125 名前:クロウカシスtrue1 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2010/06/05(土) 22:55:51 ID:y8nmMj0s0
クロウカシス http://www.gungnir.co.jp/innocentgrey/products/pro...

・登場人物
主人公:都内の大学生、民俗学を専攻している。作中での「探偵」役。
切原想子:主人公の先輩、頭の回転が速い。多分メインヒロイン。
七月紅緒:七月家次女、オカルトを愛する猫被り少女。七月家に良い印象を持っていない。
七月詩音:七月家三女、歌を愛する病弱娘。一応パッケージヒロイン。
七月藍:七月家長女、文学を愛するヒステリー娘。SAN値の低さには定評がある。
七月摩耶:藍達の母親であり七月家現当主、温和な病弱未亡人。
七月恒星:七月家前当主。高名な音楽家であったが今舞台の前に自殺している。
燈山あかね:メイド1号、真面目だがそそっかしい。最近書斎で何かを調べているらしい。
水守なるみ:メイド2号、やる気の無い料理担当。給仕以外にも何か目的があるようだ。
辻村:前当主の実弟で館の管理人。
御巫:七月家主治医。あかねから好意を寄せられている。
六曜:詩音の婚約者。ほぼ全てのルートで殺害され、彼の死から事件の幕が上がる事に。
高峰:七月家顧問弁護士。顔に大きな火傷跡を持つ厳つい人。

オープニング(1日目)
都内の大学生である切原想子は、「七憑きの呪い」(*1)という伝承を調べるために主人公を引き連れて「七月村」を訪れる。
人里離れた道中で吹雪に見舞われた二人。遭難寸前の所で買出しの最中であった紅緒に助けられる事に。
都合良く紅緒の実家が七月村を代々治めてきた「七月家」であり、伝承は七月家が元である事から「七憑館」へ招かれた二人は調査を始める。
これまた折り良く、その晩は詩音と六曜の結婚式、結婚式では新婦が棺の中に入って一晩過ごすと言う奇妙な儀式が。
何事も無ければ晴れて婚姻成立…だったのだが、翌朝に新郎が首を切られて殺害される。
電話線も切られ、村への橋は落とされ、七憑館は外界から断絶される。
犯人は誰か?七憑きの呪いとは何か?

「退路のない陸の孤島で、惨劇の夜が明ける」


この辺は公式サイトにものってる、投げやりになるが分かりづらかったらそっち見てくれ
というわけで続く

126 名前:クロウカシスtrue2 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2010/06/06(日) 00:32:25 ID:Y48+UyQZ0
2日目
主人公が探偵役となって現場検証を行う事に。
・殺害時刻は深夜2時前後(結婚式が1時頃まで)
・主人公は犯行時刻(と思われる)に物音を聞いている
・現場からはスノードロップ(エントランスに生けられていた花)と鍵が見つかる
・鍵は聖堂(詩音の入った棺がある場所)の物と思われる
その後容疑者に対する聞き取りが行われ、各々自室に戻ることに。
12時前に主人公の自室をあかねが訪ね、藍が部屋にいない事を告げる。
館内を捜索するが藍は見あたらない、手がかりを求めて藍の部屋を調べると暖炉からメモの燃えかすが見つかる。
メモは電話室の物であり、内容が下の紙に写っていたため、藍が時計塔に呼び出されていた事が発覚する。
時計塔に急行するとロープで首を吊るされた藍を発見(*2)。
>>藍殺害現場の検証、事情聴取
・死因は絞殺、後頭部に殴打の痕跡
・現場からは紙切れのようなゴミ
・紅緒の推測では動機は遺産絡み?
昼食を挟んで高峰から恒星の遺書について聞き取り、遺産は摩耶、藍、紅緒の三人に分配され、養子である詩音には遺産が渡っていない旨。
夕刻、館を停電が襲い、辻村が犯人に頭を殴られ負傷する。(原因は使用電力の多くなる夕方に停電になるよう犯人が仕掛けを施していた事による*2)
館内の巡回中に主人公は書斎前であかねと遭遇。調べ物をしていた様子だが、あかねは「AKARI.M」と刺繍されたハンカチを落とす。
その様子を見ていた御巫曰く、彼女の行動は事件前からの習慣で、今回の事件とは別と言う見解。
主人公は被害の拡大を防ぐため、夜通し館を巡回する。
これで2日目終わり。

注釈
*1七憑きの呪い
呪い1、七月家の当主は全て変死している 呪い2、七月家には男が生まれない 呪い3、七月村の神隠し
呪い4、館が漆黒に塗りこめられている 呪い5、大量の鴉が館を襲う 呪い6、七憑きの贄 呪い7、贄にされた娘の霊が館をさまよう
*2藍と停電トリック
上手く選択すると藍を救うことが出来るが停電時の選択肢によっては殺される
停電時に殺された場合、藍の殺害にドライヤーが使用されており、これが停電の一因であるとされている
時計塔で殺害された場合は停電自体は起こるものの、その意図、仕掛けについては最後まで言及されない

3日目に続く

133 名前:クロウカシスtrue3 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2010/06/06(日) 02:13:10 ID:Y48+UyQZ0
3日目
翌朝、主人公が医務室を訪ねると御巫に部屋からおつかいを頼まれる。
最中彼の部屋でメイド服を着た女性の写真を発見。写真について御巫に尋ねると写真の人物は「美園あかり」と言う人物である事が分かる。
ハンカチの件と含めてあかねに問いただすと、あかりは現在行方不明のあかねの姉らしい。
直後に医務室から物音が、主人公が向かうと呻いている詩音を発見。
事情を聞くと、彼女は度々薬を服用しており、その中に毒物が混入していたとの事。
詩音が狙われた事で、再度高峰に遺産について質問。隠し資産と暗号を受け取る。
部屋で想子と相談中階下から爆音、厨房でガス爆発が発生してあかねが負傷する。
調査により爆発は意図的な物であり、その事実を示す証拠も厨房から見つかる。
厨房の調査を終え、主人公は聞き込みと施錠されていた聖堂を含めた館の調査をする事に。
・摩耶の部屋から女性物のかつら
・聖堂からはスノードロップの雄しべ、棺桶の中から不自然に千切れた毛髪
・高峰から昔に館付近の山小屋であった火災事故についての情報
・辻村から火災事故についての詳細(小屋には母親と娘が2人、母親は死亡、娘の片割れが詩音、もう片方は街の病院へ)
調査を終え昼時、なるみと共に地下室に向かうが何者かに閉じ込められる。内部でのやり取りでなるみが泥棒であると明らかに。
脱出後暫くして、演奏室で紅緒が鈍器で殴られる。凶器はコーラのビン、犯人に呼び出された模様でその手法は藍の時と同じ。
その晩、主人公はなるみの協力を得て屋敷内を再調査する運びとなる。暗号を解読し、隠し部屋へ入り込んだ主人公は恒星の手記と楽譜を発見。
手記には七月家の暗部が描かれており、屋敷の地下に更なる隠し部屋がある事が判明。
手記とそれが示す地下室で見た光景、主人公は七憑きの呪い、そして事件の全貌を知る。

真相前のおさらい兼補足
想子 犯人から脅迫される、あとセックルは着衣派、生存
紅緒 鈍器で殴られるが生存
藍 死亡、実は詩音LOVE
詩音 毒を飲んだが生存、養子のため塔に隔離されがち、歌が好きらしく頻繁に歌う
摩耶、御巫、高峰 生存
あかね 姉の行方を求めて館へ、軽症を負うが生存
なるみ 泥棒、何事も無く生存
辻村 生存、隔離された詩音を気にかけるナイスガイ
六曜 打ち首

つづく

135 名前:クロウカシス真相1 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2010/06/06(日) 03:14:32 ID:Y48+UyQZ0
手記の内容
恒星にはディートリッヒと言う名の友人がいた、恒星の結婚から数年後ディートリッヒ夫妻は他界。
彼らにはマリノと言う娘がおり、身寄りの無い彼女を恒星は使用人として引き取った。
それから程なくして、子供を成せない摩耶が夜中に徘徊し暴れる等奇妙な行動に走るようなった。
この行動は七月家に代々受け継がれており、それは七月家が代々近親婚を経て子を成していた事が由であった(2)。
近親交配は七月家が陰秘学に拠った結果で、館を黒に塗り固めたのも(4)このためであった。
更に近親交配の弊害で異常を持つ子が多くなり、穢れた血を浄化するために贄として棺に入れ、首を切った(6)。
老いて行く自分に耐えられなくなった摩耶は、村から若い娘をさらい血を啜る吸血鬼のような存在となった(3、5、7)。
吸血行為を重ねるにつれて村から若い娘は減り、マリノを守るため恒星は摩耶を幽閉、治療のため御巫(父)を招く。
摩耶は吸血衝動を抑える度に性交渉を求める、一向に回復の兆しを見せない状態に疲れた恒星はマリノと一度だけ関係を持ってしまう。
その後摩耶は子を授かり奇行に走る事も無くなった、しかし時を同じくしてマリノが失踪。
やがて娘を出産(藍、紅緒)、摩耶は幽閉から開放された。
程なく山小屋の火災事故が発生、犠牲者はマリノ、娘の父親は誰であろう恒星であった。
二人の娘を恒星は引き取り、歌音、詩音と名付け、背中に大きな火傷を負った歌音は街の病院に入院する事に。
一方、摩耶も御巫と関係を持っており、それによって成された子が藍と紅緒であった。
摩耶からの指示を受けた御巫が恒星に毒を盛っていたため彼は衰弱し、歌音も病院を抜け出し行方不明に。
そして恒星は自殺し(1)、今回の事件に至る。

六曜殺し
犯人 詩音 動機 六曜に脅迫されたため
棺を開けたのは六曜、脅迫の内容は、詩音が辻村と関係を持っていた事、更に上記の手記にある詩音の過去。
詩音は己の毛髪で首を絞め、六曜の部屋へ運び首を切断した。
首を切断した理由は、偏った環境で育てられた詩音は首を切らねば人は死なないと思い込んでいたため。
更に詩音については夢遊病の気があり、館の中を徘徊する習慣を持っていた(7)。

七憑の呪いについては(1)〜(7)が原因。


行規制のためつづく

136 名前:クロウカシス真相2 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2010/06/06(日) 03:39:02 ID:Y48+UyQZ0
真相後半
藍殺害、及び全傷害事件
犯人 切原想子(七月歌音) 動機 七月麻耶への復讐
証拠は藍の殺害現場に落ちていたゴミは想子が手を怪我した際に御巫が巻いた包帯のテープ。
動機については想子の母親、マリノが摩耶の起こした火事によって死亡したため。
家人を皆殺しにする事で絶望を与え、報復する事が目的。

犯行を指摘され、想子は摩耶を人質に館の外へ。
主人公の説得と、詩音の歌。
詩音の歌は母マリノが歌っていた子守唄であり、記憶を失っていた想子は詩音を自分の妹であると認識する。
再会し、抱き合う姉妹。
二人を囲うスノードロップ。
希望の花言葉を持つ花が雪解けを待っていた。


おしまい

追記
一応この後に後日談的なものが想子と詩音にある、詩音の方は辻村と子を設けて幸せに暮らしました的なものだった気が
推理物だけに不明瞭な所とかあると思う、ソフトが残ってたし疑問とか他のEDが気になったら聞いてくれ
っていうかセーブデータの日付が「12月24日20時30分」だとか「12月25日01時00分」とか…しにたい

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