396 :ダイヤミック・デイズ:2015/05/26(火) 17:59:08.80 ID:+Z0hdR0u0
■共通パート
主人公・怜は八宝山学院の仁科校に通っていた。怜には希沙という幼馴染が居た。希沙もまた仁科校の学園生である。

休暇中に怜たちは姫野川コトラという少女と仲良くなる。
そして夏休み明けのクラス編成で、怜たちはいきなり「仁科分校」に転籍することになった。
さらに驚くべきことに、八宝山学院執行部会長・姫野川かなかは怜たちに仁科分校の執行部の運営を依頼した。
渋る怜に反して、希沙は「面白そうだから」という理由で会長就任を受諾する。
怜は希沙に付き合うかたちで、不本意ながらも副会長に就任した。
かなかの親友・蓮子は会計に就任。コトラは書記となった。

(仁科分校の設立には、かなかの思惑が絡んでいた。
かなかは従妹のコトラを日頃から気にかけていた。そして人付き合いを苦手とするコトラを、かなかは案じていた。
怜と希沙がコトラと親しくしていることを知ったかなかは、新規に仁科分校を設立して、怜たちを転属させ、コトラを通わせた。
怜たちのおかげで、コトラは寂しい思いをしなくて済んだのだ)。

さて、怜たちは時羽という少女と知り合いになった。時羽は手芸に興味があり、手芸部を作りたいと考えていた。
しかし彼女の出自(暴力組織)があだになり、誰も時羽に近づこうとはしなかった。
彼女の苦境を目の当たりにした怜たちは、手芸部の設立に協力することにした。
彼女一人では人員が足りないので、怜たちの名前を貸して部を立ち上げた。

その後、怜たち生徒会執行部は創立祭の準備を取り仕切った。

397 :ダイヤミック・デイズ:2015/05/26(火) 18:00:47.77 ID:+Z0hdR0u0
■希沙編 その1
怜と希沙は仲が良かったので、周りからは恋人同士だと誤解されていた。
かなかから余計な気を回されたりしながらも、ふたりは微妙な距離を保っていた。
さて怜たちは創立祭で「恋人コンテスト」を開催することにした。学内のベストカップルをみんなで選出しよう! という企画だった。
本番の日、司会を務めていたふたりだったが、なんと会場で自分たちが優勝者に選ばれてしまう。
皆の前でハッキリと否定するのもマズイので、曖昧に誤魔化してしまった。創立祭の終了後も、ふたりは周囲に冷やかされ続けてしまい、
否定しようにもできない状況になってしまった。仕方なくふたりは、付き合っているフリをすることにした。
当初は「フリ」だったのだが、ふたりとも何時の間にやら本気になってしまった。
とはいえ、ふたりの共通認識は依然として「フリ」のままだった。
いつまでも恋愛ゴッコを続けているわけにはいかないと考えた希沙は、元の幼馴染の関係に戻ろうと怜に提案した。
怜は本心を告げるチャンスと考え、恋人になろうと希沙に迫った。当然、希沙は受諾した。

398 :ダイヤミック・デイズ:2015/05/26(火) 18:01:18.82 ID:+Z0hdR0u0
■希沙編 その2
ある日、コトラを告発する怪文書が学内に張り出された。
かなかがコトラのために仁科分校を新設したこと、そして執行部もかなかの意のままに操られていると、批判するものだった。
コトラはショックを受けて引きこもってしまう。かなかはコトラを案じ、コトラを休学させることにした。
希沙はもちろん黙っていない。かなかに話をつけようとしたが、付添人のステッチに断られてしまう。
そこで希沙はコトラの復学を願うための署名を集めることにしたのだが、誰も応じてくれない。
学内に「コトラの休学はかなかの意思が働いている」と知れ渡っていたのだ。
かなかは八宝山学院では絶対的な権力を握っているから、誰もかなかの意向には逆らえなかった。
趣旨に賛同してくれたのはわずかに6名だったが、それでも希沙は彼らを率いて姫野川邸に行き、コトラに呼びかけることにした。
同時に時羽が他の学生に賛同を募った結果、分校生の多くが希沙の説得に参加することになった。
こうして大勢の学生が姫野川邸に集まり、代表として希沙が拡声器でコトラに呼びかけた。
コトラは皆から励まされ、復学を希望することになった。

エピローグで怜はかなかと会話を交わす。
どうやら怪文書を掲示したのは姫野川グループの敵対勢力だったらしい。
ゴタゴタを起こして勢力図を変更し、かなかを失脚させようと目論んだのだろう。

399 :ダイヤミック・デイズ:2015/05/26(火) 18:01:49.60 ID:+Z0hdR0u0
■コトラ編
怜とコトラの距離は日増しに縮まっていった。初めての恋心に戸惑うコトラに、希沙は怜に告白するようにアドバイスした。
コトラは言われたとおりに怜に告白するも、怜は彼女を子ども扱いして告白を受けなかった。
ふたりの仲は一時ギクシャクしたものの、関係はやがて平常に戻った。
ある日、姫野川邸でパーティーが催され、コトラや怜も参列した。
そこで叔母から怜のことを罵倒され、怒ったコトラは怪力をふりかざして暴走してしまった(怪力は彼女の知られざる特技であった)。
会場を駆け足で立ち去ったコトラ。後を追った怜は生徒会室でコトラを見つけた。そして怜はコトラに愛の告白をした。
こうしてふたりは付き合うことになった。

仲良く暮らしていたふたりに、危機が迫っていた。コトラに養子縁組の話が浮上したのである。
姫野川の本家筋であるコトラの両親は既に亡く、ひとり遺されたコトラの身柄は、かなかたち分家筋に引き取られていた。
養子縁組をした方が色々と都合が良いのだが、代わりにコトラは転校しなければならないらしい。
勿論コトラは怜たちと離れたくはなかったのだが、先日暴走してしまった負い目もあって、渋々養子縁組の話を受諾してしまう。
しかし怜たちは黙って見てはいなかった。怜は仲間を率いて姫野川邸に乗り込んだ。
怜はかなかの目前でコトラに求婚し、そして駆け落ちするぞと宣言した。
かなかはついに熱意に折れて、養子縁組の話を破談にし、分家筋でコトラを引き取ることにした。
その後、コトラは怜たちと一緒に暮らしたようである。

400 :ダイヤミック・デイズ:2015/05/26(火) 18:02:24.51 ID:+Z0hdR0u0
■蓮子編
蓮子はかなかを尊敬していて、怜を見下していた。分校への転属にかなり不満をもっていたのもあって、彼女は何かと怜につっかかっていた。

さて創立祭の準備中に、ちょっとしたイザコザがあった。
とあるバンドグループが予算を商店街から融通してもらおうとした。しかし予算は学園のものと商店街のものとで明確に分けられており、
バンド演奏(学園の催し)にかかる費用を商店街側から融通するのは横領に当たる。
蓮子は融通の不当性をめぐって、バンドメンバーと口論してしまう。
怜はふたりを仲裁し、うまく機転を利かせた。蓮子は単に正義感で突っ走っていた自己を恥じ、怜を尊敬するようになった。
怜もまた、生徒会の活動を通して蓮子に心惹かれるようになった。

創立祭のあと、蓮子を筆頭執行部に戻す話が浮上した。怜は蓮子と離れたくないと思い悩んだ。
落ち込んでいる理由を蓮子から詰問されて、怜は本音を漏らしてしまう。蓮子はそれに応えた。こうしてふたりは付き合うことになった。

その後、商店街側から生徒会に打診があり、共同で何かのイベントを開催することになった。
創立祭における執行部の活躍が評価されたのだ。慎重な姿勢を見せようとした怜とは対照的に、蓮子は申し出を引き受けた。
フリーマーケットを開こうという話になり、そして無事に成功したのだった。

401 :ダイヤミック・デイズ:2015/05/26(火) 18:05:18.88 ID:Pl3f3ds40
■時羽編
時羽はクラスメイトから距離を置いて孤独に過ごしていた。実家のヤクザ稼業を気にしていたのだ。
怜は時羽を放置しておけず、友達になりたいと申し出た。しかしそもそも怜は一匹狼タイプで、必要以上に友達を作りたがらなかったはずだ。
時羽に矛盾を指摘されながらも、怜はそれでも気持ちを押しとどめることができなかった。
要するに、怜は時羽に恋していたのだ。そして怜の誠実な態度に、時羽もまた惹かれていった。
そして創立祭の後、時羽は怜に向き合って愛の告白をした。二人は結ばれることになった。

やがて時羽の兄ふたりが不穏な動きを見せはじめた。
どうやら姫野川家に買収された地所を無理やりにでも買い上げて、篠原家(時羽の実家)の再興を狙っているらしい。
住民の意向を無視した横暴さを、時羽と怜は良しとしなかった。そして兄たちを呼び出し説得し、篠原と姫野川は共存することになった。

402 :ダイヤミック・デイズ:2015/05/26(火) 18:06:04.47 ID:Pl3f3ds40
■かなか編
4ヒロインを攻略後に「おまけ」で観られるエクストラシナリオ。

かなかに見合い話が浮上した。
今まではすべて縁談を断ってきた彼女だったが、今回は恩のある現当主からの話だったから、むげに断るわけにはいかない。
そこで彼女は「すでに恋人がいる」とウソをつくことにした。かなかは怜の家に押しかけて、勝手に居候をはじめしまった。
怜は迷惑がりながらも内心では歓迎していた。当初は「ウソ」のはずだったのが、いつの間にか本気の恋愛に発展してしまう。
彼女はアピールを何度も仕掛けるが、彼は天然のスルースキルによって避けてしまった。
しばらくして彼女は姫野川邸に戻ってしまう。彼女を失ってから初めて、彼は自身の恋心に気づき、姫野川邸に出向いて意を伝えようとした。
しかし彼女は彼を窘め、今は創立祭に注力するべきで、恋路をうんぬんする時ではないと、と彼を説得する。
(もちろんそれだけが帰宅した理由ではない。彼女は現当主に見合い話を断る必要があって、もろもろの調整のために姫野川邸に戻ったのだ。)
翌日から怜は執行部員として創立祭の準備に打ち込んだ。そして無事に祭りは終わった。
夜になって彼が帰宅すると、何と自室でかなかが待ちかまえていた。ふたりの間に立ちはだかっていた障壁が、今や全て崩されたのである。
うやくふたりは気持ちを伝え合うことができた。

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