330 黄雷のガクトゥーン [sage] 2013/01/31(木) 23:56:17.75 ID:vS6vundH0 Be:
黄雷のガクトゥーン(公式HP http://www.liar.co.jp/guac_top.html)
細かい用語は公式参照
マルセイユ洋上学園都市。フランスの人工島に設立された優秀な人材を輩出するための学生が運営する学生のための学園都市。
しかし、その実態は欧州の闇を支配する秘密結社<西インド会社>の実験場として影から操られていた。

とある目的のため学園都市にやってきたネオン・スカラ・スミリヤはその両眼の<黄金瞳>に目をつけられ、
学園を運営する統治会のメンバーによって都市に祝福をもたらすと呼ばれる<ガクトゥーンの鐘>の生贄にされそうになるが、自称72歳の転校生ニコラ・テスラに助けられる。
テスラは転入早々<探偵部>を設立し学園都市にいる全ての学生を救うと宣言、ネオンは探偵部の助手としてテスラのもとで暮らし始める。
学園都市には<異能(アート)>と呼ばれる超常の力を持つ学生たちが存在し、若さ故の悩みや迷いを抱え力を暴走させる学生たちをテスラは宣言通り救っていく。

331 黄雷のガクトゥーン [sage] 2013/01/31(木) 23:57:46.27 ID:vS6vundH0 Be:
最初は探偵部を危険視していた統治会の面々もテスラに敵わず、逆に抱える悩みや迷いを解消するために力を尽くしてくれる探偵部二人に好意を抱くようになる。
しかし統治会で唯一西インド会社との直接のつながりを有する統治会主宰ウィルヘルム・ライヒは無敵の力を持つテスラの弱点を発見する。
そしてライヒはネオンを呼び寄せ、ネオンの家族を殺したのはテスラだと告げる。
その言葉を信じまいとするネオン。だが他ならぬテスラ自身の口からそのことを肯定されテスラのもとから逃げ出してしまう。
ネオンと離れたことで力の補充ができなくなったテスラはライヒに追い詰められる。
しかしライヒの口から出た薔薇という単語から、ようやく倒すべき敵の尻尾をつかんだテスラは自らを世界に存在させるために必要な力を削ってライヒを倒す。

332 黄雷のガクトゥーン [sage] 2013/02/01(金) 00:02:52.59 ID:vS6vundH0 Be:
ライヒが倒れ、ついに学園を影から操っていた薔薇こと西インド会社の総帥代行ブロッケン・ローゼンクロイツが動き出す。
ローゼンクロイツはガクトゥーンの鐘として学生たちに力を与えることで異能を発現させる実験を行い、歴代学生の異能の力を自らの内にため込んできたのだった。
ここに至ればもはや学園都市は不要と学生たちに牙をむけるが、その前にテスラが立ちふさがる。ネオンを始めとする学生たちすべてを守るため力を振り絞るテスラ。
だが数十年に渡って異能の力をため込んできたローゼンクロイツとの力の差は歴然、たかがネオンと離れただけで弱体化するテスラの脆弱さをローゼンクロイツは嘲笑し、科学の勝利だと宣言する。

333 黄雷のガクトゥーン [sage] 2013/02/01(金) 00:18:43.92 ID:6iBFTGHg0 Be:
<ふるきもの>と呼ばれる、かつて存在したが人類が文明を持ったことで幻想へと追いやられてしまった自然神や精霊たち。
テスラはそれの一柱<雷の鳳>の加護を得たことで雷電を操る力と不老の肉体を得た。
しかしふるきものを幻想として駆逐した文明世界においてテスラは文字通り異物であり、テスラは他人に記憶されなくては世界に存在する事が出来なくなってしまった。
雷の鳳の加護を受けて以降、大勢の人間を助けてきたテスラ。
だが世界の異物である彼のことを人々はたった数年で忘れてしまう。しかしテスラのことを決して忘れない唯一の存在がスミリヤの一族だった。
スミリヤの一族はテスラが世界に留まるための錨として存在していたが、それをローゼンクロイツに知られてしまい、ただ一人を残して皆殺しにされてしまった。
唯一残されたスミリヤこそがネオンであり、家族を殺されたショックでテスラに関する記憶を失ってしまった彼女をローゼンクロイツはテスラをおびき寄せるためのエサとして学園都市に呼び寄せたのだった。

334 黄雷のガクトゥーン [sage] 2013/02/01(金) 00:26:33.64 ID:6iBFTGHg0 Be:
テスラのもとから逃げ出して以降、ネオンはテスラのことをよく思い出せなくなっていた。
確かに一緒に暮らしていたはずなのに記憶は朧、それが気になりつつも忘れたならば大切なことでないと自分に言い聞かせようとするネオン。
しかし魔術師を名乗るマクレガー・メイザースからお前は大事なことを忘れていると指摘され、黄金瞳の力によってテスラとの探偵部の日々を思い出す。
家族が死んだ理由を求め学園都市にやってきたネオンはテスラを許せるかどうか葛藤するが、彼に伝えていない言葉を届けるため彼のもとへ駆けつけることを決意する。
しかし、ネオンの前にローゼンクロイツから学生の皆殺しの指令を受けた機械兵が立ちふさがる。
危機に陥ったネオンを助けたのは統治会のメンバーを始めとする、これまで探偵部が助けてきた学生たちだった。
テスラに助けてもらったことへの恩返しと学生によって運営される学園都市を守るために学生たちが立ち上がり、彼らに助けられながらネオンは遂にテスラのもとへとたどり着く。

335 黄雷のガクトゥーン [sage] 2013/02/01(金) 00:31:54.68 ID:6iBFTGHg0 Be:
力を使い果たし消えかかっていたテスラは今は亡き初恋の女性である、ネオンの祖母のスミリヤのことを思い出していた。
世界中の輝き持つ人々を守ることを誓い、世界の異物となったテスラ。そんな彼にスミリヤは自分にはそんなあなたも輝いて見えると言い、
そんなあなただからこそ世界のどこにいてもわかる。だから困ったときは自分を呼んでほしいと告げた。
そしてテスラはネオンの自分を呼ぶ声を聞き、それに応え、手をつかんだことで復活を果たす。
人の持つ輝きとそれを求めるテスラをうつろな存在だと嘲笑するローゼンクロイツ。
それに対してテスラはお前にもその輝きが理解できる時がやってくると言い、ネオンたちの輝きの力によってローゼンクロイツを吹き飛ばした。

336 黄雷のガクトゥーン [sage] 2013/02/01(金) 00:34:29.62 ID:6iBFTGHg0 Be:
学園都市を影から操っていた西インド会社の脅威が消え去ったことで学園都市は改革が進みつつあった。
再びネオンはテスラと暮らし始め、彼に告白する。ネオンの家族が殺されたことに責任感を感じていたテスラだが、彼女の思いを受け入れ二人は結ばれる。
テスラは自分はこの世界にとって異物だと告げるが、それでも貴方が困っているなら自分が助けてあげるとネオンは答えるのだった。
おしまい。

このページへのコメント

修正しました。指摘ありがとうございます。

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Posted by 管理人 2013年06月19日(水) 23:10:30 返信

タイトルは「こうらい」ではなく「黄雷(おうらい)のガクトゥーン」です。修正をお願いします。

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Posted by ぺー 2013年06月18日(火) 23:55:04 返信

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