関連:朱-aka-

675 :銀色(完全版):2005/04/28(木) 01:21:49 ID:GZvc2Ycl
ゲームの流れ 序章-1-2-3-錆-4-終章 (間に間章がある)
時間軸      4章過去-錆-序章-1-間章-2-3-4章現代
                          -終章→朱へ

一章 逢津の垰(おうつのたわ)

 主人公、儀助は幼い頃両親が病にかかり、裕福な家の友人に薬を頼むが裏切られてしまう。
自分たちごと家を燃やされるも儀助一人はなんとか生き延びるが、それ以来他人を信じられなくなる。
彼は峠で追いはぎをしてただ生活していた。そんな時、"名無し"(ヒロイン、錆で生い立ちが分かる)と会う。
彼女は生れてすぐ遊郭に引き取られ、足の腱を切られ外のことが何も分からない。逃げてきたのも「なんとなく」
であり、「生きているのか」も分からない。旅人を襲っている際、箱に入った銀の糸をみつけ、名無しが持ち歩く事に(これが持つものの願いを叶える
「銀糸」だが、二人は知らない)。
最初は厄介に思っていた儀助もいつしか一緒にいるようになり、儀助も無用な殺生はしなくなる。
 しかし儀助が逃がした旅人のために追いはぎが出るという噂がたち、あまり人が通らなくなってしまう。久々に
通るも名無しが人質にとられ怪我をする。洞窟に匿い、里に下りて食料を強奪して与えるも日に日に弱っていく名無し。
儀助は薬を得るために蔵に忍び込むが女中に見つかってしまう。口外しない事を約束に殺さなかったが裏切られ、
足に怪我を負う。そのころ名無しは洞窟の中で息絶える寸前「生きた証が欲しい」と銀糸に願う(知らずに)。
なんとか儀助が戻ってくるとそこには息絶えた名無しが。いつもの事だ、弱い奴は死ぬんだと呟くが涙を流す。
 そして泉の近くに墓を作るも、名前がないことに気づく。そこで儀助は一本だけ咲いていたあやめの花(季節は冬)
を見て名無しを「あやめ」と名づける。



 突っ込み、続きキボンなどあったらどーぞ 


676 :銀色(完全版):2005/04/28(木) 01:44:17 ID:GZvc2Ycl
こっちが先だったな・・・簡単に

序章
 久世と幼い頃の石切が街に行く途中に子を孕んだ女と会う(詳しくは錆)

間章
 成長した石切と久世が銀糸を悪用されないよう運ぶ際に、襲われ石切は死亡、久世は命からがらになるも
銀糸を使い石切を「死なせないように」する。石切は久世を救うため銀糸を使おうとするが
「願いとは、代償があってこそ意味があり、願いをかなえようと努力する行いが大切なのではないか。」
と言われ、久世は息絶える。後、二章の舞台となる琴に銀糸を隠す。

終章
 石切が銀糸を回収するために「朱」の舞台に行く



*久世  当主であり、飢饉を何とかするために吉備大井跡に銀糸を作らせる。
       一章ででてきた商人(儀助に切られる)に銀糸を運ばせたのも彼。
       また、二章の主人公久世頼人は彼の子孫


361 :銀色(完全版):2005/06/15(水) 01:11:54 ID:XwpKLnY+
2章-蹈鞴の社-

 主人公の久世頼人は領主の息子であり、二人の兄達よりも優秀であったがその二人を
見下すきらいがあったため、兄達とは不仲であった。そんな折に父から地方の村へ行き、
学んでくるように言いつけられる。石段をのぼると神社と黒髪の巫女、狭霧を発見する。
聞けばこの神社は神主と狭霧だけで暮らしており、事情を神主に話してここで過ごすことにする。
 久世が寝ている時、どこからともなく美しい音色がしたので部屋を出ると、離れで狭霧が琴を弾いていた。
(琴には銀糸が一本入っているが誰も知らない。)毎夜琴を聞き入っている久世が「お前の願いはなんだ」と尋ねると
狭霧は「村人達の幸せです」と答えた。
 狭霧は家事一般をこなし(お吸い物以外)、また神社に来る子供達の遊び相手になる事もある、明るくてぽんこつな
少女だった。彼女の両親は炭鉱でリーダーシップを取っていたが、そのために妬み、恨まれ、
洪水で溺れたときも誰にも助けてもらえず命を落としていた。そして残った狭霧も親の子という理由で
蔑まされていたのを神主が引き取り、一緒に生活しているという。
 そうしているうちに、村に水害が頻繁に起き、村の中からくじを引き一人が生贄になるというしきたりを
行うことになり、それに狭霧が選ばれてしまう。狭霧に心惹かれていた久世はやめるよう説得し
一緒に領国で暮らそうというが、「私が役立てるなら」と頑なに拒否する。
結局その意思は変えることが出来ず、領国に帰ろうとしたその途中で、通行人の村人から意図的に狭霧を生贄に
したという話を耳に挟む。慌てて戻り、埋められた狭霧を助け事情を説明するも、自分を犠牲にしようと川べりに寄る。
そして「変な吸い物を作ってた奴がいた事を忘れないで下さい」と言い残し、久世の叫びも届かず濁流へと身を投げる。

・完全版のほうはその後、領国に戻り下の者の気持ちがわかるよい領主になった
・銀色のほうは久世が発狂する、らしい?

362 :銀色(完全版):2005/06/15(水) 01:56:29 ID:XwpKLnY+
3章-朝奈夕奈-

 食堂「佐々井亭」を切り盛りする姉妹、佐々井朝奈とその姉夕奈(通称ねーちん)は仲がよく、両親が
死んでしまった今でも二人で店を続けていた。夕奈は一生懸命努力し、仕事もよくこなすが
朝奈は姉の夕奈に頼りがちなところがあり、仕事も失敗しがちであった。朝奈は夕奈に
相応しい男が見つかるようにと首飾りに願ってしまう。(この首飾りは母親から貰ったもので、
願いが叶う石が付いているが、安易に使うなとも言われていた。糸に銀糸を使っており、本当は銀糸が
願いを叶えるのだが皆勘違いをしている。)そしてふたりは銀糸が引き寄せた主人公、鍋島志郎と出会う。
 志郎は軍人で独身であり、この店を気に入り、足しげく通うようになる。朝奈は夕奈と志郎をくっつけようと
奮闘するが、しかしそこは銀糸のせいか、四郎は朝奈に好意を持ち始め、ついには本人の目の前で
「夕奈さんの料理もいいけど朝奈ちゃんの一生懸命な姿がいいよ」と言ってしまう。
 そして歯車は狂い始めた。その日夕奈は朝奈を問い詰め、ついに「この裏切り者」と言い出す。
表向きは優しいが、裏では死ね、邪魔をするななど言われ、暴力を振るうようになる。そして
朝奈は安易に首飾りを使ってしまったことを悔やみ、どうにか元の関係に戻そうとするが
さらに悪化、危険を感じた朝奈は首飾りの糸(銀糸)のほうを願いが叶うと夕奈にわたし、志郎のもとへ。
 志郎も二人の関係がなんとなくおかしい事に気づいていた。朝奈の話を聞き、夕奈の説得に向かう二人。
だが夕奈は「私の願いは、あなた達二人を殺すことよ!」といい、朝奈に手をかけそうになる。その時、
銀糸が光ったのを志郎が刃物と勘違いし、夕奈を帯刀で刺してしまう。駆け寄る朝奈、夕奈は
憑き物が取れたように優しい表情で朝奈の幸せを願い、息を引き取る。


余談だけどねこねこFDに後日談(銀糸を捨て、二人で店をやっていく)がある。
Playするなら声ありの完全版がマジおすすめ

 

242 :銀色(完全版):2005/08/04(木) 03:27:59 ID:2G48Ecgb
四章-銀色-(あやめ だったかも)
途中から過去の話も入ってくる。

季節は夏、物語は大学生の主人公、三井(通称タイガー三井)が立ち寄った喫茶店で一人の口のきけない少女と出会った
所から始まる。ヒロイン、篠崎あやめ(通称銀子)は父親の経営している喫茶店を手伝っていた。
彼女は幼い頃銀糸を拾い、願いの叶う事を親に言ったが相手にしてもらえなかった為「おかあさんなんていなくなっちゃえ」と
祈ったせいで事故で死亡している。またその後、色々と聞かれたので「もう何も話したくない」と祈ったせいで声が出せなくなってしまった。
 店に通い、次第に仲良くなる二人。聞くと彼女は話せるようになるためカウンセリングを受けているという。色々と協力する主人公。
ある日のこと、あやめが夜道を歩いていると男に絡まれ、口のきけない事をいいことに犯されそうになる。が、三井がすんでの所で
駆けつけ、あやめを助ける。そしてその後結ばれる二人。


ここでこの章は一旦中断し、「錆」へとすすむ。

*ちなみに男を助けないとレイプされ(描写なし)引きこもってしまう。助けてもHしないと三井に会わずに引っ越してしまってBADEND




243 :銀色(完全版):2005/08/04(木) 03:56:51 ID:2G48Ecgb
-錆-

 時代は序章の前、久世が銀糸をつかい雨を降らせる少し前の事。
ある村では雨が降らず、作物がとれないため一家心中を図った家があった。その姉妹が主人公である。
彼女たちが家に帰ると、両親は首を釣って死んでいた。しかしその後に大雨(久世が銀糸を使った為)が
降り「もっと早く降ってくれれば両親も」と呪うが、結局は村を出て行くことになる。
 彼女らが行き着いた先は一章の峠である。金も食べ物もなく、飢え死にしてしまうと思った姉は妹に内緒で
道行く旅人に自分の体を売り、にぎりめしをもらってなんとか生きながらえていた。しかしある日身ごもってしまい
近くを通りかかった久世と石切(序章)の助けを受け、出産。あやめと名づけられる。
 子供を生んでからも体を売り続ける姉、しかしのちに性病(梅毒)を持ってしまい、二人のもとから離れてしまう。
残された妹はあやめのために、姉と同じ手段で生きていくが、人通りが少なくなり、峠を降りようと決断するが
途中で倒れてしまい、あやめは男に拾われて遊郭に。名前を告げようとして、妹は力尽きる。
これが一章、名無しの少女(あやめ)の出生の秘密である。


物語は四章過去へ

 さらに時代はさかのぼり、大陸から来た大井が久世に頼まれ里で銀糸を作る作業の話。
そこで大井はあやめという女性と出会う。最初は厄介に思う大井だが、自分に尽くしてくれる
あやめを気に入る、が身分や目的を隠し、銀糸作成に励んでいた。しかし大井はあやめに本当の
目的を話し、作り終えたら自害する旨を伝えると、自分も最後まで付き合うと言い結婚する二人。
 あやめが感情を漏らす事もあったが銀糸は完成し、あとは製作者の血を与えるのみとなった。
だが、部屋に戻ると大井の代わりに自害したあやめが横たわっていた。そして大井は最後の願い
「あやめと言う名の少女のために・・・」を残し、寄り添うように自害し、銀糸を完成させる。



244 :銀色(完全版):2005/08/04(木) 04:14:28 ID:2G48Ecgb
これで最後

四章現代その後

 三井と付き合い、カウンセリングを続けるあやめだがカウンセラーは相手の力に頼ってはいけない
と言い出す。めげずに努力して過ごすがある日、カウンセラーが「このまま三井といると一生話せるように
ならない」と言っているのを聞いてしまい、ショックで引きこもってしまう。
 部屋で絶望しているあやめ。そこに普段は願いを叶えない銀糸を見つけ、「誰か、私を助けてよ」と祈る。
すると、眩い光を銀糸が放ち、昔銀糸を拾った近くの池が映っていた。急いでそこにいくと
そこには三井が。なおも銀糸は輝き、過去に銀糸を使った人たち(各ヒロイン)が皆幸せそうに過ごしている。
そして「よかったね、いっしょに見れて」の声(4章過去あやめ)の後、銀糸は消滅した。
驚く三井があやめ(現代)に話しかけると、なんとあやめが喋れるようになっていた。
 その後二人は幸せに交際を続ける、あの思い出のボードは大切にしたまま・・・

でその後終章で銀色という物語は終わるが、話は朱に続いている。
ちなみにここでの各ヒロイン達の過去がこれによって幸せなものに変わったかは不明。

いままで放置してすいませんでしたorz。まとめサイトでつなげて見たほうがいいかも

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