの事。
色々と信じられないがリル1人残すのもあれなので共に街へと帰ろうとする事に。
途中で悠真が名乗ると何故か懐かしい感じだと言われたり、リルと触れて電流が走ったり。
ともかく何とか街へと戻って来る事が出来て、湊月とも再会する事が出来た。
そして今度こそ港湾局へ到着、そこにいたのは色々と元凶である真莉音だった。
そこで悠真が手続きをしている間、相も変わらずに自分は鯨神だというリル。
湊月達から鯨神がこの島に実在したという神様である事を聞く悠真。
3人共信じられないが悠真の提案で本当に鯨神なら奇跡を見せて欲しいという事になる。
そしてリルが願い水の小瓶を掲げると実際に不思議な出来事が起きた。
鯨神かはともかく何か不思議な力を持つ事は信じる事にし、とりあえずはこれからの事。
リルが寝てしまったのでとりあえずは湊月達が住んでいる学園の寮へ向かう。
そこで真莉音が騒いでいると天洲学園教師の西園寺桃莉(桃莉)がその場に現れる。
桃莉に事情を話すと寮の空き部屋で一晩過ごす許可を貰えた悠真。
続いてリルに関してになるが、そこで桃莉と湊月が鯨神に関わる家系だと聞く。
という事でリルは桃莉に任せる事になり、何やらリルが本物なら湊月にも関わるらしい。
200鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:08:08.62ID:UCxIyL3o0
その後、湊月の幼馴染の仙堂桜子(桜子)と知り合いになったり、リルが部屋に来たり。
翌日、リルから悠真をシモベにしたので島から出られなくなったと聞く。
リルの力は現在不調であり、それを何とかする為の手助けとしてシモベを作る力があるらしい。
そこに桃莉が現れて詳しく説明してくれる、正しくはシモベではなく御使いというらしい。
神と人を繋ぐ資格を持つ人で鯨神の祭事を補佐したりする世話役みたいなものらしい。
本来なら世襲制らしいが特例との事、そして悠真は天洲学園に転入する事になった。
当然、突然そんな事を言われて納得できる訳も無く、島から出ようと湊に向かう。
そこで謎の壁に阻まれて、リルから自分の力の埒外の結界があるから無理だと言う。
結局、御使いとして頑張ってリルの異常を解決するしかないという事を受け入れる悠真。
悠真達を追ってその場にいた湊月はそれを聞いて驚く、実は湊月が本来の御使いだった。
なので悠真は自分の御使いが一時的な事、リルが正常に戻れば湊月を御使いにする事、
それまでは共にリルの面倒を見たりする事にし、それを聞いて湊月も納得する。
という事でリルから願い水の入った小瓶を受け取る悠真、本来は御使いが所持する物らしい。
と言っても色々と誓約がある為に簡単に使える物では無いが、誓約内なら何でもありとか。
翌日は平日だが色々と足りないので悠真は買い物、その約束を真莉音とする。
その途中で何故か逃げ出そうとする真莉音、何事かと思うと1人の少女が捕まえた。
幼馴染の上遠野恵那(恵那)で急にいなくなった悠真を心配して島にやって来たらしい。
リルも呼んで事情説明、納得はいかないが悠真の決めた事ならととりあえずは認める恵那。
という事で悠真達の為に学園に転入したいという恵那、そこに桃莉が現れる。
恵那の事を話すと、恵那が模試で1位を獲る様な成績優秀者だった事もありすんなりOK。
という事で真莉音ではなく恵那と共にこれから暮らす為の買い物をする事になった。
翌日はついに学園へ、そこでクラスメイトの鍵谷正義(正義)と友人になる。
こうして学園へ通う様になるが学園で過ごしている間は1人残される事になったリル。
その事で拗ねるリル、悠真も桜子のお陰でリルがどう思っているのかを理解する。
201鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:08:32.88ID:UCxIyL3o0
そしてリルは桃莉に頼んで学園に通う事に、当然悠真と同じクラス。
ある日、部活の事を知ったリルの為に『天洲楽鯨団』というサークルを結成する事に。
メンバーは悠真、湊月、真莉音、恵那、リル、桜子、正義で顧問は桃莉に頼む事に。
その後、研究室に忘れ物をしたという真莉音について行く事になった悠真と恵那。
島のエネルギー源である『エネルギー水』の研究者でもある真莉音。
そんな感じで皆と過ごしていたある日、リルが自分の力はいつ戻るのかと聞いて来る。
一応は調べてはいるがヒントが少なすぎた、そこで最初にあった祠の話なる。
もしかしたらという事で今度の休日にその祠を見に行く事になった。
当日、無事に祠に到着して改めて祠を見るとかなりボロボロなので掃除する事になった。
たまにふざけたり、湊月の弁当を食べながらも無事に祠の清掃は終えたのだった。
休み明け、学園行事である水中体育祭の説明がされ、出場種目を決める事になった。
そこでリルの要望で悠真は女子の騎馬戦に参加する事に、しかしハンデで馬役は悠真だけ。
湊月は反対だが他の女子はそうでもなく、他の教員は桃莉が説得する事になった。
その事で正義と話していると湊月も会話に参加、そこで正義から学園での盗撮の話を聞く。
既に警察にも届けたとの事だが湊月が盗撮犯を見つけて成敗すると言い出す。
そこで悠真も手伝う事に、いざとなれば願い水に力もあるし湊月が心配なので。
(ちなみにリルの力が戻っていない為願い水で犯人の発見は不可能
情報収集は上手くいかなかったので現行犯逮捕を狙って夜の学園へ向かう。
そして不審者の影を発見、不審者は研究室に向かっており2人で追いかける。
研究室で不審者と対面するが電気が消えてて顔は見えず、さらに不審者に逃げられる。
その上、研究室に閉じ込められてしまい、願い水で開けようとするが何故か出来ない。
その後、湊月が死にたくなる目にあうも、リルが桃莉を連れて来たお陰で助かる。
数日後、桃莉から盗撮の目的がエネルギー水にか関わるものだったと聞かされる。
さすがにデリケートな問題なので一般には伏せる事になり、水中体育祭も問題なく決行。
202鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:08:51.73ID:UCxIyL3o0
そして当日、打倒巨乳に燃えるリルと共に騎馬戦を駆け抜けるのだった。
それから真莉音の作った惚れ薬で一波乱あったり、リルが胸が成長しないと嘆いたり。
そんな事をしながら今度の連休に天洲楽鯨団の皆で祠の調査をする事になる。
近くに桃莉の家が管理するコテージもあるので泊まりで、ついでに遊ぶのも目的で。
結局、リルの関しては何もわからなかったが、身近な女子と仲良くなっていく。
◎天川湊月
最近、湊月がリルの力を取り戻す為の方法ほ探す話し合いを毎日の様に持ち掛けて来る。
その上で何故か不機嫌な感じ、ともかく鯨神をしっかりと調べる事を提案してみる悠真。
2人で図書館から本を借りて調べるが行き詰ってしまう、しかしそこに桜子が現れる。
3人で調べている途中、祭祀とは何か聞くと鯨神に願いを伝える儀式だと言う湊月。
湊月は島の住民なら常識と言うが桜子は否定、今では知らない人も多いらしい。
というのも鯨神がいなくなって大きな祭祀は100年前だと聞く。
その事で落ち込む湊月だが悠真はリルがいるから力が戻れば祭祀も行われると、
そう最後まで発現する前に湊月は自分達で祭祀を復活させればいいとやる気になる。
そして1人で祭祀関連を調べに行くが、祭祀にはリルの力が戻らないと意味が無い。
しかし止めても無駄と考えて、桜子と2人でリルの力の戻し方を調べる事にする。
翌日、湊月が祭祀をする前に鯨神のゆかりある祠を修繕しようと言い出す。
どうかと思ったが桜子にリルの力が戻る時間稼ぎが必要と言われて了承する。
祠の修繕を含め、やたらとやる気な湊月に何故そこまでするのか聞くとリルの為と言う。
島の住民が鯨神を知り好きになれば、島にもっと溶け込めば不安とかがなくなると思って。
それを聞いてやる気が溢れて頑張っていると桜子がリルを連れてやって来る。
しかしリルは可愛げが無いと言い不機嫌になってしまい、その事で落ち込む湊月。
なので悠真が何とかする事になり、恵那から助言を受けながら説得に成功する。
203鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:09:14.65ID:UCxIyL3o0
ある日の放課後、桜子が重大な事が分かったと悠真と湊月に話しかけて来る。
そして連れて行かれた先にいたのは恵那、どうも桜子が協力を求めたらしい。
そこで恵那から鯨神は愛され、楽しく過ごす事で力を蓄えているという仮説を上げる。
祭祀も沢山の人に愛されるという実感がある方が力が強まるのではと推測。
天洲楽鯨団の皆で祭祀をする為に頑張る事になるが、何故か湊月に無視される様になる。
何とか迫って普通に会話出来る様になり、祭祀の為に桃莉も巻き込む事になる。
自治会等の説得はリルが鯨神として本物と信じて貰って色々と何とかなった。
こうして祭祀に関しては色々と進展するが、湊月が最近不機嫌な理由はわからないまま。
真莉音と恵那にも言われて湊月の元に行くがその日は会話する事は叶わなかった。
翌日も会話しようとするが中々上手くいかず、祠の近くの湖でリルといるのを何とか発見。
そこでリルが何故悠真を避けているのか聞くと、自分の問題と言って1人になる。
湊月が離れた後にリルの元に行くと、湊月を追う様に言われたので急いで追いかける。
色々と思っている事をぶつけると急に泣き出す湊月、そして理由を教えてくれる。
湊月は巫女の家系だが祭祀とかは母が全部やって好きな様に生きていいと言われていた。
そんな時にリルが現れたが選ばれたのは悠真、しかも思ったよりも出来る人。
それが悔しくもあり、その一方で悠真を頼る自分もいて、色々と複雑な気分。
嫌おうとしても嫌えず、認めようとすると自己嫌悪が残ってしまい行き詰り。
だから自分にはもう構わなくていいと言う湊月だが悠真は構い続けると言う。
悠真の想いを聞いて湊月も色々と受け入れて仲直りの形となった。
そしてこれからの事に関して悠真と湊月は祠の修繕をする事になる。
そこで良い雰囲気になるもリルがやってきて微妙な雰囲気のまま別れる事になる。
そして翌日、2人きりの時に色々と大変な湊月を心配すると急に泣き出す。
抱き締めて理由を聞くと良い人な悠真を嫌おうとしていた自分の事について、
それと御使いになる事よりも悠真が傍にいてくれる事が大切だと分かったからと言う。
だから悠真も好きだと告白、湊月も受け入れて恋人になるのだった。
204鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:09:35.08ID:UCxIyL3o0
翌日から祠の修繕、加えて再建に天洲楽鯨団の皆も参加する事になるが1つ問題があった。
場所が意外と遠くにあるので資材等を大量に持ち込めない事だった。
そこで以前泊まったコテージで合宿をしながら資材を置く事を思いつく。
桃莉から許可を貰い、責任者として桃莉も参加する事になり合宿が始まった。
そうして過ごしていく中で湊月のリルへの接し方が変わっている事に気付き聞いてみる。
湊月はリルが楽しく過ごす為に自分が出来る事を考え、そしたら悠真の顔が浮かんできた。
そして自分も悠真みたいに言いたい事を言える様になろうと思ったらしい。
神様として崇める関係ではなく、友達として楽しく過ごす関係になる為に。
それから祭祀の開催が正式に決定、そこで運営本部として参加する事になる天洲楽鯨団の皆。
悠真と湊月は実行委員会に入る事になるが正式に動き出すまで時間があるらしい。
という事で祠の再建をそれまで進めておく事に、リルもやる事がないのでこちらに。
3人で祭祀の流れを確認したりしながらも無事に再建完了、という事で今度は本部の方へ。
それから祭祀の準備は進み、明後日となった日にリルが湊月を認めてくる。
リルは湊月が自分を重視し過ぎて潰れる事を心配していたが、今なら大丈夫だと思って。
そして悠真から願い水を授かり、リルに願い水で何か叶えてみてはと言われる。
しかし湊月は過程あっての結論と考え、必要になった時に使うと言って今は使わない事に。
翌日は御使いが祭祀ですべき事で頭がパンパンな湊月をリフレッシュさせる為にデート。
そして当日、祭祀は無事に終わり、実家に伝わる舞のお陰もあって周囲にも認められる湊月。
無事にリルの力が戻り試しに使ってみるがまさかの暴走、操っていた水が氾濫する。
急いで皆を退避させるもリルは暴走した力の制御でその場を離れられない。
しかし悠真と湊月の説得を受けて1度制御を手放し安全な場所まで移動する事に。
その途中、湊月がリルを庇って水に飲み込まれたので悠真が助けに戻る事に。
リルは安全な場所まで避難してからもう1度力の制御をしてもらう事になった。
そして水の中に飛び込み湊月を発見するが流れの強さにどうしようも出来ずに気絶。
しかし気が付くと湊月と共に助かっていた、謎の水柱が2人を助けてくれたらしい。
205鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:10:01.89ID:UCxIyL3o0
リルではないらしいが、事態の混乱を収める為にもリルが何とかした事にする。
結局、今回の騒ぎで願い水は何処かへ流れて行き、リルの力も再び完全ではなくなった。
だがリルが皆に呼びかけて今回頑張ってくれた湊月の願いを叶てあげると言う。
そこで湊月は悠真を御使いから外す事を選ぶ、自由になった状態でも自分を求めて欲しくて。
リルも了承して悠真を御使いの任から外し、湊月と共にいる為に再び御使いになろうとする。
するとリルが今度から御使いを試験制にすると言い、湊月への愛で頑張れと言われる。
それから島で暮らす為の手続きの為に一度本土に戻るが真莉音によって再び島に送られる。
そして湊月と再会してからは共に過ごしていくのだった。
◎成海真莉音
合宿から戻って来た悠真達、そこで恵那から真莉音を見る目が少し変わったのではと言われる。
翌朝、真莉音にラブリーエナジーという謎の薬を飲まされ興奮するが何とか我慢して学園へ。
学園では真莉音がエネルギー水の研究にて重大な成果を残したのだと聞く。
実際に向かってみるとエネルギー水の凝縮に成功したとかで色々とお偉い方がいた。
真莉音が世間に認められる事をしていたと実感し、真莉音の為に何か出来ないかと考える。
という事で明後日に2人で出かける事を約束する事になった
その翌日も真莉音にラブリーエナジー盛られて色々ヤバい状態になる。
それでも真莉音の研究に役立つと想い我慢して学園に行くもやっぱり限界。
真莉音を探すと恵那から早退したと聞いて急いで帰寮すると悠真の部屋にいた。
明日のお出かけの為に早めの休息をとっていたとか、そして真莉音に誘惑される。
その結果、真莉音が部屋を出た後に真莉音の妄想でスッキリしてしまい自己嫌悪に陥る。
しかし色々と考えてみると真莉音は血の繋がらない妹、そして色々魅力的だと考える。
という事で翌日、その日は自分から真莉音の用意したラブリーエナジーを飲む悠真。
その日は何故かやたらとドキドキしてしまい、真莉音に話しかけている男性に嫉妬してしまう。
206鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:10:21.70ID:UCxIyL3o0
高松という男性で真莉音の父の知り合いらしく、真莉音の成果を祝福してくれたらしい。
しかし何故か見た事もない筈なのに高松の後ろ姿を目で追ってしまう悠真。
そして真莉音といつも以上にくっつき、その様子を周囲から恋人の様だと言われる。
恵那から何かおかしな薬を飲まされてないか聞かれたのでラブリーエナジーの事を教える。
そして放課後、真莉音に言われてからラブリーエナジーを飲んでからお出かけ。
やたらとドキドキしながら2人でカフェに行き、限定メニューの為に頬にキスするまで。
そのまま腕を組んで帰寮、悠真の部屋で2人っきりになる悠真と真莉音。
そして悠真にラブリーエナジーを飲んでから自分への気持ちを教えて欲しいと言われる。
なので飲もうとすると恵那と湊月、それにリルが部屋にやって来て、それを止める。
いくら何でも悠真の真莉音への感情が急激に変わり始めていたので心配して来たのだ。
湊月は真莉音が惚れ薬を作っているという噂を聞いていたので怪しんでいた。
そしてリルから願い水の力で惚れ薬の力を消して、その上で気持ちを確かめる事に。
そうして願い水の力を使うと先ほどまでの真莉音への気持ちの高鳴りが治まってしまう。
真莉音は謝罪しながら部屋を出て行き研究室へ、そこにリルがやってくる。
真莉音の研究成果を見たリルは何を思ったのか真莉音に願い水はいるかと聞いて来る。
しかし真莉音は例え惚れ薬だとしても自分の力で悠真を振り向かせたいのだと言う。
研究室の外で聞いていた悠真と恵那、恵那は2人の為に惚れ薬の作り方を教えると言う。
翌日、何故か真莉音と恵麻が料理対決、惚れ薬とは愛情の籠った手料理だと言う。
だから勝った方と悠真が付き合うと言い出す恵那だが、色々と年期違い過ぎた。
料理勝負は恵那の圧倒的勝利、そして恵那はご褒美に自分とデートして欲しいと言う。
それを真莉音が止めようとする、何故なら恵那は自分より悠真の傍にいて素質もある。
妹である自分は身体を使った誘惑や惚れ薬等の反則的な事をしないと振り向いてくれないと。
そこでリルが真莉音のラブリーエナジーは願い水の様な力を持っていたらしい。
惚れ薬としての力はないが、真莉音を1人の女子として見る、そんな力が宿っていたらしい。
207鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:10:44.43ID:UCxIyL3o0
悠真が真莉音とイチャイチャしていたのは元々持っていた気持ちなのだと。
恵那に言われて、真莉音と2人でちゃんと話し合う事になった。
そこで真莉音の想いと告白を受け取った悠真も真莉音が1人の女子として好きだと告白。
そして恋人になれ、悠真と付き合えた事で恥ずかしさが一周して控えめな性格になる真莉音。
そして真莉音は研究の意欲がなくなったので他の人に受け継ぐと言う。
勿体ないと思う悠真だが意志は固く、桃莉に相談して信頼ある企業にゆだねる事に。
桃莉から以前の盗撮騒ぎであったカメラが真莉音の研究室にもあった事を聞かされる。
真莉音の研究は一生遊んでも困らない金を生み出す研究、なので気を付ける様言われる。
それから真莉音と海でイチャついたり、結婚情報誌にあった婚姻届け(仮)を書いたある日、
リルが悠真の元を訪ねて来て、悠真の御使いの任を解いて湊月に引き継ぐと言う。
何故にと思って聞いてみると恋人になった悠真と真莉音を思っての事だった。
しかしまだ繋がりを完全に絶つ事が出来ないので力を取り戻すにはどうすればいいかとの事。
とりあえずリルは信仰を集めるのが大切だと思っているのでその方向で考える。
そこで祭ではと言うと、リルはまさに名案と桃莉の元へと相談しに行った。
数日後、真莉音の技術を受け取りたいという会社が大量に訪ねて来る。
全ての話を聞いた後に、偶然高松が近くにいて、桃莉とも知り合いだったと知る。
その一方、偶然にも婚姻届け(仮)を見つけたリルがそれを役所へと出してしまう。
翌日の学園にて、m血相変えた桃莉が悠真達の元へ来て教室にあるテレビをつける。
何事かと思うと、民法が改正されて婚姻届け(仮)が受理されるという物だった。
実は悠真の真莉音といたいという想いを願い水が叶えた結果であった。
そして真莉音は皆の前で悠真との付き合いを発表して、皆から祝福される。
翌日、真莉音の研究成果でもある凝縮したエネルギー水の入った小瓶が研究室から消えていた。
盗難かと思うが真莉音は自分のうっかりかもしれないと言って報告しない事に。
しかし落ち込み気味な真莉音の為に何か出来ないかと考える悠真。
208鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:11:03.70ID:UCxIyL3o0
そこに桃莉が訪ねてきて、他の生徒には秘密という条件で監視カメラを見せてくれる。
映っていたのは小瓶を持った不審者、そしてその姿は見覚えのある者だった。
悠真は1日だけ桃莉に待ってもらい、そして高松の事を待ち伏せる悠真。
高松と出会えた悠真は今の状況を色々話し、明日来て欲しいと言う。
そして帰寮後に悠真は真莉音に問題解決しながら犯人捜しをしない方法を告げる。
翌日、真莉音と悠真は真莉音の技術が欲しい企業の人達、高松と桃莉を屋上に集める。
そして現状説明と自分が凝縮したエネルギー水を作るに至った経緯を伝える。
最後に全員で円になり、盗んだ小瓶を円の中心に置いて欲しいとお願いする。
全員が目を閉じて、そして目を開けた時には小瓶が円の中心にあった。
そして真莉音は自分の研究を何処にも売らず、著作権フリーで公表する事にした。
それから鯨神の祭を開く事が決定し、リルからそこで悠真達の結婚式をすると言われる。
帰寮した悠真を待っていたのは高松、実は小瓶を盗んだ盗撮犯は高松だった。
真莉音の父を尊敬していた高松は惚れ薬の為に技術を使われたと知ってしまう。
そこで警告するつもりだったが凝縮したエネルギー水を生み出した真莉音の技術も気になった。
そうして揺れていると今度は企業へ譲ると言う話、企業には利益追求という理念がある。
必ず人の為になるとは言えないので高松は小瓶を盗み出したのだった。
悠真はそんな高松に真莉音が犯人捜ししていない事を告げ、結婚式に来て欲しいと言う。
そして鯨神の祭、くじフェスが開かれてそこで結婚式をする悠真と真莉音。
皆に祝福されながら、次の人が幸せになる様に願ってブーケトスするのだった。
◎上遠野恵那
合宿から数日後、真莉音とその研究を手伝っていた恵那がエネルギー水の凝縮に成功。
その成果としてテレビに出たり今や有名人な2人、ともかくリルを含めた4人でお祝い。
そこで次の研究内容となり真莉音が恵那に気になっている事を聞く。
恵那は最近、純度の高いエネルギー水が減ってきている事が気になっていた。
次はその辺りを調べる事にし、悠真は2人に何かご褒美を贈りたいと発言。
209鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:11:27.28ID:UCxIyL3o0
真莉音の提案で3人での合同デートとなるが当日に体調を崩してしまう真莉音。
延期という話が出るが自分が悪いからと悠真と恵那の2人でデートする事になる。
いつも通りな感じだったが、手を繋ぐ事で少しだけいつも以上に親密になった2人。
その翌日、恵那の元に両親から帰宅を促す連絡があった事を桃莉から聞く。
恵那は何で今更と不機嫌になりながら両親へと電話する為にその場を離れる。
悠真はその場にいた真莉音とその事を話しながら、自分のせいではと思う。
恵那と両親の電話は喧嘩という結末で、少しの間ほっておくとの事。
それを聞いて増々自分のせいではと思う悠真は帰った方が良いのではと言ってしまう。
恵那は傷つきながら部屋に戻ってしまい、悠真も真莉音の言葉で気づく。
悠真の為に転校までしてきた恵那の事を考えて、そう言われてちゃんと考える事に。
そして翌日の放課後、屋上で悠真は恵那と付き合おうと言い、何故今と聞かれる。
悠真は好きなのは本当だし、自分と付き合っている事にすれば両親も考えを変えるのかと想い。
この島に来たのも悠真が連れ出したという事にすればいいと。
恵那は悠真が好きだが、悠真を悪者にする様な付き合いはしたくないと悠真に言う。
翌日、落ち込んだ悠真を見て湊月とリルが心配して声をかけて来る。
事情を説明しないと納得しそうにないので恵那に告白してフラれた事だけを伝える。
その少し後にはリルの手によって皆にバレていた、リルからすれば悠真を想っての事だが。
それを聞いて真莉音までやって来たので、真莉音には詳しく説明する事にする。
互いを想った結果という事から真莉音は2人はすれ違っているだけと言う。
そして帰寮時に偶然恵那と会ったので何とか会話して元の関係に戻りたいと言う。
気まずくて会話もまともにできないからだ、恵那は受け入れながらも泣いて去ってしまう。
そんな恵那の元に真莉音が訪ねて来て悠真の事をどう思っているか聞かれたので好きと答える。
断った時は両親の考えを変える為に付き合おうと言われている様な気がしてしまった。
210鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:11:58.61ID:UCxIyL3o0
しかし元の関係に戻りたいと言われて、今以上の関係になれたのを自分から手放した、
そんな自分が何やっているのだろうという気持ちになって泣いてしまった。
それを聞いた真莉音は悠真に電話、恵那の事を聞かれたので明日話す事を伝える。
そこで自分の想いを全部ぶつけると、それを聞いた真莉音は悠真を応援する。
翌日の放課後、恵那を呼び出した悠真は昨日の話を無かった事にして欲しいと言う。
そして自分の想いと共に告白、それを聞いて恵那も悠真と共にいたいと受け入れて恋人になる。
恵那の両親とも電話で会話して、この島に残る事と恵那との付き合いを認めてもらえた。
そうして無事恋人としてイチャイチャしていたある日の休日、リルを見かける。
力を取り戻すには信仰が必要、そう考えて便利屋みたいな事をしているらしい。
リルの事を蔑ろにしていたと思った悠真と恵那はその手伝いをする事にする。
そして1つの依頼は完了、まだリルの方も依頼はあるがその日は恵那とのデートを優先。
帰寮後、リルは大丈夫と言ったがリルの事も大事なのでこれからの便利屋活動を手伝う事に。
天洲楽鯨団の皆にも協力してもらいながら少しずつ知名度を上げて行く。
依頼が増えすぎたし雨風も強いのでその日は依頼書の整理をしていた悠真と恵那。
その中にエネルギー水の力が弱まっているとの依頼を見つける。
そもそもエネルギー水が何処から来ているのか気になった悠真達は真莉音に聞いてみる。
島の中心の湖からと知るもその日は調べられないので明日調べる事にする。
翌日、湖の調査に行こうとするが恵那から昨日の雨風で山で崖崩れがあったと聞く。
被害はないが湖への道が封鎖されるかもしれないので急いで向かう事にする。
その前に万が一を考えて真莉音に伝言、お昼までに戻って来る様に言われる。
向かうのは悠真と恵那とリル、しかしその前にリルが祠に何かあった気がすると言う。
という事で祠に向かうと崖崩れの影響で祠が土砂に飲まれていた。
リルは御神体の宝玉を見つけたいと言い探そうとするが、リルの様子がおかしい。
そしてリルの力が暴走気味で願い水の力が簡単に発揮してしまう状況になってしまう。
211鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:12:23.63ID:UCxIyL3o0
お陰で後1回分ぐらいになってしまう願い水、そんな時に崖下に洞窟を発見。
崖崩れの影響で出てきたみたいで、そこに宝玉が落ちたのではと考える。
その瞬間、恵那のいた場所が崩れ始めて、悠真が助けようと落下していく。
しかし願い水の力で何とか助かるも脱出するのはとりあえずは無理そうだった。
そこで願い水にこの状況をなんとかしてと願うと最後の一滴が落ちて地面が光る。
光は一つの形、リルの探していた宝玉の形になり、悠真は崖上にいるリルに報告。
その後、リルが真莉音達に連絡して無事に助かり、リルの力も元に戻る。
エネルギー水も何とかなったとか、悠真達は宝玉のお陰ではと推測。
未だ不安定とはいえリルの力も戻り、御使いの任から解かれる悠真。
それから数日後、悠真は恵那と共に本土に戻る事になり、島との別れを告げるのであった。
数年後、結婚して子供が出来た2人は島へと再び訪れるのだった。
◎リル=ホエール
合宿から戻ったある日、湊月との会話であまりリルの事を知らないと感じた悠真。
という事で1人図書館から資料を借りて来て読む悠真、一方で不機嫌なリル。
悠真と一緒にいれずにリルがぶちぶち言っていると真莉音から悠真の事が好きだと言われる。
湊月や恵那からも言われて、色々と自分の中でスッキリと腑に落ちるリル。
それで悠真の部屋に行くと鯨神の資料、それを見て役目に重荷に感じているのではと思うリル。
翌日、リルは悠真の為に御使いの任を解くというが当然納得できるものでは無い。
言い合いになりそうになるがとりあえず落ち着く為に少し時間を空ける事にする。
その事で屋上で悩んでいると日射病で倒れてしまい気が付くと自室にいた。
倒れる前にリルの幻覚を抱き締めた気がし、湊月との会話でリルが助けを呼んだと知る。
何故リルを抱き締めたのかと想い、湊月との会話でリルの事が好きだと気づく。
しかし互いに想い合いでスレ違っているので、思っている事を伝えるべきと言われる。
212鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:12:43.47ID:UCxIyL3o0
1人になった後に自分がどう思っているか考えてリルと一緒にいたいと考える。
しかしリルにはお役御免と言われており、悠真はつい願い水に願ってしまう。
リルと一緒にいたいと、すると願い水が消費されて、リルが部屋を訪ねて来る。
しかしリルは願いを受けられないと否定、願い水を使うとまずはリルの元にいくらしい。
そしてその願いをリルが見極める、その時に悠真の心に触れたのだと言う。
悠真のリルを思いやる気持ちと悩み、だからこそ信用に足りうるから願いを拒否したと言う。
悠真は否定するがリルは悠真は優しい人だと、御使いの役目をこなしていると。
リルに抱きしめられて色々安心した悠真、そしてその日はリルの願いで一緒に寝る。
翌日、結局昨日は御使いのお役御免に関しては撤回をする事が出来なかったので再び話す、
何か事情があるらしいが話してはくれず、気分を変える為に海に行く事を提案。
何故かデートだと喜ぶリル、ともかく放課後になりリルと共に海へと向かう。
そこでリルは神は1人でも大丈夫だと、悠真が御使いだと甘えてしまうと言う。
そう零したリルは悠真の元から逃げ出し、色々と言って悠真の元から離れようとする。
そして海から離れたのでもう一度海に向かおうとすると何故か行けなくなったリル。
とりあえず一度帰寮する事に、リルから海に出れなくなった事は秘密にする様言われる。
翌朝にリルが失踪、昨日の事が何か関係あると思った悠真が探しに行き祠で発見。
リルに事情を聞くと、昨日行けた場所が今朝は行けなくなっていたと言う。
今は大丈夫だがこのままいけば寮にもいられなくなるのは時間の問題。
このままでは祠から出られなくなり、その為に皆を縛り付けてしまう。
優しい悠真は特に、だからこそリルは悠真を御使いの任から外そうとしていた。
自由になってもリルの傍にいるという悠真に何故そこまでするのかと聞くリル。
悠真は好きになったからと答え、リルも悠真が好きなのだと明かす。
悠真の想いを受け取ったリルはせめて最後の時まで寮に戻る事にする。
桃莉にだけは事情、リルの行動範囲が徐々に狭まっている事を説明して協力してもらう事に。
213鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:13:03.56ID:UCxIyL3o0
その他の皆には心配をかけたくないから秘密にしておく事にする。
皆には恋人になった事だけを伝え、悠真は壁、リルの行動限界をどうにかしようとする。
そこで先代の鯨神について調べれば何かわかるのではと考えてその方向で調べる。
湊月に実家の資料を借りてもらったり、桜子から調べる方向性のヒントを貰ったりと。
そして湊月から鯨神の祭をやる事を聞いたのでそこで伝統の舞を湊月に舞う様頼んだり。
その一方で壁は狭まり、リルがよく眠る様になっていた。
そして祭の当日、リルと皆で祭を回っている途中でリルが倒れて、寝てしまう。
リルの神としての力が減っているからだ、その事がついに皆にもバレる。
文献には舞が鯨神の力を回復に関係あるとか言ってあったので湊月にそれを頼んだのだった。
それから数日後、舞のお陰かリルの力は回復して眠るような事はなくなった。
しかし祠は狭まり、ついにリルは祠の周囲から移動できなくなってしまう。
それでも悠真はリルと共に過ごしていく事を選ぶのだった。
◎トゥルー(全ての√クリア後、リル√の祭の少し前で今回は皆にリルの事情を説明済み
ある日、恵那から町の様子が変わったと言われて気にしてみると少しギスギスしていた。
どうもエネルギー水の効果が弱まっているらしく、恵那はリルが原因ではと思う。
リルの体調とエネルギー水の効果は繋がっているのではと考えてそこから色々考える。
リルが弱まったからエネルギー水が弱まったのか、もしくはその逆か調べてみる事に。
そんな時、湊月が個人の家にも昔の資料はあると聞いていた正義が家で資料を発見。
どうも日記みたいなものらしくそれを読ませてもらうと先代の鯨神の事についてだった。
そこで先代の鯨神もリルみたいに衰弱した事、そして祭にはより前の形があるのではと判明。
リルと湊月とともに精査していき、祭での舞は本来は鯨神が舞うものではと分かる。
そして舞う場所も祠の近くの湖ではなかった、そんな時に島が揺れる。
本来、島は火山島だが鯨神の力で異変がなかったと言い、リルは再び眠ってしまう。
214鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:13:27.53ID:UCxIyL3o0
翌日、学園に行くと揺れの影響で土砂崩れがあったらしく祭の延期が桃莉から伝わる。
そして場所の変更まで知るが今のリルは祠からそんなに遠くに行けない。
さらに島が少し沈んでいる事まで聞き、やはりリルの力が関係しているのではと思う。
悠真は桃莉に少しでも何とかする様に頼んで、リルの元へと向かう事にする。
真莉音から改良版エネルギー水を受け取ってリルの元へ向かう悠真。
リルは改良版エネルギー水のお陰で少し回復、なので少し散歩をする事にする。
そこでリルは自分が原因で今の事態が起こっているのではと思うが悠真は否定。
祭にも意味があり、人と島と鯨神がいてこそだと、そこに真莉音と恵那がやって来る。
真莉音はリルの為に改良版エネルギー水、凝縮して効果の高い物を大量に持ってきた。
そしてリルに合わせて調整をする事に、その間に悠真と恵那で祠へ向かう。
恵那はリルの行動範囲が祠なら祠を移動させればいいのではと仮説を立てる。
という事で祠の裏手へ、実は以前恵那が来た時にそこだけ地層が違うと気付いていた。
そこを確認していたら意図的に積まれたと思われる石の塊のある場所を発見。
リルと真莉音にも事情を説明し、祭の準備に使われたと思う削岩機でそこを掘削。
その先には洞窟があったのでその日は帰寮し、しっかりと準備をする事に。
翌日、天洲楽鯨団の皆で洞窟へ、その奥で願い水の霊泉と鯨神の祠を発見する。
願い水とエネルギー水の元となるとリルは理解、そして真莉音は濁っていると感じた。
リルも同意し、霊泉の濁りを何とかすればリルの力も戻るのではとなる。
そして舞の事を思い出し、本来の舞が霊泉を清めるものだと繋がった。
その日は地震もあったので一度、洞窟から出た後に悠真はリルにどのくらい保つか聞く。
残りは長くて3日、悠真は天洲楽鯨団の皆で本来の祭、儀式をやる事を決意して皆に伝える。
湊月は舞を教える為、真莉音はエネルギー水の調整の為にリルの元へと残る。
残りの皆で準備の為に一時帰寮、そこで桃莉にも事情を説明する事になる。
215鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:13:46.40ID:UCxIyL3o0
今は桃莉に出来る事はないので桃莉は儀式は一任する代わりに儀式には立ちあう事になった。
翌日は舞の練習、そして祭壇等の儀式に必要な物の準備に1日を費やして当日。
そして無事にリルによる舞は成功して霊泉は元の清さを取り戻した。
しかしリルの姿が水に溶けていく、リルは儀式が成功したからだと言う。
力を取り戻した結果、より高位な存在となったリルの器、身体は存在する事が出来ないと。
当然、受け入れられる訳がない、リルには効かないと知っていてもそれでも悠真は願う。
願い水にリルと共にいたいと、すると霊泉から水の壁が発生して悠真とリルを取り込む。
気が付くとリルはまだその場にいて、悠真は奇跡が叶ったのだと思う。
洞窟から出た後、高位の存在となって先代の記憶すら有したリルから事情説明。
実は先代は力を失った後も霊泉で最近まで存在していて悠真父と会った事もあるらしい。
実は悠真の本籍は島にあり、悠真母が産気づいたので本土で出産する事になった。
悠真父は探検家で霊泉の場所を発見、そこで悠真と一緒に先代と会った事もあった。
そしてリルの与えた力の弱い物ではなく、本来の願い水を先代は悠真に与えた。
しかし小さかった悠真はそれを飲んでしまい、今回はその力で助かったとか。
リルが今回姿を現したのも先代と最も縁の深い人間だったからと推測。
そしてこれからは何があっても悠真と共にいる事を誓うのだった。
それからの事、悠真は御使いの役目は湊月に託す事になり、祭では舞を舞ったり。
真莉音はエネルギー水の研究に熱が入れており、新たな段階を迎えているとか。
恵那は休み明けから実家に戻り、将来は考古学を目指そうかと思っているらしい。
リルは桃莉の養子となって正式な島の住民として登録され、悠真と公的に結べる様に。
そして悠真は島で住む為の手続きの為に本土にリルを連れて帰省する事になった。
リルの力が戻った影響でリルも島から離れられる様になったのだ。
そして2人はこれからの事を想って歩んでいくのだった。
◎登場人物紹介&短縮版
+成海 悠真:色々あって神と人を繋ぐ御使いとなった青年
⇒実は島産まれ、先代の鯨神とあっており真の願い水をその身に宿す。
+天川 湊月:親切な少女で本来の御使い、思い詰めた時の行動力が凄い
⇒悠真との関わりで色々と感じていた重責がなくなり、元気な姿を見せる様になる。
そしてリルとの新しい付き合い方を見つけ出し、リルにも認められるのだった。
+成海 真莉音:トラブルメイカーのブラコン妹、ボクっ子な研究者
⇒妹だったが惚れ薬を通じたトラブルで真莉音が1人の女性と好きと気づき恋人に。
研究成果が原因で色々起こるが、最後は結婚式を挙げて皆に祝福される。
+上遠野 恵那:家族みたいな存在の幼馴染、怒ると怖い
⇒互いを想い合うが故にすれ違うが真莉音の協力もあって無事に恋人になる。
リルの力も偶然何とかなり、本土に戻り、子供が出来たので島に戻る。
+リル=ホエール:鯖缶大好きな自称鯨神、ちょっと天然気味
⇒悠真の事を想って御使いから外そうとするが悠真の想いを知って恋人になる
しかし次第にリルの力は失われていき、祠の周囲から離れられなくなる。
トゥルー
⇒リルと恋人になり、力失われるリルの為に皆と共に行動して霊泉を発見。
そこで本来の儀式を行い、霊泉を清めて色々解決、と思いきやリルが消えそうになる。
しかし先代鯨神と関わりあった悠真のお陰で消える事はなくなり、リルとこれからも一緒。
199鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:07:23.21ID:UCxIyL3o0
◎共通
気が付くとトランクの中で海を彷徨い、そこを見知らぬ少女に助けられた成実悠真(悠真)。
少女との会話で辿りついた場所が神が実在した島と呼ばれる天洲アイランドだと判明する。
そして悠真は妹である成海真莉音(真莉音)が今の状況を引き起こしたのだと理解する。
少女との会話でこのままでは密航者扱いらしいので手続きの為に港湾局と呼ばれる場所へ。
少女、天川湊月(湊月)と向かう途中で事故で中心街を流れる水路に落下、流される。
辿りついた場所は森と祠があり、どうしようか悩んでいるといつの間にか少女かいた。
その少女は自分に用があるのだろと言われるが悠真は偶然流れ着いただけでそんなものは無い。
しかし少女が残念そうな顔をするので街への戻り方を聞くと謎の水の入った小瓶を見せられる。
少女は鯨神のリル=ホエール(リル)というらしいがどうも記憶が少し曖昧らしい。
そして先ほどの水は『願い水』で何でも願いが叶うらしいが、今は使えないとの事。
色々と信じられないがリル1人残すのもあれなので共に街へと帰ろうとする事に。
途中で悠真が名乗ると何故か懐かしい感じだと言われたり、リルと触れて電流が走ったり。
ともかく何とか街へと戻って来る事が出来て、湊月とも再会する事が出来た。
そして今度こそ港湾局へ到着、そこにいたのは色々と元凶である真莉音だった。
そこで悠真が手続きをしている間、相も変わらずに自分は鯨神だというリル。
湊月達から鯨神がこの島に実在したという神様である事を聞く悠真。
3人共信じられないが悠真の提案で本当に鯨神なら奇跡を見せて欲しいという事になる。
そしてリルが願い水の小瓶を掲げると実際に不思議な出来事が起きた。
鯨神かはともかく何か不思議な力を持つ事は信じる事にし、とりあえずはこれからの事。
リルが寝てしまったのでとりあえずは湊月達が住んでいる学園の寮へ向かう。
そこで真莉音が騒いでいると天洲学園教師の西園寺桃莉(桃莉)がその場に現れる。
桃莉に事情を話すと寮の空き部屋で一晩過ごす許可を貰えた悠真。
続いてリルに関してになるが、そこで桃莉と湊月が鯨神に関わる家系だと聞く。
という事でリルは桃莉に任せる事になり、何やらリルが本物なら湊月にも関わるらしい。
200鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:08:08.62ID:UCxIyL3o0
その後、湊月の幼馴染の仙堂桜子(桜子)と知り合いになったり、リルが部屋に来たり。
翌日、リルから悠真をシモベにしたので島から出られなくなったと聞く。
リルの力は現在不調であり、それを何とかする為の手助けとしてシモベを作る力があるらしい。
そこに桃莉が現れて詳しく説明してくれる、正しくはシモベではなく御使いというらしい。
神と人を繋ぐ資格を持つ人で鯨神の祭事を補佐したりする世話役みたいなものらしい。
本来なら世襲制らしいが特例との事、そして悠真は天洲学園に転入する事になった。
当然、突然そんな事を言われて納得できる訳も無く、島から出ようと湊に向かう。
そこで謎の壁に阻まれて、リルから自分の力の埒外の結界があるから無理だと言う。
結局、御使いとして頑張ってリルの異常を解決するしかないという事を受け入れる悠真。
悠真達を追ってその場にいた湊月はそれを聞いて驚く、実は湊月が本来の御使いだった。
なので悠真は自分の御使いが一時的な事、リルが正常に戻れば湊月を御使いにする事、
それまでは共にリルの面倒を見たりする事にし、それを聞いて湊月も納得する。
という事でリルから願い水の入った小瓶を受け取る悠真、本来は御使いが所持する物らしい。
と言っても色々と誓約がある為に簡単に使える物では無いが、誓約内なら何でもありとか。
翌日は平日だが色々と足りないので悠真は買い物、その約束を真莉音とする。
その途中で何故か逃げ出そうとする真莉音、何事かと思うと1人の少女が捕まえた。
幼馴染の上遠野恵那(恵那)で急にいなくなった悠真を心配して島にやって来たらしい。
リルも呼んで事情説明、納得はいかないが悠真の決めた事ならととりあえずは認める恵那。
という事で悠真達の為に学園に転入したいという恵那、そこに桃莉が現れる。
恵那の事を話すと、恵那が模試で1位を獲る様な成績優秀者だった事もありすんなりOK。
という事で真莉音ではなく恵那と共にこれから暮らす為の買い物をする事になった。
翌日はついに学園へ、そこでクラスメイトの鍵谷正義(正義)と友人になる。
こうして学園へ通う様になるが学園で過ごしている間は1人残される事になったリル。
その事で拗ねるリル、悠真も桜子のお陰でリルがどう思っているのかを理解する。
201鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:08:32.88ID:UCxIyL3o0
そしてリルは桃莉に頼んで学園に通う事に、当然悠真と同じクラス。
ある日、部活の事を知ったリルの為に『天洲楽鯨団』というサークルを結成する事に。
メンバーは悠真、湊月、真莉音、恵那、リル、桜子、正義で顧問は桃莉に頼む事に。
その後、研究室に忘れ物をしたという真莉音について行く事になった悠真と恵那。
島のエネルギー源である『エネルギー水』の研究者でもある真莉音。
そんな感じで皆と過ごしていたある日、リルが自分の力はいつ戻るのかと聞いて来る。
一応は調べてはいるがヒントが少なすぎた、そこで最初にあった祠の話なる。
もしかしたらという事で今度の休日にその祠を見に行く事になった。
当日、無事に祠に到着して改めて祠を見るとかなりボロボロなので掃除する事になった。
たまにふざけたり、湊月の弁当を食べながらも無事に祠の清掃は終えたのだった。
休み明け、学園行事である水中体育祭の説明がされ、出場種目を決める事になった。
そこでリルの要望で悠真は女子の騎馬戦に参加する事に、しかしハンデで馬役は悠真だけ。
湊月は反対だが他の女子はそうでもなく、他の教員は桃莉が説得する事になった。
その事で正義と話していると湊月も会話に参加、そこで正義から学園での盗撮の話を聞く。
既に警察にも届けたとの事だが湊月が盗撮犯を見つけて成敗すると言い出す。
そこで悠真も手伝う事に、いざとなれば願い水に力もあるし湊月が心配なので。
(ちなみにリルの力が戻っていない為願い水で犯人の発見は不可能
情報収集は上手くいかなかったので現行犯逮捕を狙って夜の学園へ向かう。
そして不審者の影を発見、不審者は研究室に向かっており2人で追いかける。
研究室で不審者と対面するが電気が消えてて顔は見えず、さらに不審者に逃げられる。
その上、研究室に閉じ込められてしまい、願い水で開けようとするが何故か出来ない。
その後、湊月が死にたくなる目にあうも、リルが桃莉を連れて来たお陰で助かる。
数日後、桃莉から盗撮の目的がエネルギー水にか関わるものだったと聞かされる。
さすがにデリケートな問題なので一般には伏せる事になり、水中体育祭も問題なく決行。
202鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:08:51.73ID:UCxIyL3o0
そして当日、打倒巨乳に燃えるリルと共に騎馬戦を駆け抜けるのだった。
それから真莉音の作った惚れ薬で一波乱あったり、リルが胸が成長しないと嘆いたり。
そんな事をしながら今度の連休に天洲楽鯨団の皆で祠の調査をする事になる。
近くに桃莉の家が管理するコテージもあるので泊まりで、ついでに遊ぶのも目的で。
結局、リルの関しては何もわからなかったが、身近な女子と仲良くなっていく。
◎天川湊月
最近、湊月がリルの力を取り戻す為の方法ほ探す話し合いを毎日の様に持ち掛けて来る。
その上で何故か不機嫌な感じ、ともかく鯨神をしっかりと調べる事を提案してみる悠真。
2人で図書館から本を借りて調べるが行き詰ってしまう、しかしそこに桜子が現れる。
3人で調べている途中、祭祀とは何か聞くと鯨神に願いを伝える儀式だと言う湊月。
湊月は島の住民なら常識と言うが桜子は否定、今では知らない人も多いらしい。
というのも鯨神がいなくなって大きな祭祀は100年前だと聞く。
その事で落ち込む湊月だが悠真はリルがいるから力が戻れば祭祀も行われると、
そう最後まで発現する前に湊月は自分達で祭祀を復活させればいいとやる気になる。
そして1人で祭祀関連を調べに行くが、祭祀にはリルの力が戻らないと意味が無い。
しかし止めても無駄と考えて、桜子と2人でリルの力の戻し方を調べる事にする。
翌日、湊月が祭祀をする前に鯨神のゆかりある祠を修繕しようと言い出す。
どうかと思ったが桜子にリルの力が戻る時間稼ぎが必要と言われて了承する。
祠の修繕を含め、やたらとやる気な湊月に何故そこまでするのか聞くとリルの為と言う。
島の住民が鯨神を知り好きになれば、島にもっと溶け込めば不安とかがなくなると思って。
それを聞いてやる気が溢れて頑張っていると桜子がリルを連れてやって来る。
しかしリルは可愛げが無いと言い不機嫌になってしまい、その事で落ち込む湊月。
なので悠真が何とかする事になり、恵那から助言を受けながら説得に成功する。
203鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:09:14.65ID:UCxIyL3o0
ある日の放課後、桜子が重大な事が分かったと悠真と湊月に話しかけて来る。
そして連れて行かれた先にいたのは恵那、どうも桜子が協力を求めたらしい。
そこで恵那から鯨神は愛され、楽しく過ごす事で力を蓄えているという仮説を上げる。
祭祀も沢山の人に愛されるという実感がある方が力が強まるのではと推測。
天洲楽鯨団の皆で祭祀をする為に頑張る事になるが、何故か湊月に無視される様になる。
何とか迫って普通に会話出来る様になり、祭祀の為に桃莉も巻き込む事になる。
自治会等の説得はリルが鯨神として本物と信じて貰って色々と何とかなった。
こうして祭祀に関しては色々と進展するが、湊月が最近不機嫌な理由はわからないまま。
真莉音と恵那にも言われて湊月の元に行くがその日は会話する事は叶わなかった。
翌日も会話しようとするが中々上手くいかず、祠の近くの湖でリルといるのを何とか発見。
そこでリルが何故悠真を避けているのか聞くと、自分の問題と言って1人になる。
湊月が離れた後にリルの元に行くと、湊月を追う様に言われたので急いで追いかける。
色々と思っている事をぶつけると急に泣き出す湊月、そして理由を教えてくれる。
湊月は巫女の家系だが祭祀とかは母が全部やって好きな様に生きていいと言われていた。
そんな時にリルが現れたが選ばれたのは悠真、しかも思ったよりも出来る人。
それが悔しくもあり、その一方で悠真を頼る自分もいて、色々と複雑な気分。
嫌おうとしても嫌えず、認めようとすると自己嫌悪が残ってしまい行き詰り。
だから自分にはもう構わなくていいと言う湊月だが悠真は構い続けると言う。
悠真の想いを聞いて湊月も色々と受け入れて仲直りの形となった。
そしてこれからの事に関して悠真と湊月は祠の修繕をする事になる。
そこで良い雰囲気になるもリルがやってきて微妙な雰囲気のまま別れる事になる。
そして翌日、2人きりの時に色々と大変な湊月を心配すると急に泣き出す。
抱き締めて理由を聞くと良い人な悠真を嫌おうとしていた自分の事について、
それと御使いになる事よりも悠真が傍にいてくれる事が大切だと分かったからと言う。
だから悠真も好きだと告白、湊月も受け入れて恋人になるのだった。
204鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:09:35.08ID:UCxIyL3o0
翌日から祠の修繕、加えて再建に天洲楽鯨団の皆も参加する事になるが1つ問題があった。
場所が意外と遠くにあるので資材等を大量に持ち込めない事だった。
そこで以前泊まったコテージで合宿をしながら資材を置く事を思いつく。
桃莉から許可を貰い、責任者として桃莉も参加する事になり合宿が始まった。
そうして過ごしていく中で湊月のリルへの接し方が変わっている事に気付き聞いてみる。
湊月はリルが楽しく過ごす為に自分が出来る事を考え、そしたら悠真の顔が浮かんできた。
そして自分も悠真みたいに言いたい事を言える様になろうと思ったらしい。
神様として崇める関係ではなく、友達として楽しく過ごす関係になる為に。
それから祭祀の開催が正式に決定、そこで運営本部として参加する事になる天洲楽鯨団の皆。
悠真と湊月は実行委員会に入る事になるが正式に動き出すまで時間があるらしい。
という事で祠の再建をそれまで進めておく事に、リルもやる事がないのでこちらに。
3人で祭祀の流れを確認したりしながらも無事に再建完了、という事で今度は本部の方へ。
それから祭祀の準備は進み、明後日となった日にリルが湊月を認めてくる。
リルは湊月が自分を重視し過ぎて潰れる事を心配していたが、今なら大丈夫だと思って。
そして悠真から願い水を授かり、リルに願い水で何か叶えてみてはと言われる。
しかし湊月は過程あっての結論と考え、必要になった時に使うと言って今は使わない事に。
翌日は御使いが祭祀ですべき事で頭がパンパンな湊月をリフレッシュさせる為にデート。
そして当日、祭祀は無事に終わり、実家に伝わる舞のお陰もあって周囲にも認められる湊月。
無事にリルの力が戻り試しに使ってみるがまさかの暴走、操っていた水が氾濫する。
急いで皆を退避させるもリルは暴走した力の制御でその場を離れられない。
しかし悠真と湊月の説得を受けて1度制御を手放し安全な場所まで移動する事に。
その途中、湊月がリルを庇って水に飲み込まれたので悠真が助けに戻る事に。
リルは安全な場所まで避難してからもう1度力の制御をしてもらう事になった。
そして水の中に飛び込み湊月を発見するが流れの強さにどうしようも出来ずに気絶。
しかし気が付くと湊月と共に助かっていた、謎の水柱が2人を助けてくれたらしい。
205鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:10:01.89ID:UCxIyL3o0
リルではないらしいが、事態の混乱を収める為にもリルが何とかした事にする。
結局、今回の騒ぎで願い水は何処かへ流れて行き、リルの力も再び完全ではなくなった。
だがリルが皆に呼びかけて今回頑張ってくれた湊月の願いを叶てあげると言う。
そこで湊月は悠真を御使いから外す事を選ぶ、自由になった状態でも自分を求めて欲しくて。
リルも了承して悠真を御使いの任から外し、湊月と共にいる為に再び御使いになろうとする。
するとリルが今度から御使いを試験制にすると言い、湊月への愛で頑張れと言われる。
それから島で暮らす為の手続きの為に一度本土に戻るが真莉音によって再び島に送られる。
そして湊月と再会してからは共に過ごしていくのだった。
◎成海真莉音
合宿から戻って来た悠真達、そこで恵那から真莉音を見る目が少し変わったのではと言われる。
翌朝、真莉音にラブリーエナジーという謎の薬を飲まされ興奮するが何とか我慢して学園へ。
学園では真莉音がエネルギー水の研究にて重大な成果を残したのだと聞く。
実際に向かってみるとエネルギー水の凝縮に成功したとかで色々とお偉い方がいた。
真莉音が世間に認められる事をしていたと実感し、真莉音の為に何か出来ないかと考える。
という事で明後日に2人で出かける事を約束する事になった
その翌日も真莉音にラブリーエナジー盛られて色々ヤバい状態になる。
それでも真莉音の研究に役立つと想い我慢して学園に行くもやっぱり限界。
真莉音を探すと恵那から早退したと聞いて急いで帰寮すると悠真の部屋にいた。
明日のお出かけの為に早めの休息をとっていたとか、そして真莉音に誘惑される。
その結果、真莉音が部屋を出た後に真莉音の妄想でスッキリしてしまい自己嫌悪に陥る。
しかし色々と考えてみると真莉音は血の繋がらない妹、そして色々魅力的だと考える。
という事で翌日、その日は自分から真莉音の用意したラブリーエナジーを飲む悠真。
その日は何故かやたらとドキドキしてしまい、真莉音に話しかけている男性に嫉妬してしまう。
206鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:10:21.70ID:UCxIyL3o0
高松という男性で真莉音の父の知り合いらしく、真莉音の成果を祝福してくれたらしい。
しかし何故か見た事もない筈なのに高松の後ろ姿を目で追ってしまう悠真。
そして真莉音といつも以上にくっつき、その様子を周囲から恋人の様だと言われる。
恵那から何かおかしな薬を飲まされてないか聞かれたのでラブリーエナジーの事を教える。
そして放課後、真莉音に言われてからラブリーエナジーを飲んでからお出かけ。
やたらとドキドキしながら2人でカフェに行き、限定メニューの為に頬にキスするまで。
そのまま腕を組んで帰寮、悠真の部屋で2人っきりになる悠真と真莉音。
そして悠真にラブリーエナジーを飲んでから自分への気持ちを教えて欲しいと言われる。
なので飲もうとすると恵那と湊月、それにリルが部屋にやって来て、それを止める。
いくら何でも悠真の真莉音への感情が急激に変わり始めていたので心配して来たのだ。
湊月は真莉音が惚れ薬を作っているという噂を聞いていたので怪しんでいた。
そしてリルから願い水の力で惚れ薬の力を消して、その上で気持ちを確かめる事に。
そうして願い水の力を使うと先ほどまでの真莉音への気持ちの高鳴りが治まってしまう。
真莉音は謝罪しながら部屋を出て行き研究室へ、そこにリルがやってくる。
真莉音の研究成果を見たリルは何を思ったのか真莉音に願い水はいるかと聞いて来る。
しかし真莉音は例え惚れ薬だとしても自分の力で悠真を振り向かせたいのだと言う。
研究室の外で聞いていた悠真と恵那、恵那は2人の為に惚れ薬の作り方を教えると言う。
翌日、何故か真莉音と恵麻が料理対決、惚れ薬とは愛情の籠った手料理だと言う。
だから勝った方と悠真が付き合うと言い出す恵那だが、色々と年期違い過ぎた。
料理勝負は恵那の圧倒的勝利、そして恵那はご褒美に自分とデートして欲しいと言う。
それを真莉音が止めようとする、何故なら恵那は自分より悠真の傍にいて素質もある。
妹である自分は身体を使った誘惑や惚れ薬等の反則的な事をしないと振り向いてくれないと。
そこでリルが真莉音のラブリーエナジーは願い水の様な力を持っていたらしい。
惚れ薬としての力はないが、真莉音を1人の女子として見る、そんな力が宿っていたらしい。
207鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:10:44.43ID:UCxIyL3o0
悠真が真莉音とイチャイチャしていたのは元々持っていた気持ちなのだと。
恵那に言われて、真莉音と2人でちゃんと話し合う事になった。
そこで真莉音の想いと告白を受け取った悠真も真莉音が1人の女子として好きだと告白。
そして恋人になれ、悠真と付き合えた事で恥ずかしさが一周して控えめな性格になる真莉音。
そして真莉音は研究の意欲がなくなったので他の人に受け継ぐと言う。
勿体ないと思う悠真だが意志は固く、桃莉に相談して信頼ある企業にゆだねる事に。
桃莉から以前の盗撮騒ぎであったカメラが真莉音の研究室にもあった事を聞かされる。
真莉音の研究は一生遊んでも困らない金を生み出す研究、なので気を付ける様言われる。
それから真莉音と海でイチャついたり、結婚情報誌にあった婚姻届け(仮)を書いたある日、
リルが悠真の元を訪ねて来て、悠真の御使いの任を解いて湊月に引き継ぐと言う。
何故にと思って聞いてみると恋人になった悠真と真莉音を思っての事だった。
しかしまだ繋がりを完全に絶つ事が出来ないので力を取り戻すにはどうすればいいかとの事。
とりあえずリルは信仰を集めるのが大切だと思っているのでその方向で考える。
そこで祭ではと言うと、リルはまさに名案と桃莉の元へと相談しに行った。
数日後、真莉音の技術を受け取りたいという会社が大量に訪ねて来る。
全ての話を聞いた後に、偶然高松が近くにいて、桃莉とも知り合いだったと知る。
その一方、偶然にも婚姻届け(仮)を見つけたリルがそれを役所へと出してしまう。
翌日の学園にて、m血相変えた桃莉が悠真達の元へ来て教室にあるテレビをつける。
何事かと思うと、民法が改正されて婚姻届け(仮)が受理されるという物だった。
実は悠真の真莉音といたいという想いを願い水が叶えた結果であった。
そして真莉音は皆の前で悠真との付き合いを発表して、皆から祝福される。
翌日、真莉音の研究成果でもある凝縮したエネルギー水の入った小瓶が研究室から消えていた。
盗難かと思うが真莉音は自分のうっかりかもしれないと言って報告しない事に。
しかし落ち込み気味な真莉音の為に何か出来ないかと考える悠真。
208鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:11:03.70ID:UCxIyL3o0
そこに桃莉が訪ねてきて、他の生徒には秘密という条件で監視カメラを見せてくれる。
映っていたのは小瓶を持った不審者、そしてその姿は見覚えのある者だった。
悠真は1日だけ桃莉に待ってもらい、そして高松の事を待ち伏せる悠真。
高松と出会えた悠真は今の状況を色々話し、明日来て欲しいと言う。
そして帰寮後に悠真は真莉音に問題解決しながら犯人捜しをしない方法を告げる。
翌日、真莉音と悠真は真莉音の技術が欲しい企業の人達、高松と桃莉を屋上に集める。
そして現状説明と自分が凝縮したエネルギー水を作るに至った経緯を伝える。
最後に全員で円になり、盗んだ小瓶を円の中心に置いて欲しいとお願いする。
全員が目を閉じて、そして目を開けた時には小瓶が円の中心にあった。
そして真莉音は自分の研究を何処にも売らず、著作権フリーで公表する事にした。
それから鯨神の祭を開く事が決定し、リルからそこで悠真達の結婚式をすると言われる。
帰寮した悠真を待っていたのは高松、実は小瓶を盗んだ盗撮犯は高松だった。
真莉音の父を尊敬していた高松は惚れ薬の為に技術を使われたと知ってしまう。
そこで警告するつもりだったが凝縮したエネルギー水を生み出した真莉音の技術も気になった。
そうして揺れていると今度は企業へ譲ると言う話、企業には利益追求という理念がある。
必ず人の為になるとは言えないので高松は小瓶を盗み出したのだった。
悠真はそんな高松に真莉音が犯人捜ししていない事を告げ、結婚式に来て欲しいと言う。
そして鯨神の祭、くじフェスが開かれてそこで結婚式をする悠真と真莉音。
皆に祝福されながら、次の人が幸せになる様に願ってブーケトスするのだった。
◎上遠野恵那
合宿から数日後、真莉音とその研究を手伝っていた恵那がエネルギー水の凝縮に成功。
その成果としてテレビに出たり今や有名人な2人、ともかくリルを含めた4人でお祝い。
そこで次の研究内容となり真莉音が恵那に気になっている事を聞く。
恵那は最近、純度の高いエネルギー水が減ってきている事が気になっていた。
次はその辺りを調べる事にし、悠真は2人に何かご褒美を贈りたいと発言。
209鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:11:27.28ID:UCxIyL3o0
真莉音の提案で3人での合同デートとなるが当日に体調を崩してしまう真莉音。
延期という話が出るが自分が悪いからと悠真と恵那の2人でデートする事になる。
いつも通りな感じだったが、手を繋ぐ事で少しだけいつも以上に親密になった2人。
その翌日、恵那の元に両親から帰宅を促す連絡があった事を桃莉から聞く。
恵那は何で今更と不機嫌になりながら両親へと電話する為にその場を離れる。
悠真はその場にいた真莉音とその事を話しながら、自分のせいではと思う。
恵那と両親の電話は喧嘩という結末で、少しの間ほっておくとの事。
それを聞いて増々自分のせいではと思う悠真は帰った方が良いのではと言ってしまう。
恵那は傷つきながら部屋に戻ってしまい、悠真も真莉音の言葉で気づく。
悠真の為に転校までしてきた恵那の事を考えて、そう言われてちゃんと考える事に。
そして翌日の放課後、屋上で悠真は恵那と付き合おうと言い、何故今と聞かれる。
悠真は好きなのは本当だし、自分と付き合っている事にすれば両親も考えを変えるのかと想い。
この島に来たのも悠真が連れ出したという事にすればいいと。
恵那は悠真が好きだが、悠真を悪者にする様な付き合いはしたくないと悠真に言う。
翌日、落ち込んだ悠真を見て湊月とリルが心配して声をかけて来る。
事情を説明しないと納得しそうにないので恵那に告白してフラれた事だけを伝える。
その少し後にはリルの手によって皆にバレていた、リルからすれば悠真を想っての事だが。
それを聞いて真莉音までやって来たので、真莉音には詳しく説明する事にする。
互いを想った結果という事から真莉音は2人はすれ違っているだけと言う。
そして帰寮時に偶然恵那と会ったので何とか会話して元の関係に戻りたいと言う。
気まずくて会話もまともにできないからだ、恵那は受け入れながらも泣いて去ってしまう。
そんな恵那の元に真莉音が訪ねて来て悠真の事をどう思っているか聞かれたので好きと答える。
断った時は両親の考えを変える為に付き合おうと言われている様な気がしてしまった。
210鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:11:58.61ID:UCxIyL3o0
しかし元の関係に戻りたいと言われて、今以上の関係になれたのを自分から手放した、
そんな自分が何やっているのだろうという気持ちになって泣いてしまった。
それを聞いた真莉音は悠真に電話、恵那の事を聞かれたので明日話す事を伝える。
そこで自分の想いを全部ぶつけると、それを聞いた真莉音は悠真を応援する。
翌日の放課後、恵那を呼び出した悠真は昨日の話を無かった事にして欲しいと言う。
そして自分の想いと共に告白、それを聞いて恵那も悠真と共にいたいと受け入れて恋人になる。
恵那の両親とも電話で会話して、この島に残る事と恵那との付き合いを認めてもらえた。
そうして無事恋人としてイチャイチャしていたある日の休日、リルを見かける。
力を取り戻すには信仰が必要、そう考えて便利屋みたいな事をしているらしい。
リルの事を蔑ろにしていたと思った悠真と恵那はその手伝いをする事にする。
そして1つの依頼は完了、まだリルの方も依頼はあるがその日は恵那とのデートを優先。
帰寮後、リルは大丈夫と言ったがリルの事も大事なのでこれからの便利屋活動を手伝う事に。
天洲楽鯨団の皆にも協力してもらいながら少しずつ知名度を上げて行く。
依頼が増えすぎたし雨風も強いのでその日は依頼書の整理をしていた悠真と恵那。
その中にエネルギー水の力が弱まっているとの依頼を見つける。
そもそもエネルギー水が何処から来ているのか気になった悠真達は真莉音に聞いてみる。
島の中心の湖からと知るもその日は調べられないので明日調べる事にする。
翌日、湖の調査に行こうとするが恵那から昨日の雨風で山で崖崩れがあったと聞く。
被害はないが湖への道が封鎖されるかもしれないので急いで向かう事にする。
その前に万が一を考えて真莉音に伝言、お昼までに戻って来る様に言われる。
向かうのは悠真と恵那とリル、しかしその前にリルが祠に何かあった気がすると言う。
という事で祠に向かうと崖崩れの影響で祠が土砂に飲まれていた。
リルは御神体の宝玉を見つけたいと言い探そうとするが、リルの様子がおかしい。
そしてリルの力が暴走気味で願い水の力が簡単に発揮してしまう状況になってしまう。
211鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:12:23.63ID:UCxIyL3o0
お陰で後1回分ぐらいになってしまう願い水、そんな時に崖下に洞窟を発見。
崖崩れの影響で出てきたみたいで、そこに宝玉が落ちたのではと考える。
その瞬間、恵那のいた場所が崩れ始めて、悠真が助けようと落下していく。
しかし願い水の力で何とか助かるも脱出するのはとりあえずは無理そうだった。
そこで願い水にこの状況をなんとかしてと願うと最後の一滴が落ちて地面が光る。
光は一つの形、リルの探していた宝玉の形になり、悠真は崖上にいるリルに報告。
その後、リルが真莉音達に連絡して無事に助かり、リルの力も元に戻る。
エネルギー水も何とかなったとか、悠真達は宝玉のお陰ではと推測。
未だ不安定とはいえリルの力も戻り、御使いの任から解かれる悠真。
それから数日後、悠真は恵那と共に本土に戻る事になり、島との別れを告げるのであった。
数年後、結婚して子供が出来た2人は島へと再び訪れるのだった。
◎リル=ホエール
合宿から戻ったある日、湊月との会話であまりリルの事を知らないと感じた悠真。
という事で1人図書館から資料を借りて来て読む悠真、一方で不機嫌なリル。
悠真と一緒にいれずにリルがぶちぶち言っていると真莉音から悠真の事が好きだと言われる。
湊月や恵那からも言われて、色々と自分の中でスッキリと腑に落ちるリル。
それで悠真の部屋に行くと鯨神の資料、それを見て役目に重荷に感じているのではと思うリル。
翌日、リルは悠真の為に御使いの任を解くというが当然納得できるものでは無い。
言い合いになりそうになるがとりあえず落ち着く為に少し時間を空ける事にする。
その事で屋上で悩んでいると日射病で倒れてしまい気が付くと自室にいた。
倒れる前にリルの幻覚を抱き締めた気がし、湊月との会話でリルが助けを呼んだと知る。
何故リルを抱き締めたのかと想い、湊月との会話でリルの事が好きだと気づく。
しかし互いに想い合いでスレ違っているので、思っている事を伝えるべきと言われる。
212鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:12:43.47ID:UCxIyL3o0
1人になった後に自分がどう思っているか考えてリルと一緒にいたいと考える。
しかしリルにはお役御免と言われており、悠真はつい願い水に願ってしまう。
リルと一緒にいたいと、すると願い水が消費されて、リルが部屋を訪ねて来る。
しかしリルは願いを受けられないと否定、願い水を使うとまずはリルの元にいくらしい。
そしてその願いをリルが見極める、その時に悠真の心に触れたのだと言う。
悠真のリルを思いやる気持ちと悩み、だからこそ信用に足りうるから願いを拒否したと言う。
悠真は否定するがリルは悠真は優しい人だと、御使いの役目をこなしていると。
リルに抱きしめられて色々安心した悠真、そしてその日はリルの願いで一緒に寝る。
翌日、結局昨日は御使いのお役御免に関しては撤回をする事が出来なかったので再び話す、
何か事情があるらしいが話してはくれず、気分を変える為に海に行く事を提案。
何故かデートだと喜ぶリル、ともかく放課後になりリルと共に海へと向かう。
そこでリルは神は1人でも大丈夫だと、悠真が御使いだと甘えてしまうと言う。
そう零したリルは悠真の元から逃げ出し、色々と言って悠真の元から離れようとする。
そして海から離れたのでもう一度海に向かおうとすると何故か行けなくなったリル。
とりあえず一度帰寮する事に、リルから海に出れなくなった事は秘密にする様言われる。
翌朝にリルが失踪、昨日の事が何か関係あると思った悠真が探しに行き祠で発見。
リルに事情を聞くと、昨日行けた場所が今朝は行けなくなっていたと言う。
今は大丈夫だがこのままいけば寮にもいられなくなるのは時間の問題。
このままでは祠から出られなくなり、その為に皆を縛り付けてしまう。
優しい悠真は特に、だからこそリルは悠真を御使いの任から外そうとしていた。
自由になってもリルの傍にいるという悠真に何故そこまでするのかと聞くリル。
悠真は好きになったからと答え、リルも悠真が好きなのだと明かす。
悠真の想いを受け取ったリルはせめて最後の時まで寮に戻る事にする。
桃莉にだけは事情、リルの行動範囲が徐々に狭まっている事を説明して協力してもらう事に。
213鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:13:03.56ID:UCxIyL3o0
その他の皆には心配をかけたくないから秘密にしておく事にする。
皆には恋人になった事だけを伝え、悠真は壁、リルの行動限界をどうにかしようとする。
そこで先代の鯨神について調べれば何かわかるのではと考えてその方向で調べる。
湊月に実家の資料を借りてもらったり、桜子から調べる方向性のヒントを貰ったりと。
そして湊月から鯨神の祭をやる事を聞いたのでそこで伝統の舞を湊月に舞う様頼んだり。
その一方で壁は狭まり、リルがよく眠る様になっていた。
そして祭の当日、リルと皆で祭を回っている途中でリルが倒れて、寝てしまう。
リルの神としての力が減っているからだ、その事がついに皆にもバレる。
文献には舞が鯨神の力を回復に関係あるとか言ってあったので湊月にそれを頼んだのだった。
それから数日後、舞のお陰かリルの力は回復して眠るような事はなくなった。
しかし祠は狭まり、ついにリルは祠の周囲から移動できなくなってしまう。
それでも悠真はリルと共に過ごしていく事を選ぶのだった。
◎トゥルー(全ての√クリア後、リル√の祭の少し前で今回は皆にリルの事情を説明済み
ある日、恵那から町の様子が変わったと言われて気にしてみると少しギスギスしていた。
どうもエネルギー水の効果が弱まっているらしく、恵那はリルが原因ではと思う。
リルの体調とエネルギー水の効果は繋がっているのではと考えてそこから色々考える。
リルが弱まったからエネルギー水が弱まったのか、もしくはその逆か調べてみる事に。
そんな時、湊月が個人の家にも昔の資料はあると聞いていた正義が家で資料を発見。
どうも日記みたいなものらしくそれを読ませてもらうと先代の鯨神の事についてだった。
そこで先代の鯨神もリルみたいに衰弱した事、そして祭にはより前の形があるのではと判明。
リルと湊月とともに精査していき、祭での舞は本来は鯨神が舞うものではと分かる。
そして舞う場所も祠の近くの湖ではなかった、そんな時に島が揺れる。
本来、島は火山島だが鯨神の力で異変がなかったと言い、リルは再び眠ってしまう。
214鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:13:27.53ID:UCxIyL3o0
翌日、学園に行くと揺れの影響で土砂崩れがあったらしく祭の延期が桃莉から伝わる。
そして場所の変更まで知るが今のリルは祠からそんなに遠くに行けない。
さらに島が少し沈んでいる事まで聞き、やはりリルの力が関係しているのではと思う。
悠真は桃莉に少しでも何とかする様に頼んで、リルの元へと向かう事にする。
真莉音から改良版エネルギー水を受け取ってリルの元へ向かう悠真。
リルは改良版エネルギー水のお陰で少し回復、なので少し散歩をする事にする。
そこでリルは自分が原因で今の事態が起こっているのではと思うが悠真は否定。
祭にも意味があり、人と島と鯨神がいてこそだと、そこに真莉音と恵那がやって来る。
真莉音はリルの為に改良版エネルギー水、凝縮して効果の高い物を大量に持ってきた。
そしてリルに合わせて調整をする事に、その間に悠真と恵那で祠へ向かう。
恵那はリルの行動範囲が祠なら祠を移動させればいいのではと仮説を立てる。
という事で祠の裏手へ、実は以前恵那が来た時にそこだけ地層が違うと気付いていた。
そこを確認していたら意図的に積まれたと思われる石の塊のある場所を発見。
リルと真莉音にも事情を説明し、祭の準備に使われたと思う削岩機でそこを掘削。
その先には洞窟があったのでその日は帰寮し、しっかりと準備をする事に。
翌日、天洲楽鯨団の皆で洞窟へ、その奥で願い水の霊泉と鯨神の祠を発見する。
願い水とエネルギー水の元となるとリルは理解、そして真莉音は濁っていると感じた。
リルも同意し、霊泉の濁りを何とかすればリルの力も戻るのではとなる。
そして舞の事を思い出し、本来の舞が霊泉を清めるものだと繋がった。
その日は地震もあったので一度、洞窟から出た後に悠真はリルにどのくらい保つか聞く。
残りは長くて3日、悠真は天洲楽鯨団の皆で本来の祭、儀式をやる事を決意して皆に伝える。
湊月は舞を教える為、真莉音はエネルギー水の調整の為にリルの元へと残る。
残りの皆で準備の為に一時帰寮、そこで桃莉にも事情を説明する事になる。
215鯨神のティアスティラ2018/06/08(金) 01:13:46.40ID:UCxIyL3o0
今は桃莉に出来る事はないので桃莉は儀式は一任する代わりに儀式には立ちあう事になった。
翌日は舞の練習、そして祭壇等の儀式に必要な物の準備に1日を費やして当日。
そして無事にリルによる舞は成功して霊泉は元の清さを取り戻した。
しかしリルの姿が水に溶けていく、リルは儀式が成功したからだと言う。
力を取り戻した結果、より高位な存在となったリルの器、身体は存在する事が出来ないと。
当然、受け入れられる訳がない、リルには効かないと知っていてもそれでも悠真は願う。
願い水にリルと共にいたいと、すると霊泉から水の壁が発生して悠真とリルを取り込む。
気が付くとリルはまだその場にいて、悠真は奇跡が叶ったのだと思う。
洞窟から出た後、高位の存在となって先代の記憶すら有したリルから事情説明。
実は先代は力を失った後も霊泉で最近まで存在していて悠真父と会った事もあるらしい。
実は悠真の本籍は島にあり、悠真母が産気づいたので本土で出産する事になった。
悠真父は探検家で霊泉の場所を発見、そこで悠真と一緒に先代と会った事もあった。
そしてリルの与えた力の弱い物ではなく、本来の願い水を先代は悠真に与えた。
しかし小さかった悠真はそれを飲んでしまい、今回はその力で助かったとか。
リルが今回姿を現したのも先代と最も縁の深い人間だったからと推測。
そしてこれからは何があっても悠真と共にいる事を誓うのだった。
それからの事、悠真は御使いの役目は湊月に託す事になり、祭では舞を舞ったり。
真莉音はエネルギー水の研究に熱が入れており、新たな段階を迎えているとか。
恵那は休み明けから実家に戻り、将来は考古学を目指そうかと思っているらしい。
リルは桃莉の養子となって正式な島の住民として登録され、悠真と公的に結べる様に。
そして悠真は島で住む為の手続きの為に本土にリルを連れて帰省する事になった。
リルの力が戻った影響でリルも島から離れられる様になったのだ。
そして2人はこれからの事を想って歩んでいくのだった。
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