282 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 10:01:13 ID:8OzSIX2r0
共通部分
主人公・高道至(たかみちいたる)は、ある日何者かによって殺されてしまう。
死んだはずの至だったが、自分が不思議な空間にいることに気づく。
そこで出会った、自称天使のファヌルに告げられる。
「今からお前を蘇生させる。そして死亡する５日前にお前を戻す。
５日間の間に死の運命を回避できなければ蘇生は御破算、せいぜい足掻け」
何故自分だけ蘇生させてもらえるのかと問う至だが
「神のご命令だ、理由は知らん」と蘇生の理由は分からずじまい。
なんとか死亡原因を突き止めようとするが、死の間際の記憶が曖昧でわからない。
周囲の人物(ヒロイン)は４人。
・何かというと包丁を持ち出す幼馴染、影宮わずか
・何かというと銃器をぶっ放す自称婚約者、祀利・カルナヴァル
・何かというとトーンナイフを振り回すクラスメイト、弟切かごめ
・至を蘇生させ、監視と称して高道家に紛れ込んだ天使、ファヌル
周りにいる人物が全員死亡原因になりうる状況、至君の明日はどっちだ！？
以上、共通部分終わり
283 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 11:06:44 ID:8OzSIX2r0
影宮わずか編��
幼い頃、親に虐待を受けていたわずか。
そのせいで排他的な性格だったわずかは小さい頃たびたび至に辛辣な態度を取っていた。
ある日、わずかの親はわずかを置いて旅行に出かけ、そのまま事故で死亡してしまう。
至は、極度の栄養失調で倒れたわずかを助け、自分の家に迎えた。
それから８年･･･
わずかは、冷たい態度を取っていた自分を助けてくれたばかりでなく、家族として迎え入れ
人並みの生活を与えてくれた至を神格化するまでに慕っていた。
学校の屋上で飯を食っていた二人だが、隅っこで同人原稿を描いていたかごめを発見する。
何気なく声をかけた至だが、かごめは錯乱してトーンナイフで切りかかってくる。
殺されそうなところをわずかさんに助けられる至。
報復とばかりに壁に頭をガンガン叩きつけ、かごめを殺しそうになるわずかさんをなだめたりする。
さらにその日、自称婚約者の祀利が家に転がり込んできて喧嘩(殺し合い)になる。
一緒にくっついてきたファヌルの仲裁によって事なきを得るのだが･･･
蘇生の影響か、ファヌルのことを覚えていない主人公。
風呂場で一人になったところでファヌルに蘇生してからの話を聞かされて思い出す。
あと４日間という短さに焦る至。
284 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 11:07:30 ID:8OzSIX2r0
影宮わずか編��
〜日常部分は色々端折って〜
なかなか決着の付かないかごめ、祀利との争いに終止符を打つべく毒物の勉強を始めるわずか。
毒物を自分で試したりして倒れてしまったりもする。
そんなある日、暴走したかごめと祀利によって至が拉致されてしまう。
ペニバンで掘られたりバイブ付けられたり、その様子を写真に撮られて脅されたりとエライ事になる。
至を人質に取られて成す術無いわずかだったが、二人に脅されて食事を作ることになる。
大概の毒物は察知する祀利が念入りに毒見をし、問題ないと見て食事をするかごめと祀利。
だが、数分後に体が麻痺して倒れる２人。
毒では見破られると踏んだわずかは筋弛緩剤を食事に盛っていたのだ。
至を痛めつけてた仕返しとして、２人を風呂場に監禁して痛めつけるわずか。
至もわずかに鞭を渡され、２人にソニック・スローターをかましたりする。
まぁこれで２人も懲りるんじゃね？と思いその日は寝るのだが･･･
285 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 11:12:02 ID:8OzSIX2r0
影宮わずか編��
翌日、風呂場を見ても２人がいない。
２人の行方が気になるが、なんとなく聞きづらくて聞けないまま学校へ。
屋上でメシを食っていると、突然飛び降り自殺が起こる。
「弟切ってヤツが飛び降りた！！」 その声を聞いたわずかは笑い出す。
「アリバイと仕掛けを作るのは大変だったの･･･」
昨晩監禁して、翌日にはもう仕掛けが終わっているというジェバンニもビックリの早業だった。
さらに立て続けに消防車のサイレンの音が聞こえてくる。
消防車は至るの家の方角へと向かってゆく。また笑い出すわずか。
「祀利なんかにはもったいないけど、家１つ使っての火葬よ」
呆然とする至を抱きしめるわずか。
「やっと２人きりになれたね･･･もう私たちの邪魔をする物はいない･･･」
〜ＥＮＤ〜
290 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 16:45:28 ID:8OzSIX2r0
あ〜･･･祀利シナリオ書こうと思ったけど、先に思い入れの無いかごめを
弟切かごめ編
クラスメートで同人作家のかごめは、漫画の読みすぎで至と前世で姉弟だと
思うようになっちゃった危ない人。
至は最初色々と話すうちにかごめに好意を持つようになる。
わずかや祀利から警告を受けながらも、そんな危ない人だとは信じられない至だが
ある日、ちょっとしたことから激昂したかごめは「姉と弟」であることを至に強要し始める。
なんか前世の記憶が覚醒してないとか二人の魔女が邪魔してるとか言い始めて
わずかさんを石膏像で殴り倒し、祀利を絞め落として拉致監禁したりする。
そんなことをして、邪魔者がいなくなった後で至と時を過ごすが
「お前は理想の弟に相応しくない」とサックリ刺されて終了。
ちなみに、一発ヤッたあとに刺されるのがＧＯＯＤエンド
ヤらずに刺されるのがＢＡＤエンド
294 名前： 名無しさん＠初回限定 投稿日： 2008/10/11(土) 18:16:50 ID:8OzSIX2r0
＞290
死ぬね
トゥルーシナリオで分かることだけど、どのシナリオでも死んでいる
291 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 16:48:41 ID:8OzSIX2r0
なんていうか･･･かごめはヤンデレじゃなくて単に送受信を間違えた人にしか見えない。
人の話を聞かないわずかに「あいつは自分のことしか考えていない」と評価され
街中で銃を乱射する祀利にさえ「アイツはキ○ガイだ」と言わしめる
ぶっちゃけ、コイツのシナリオは気色悪いだけだった。
296 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 20:53:59 ID:8OzSIX2r0
祀利・カルナヴァル編��
突然家に転がり込んできた自称婚約者。
マフィアのボスの娘であり、長い間命を狙われ続けてきた。
コロコロ変わる性格を怪しんだわずかの依頼により、ファヌルが催眠術をかけて
内側の別人格が発露する。
生き残るために殺したりしてるうちに、内側に３人の別人格を内包するようになったらしい。
３人の別人格はそれぞれの能力で
祀利･･･主人格(姓のカルナヴァルはポルトガル語で「祭」)
パレード･･･銃器や爆発物に精通する荒事担当。銃で撃たれても数時間で自然治癒する再生能力有り。
(ﾊﾟﾚｰﾄﾞ＝英語で「行進」)
フェスタ･･･男を誑かし、誘惑する色事担当。(ﾌｪｽﾀ＝イタリア語で「祭」)
マルティグラ･･･無防備な不利をして油断を誘うカムフラージュ担当。
(ﾏﾙﾃｨｸﾞﾗ→ﾏﾙﾃﾞｨｸﾞﾗ(Mardi Gras)＝フランス語で「肥沃な火曜日(謝肉祭の最終日)」)
ちなみに、幼い頃の至と祀利が写っている写真を持っているのだが
結局本物かどうか分からずじまいであり、二人の幼少時の思い出も語られたりしない。
297 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 20:55:39 ID:8OzSIX2r0
祀利・カルナヴァル編��
〜日常部分は色々端折って〜
祀利や、他の別人格とも上手く付き合っていくつもりの至だが
人格それぞれが至に好意を持ってしまい、主導権の奪い合いを始めてしまう。
鬩ぎ合いの果てに暴走した祀利は、学校で銃を乱射したり、至を拉致して家に篭城を始める。
わずかとかごめの策により警察が呼ばれ、家を完全に包囲されてしまう。
ますます暴走する祀利の精神に限界を感じた至は、祀利を医者に見せようと自首を試みるが
玄関へ向かう途中で、祀利が小指に結んでいたピアノ線で小指を切断されてしまう。
自分を裏切ったと、錯乱状態で至を射殺しようとする祀利だが
すんでのところで、押しのけられていた主人格が目覚める。
今まで自分を守ってくれていた３人の別人格に礼を言い、至と皆で平等に付き合おうと持ちかける。
３人の人格がそれを承服し、丸く収まったところで、警察側のスナイパーに狙撃される。
祀利が死亡したと勘違いした至は、祀利の持っていた時限爆弾のスイッチを入れる。
そこで、今まで何処にいたのかファヌルが登場し、まだ祀利が助かることを教える。
「何でスイッチを押したのか」その理由が面白ければテレポートで助けてやるというファヌルに
至は「たぶん、俺も病んでるからだろう」と答える。
「赤点ギリギリだな」と笑いながら二人を隣町の公園まで飛ばす。
それからすぐに祀利の父に連絡を取り、紹介された医者に祀利の治療をしてもらって万事解決。
もう日本に入られなくなった２人は、祀利の父親のいる南米へと旅立つ。
３人の別人格は、一日数時間程度ひょっこり出てくる程度になった。
祀利曰く「至をみんなで平等に分け合うことにした」とのこと。
心底安堵する至は、祀利の表情の変化に気がつかない。
「パレードは至の何処が欲しいの？右手？目玉？唇？それとも･･･」
〜ＥＮＤ〜
298 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 20:58:27 ID:8OzSIX2r0
＞３人の別人格はそれぞれの能力で祀利を守ってきた。
としといてくれ。
335 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 11:39:47 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
〜最初は端折って、祀利とファヌルが家に来るシーン〜
他の３人のルートでは覚えていなかったファヌルの名前を何故か覚えている至。
ファヌルのほうも「何故覚えているのだ？」と怪訝な顔をする。
ファヌルの名前を思い出した瞬間、今までの「ループ」の記憶が蘇る。
何者かに殺害されたこと、わずかと結ばれたこと、祀利と結ばれたこと、かごめ(ry
都合４回分の蘇生＋殺害の記憶を思い出した至は、自分が５回目のループに入っていることを知る。
ファヌル曰く、ループに微妙な変化が生じているが、原因もその影響も分からないらしい。
まぁ最悪、これまでのように誰かとくっつけばループは途切れないんじゃね？と気楽な２人。
誰とくっつくんだ？と問うファヌルに、お前じゃダメか？と問い返す至。
何でこんなこと言ったんだろうと考える至、それを見て「変なヤツだ」と苦笑するファヌル。
とりあえず自分からループを狂わせるのは避けたいので、これまでどおり行動することに。
風呂場でも予定通り乱入するファヌルだが、至ともつれ合って押し倒されてしまう。
その場の勢いでキスをしようとする至だが、わずかと祀利に見つかって仕置きを食らう。
あらすじだけ書いてるつもりだったのに� 銑Г箸いΦ霏腓淵謄�ストになってしまった･･･
336 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 11:41:37 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
その日の夜から、至は昔、母親に虐待されていた日々の夢を見始める。
(実は共通部分で、母親に虐待されていた事実は明かされるのだが･･･書き忘れたわｗ)
至の母親は精神を病んでおり、至を愛しながらも日常的に虐待していた。
至も母親から(歪んではいるが)愛情を感じていたので、笑顔で耐えていたのだが･･･
虐待の日々は、母親の首吊り自殺で突然の幕切れとなる。
至は、現在の養い親である伯父との会話を思い出す。
「アイツを許してやって欲しい、アイツは愛し方を知らなかったんだ。
それでも懸命に愛そうとしていた」
「それで虐待を？」
「ああ、矛盾している･･･だからアイツはあんな死に方を･･･自分に罰を与えたんだ」
至は今でも母親のことが理解できないでいた。
337 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 11:42:40 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
３日目、守護(監視？)してくれているファヌルに礼を言う至だが
別に嬉しくないと突っぱねるファヌル。天使には心がないから
何故心が無いのかという疑問を感じることもないのだという。
「覚えない疑問に答えは必要ない。それが自然だ」とファヌルは言う。
それじゃつまらないだろうと言う至だが、天使は神のために存在するのだから
別に面白さを求める必要は無いのだと返す。
じゃあ、心がないなら今言ったお前の意見は何処から出てきたんだと問うと
「我思う故に我有りか･･･」とファヌルは感心する。
確かにつまらんなと苦笑するファヌルに、なら天使をやめてはどうかという至。
「やめてどうするんだ？人生の意味でも見つけろというのか？」
「少なくとも暇は潰せるし、世話になった分は俺が一緒に暇つぶしに付き合う」
言葉を詰まらせたファヌルは、考え事をするように静かに部屋を出て行く。
338 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 12:04:37 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
次の日、屋上で飯を食おうとする至・わずか・祀利だったが、そこへかごめが乱入してくる。
ループに無い展開に狼狽しつつも、三人の喧嘩(殺し合い)を仲裁しようと飛び出す至。
ファヌルから警告が来るが、それを無視して割って入った至。
勢い余った３人の集中攻撃を受けて死んでしまう。
死の間際にファヌルの声が聞こえる･･･ 「運命が変わった、もうボクでは蘇生ができない」
気づくと、最初の不思議空間にいる至。
ファヌルは至を守れなかった責任を取るために、自分の名を神に返して消えようとしていた。
怒りと気合で消滅を回避した至は、神に向かってファヌルの弁護を始める。
神は笑いながら、ファヌルを許すための条件を出す。
それは、ファヌルが一日堕天し、天使としての力と記憶なしで過ごす事。
悪いのは自分なのだからファヌルに試練を課すことは無いと怒る至だが神はそれに対して報償をつける。
ファヌルではもはや不可能な、至の蘇生である。
「至の肉体はもう無いのでは？」と問うファヌル。
火葬にでもしちゃったのかと問う至に、ファヌルはストレートに「食われた」と返す。
至の遺体は、３人によって生で食われたり焼いて食われたり菜っ葉で包んで食われたりしたらしい。
「自分の中に在れば、ずっと一緒にいられる、だとさ」
「･･･俺って愛されてんだな」
すったもんだの問答の末に至は蘇生し、ファヌルは堕天する。
339 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 12:07:15 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
記憶を失ったファヌルは無邪気に至に抱きついたりする。ファヌルの新鮮な姿に和む至だが･･･
突然わずかと祀利が乱入してくる。「何で！？食べたはずなのに！！」
蘇生はしたが、過去に戻ったわけではなかったのだ･･･
ファヌルが天使の力を一時的に失っているせいで二人に暗示が効いていない。
もう一度至を食べようと、嬉しそうな顔で２人(＋道ばたで遭遇したかごめ)が襲い来る。
ファヌルを守るため、何より自分の身を守るために至はファヌルを担いで逃走を開始する。
一日逃げ切ればファヌルの暗示が発動して助かるんで、それまで逃げ切れば勝ちらしい。
廃屋となっているわずかの実家に身を隠す至とファヌル。雨で濡れた体を温めあうついでに一発やっとく。
で、残り一時間というところで見つかってしまうが、全身食われたり斬られたりしながら生き延びる。
340 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 12:09:45 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
翌日、ファヌルに傷の手当をしてもらった至は礼を言うが、何故かファヌルに怒鳴られる。
至の笑顔を見るたびに、揺らぎが生じて気分が悪くなるらしい。そのまま散歩に出るファヌル。
「揺らぎとは、人間でいう感情の昂ぶり･･･ボクは至のことが好きなんだな」
そう口にすると、堕天していた一日の記憶が蘇る。天使としての力を失い、代わりに心があった自分。
それを追い求めるかのように、「揺らぎ」に代わる物として「痛み」を求めるファヌル。
痛覚はあるものの、「心」がないので「痛み」を理解できない。
痛みを、心を理解するためにコンクリートに拳を砕けるまで叩きつける。
天使の不死の力で砕けた拳が再生すると、また叩きつける。
駆けつけた至に想いを告げるファヌル。しかし、その想いは「心」ではなく「揺らぎ」でしかない。
「揺らぎ」が「痛み」に代わることで、至に対する想い(揺らぎ)を痛み(心)によって理解できると言うファヌル。
まだ痛みが足りないと、足元に落ちていたガラスの破片で手を貫く。
何度も刺し貫きながら、至に好きだと告げ続ける。「この揺らぎを誇りに思う」と叫ぶファヌル。
止めねばと思いながらも、至はファヌルの赤く染まった姿に見惚れてしまう。
「至、頼む･･･ボクに至上の痛みをくれ」とファヌルは至にガラスの破片を渡す。
至はファヌルをガラスの破片で切り刻みながらセックスを行う。
その行為の中で、至は母親が自分を愛しながらも虐待した感情を理解する。
「愛したいから、痛みを与えるんだ･･･」ファヌルに突き立てたガラスの半分で自分を貫く至。
343 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 12:20:24 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
目覚めると、元の不思議空間だった。
至が何故、５度のループを行ったのか･･･その意味を至が自分で理解したときに道は拓かれる。
「人としての因果を果たしたとき、新しい因果の列に加わる」と神が告げた。
至の因果とは「自分の中にある愛情をどう果たすか」を求めるものだった。
痛みを知り、痛みを受け入れた至はファヌルと同じ因果の列に加わることを望む。
神は至に新しい名を与える。
「汝、愛と執心を司る天使、報われぬ情愛を紡ぐ者、汝の名はヤンデル！天使ヤンデルなり！」
至の体に傷が付くたびに、情愛が生まれ、情愛に死すものが生まれ
痛みを乗り越えて結ばれる恋人が生まれる･･･らしいぞ。
大きな翼を広げた二人は、天使としての職務を果たすために旅立とうとする。
その直前、至はファヌルにガラスの破片(至の天使としての象徴)を渡す。
「どうするか、分かるよな？」
「ああ、その前に聞いておくが、刺すのか刺されるのか･･･どっちだ？」
答えは一つだ･･･さぁ始めようか 〜ＥＮＤ〜
360 名前： 名無しさん＠初回限定 投稿日： 2008/10/12(日) 21:17:51 ID:djMhWTev0
＞359
最初の犯人は分からずじまい
というか、至に５回分の記憶があるだけで、実際もっと転生してるのかも知れない
「俺は一体何回殺されたんだろう･･･」という台詞もあるし。
というわけで、冒頭の犯人は３人のうちの誰かだと思う。
わずかルートでの最後で、未来に死の気配を感じる至君がいます。
エスカレートする情愛の果てにぶっ殺されるか、飽きて殺されるんだと思う。
↓その描写(エピローグなのでネタバレ注意)
ttp://ranobe.com/up/src/up309006.jpg
366 名前： 名無しさん＠初回限定 投稿日： 2008/10/12(日) 22:13:08 ID:x/aGmWzx0
＞359
最初のループで殺ったのはかごめ。
HPのファヌルSSに書いてある
共通部分
主人公・高道至(たかみちいたる)は、ある日何者かによって殺されてしまう。
死んだはずの至だったが、自分が不思議な空間にいることに気づく。
そこで出会った、自称天使のファヌルに告げられる。
「今からお前を蘇生させる。そして死亡する５日前にお前を戻す。
５日間の間に死の運命を回避できなければ蘇生は御破算、せいぜい足掻け」
何故自分だけ蘇生させてもらえるのかと問う至だが
「神のご命令だ、理由は知らん」と蘇生の理由は分からずじまい。
なんとか死亡原因を突き止めようとするが、死の間際の記憶が曖昧でわからない。
周囲の人物(ヒロイン)は４人。
・何かというと包丁を持ち出す幼馴染、影宮わずか
・何かというと銃器をぶっ放す自称婚約者、祀利・カルナヴァル
・何かというとトーンナイフを振り回すクラスメイト、弟切かごめ
・至を蘇生させ、監視と称して高道家に紛れ込んだ天使、ファヌル
周りにいる人物が全員死亡原因になりうる状況、至君の明日はどっちだ！？
以上、共通部分終わり
283 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 11:06:44 ID:8OzSIX2r0
影宮わずか編��
幼い頃、親に虐待を受けていたわずか。
そのせいで排他的な性格だったわずかは小さい頃たびたび至に辛辣な態度を取っていた。
ある日、わずかの親はわずかを置いて旅行に出かけ、そのまま事故で死亡してしまう。
至は、極度の栄養失調で倒れたわずかを助け、自分の家に迎えた。
それから８年･･･
わずかは、冷たい態度を取っていた自分を助けてくれたばかりでなく、家族として迎え入れ
人並みの生活を与えてくれた至を神格化するまでに慕っていた。
学校の屋上で飯を食っていた二人だが、隅っこで同人原稿を描いていたかごめを発見する。
何気なく声をかけた至だが、かごめは錯乱してトーンナイフで切りかかってくる。
殺されそうなところをわずかさんに助けられる至。
報復とばかりに壁に頭をガンガン叩きつけ、かごめを殺しそうになるわずかさんをなだめたりする。
さらにその日、自称婚約者の祀利が家に転がり込んできて喧嘩(殺し合い)になる。
一緒にくっついてきたファヌルの仲裁によって事なきを得るのだが･･･
蘇生の影響か、ファヌルのことを覚えていない主人公。
風呂場で一人になったところでファヌルに蘇生してからの話を聞かされて思い出す。
あと４日間という短さに焦る至。
284 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 11:07:30 ID:8OzSIX2r0
影宮わずか編��
〜日常部分は色々端折って〜
なかなか決着の付かないかごめ、祀利との争いに終止符を打つべく毒物の勉強を始めるわずか。
毒物を自分で試したりして倒れてしまったりもする。
そんなある日、暴走したかごめと祀利によって至が拉致されてしまう。
ペニバンで掘られたりバイブ付けられたり、その様子を写真に撮られて脅されたりとエライ事になる。
至を人質に取られて成す術無いわずかだったが、二人に脅されて食事を作ることになる。
大概の毒物は察知する祀利が念入りに毒見をし、問題ないと見て食事をするかごめと祀利。
だが、数分後に体が麻痺して倒れる２人。
毒では見破られると踏んだわずかは筋弛緩剤を食事に盛っていたのだ。
至を痛めつけてた仕返しとして、２人を風呂場に監禁して痛めつけるわずか。
至もわずかに鞭を渡され、２人にソニック・スローターをかましたりする。
まぁこれで２人も懲りるんじゃね？と思いその日は寝るのだが･･･
285 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 11:12:02 ID:8OzSIX2r0
影宮わずか編��
翌日、風呂場を見ても２人がいない。
２人の行方が気になるが、なんとなく聞きづらくて聞けないまま学校へ。
屋上でメシを食っていると、突然飛び降り自殺が起こる。
「弟切ってヤツが飛び降りた！！」 その声を聞いたわずかは笑い出す。
「アリバイと仕掛けを作るのは大変だったの･･･」
昨晩監禁して、翌日にはもう仕掛けが終わっているというジェバンニもビックリの早業だった。
さらに立て続けに消防車のサイレンの音が聞こえてくる。
消防車は至るの家の方角へと向かってゆく。また笑い出すわずか。
「祀利なんかにはもったいないけど、家１つ使っての火葬よ」
呆然とする至を抱きしめるわずか。
「やっと２人きりになれたね･･･もう私たちの邪魔をする物はいない･･･」
〜ＥＮＤ〜
290 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 16:45:28 ID:8OzSIX2r0
あ〜･･･祀利シナリオ書こうと思ったけど、先に思い入れの無いかごめを
弟切かごめ編
クラスメートで同人作家のかごめは、漫画の読みすぎで至と前世で姉弟だと
思うようになっちゃった危ない人。
至は最初色々と話すうちにかごめに好意を持つようになる。
わずかや祀利から警告を受けながらも、そんな危ない人だとは信じられない至だが
ある日、ちょっとしたことから激昂したかごめは「姉と弟」であることを至に強要し始める。
なんか前世の記憶が覚醒してないとか二人の魔女が邪魔してるとか言い始めて
わずかさんを石膏像で殴り倒し、祀利を絞め落として拉致監禁したりする。
そんなことをして、邪魔者がいなくなった後で至と時を過ごすが
「お前は理想の弟に相応しくない」とサックリ刺されて終了。
ちなみに、一発ヤッたあとに刺されるのがＧＯＯＤエンド
ヤらずに刺されるのがＢＡＤエンド
294 名前： 名無しさん＠初回限定 投稿日： 2008/10/11(土) 18:16:50 ID:8OzSIX2r0
＞290
死ぬね
トゥルーシナリオで分かることだけど、どのシナリオでも死んでいる
291 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 16:48:41 ID:8OzSIX2r0
なんていうか･･･かごめはヤンデレじゃなくて単に送受信を間違えた人にしか見えない。
人の話を聞かないわずかに「あいつは自分のことしか考えていない」と評価され
街中で銃を乱射する祀利にさえ「アイツはキ○ガイだ」と言わしめる
ぶっちゃけ、コイツのシナリオは気色悪いだけだった。
296 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 20:53:59 ID:8OzSIX2r0
祀利・カルナヴァル編��
突然家に転がり込んできた自称婚約者。
マフィアのボスの娘であり、長い間命を狙われ続けてきた。
コロコロ変わる性格を怪しんだわずかの依頼により、ファヌルが催眠術をかけて
内側の別人格が発露する。
生き残るために殺したりしてるうちに、内側に３人の別人格を内包するようになったらしい。
３人の別人格はそれぞれの能力で
祀利･･･主人格(姓のカルナヴァルはポルトガル語で「祭」)
パレード･･･銃器や爆発物に精通する荒事担当。銃で撃たれても数時間で自然治癒する再生能力有り。
(ﾊﾟﾚｰﾄﾞ＝英語で「行進」)
フェスタ･･･男を誑かし、誘惑する色事担当。(ﾌｪｽﾀ＝イタリア語で「祭」)
マルティグラ･･･無防備な不利をして油断を誘うカムフラージュ担当。
(ﾏﾙﾃｨｸﾞﾗ→ﾏﾙﾃﾞｨｸﾞﾗ(Mardi Gras)＝フランス語で「肥沃な火曜日(謝肉祭の最終日)」)
ちなみに、幼い頃の至と祀利が写っている写真を持っているのだが
結局本物かどうか分からずじまいであり、二人の幼少時の思い出も語られたりしない。
297 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 20:55:39 ID:8OzSIX2r0
祀利・カルナヴァル編��
〜日常部分は色々端折って〜
祀利や、他の別人格とも上手く付き合っていくつもりの至だが
人格それぞれが至に好意を持ってしまい、主導権の奪い合いを始めてしまう。
鬩ぎ合いの果てに暴走した祀利は、学校で銃を乱射したり、至を拉致して家に篭城を始める。
わずかとかごめの策により警察が呼ばれ、家を完全に包囲されてしまう。
ますます暴走する祀利の精神に限界を感じた至は、祀利を医者に見せようと自首を試みるが
玄関へ向かう途中で、祀利が小指に結んでいたピアノ線で小指を切断されてしまう。
自分を裏切ったと、錯乱状態で至を射殺しようとする祀利だが
すんでのところで、押しのけられていた主人格が目覚める。
今まで自分を守ってくれていた３人の別人格に礼を言い、至と皆で平等に付き合おうと持ちかける。
３人の人格がそれを承服し、丸く収まったところで、警察側のスナイパーに狙撃される。
祀利が死亡したと勘違いした至は、祀利の持っていた時限爆弾のスイッチを入れる。
そこで、今まで何処にいたのかファヌルが登場し、まだ祀利が助かることを教える。
「何でスイッチを押したのか」その理由が面白ければテレポートで助けてやるというファヌルに
至は「たぶん、俺も病んでるからだろう」と答える。
「赤点ギリギリだな」と笑いながら二人を隣町の公園まで飛ばす。
それからすぐに祀利の父に連絡を取り、紹介された医者に祀利の治療をしてもらって万事解決。
もう日本に入られなくなった２人は、祀利の父親のいる南米へと旅立つ。
３人の別人格は、一日数時間程度ひょっこり出てくる程度になった。
祀利曰く「至をみんなで平等に分け合うことにした」とのこと。
心底安堵する至は、祀利の表情の変化に気がつかない。
「パレードは至の何処が欲しいの？右手？目玉？唇？それとも･･･」
〜ＥＮＤ〜
298 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/11(土) 20:58:27 ID:8OzSIX2r0
＞３人の別人格はそれぞれの能力で祀利を守ってきた。
としといてくれ。
335 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 11:39:47 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
〜最初は端折って、祀利とファヌルが家に来るシーン〜
他の３人のルートでは覚えていなかったファヌルの名前を何故か覚えている至。
ファヌルのほうも「何故覚えているのだ？」と怪訝な顔をする。
ファヌルの名前を思い出した瞬間、今までの「ループ」の記憶が蘇る。
何者かに殺害されたこと、わずかと結ばれたこと、祀利と結ばれたこと、かごめ(ry
都合４回分の蘇生＋殺害の記憶を思い出した至は、自分が５回目のループに入っていることを知る。
ファヌル曰く、ループに微妙な変化が生じているが、原因もその影響も分からないらしい。
まぁ最悪、これまでのように誰かとくっつけばループは途切れないんじゃね？と気楽な２人。
誰とくっつくんだ？と問うファヌルに、お前じゃダメか？と問い返す至。
何でこんなこと言ったんだろうと考える至、それを見て「変なヤツだ」と苦笑するファヌル。
とりあえず自分からループを狂わせるのは避けたいので、これまでどおり行動することに。
風呂場でも予定通り乱入するファヌルだが、至ともつれ合って押し倒されてしまう。
その場の勢いでキスをしようとする至だが、わずかと祀利に見つかって仕置きを食らう。
あらすじだけ書いてるつもりだったのに� 銑Г箸いΦ霏腓淵謄�ストになってしまった･･･
336 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 11:41:37 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
その日の夜から、至は昔、母親に虐待されていた日々の夢を見始める。
(実は共通部分で、母親に虐待されていた事実は明かされるのだが･･･書き忘れたわｗ)
至の母親は精神を病んでおり、至を愛しながらも日常的に虐待していた。
至も母親から(歪んではいるが)愛情を感じていたので、笑顔で耐えていたのだが･･･
虐待の日々は、母親の首吊り自殺で突然の幕切れとなる。
至は、現在の養い親である伯父との会話を思い出す。
「アイツを許してやって欲しい、アイツは愛し方を知らなかったんだ。
それでも懸命に愛そうとしていた」
「それで虐待を？」
「ああ、矛盾している･･･だからアイツはあんな死に方を･･･自分に罰を与えたんだ」
至は今でも母親のことが理解できないでいた。
337 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 11:42:40 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
３日目、守護(監視？)してくれているファヌルに礼を言う至だが
別に嬉しくないと突っぱねるファヌル。天使には心がないから
何故心が無いのかという疑問を感じることもないのだという。
「覚えない疑問に答えは必要ない。それが自然だ」とファヌルは言う。
それじゃつまらないだろうと言う至だが、天使は神のために存在するのだから
別に面白さを求める必要は無いのだと返す。
じゃあ、心がないなら今言ったお前の意見は何処から出てきたんだと問うと
「我思う故に我有りか･･･」とファヌルは感心する。
確かにつまらんなと苦笑するファヌルに、なら天使をやめてはどうかという至。
「やめてどうするんだ？人生の意味でも見つけろというのか？」
「少なくとも暇は潰せるし、世話になった分は俺が一緒に暇つぶしに付き合う」
言葉を詰まらせたファヌルは、考え事をするように静かに部屋を出て行く。
338 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 12:04:37 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
次の日、屋上で飯を食おうとする至・わずか・祀利だったが、そこへかごめが乱入してくる。
ループに無い展開に狼狽しつつも、三人の喧嘩(殺し合い)を仲裁しようと飛び出す至。
ファヌルから警告が来るが、それを無視して割って入った至。
勢い余った３人の集中攻撃を受けて死んでしまう。
死の間際にファヌルの声が聞こえる･･･ 「運命が変わった、もうボクでは蘇生ができない」
気づくと、最初の不思議空間にいる至。
ファヌルは至を守れなかった責任を取るために、自分の名を神に返して消えようとしていた。
怒りと気合で消滅を回避した至は、神に向かってファヌルの弁護を始める。
神は笑いながら、ファヌルを許すための条件を出す。
それは、ファヌルが一日堕天し、天使としての力と記憶なしで過ごす事。
悪いのは自分なのだからファヌルに試練を課すことは無いと怒る至だが神はそれに対して報償をつける。
ファヌルではもはや不可能な、至の蘇生である。
「至の肉体はもう無いのでは？」と問うファヌル。
火葬にでもしちゃったのかと問う至に、ファヌルはストレートに「食われた」と返す。
至の遺体は、３人によって生で食われたり焼いて食われたり菜っ葉で包んで食われたりしたらしい。
「自分の中に在れば、ずっと一緒にいられる、だとさ」
「･･･俺って愛されてんだな」
すったもんだの問答の末に至は蘇生し、ファヌルは堕天する。
339 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 12:07:15 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
記憶を失ったファヌルは無邪気に至に抱きついたりする。ファヌルの新鮮な姿に和む至だが･･･
突然わずかと祀利が乱入してくる。「何で！？食べたはずなのに！！」
蘇生はしたが、過去に戻ったわけではなかったのだ･･･
ファヌルが天使の力を一時的に失っているせいで二人に暗示が効いていない。
もう一度至を食べようと、嬉しそうな顔で２人(＋道ばたで遭遇したかごめ)が襲い来る。
ファヌルを守るため、何より自分の身を守るために至はファヌルを担いで逃走を開始する。
一日逃げ切ればファヌルの暗示が発動して助かるんで、それまで逃げ切れば勝ちらしい。
廃屋となっているわずかの実家に身を隠す至とファヌル。雨で濡れた体を温めあうついでに一発やっとく。
で、残り一時間というところで見つかってしまうが、全身食われたり斬られたりしながら生き延びる。
340 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 12:09:45 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
翌日、ファヌルに傷の手当をしてもらった至は礼を言うが、何故かファヌルに怒鳴られる。
至の笑顔を見るたびに、揺らぎが生じて気分が悪くなるらしい。そのまま散歩に出るファヌル。
「揺らぎとは、人間でいう感情の昂ぶり･･･ボクは至のことが好きなんだな」
そう口にすると、堕天していた一日の記憶が蘇る。天使としての力を失い、代わりに心があった自分。
それを追い求めるかのように、「揺らぎ」に代わる物として「痛み」を求めるファヌル。
痛覚はあるものの、「心」がないので「痛み」を理解できない。
痛みを、心を理解するためにコンクリートに拳を砕けるまで叩きつける。
天使の不死の力で砕けた拳が再生すると、また叩きつける。
駆けつけた至に想いを告げるファヌル。しかし、その想いは「心」ではなく「揺らぎ」でしかない。
「揺らぎ」が「痛み」に代わることで、至に対する想い(揺らぎ)を痛み(心)によって理解できると言うファヌル。
まだ痛みが足りないと、足元に落ちていたガラスの破片で手を貫く。
何度も刺し貫きながら、至に好きだと告げ続ける。「この揺らぎを誇りに思う」と叫ぶファヌル。
止めねばと思いながらも、至はファヌルの赤く染まった姿に見惚れてしまう。
「至、頼む･･･ボクに至上の痛みをくれ」とファヌルは至にガラスの破片を渡す。
至はファヌルをガラスの破片で切り刻みながらセックスを行う。
その行為の中で、至は母親が自分を愛しながらも虐待した感情を理解する。
「愛したいから、痛みを与えるんだ･･･」ファヌルに突き立てたガラスの半分で自分を貫く至。
343 名前： くるくるファナティック 投稿日： 2008/10/12(日) 12:20:24 ID:djMhWTev0
ファヌル編��
目覚めると、元の不思議空間だった。
至が何故、５度のループを行ったのか･･･その意味を至が自分で理解したときに道は拓かれる。
「人としての因果を果たしたとき、新しい因果の列に加わる」と神が告げた。
至の因果とは「自分の中にある愛情をどう果たすか」を求めるものだった。
痛みを知り、痛みを受け入れた至はファヌルと同じ因果の列に加わることを望む。
神は至に新しい名を与える。
「汝、愛と執心を司る天使、報われぬ情愛を紡ぐ者、汝の名はヤンデル！天使ヤンデルなり！」
至の体に傷が付くたびに、情愛が生まれ、情愛に死すものが生まれ
痛みを乗り越えて結ばれる恋人が生まれる･･･らしいぞ。
大きな翼を広げた二人は、天使としての職務を果たすために旅立とうとする。
その直前、至はファヌルにガラスの破片(至の天使としての象徴)を渡す。
「どうするか、分かるよな？」
「ああ、その前に聞いておくが、刺すのか刺されるのか･･･どっちだ？」
答えは一つだ･･･さぁ始めようか 〜ＥＮＤ〜
360 名前： 名無しさん＠初回限定 投稿日： 2008/10/12(日) 21:17:51 ID:djMhWTev0
＞359
最初の犯人は分からずじまい
というか、至に５回分の記憶があるだけで、実際もっと転生してるのかも知れない
「俺は一体何回殺されたんだろう･･･」という台詞もあるし。
というわけで、冒頭の犯人は３人のうちの誰かだと思う。
わずかルートでの最後で、未来に死の気配を感じる至君がいます。
エスカレートする情愛の果てにぶっ殺されるか、飽きて殺されるんだと思う。
↓その描写(エピローグなのでネタバレ注意)
ttp://ranobe.com/up/src/up309006.jpg
366 名前： 名無しさん＠初回限定 投稿日： 2008/10/12(日) 22:13:08 ID:x/aGmWzx0
＞359
最初のループで殺ったのはかごめ。
HPのファヌルSSに書いてある
コメントをかく