41 :それは舞い散る桜のように  要約 :2005/05/22(日) 00:58:39 ID:dVgo1CeN
主人公の舞人が恋をすると、桜の呪い(みたいなの)が発動して
自分のことを相手に忘れ去られてしまうのであった。
でも舞人は呪いを克服、仲間の助けも受けてハッピーエンド。

42 :それは舞い散るさくらのように 1:2005/05/22(日) 00:59:23 ID:dVgo1CeN
主人公の桜井舞人は「恋愛否定組」。
普段からハイテンションな舞人は、実は誰とも深く関わることができず
特に恋愛に対しては、最後に自分が傷つくことを恐れて常に一歩引いてしまう。
そんな舞人とヒロインの仲が次第に進展していく裏で、
舞人は引き寄せられるように、何度も街外れの桜の丘を訪れる。

人のいない桜の丘では、現実とも幻想ともつかぬ「桜の丘の子供たち」の会話が交わされる。

丘の子供A(桜香)「貴方は最後には必ず裏切られます」
丘の子供B(朝陽)「僕はその絶望を、この場所で何度も繰り返し見てきたのだ!」

桜の丘の子供たちは、いずれ自分たちが必ず人間から忘れ去られてしまう運命を知っており、
そんな身勝手な人間たちの心を蔑み、決して信じようとはしないのであった。

舞人は桜の丘に通ううちに、次第に自分が桜の丘の生まれであることを思い出していく。
幼い頃の舞人もまた、その場所で仲良くなった女の子に忘れ去られてしまった経験があり、
そのトラウマから、人間の「恋愛」を否定するようになってしまっていたのである。
桜香や朝陽の忠告を必死で振り払いながら、不安と焦り、そして終焉の予感に怯える舞人。

やがて定められた悲劇は訪れ、ヒロインは唐突に舞人と過ごしてきた時間を忘れ去ってしまう。
それは舞い散る桜の一瞬の美しさを、人々が残酷に忘れ去っていくように…。

(ここで一度エンディング)

43 :それは舞い散る桜のように 2:2005/05/22(日) 01:00:09 ID:dVgo1CeN
(エピローグ)

冬枯れの桜の丘で、舞人と桜香の問答が行われる。
それまで心の奥で、恋愛を恐れ、誰かと深く関わることを否定してきた舞人は、
誰も傷つけず、しかし空虚なまま誰とも触れ合おうとしない桜香たちの在り方を否定する。
ヒロインに忘れ去られてなお、どうしても自分には彼女が必要なのだと断言する舞人。

そこに何かしらの共感を覚えた桜香は、もう一度だけ舞人に機会を与えるのであった。
最後の別れを告げる桜香に、これからもずっと笑顔のままでいてみせると約束し、
舞人は希望を胸に、力強く人の街へと降りていく。

春。満開の桜が咲き乱れる季節、もはや舞人は「恋愛否定組」のままではなかった。
そんな舞人の前に、全てを思い出したヒロインが現れる。
舞い散る桜の花びらは、その一瞬を鮮やかに祝福するのであった。
ハッピーエンド。


(個別ルートの重要ポイント)

希望:かって舞人と仲良くなった女の子。しかし希望も舞人も忘れてしまっている。
小町:一つ下の幼馴染。やかましキャラだけど、幼い頃は周囲に対して臆病だった。
つばさ:ちょっと冷めたニヒリスト。家庭環境のせいで、舞人と同じ「恋愛否定組」
こだま:年上に見えないこども先輩。童話作家志望。啓蒙的な児童文学に拘りあり。
青葉:隣に住む中学生(推定)。愛してください。あと親友が舞人に片思いしてる。


関連:それは舞い散る桜のように 完全版

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