最終更新: insect2000 2011年02月21日(月) 23:47:16履歴
170 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 18:50:46 ID:m86SCJc+0
王臨山の妖怪の首魁で本性は百足の千蟲姫(ちぃ様)と新たな妖怪を配下にするため
儀式(というかH)をした千蟲姫の配下の天狗・飛天丸は、妖怪と敵対する月杜神社との闘いへ向かう。
妖怪側にとっても神社側にとっても力の源となる地点(「霊脈」という)の確保のため争っているのだ。
月杜神社は全ての妖怪を敵視する強硬派であるため千蟲姫勢力を滅ぼすべき対象と見なしている。
飛天丸は月杜神社の実戦部隊である清家姉妹(鈍くさい姉・穂乃香、しっかり者の妹・澄佳)と闘う。
この闘いの最中に千蟲姫勢には存在しないはずの種類の妖怪が乱入し、飛天丸と清家姉妹双方を襲う。
空を見上げると宙に浮かぶ幽霊船と魔女の幻影が現れていた。
魔女「私達は闇の眷属。あまり派手な事をするべきではないし」
穂乃香「……充分派手だと思うんだけど」
穂乃香「で、でもあのオバサン、あんなに派手なのに――」
穂乃香のこうした天然ボケがエーファと名乗る魔女の逆鱗に触れた上に、
エーファ配下の妖怪が襲ってきたため飛天丸と清家姉妹はひとまず共闘する。
エーファ自身は去り、戦闘後に飛天丸の携帯電話へ千蟲姫から電話がかかる。
この非常事態のため千蟲姫が月杜神社上層部と交渉し、
エーファ勢排除までは一時休戦して飛天丸と清家姉妹は今後も共闘することになったという。
飛天丸は千蟲姫の元へ戻ると、千蟲姫から清家姉妹が通っている王臨学園へ飛天丸も通い
月杜神社のことについて調べるようにと突拍子もない命令を受け驚く。
既に飛天丸の制服を用意していただけでなく千蟲姫の分も用意しているという。
トラブルメーカー千蟲姫が下界へ降りれば潜入どころではなくなるので制服の処分を申し出ると、
千蟲姫は制服姿の自身が写った写真を取り出して言う。
千蟲姫「巷では制服と共に然るべき筋に売れば、良い値で買い取ってくれるという」
飛天丸「却下です!!自分を安売りしないで下さい!」
飛天丸が使う偽名は藤原晴彦。千蟲姫の本性は百足なのに、
百足退治をした侍と同じ姓で良いものかと飛天丸は疑問に感じるが、
当の千蟲姫が問題ないと言い張るので仕方なく従う。
171 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 18:52:28 ID:m86SCJc+0
翌日から学校へ通い出した藤原(飛天丸)は美形なため学園の女子にモテる一方で
世間知らずが原因のボケのため隣の席の佐藤一郎を苛立たせる。
校内を案内してもらっていると偶然に澄佳を見かけた佐藤が「喧嘩番長!?」と驚く。
佐藤によると美人である澄佳には男が寄ってくるが相手にしないし、
力ずくでモノにしようとする男はことごとく返り討ちにして、そのうちに喧嘩番長と呼ばれるようになってしまったという。
そしてその姉である穂乃香は藤原・佐藤と同じクラスだった。
穂乃香は歴史の成績が良く、また街の郷土資料館の主と呼ばれているという。
また藤原は澄佳に飛天丸と同一人物だと疑われていると気付く。
帰ってきた飛天丸は澄佳に疑われていることを千蟲姫へ報告しアリバイ工作を提案するが千蟲姫に蹴り飛ばされる。
千蟲姫「我は、異国の言葉は苦手なんだ。」
ともあれ変化の術が使える妖怪・古狸を配下にしてひとまずアリバイ工作は成功する。
ある日、飛天丸がエーファ配下のサキュバスに術をかけられる。
それ以降、退魔師の隠れ里で育った飛天丸は幼少の頃の虐待を夢で見るようになり、
千蟲姫に蹴り起こされるとその痣が残っていた(ただしごく一部は千蟲姫が目覚ましに放った蹴りが原因)。
清家姉妹がエーファ勢との闘いのため飛天丸を待っているがなかなか来ない。
飛天丸の治療のために蟲入りの薬物を飲ませていた(千蟲姫は飛天丸が驚くのを見たくて飲むまで伏していた)からで
千蟲姫は百足を介して清家姉妹へ伝言をする。
その際に千蟲姫は、妖怪に対して好戦的な月杜神社の一員らしくない穂乃香に対して珍しいという印象を受ける。
一方で飛天丸は夢の中で村人から追われていた。倒れたところを千蟲姫に助けられ家来になれば助けてやると言われる。
家来になると約束すると千蟲姫は瞬く間に村を滅ぼしてしまった。飛天丸は千蟲姫への口の利き方で千蟲姫に折檻されるが
飛天丸「私、踏まれてなかったと思うんですが」
千蟲姫「過去の我はちと遠慮があった」
そう漫才しているところへサキュバスが現れる。千蟲姫についての情報を得るために飛天丸に術をかけたのだと言う。
千蟲姫「飛天丸の忌まわしい記憶に土足で踏み込んだ罪は、万死に値する。お前は必ず殺す。待っていろ」
172 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:04:51 ID:m86SCJc+0
一方で清家姉妹はその地に眠る神具を奪われてしまう。
穂乃香によると神具は龍神を封じている三つの封印だという。
翌日、穂乃香は神具について調べていたせいで遅刻ギリギリで教室へ現れた。
穂乃香によればかつてこの土地では龍神が暴れていて、そこへ月の民(文字通り月の住人)が現れたのだという。
月の民は地球へ干渉できないのでこの土地に住む娘へ力を与えて龍神を破った。
龍神の身体をいくつかへ分けたのが神具で、龍神を倒した娘が月杜神社の祖だという。
なお穂乃香がそうした歴史に興味を持ったのは臨時講師とやってきた先生がきっかけで、
その先生の一番の目的は月杜神社と日本妖怪の仲介だったが、これは神社の頑なな姿勢のため失敗したという。
ゲームマニュアルでも示唆しているがこの先生は過去の神楽シリーズ登場人物である。
ある日佐藤から町で衰弱している男(女はいない)が相次いでいるという話を聞く。
夜に飛天丸が清家姉妹と共に夜に調べていると偶然現れた佐藤がサキュバスに襲われる。
佐藤は命に別状はなかったが飛天丸と澄佳が勝手に死体扱いするので珍しく穂乃香がツッコミ役になる。
サキュバスを追うと、精気を吸い尽くされた男退魔師達の屍がありそこでサキュバスと戦闘になる。
サキュバスは第2の神具を残し逃亡する。神具を千蟲姫側と月杜神社のどちらが預かるかという問題が浮上するが、
そこへ千蟲姫が自ら現れ、第3の神具が手に入った時はそれを千蟲姫が預かるという条件で、月杜神社へ第2の神具を預けることを認める。
なお飛天丸がサキュバスと2度接触していたため月杜神社上層部は飛天丸がエーファ側と内通していると疑っていたが、
千蟲姫「我らが裏切るなら、裏切る前にそう言うぞ。」
と断言。
173 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:05:36 ID:m86SCJc+0
藤原と穂乃香は佐藤からゾンビ出現の噂を耳にするが、飛天丸も穂乃香もエーファの仕業と確信。
澄佳を加えた3人は夜に墓地へ向かう途中でドッペルゲンガーを名乗る妖怪と遭遇し、穂乃香が憑依されてしまう。
穂乃香の意識とドッペルゲンガーの意識は両方ともあるが、千蟲姫も神社も穂乃香の強い意志で追い出すしかないと言う。
千蟲姫「たった一人で、こちらの戦力を一人、無力化してしまったじゃないか。やり方は腹立たしいが、有効な手と言う事だ」
翌日、ドッペルゲンガーに身体を操られている穂乃香は神社を抜け出しいろいろ騒動を起こすが澄佳に連れ戻される。
夜に穂乃香を監禁した上で飛天丸と澄佳はエーファ勢との闘いへ向かうが、
操られて脱出した穂乃香が現れる。ドッペルゲンガーは穂乃香の精神を追いつめるため
澄佳への劣等感などを煽り立てるが、澄佳や飛天丸に負の感情は誰でもあると諭されてドッペルゲンガーを追い出す事に成功する。
澄佳「卑しいのは、姉様ではなくて、心の中を暴くあなたです。」
とある休日、穂乃香は藤原を遊園地に誘うが急用が出来たと称して代わりに澄佳を行かせる。
オバケ屋敷へ行ってみたところ澄佳はそこで気絶してしまう。
飛天丸は帰ってから千蟲姫から妖精が人を消しているという話を聞く。
夜に清家姉妹と共に妖精の現れる場所へ向かうと、飛天丸と澄佳は妖精の力で暗闇と死体だけの世界へ転移させられてしまう。
そこでは澄佳にいつもの冷静さが無い。澄佳はかつて精神修練のため暗い洞窟の中で1ヶ月過ごした事があると話す。
澄佳はそれ以来感情に乏しく、また暗闇が苦手になっていたのだ。
飛天丸と澄佳は脱出に成功し、孤軍奮闘中の穂乃香へ加勢する。
次の休日に穂乃香はまた藤原と澄佳を遊園地でデートさせる。
174 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:06:21 ID:m86SCJc+0
千蟲姫と月杜神社によりもう一つの神具への結界が解かれる。
しかしその先は千蟲姫勢・神社勢だけでなくエーファ勢ですら何者かに攻撃されて先へ進めなくなっていた。
飛天丸の術で何とか進むことができた飛天丸と清家姉妹だったが、
天狗で飛天丸の父・白雲斎が現れ歯が立たず退却する。
飛天丸は清家姉妹に白雲斎との因縁について尋ねられ千蟲姫に拾われるまでの生い立ちを語る。
澄佳は物心が付くまでの部分は滅んだ村人からの伝聞なので嘘が入っているかもしれないと推測し、
穂乃香は飛天丸の持つ弱点が白雲斎にも通用するのではと提案する。
翌日夜に清家姉妹と共に白雲斎の元へ向かうとエーファ配下と遭遇。
そのエーファ配下の話によるとドッペルゲンガーがその地で死んだ天狗(つまり白雲斎)に化けたところ逆に意識を乗っ取られたのだという。
エーファ配下との闘いは清家姉妹が受け持ち、飛天丸はその先にいる白雲斎との一騎討ちに勝つ。
白雲斎は飛天丸の母について語り(澄佳の推測通り村人の話と違う)、そして消滅した。
この後第3の神具が手に入った。
ある夜、千蟲姫の領内でタバコのポイ捨てをした人間を千蟲姫が食い殺した事件が月杜神社で問題となった。
千蟲姫は不満ながらも月杜神社へ向かい飛天丸と清家姉妹が護衛として同行する事になった。
はじめは漫才状態だった4人だが、エーファ勢によって鬼がオーガに変えられ同胞同士で争った跡に出くわし千蟲姫は激怒する。
その後、千蟲姫は休戦協定中は人を襲わない約束をしてきた。
地元のチーマーが妖怪に惨殺されたため飛天丸と穂乃香は調査へ行く。
チーマー自身が壊した祠があり、穂乃香によると穂乃香自身の霊力が暴走したので封じていたのだというが、
実はその霊力を封じたのは飛天丸だった。
祠がチーマーに壊された事で解放された霊力をエーファ陣営の妖怪が吸収したようだった。
穂乃香は霊力を取り込み敵妖怪を倒す(選択肢により順序は前後する)。
176 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:16:13 ID:m86SCJc+0
再び失踪事件が相次いで起きているので飛天丸と清家姉妹は調査へ向かうと、突如月面へ出てしまう。
そこには退魔師の死体が転がっていてエーファが現れる。
穂乃香の術により飛天丸達は地球上と同じように動く事が出来るようになる。
穂乃香によれば月杜の巫女は月の民の血を引いているため月面でも無事なのだという。
さらに穂乃香は以前に冬の雪山で半年修行した後に月面世界で半年修行したとトンデモナイ事を言う。
月面でも普通にしていられるエーファに対し、
穂乃香「貴方も、月杜の巫女なんですか!?」
飛天丸「違う」(穂乃香へゲンコツ)
飛天丸「この状況でボケられるってのもある意味大物だがな。つまり、コイツも月の民の末裔って事だよ。」
月面への転移はエーファが配下の妖怪を生け贄にしたためで、
その妖怪を倒す事(または妖怪が力尽きるのを待つ事)で飛天丸達は地球上へ戻れた。
澄佳は今まで穂乃香を侮っていた事や穂乃香と比べれば軽い修行で心を押し殺した自らの弱さを告白するが、
穂乃香は気にしていないし澄佳の存在も支えだったと慰めて抱きしめる。
その最中に飛天丸は神具がもう一つ存在し、それが学園にある事を突き止める。
その数日後、藤原は佐藤と、不審な美女(もちろん正体はエーファ)が校内を歩き回っているという話をするが、
佐藤がそれとは別に小さな娘も歩き回っていると話すと藤原は血相を変えてその娘を探しに行く。
やはり千蟲姫だった(選択肢によっては千蟲姫と飛天丸のHシーンあり)。
夜に学園の祠を見張っているとサキュバスらエーファ配下の妖怪が現れ戦闘となる。
敗れたサキュバスはなおも神具を手に入れようとし、そこへエーファが現れて飛天丸達を攻撃しようと
サキュバスごと攻撃、飛天丸は清家姉妹を庇う。
その結果、飛天丸の仮面が割れて藤原と同一人物だと清家姉妹に知られてしまう。
一方でエーファはサキュバスを犠牲にして第4の神具を手に入れる。
神具を2つ持つエーファと勝ち目のない闘いになると思いきや、突如現れた千蟲姫がエーファへ不意打ちする。
(以降は穂乃香・澄佳の好感度によって分岐、ここまでの選択肢で決まりどちらの好感度もある程度に達していないと千蟲姫ルート)
177 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:17:05 ID:m86SCJc+0
【千蟲姫ルート】
神具を2つ持つ自分に勝てるのかと問うエーファに
千蟲姫「我はムカデの化身。そして、かつて龍神を倒した月杜の巫女だ」
しかしエーファの目的は神具の力ではなく龍神を復活させてその力を得る事だった。
千蟲姫とエーファの勝負は互角、双方とも負傷しエーファはひとまず退いた。
千蟲姫は飛天丸に救出されて拠点へ戻ると「看病いべんととやら」をやりたいとだだをこねる。
真面目なところ傷薬を切らしていて材料を集める必要が出てきた。
翌日、登校中の藤原は清家姉妹へ正体が知られ学園に潜入する意味がなくなったので姉妹へ退学すると告げると、
姉妹は騙されていたことを許し退学に猛反対、藤原は折れる。
3人は薬の材料を集め千蟲姫の傷は治るが霊力まで戻ったわけではなかった。
月杜神社が預かる神具に異変が起きた。エーファが龍神の封印を解こうとしている影響のようだった。
穂乃香は千蟲姫が預かる神具と力を合わせて防ぐことを駄目元で神主へ提案するが、
千蟲姫を信用していない神社上層部は頑なに却下する。
月杜神社のやり方は間違っているのではないか、そんな穂乃香の思いは強くなる。
神社には龍神を倒す秘策があった。それは蟲降ろしの儀と言い、澄佳に蟲神を降ろして龍神を討つことだった。
蟲降ろしの儀を行うと澄佳は妖怪になり人間には戻れない。龍神を倒した後は用済みの妖怪・澄佳は穂乃香が討つことになる。
かつて龍神が暴れた時は千蟲姫へ蟲神を降ろし龍神を討ち、千蟲姫の妹(清家姉妹の先祖)が千蟲姫を封じたのだった。
穂乃香は澄佳を殺したくないので、龍神復活阻止のためさらにもう一つある最後の神具の確保へ向かう。
穂乃香の行動を予期した千蟲姫は飛天丸を向かわせるも、エーファに神具を先取りされ龍神が復活してしまう。
そこで千蟲姫は龍神を倒すために穂乃香の霊力を一部取り込んで先のエーファとの闘いで消耗した力を取り戻し、穂乃香を神社へ向かわせる。
神社では澄佳の蟲降ろしの儀の最中だったが、千蟲姫が霊力を取り戻したことを穂乃香が報告したために中断、
神社は清家姉妹へ龍神討伐へ向かわせる。
千蟲姫は月杜神社の言うままに蟲降ろしの儀を受けようとした澄佳へ「自分の意志を持て」と手短に叱る。
飛天丸と清家姉妹が龍神を足止めし千蟲姫がとどめを刺す。
178 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:18:21 ID:m86SCJc+0
勝負がつくと千蟲姫はエーファを蟲の苗床とするため陵辱した。
千蟲姫達はエーファ勢が潰れた以上は明日からは月杜神社とは敵同士、
極端な妖怪敵視思想を変えようとしない月杜神社は許せないが、
もはや神社とは違い話し合いの道を探ろうとしている清家姉妹は別で、寝返るなら歓迎するという。
穂乃香は答えを保留し、澄佳は意味深なことを言う。
清家姉妹は神社へ戻り報告を終えると、穂乃香が千蟲姫との和解を進言するが
妖怪に毒されたとして逆に謹慎を命じられる。
さらに澄佳への蟲降ろしの儀が再開されることになる。
龍神との闘いで疲労した千蟲姫に対し蟲神を降ろした澄佳で討つことで月杜神社の一人勝ちにするためだった。
だが千蟲姫は事前に策を打っていて、千蟲姫陣営は神社へ攻め込み清家姉妹を除く月杜神社陣営を壊滅させた。
実は澄佳は龍神を討った後に千蟲姫達が攻め込むと分かっていて、
月杜神社の戦闘態勢が整わないように2度目の蟲降ろしの儀を敢えて引き受けたのだった。
その後、清家姉妹は霊力を千蟲姫へ差し出す。
後日、各地の妖怪を救う旅をする千蟲姫と飛天丸の姿があった。
179 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:23:45 ID:m86SCJc+0
【穂乃香ルート】
千蟲姫とエーファの一騎討ちになるかと思った矢先、今度は月杜神社の退魔師達が放った無数の矢が千蟲姫とエーファを貫く。
神主は残る妖怪・飛天丸を討つように清家姉妹へ命令するが、この卑怯な作戦を事前に知らされていなかった清家姉妹は拒否。
そこへさらに巨大な百足(千蟲姫)が現れて暴れだし飛天丸・清家姉妹以外はエーファを含めて全滅。
千蟲姫は毒矢のため身体が制御できなくなっているようだった。
千蟲姫は辛うじて穂乃香へ月杜神社の祭具「月光石」とつぶやき地中へ姿を消す。
飛天丸は清家姉妹へ正体を隠していた事を詫びるが姉妹はあっさりと許す。
とはいっても穂乃香は陰険なやり方ではあったが…。
月光石を取りに月杜神社へ向かうが既にエーファ勢残党に襲われていて退魔師は皆殺し、神具も月光石も盗まれていた。
取り戻した月光石を穂乃香が持つと何やら青い光が現れ、穂乃香の体へ吸収されてしまう。
月光石は月の民の力を発揮させる物で、また月杜神社初代の巫女となった千蟲姫の妹の意志が込められていた。
千蟲姫とその妹は月の民で、妹は意に反して千蟲姫を封印させられた悲劇を繰り返さぬため
似たような事態になったら妖怪の力だけを封印するようにと。
さらに穂乃香はこの力を得たことにより暴走している千蟲姫の居場所が分かるようになった。
決戦前、飛天丸と穂乃香は一夜を共にする。
大百足の暴走を止めると千蟲姫は人間になってしまったので飛天丸が千蟲姫の後継者に、壊滅した月杜神社は穂乃香が継ぐ事となる。
(EDは穂乃香の治療回数によって分岐)
【穂乃香ノーマルED】
数年後、穂乃香は神社と兼任で教職に就いて初出勤、のはずが
郷土資料館で徹夜の末に寝坊をして飛天丸に起こされていた。
穂乃香が歴史に興味を持つきっかけになった先生も退魔師と教師を兼ねていて
千蟲姫の知る狐の妖怪(恐らく過去の神楽シリーズ登場人物)と伝手があると判明する。
【穂乃香出産ED】
飛天丸は澄佳に仕事を手伝ってもらった後、穂乃香と娘のいる月杜神社へ行く。
穂乃香は飛天丸の子を産み、藤原晴彦の「はる」から取った上で穂乃香の名前と韻を踏み「遥」と名付けていた。
飛天丸の能力を継いで遙も生まれながら宙に浮かぶこと出来るようだった。
180 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:24:42 ID:m86SCJc+0
【澄佳ルート】
千蟲姫とエーファの一騎討ちになるかと思った矢先、今度は月杜神社の退魔師達が放った無数の矢が千蟲姫とエーファを貫く。
神主は残る妖怪・飛天丸を討つように清家姉妹へ命令するが、この卑怯な作戦を事前に知らされていなかった清家姉妹は拒否。
そこへさらに巨大な百足(千蟲姫)が現れて暴れだし飛天丸・清家姉妹以外はエーファを含めて全滅。
毒矢で千蟲姫は身体が制御できなくなっているようだった。
千蟲姫は少し正気を取り戻すと澄佳に後を任せ地中へ姿を消す。
澄佳は千蟲姫の力の一部を受け継いでいた。
清家姉妹の先祖は千蟲姫の妹だった。千蟲姫が蟲の力を得て龍神を倒したが妹は意に反して千蟲姫を封印させられ月杜神社の祖となったのだった。
さらに澄佳はこの力を得たことにより暴走している千蟲姫の居場所が分かるようになっていた。
飛天丸と澄佳は荒技で月杜神社の蔵から解毒剤を探し出しすが二人とも千蟲姫に攻撃されて穂乃香とはぐれてしまう。
しばらくして飛天丸は目を覚ましそこで告白し合ってからH。
激戦の末に大百足の力を弱めるがまだ暴走は続く。そこで澄佳は大百足の力を吸収する。
千蟲姫の暴走は止まるがそのため澄佳は吸収した力のため半妖となってしまう。
(EDは澄佳の治療回数により分岐)
【澄佳ノーマルED】
後日、飛天丸と澄佳はカマイタチを巡る事件の解決のために旅をしていた。
なおその事件はカマイタチと少々縁があった人(過去の神楽シリーズの登場人物という説も?)が
先にある程度解決させていて仕事は残った厄介事の解決のようだった。
【澄佳出産ED】
飛天丸は月杜神社の掃除をしていた。澄佳は子供にお乳をやっている所だったが、胸を揉んでもらっても乳が大きくならないと話す。
穂乃香にそんなことを吹き込まれたらしい。
【姉妹とも妊娠ED】
後日、飛天丸が買い物から帰ってきたところだった。さすがに妊娠中の女二人を連れて買い物に行くわけにもいかない。
181 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:25:54 ID:m86SCJc+0
【穂乃香妖怪出産バッドエンド】
穂乃香は洞窟へ隠れて妖怪を産む。妖怪が悪事を働かないように育てるつもりだったが、
産んだ妖怪達・胎内の妖怪達に生きたまま全身の肉を食われてしまった。
【澄佳妖怪出産バッドエンド】
澄佳は洞窟へ隠れて産卵するうちに気を失う。数日後、妖怪と全身を食い千切られた少女の遺体が見つかった。
【穂乃香妖怪化バッドエンド】
穂乃香は夜中にいつの間にか川の中にいることがある。そのうち川の中が心地良くなる。
穂乃香は人魚となってしまっていた。その後この川では失踪事件がよく起こるようになった。
【澄佳妖怪化バッドエンド】
澄佳は気が付くと足下へ干からびた若い男が倒れた。周りを見ると絶望した目つきの飛天丸と穂乃香がいる。
サキュバスとなってしまっていた澄佳は飛天丸にキスをすると翼を広げ飛び去った。
187 名前:月神楽(他の神楽シリーズにも関連)[sage] 投稿日:2011/01/29(土) 00:32:48 ID:8SS6FPWK0
補足
妖怪出産・妖怪化バッドエンドは妖怪に犯されてから
充分な治療をせず放置した場合に発生
好感度・シナリオ進行度は無関係
この点は「鬼神楽」「神楽道中記」「神楽幻想譚」も同様
また鬼神楽の妖怪化と、月神楽の妖怪出産・妖怪化は場面回想に登録されない
王臨山の妖怪の首魁で本性は百足の千蟲姫(ちぃ様)と新たな妖怪を配下にするため
儀式(というかH)をした千蟲姫の配下の天狗・飛天丸は、妖怪と敵対する月杜神社との闘いへ向かう。
妖怪側にとっても神社側にとっても力の源となる地点(「霊脈」という)の確保のため争っているのだ。
月杜神社は全ての妖怪を敵視する強硬派であるため千蟲姫勢力を滅ぼすべき対象と見なしている。
飛天丸は月杜神社の実戦部隊である清家姉妹(鈍くさい姉・穂乃香、しっかり者の妹・澄佳)と闘う。
この闘いの最中に千蟲姫勢には存在しないはずの種類の妖怪が乱入し、飛天丸と清家姉妹双方を襲う。
空を見上げると宙に浮かぶ幽霊船と魔女の幻影が現れていた。
魔女「私達は闇の眷属。あまり派手な事をするべきではないし」
穂乃香「……充分派手だと思うんだけど」
穂乃香「で、でもあのオバサン、あんなに派手なのに――」
穂乃香のこうした天然ボケがエーファと名乗る魔女の逆鱗に触れた上に、
エーファ配下の妖怪が襲ってきたため飛天丸と清家姉妹はひとまず共闘する。
エーファ自身は去り、戦闘後に飛天丸の携帯電話へ千蟲姫から電話がかかる。
この非常事態のため千蟲姫が月杜神社上層部と交渉し、
エーファ勢排除までは一時休戦して飛天丸と清家姉妹は今後も共闘することになったという。
飛天丸は千蟲姫の元へ戻ると、千蟲姫から清家姉妹が通っている王臨学園へ飛天丸も通い
月杜神社のことについて調べるようにと突拍子もない命令を受け驚く。
既に飛天丸の制服を用意していただけでなく千蟲姫の分も用意しているという。
トラブルメーカー千蟲姫が下界へ降りれば潜入どころではなくなるので制服の処分を申し出ると、
千蟲姫は制服姿の自身が写った写真を取り出して言う。
千蟲姫「巷では制服と共に然るべき筋に売れば、良い値で買い取ってくれるという」
飛天丸「却下です!!自分を安売りしないで下さい!」
飛天丸が使う偽名は藤原晴彦。千蟲姫の本性は百足なのに、
百足退治をした侍と同じ姓で良いものかと飛天丸は疑問に感じるが、
当の千蟲姫が問題ないと言い張るので仕方なく従う。
171 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 18:52:28 ID:m86SCJc+0
翌日から学校へ通い出した藤原(飛天丸)は美形なため学園の女子にモテる一方で
世間知らずが原因のボケのため隣の席の佐藤一郎を苛立たせる。
校内を案内してもらっていると偶然に澄佳を見かけた佐藤が「喧嘩番長!?」と驚く。
佐藤によると美人である澄佳には男が寄ってくるが相手にしないし、
力ずくでモノにしようとする男はことごとく返り討ちにして、そのうちに喧嘩番長と呼ばれるようになってしまったという。
そしてその姉である穂乃香は藤原・佐藤と同じクラスだった。
穂乃香は歴史の成績が良く、また街の郷土資料館の主と呼ばれているという。
また藤原は澄佳に飛天丸と同一人物だと疑われていると気付く。
帰ってきた飛天丸は澄佳に疑われていることを千蟲姫へ報告しアリバイ工作を提案するが千蟲姫に蹴り飛ばされる。
千蟲姫「我は、異国の言葉は苦手なんだ。」
ともあれ変化の術が使える妖怪・古狸を配下にしてひとまずアリバイ工作は成功する。
ある日、飛天丸がエーファ配下のサキュバスに術をかけられる。
それ以降、退魔師の隠れ里で育った飛天丸は幼少の頃の虐待を夢で見るようになり、
千蟲姫に蹴り起こされるとその痣が残っていた(ただしごく一部は千蟲姫が目覚ましに放った蹴りが原因)。
清家姉妹がエーファ勢との闘いのため飛天丸を待っているがなかなか来ない。
飛天丸の治療のために蟲入りの薬物を飲ませていた(千蟲姫は飛天丸が驚くのを見たくて飲むまで伏していた)からで
千蟲姫は百足を介して清家姉妹へ伝言をする。
その際に千蟲姫は、妖怪に対して好戦的な月杜神社の一員らしくない穂乃香に対して珍しいという印象を受ける。
一方で飛天丸は夢の中で村人から追われていた。倒れたところを千蟲姫に助けられ家来になれば助けてやると言われる。
家来になると約束すると千蟲姫は瞬く間に村を滅ぼしてしまった。飛天丸は千蟲姫への口の利き方で千蟲姫に折檻されるが
飛天丸「私、踏まれてなかったと思うんですが」
千蟲姫「過去の我はちと遠慮があった」
そう漫才しているところへサキュバスが現れる。千蟲姫についての情報を得るために飛天丸に術をかけたのだと言う。
千蟲姫「飛天丸の忌まわしい記憶に土足で踏み込んだ罪は、万死に値する。お前は必ず殺す。待っていろ」
172 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:04:51 ID:m86SCJc+0
一方で清家姉妹はその地に眠る神具を奪われてしまう。
穂乃香によると神具は龍神を封じている三つの封印だという。
翌日、穂乃香は神具について調べていたせいで遅刻ギリギリで教室へ現れた。
穂乃香によればかつてこの土地では龍神が暴れていて、そこへ月の民(文字通り月の住人)が現れたのだという。
月の民は地球へ干渉できないのでこの土地に住む娘へ力を与えて龍神を破った。
龍神の身体をいくつかへ分けたのが神具で、龍神を倒した娘が月杜神社の祖だという。
なお穂乃香がそうした歴史に興味を持ったのは臨時講師とやってきた先生がきっかけで、
その先生の一番の目的は月杜神社と日本妖怪の仲介だったが、これは神社の頑なな姿勢のため失敗したという。
ゲームマニュアルでも示唆しているがこの先生は過去の神楽シリーズ登場人物である。
ある日佐藤から町で衰弱している男(女はいない)が相次いでいるという話を聞く。
夜に飛天丸が清家姉妹と共に夜に調べていると偶然現れた佐藤がサキュバスに襲われる。
佐藤は命に別状はなかったが飛天丸と澄佳が勝手に死体扱いするので珍しく穂乃香がツッコミ役になる。
サキュバスを追うと、精気を吸い尽くされた男退魔師達の屍がありそこでサキュバスと戦闘になる。
サキュバスは第2の神具を残し逃亡する。神具を千蟲姫側と月杜神社のどちらが預かるかという問題が浮上するが、
そこへ千蟲姫が自ら現れ、第3の神具が手に入った時はそれを千蟲姫が預かるという条件で、月杜神社へ第2の神具を預けることを認める。
なお飛天丸がサキュバスと2度接触していたため月杜神社上層部は飛天丸がエーファ側と内通していると疑っていたが、
千蟲姫「我らが裏切るなら、裏切る前にそう言うぞ。」
と断言。
173 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:05:36 ID:m86SCJc+0
藤原と穂乃香は佐藤からゾンビ出現の噂を耳にするが、飛天丸も穂乃香もエーファの仕業と確信。
澄佳を加えた3人は夜に墓地へ向かう途中でドッペルゲンガーを名乗る妖怪と遭遇し、穂乃香が憑依されてしまう。
穂乃香の意識とドッペルゲンガーの意識は両方ともあるが、千蟲姫も神社も穂乃香の強い意志で追い出すしかないと言う。
千蟲姫「たった一人で、こちらの戦力を一人、無力化してしまったじゃないか。やり方は腹立たしいが、有効な手と言う事だ」
翌日、ドッペルゲンガーに身体を操られている穂乃香は神社を抜け出しいろいろ騒動を起こすが澄佳に連れ戻される。
夜に穂乃香を監禁した上で飛天丸と澄佳はエーファ勢との闘いへ向かうが、
操られて脱出した穂乃香が現れる。ドッペルゲンガーは穂乃香の精神を追いつめるため
澄佳への劣等感などを煽り立てるが、澄佳や飛天丸に負の感情は誰でもあると諭されてドッペルゲンガーを追い出す事に成功する。
澄佳「卑しいのは、姉様ではなくて、心の中を暴くあなたです。」
とある休日、穂乃香は藤原を遊園地に誘うが急用が出来たと称して代わりに澄佳を行かせる。
オバケ屋敷へ行ってみたところ澄佳はそこで気絶してしまう。
飛天丸は帰ってから千蟲姫から妖精が人を消しているという話を聞く。
夜に清家姉妹と共に妖精の現れる場所へ向かうと、飛天丸と澄佳は妖精の力で暗闇と死体だけの世界へ転移させられてしまう。
そこでは澄佳にいつもの冷静さが無い。澄佳はかつて精神修練のため暗い洞窟の中で1ヶ月過ごした事があると話す。
澄佳はそれ以来感情に乏しく、また暗闇が苦手になっていたのだ。
飛天丸と澄佳は脱出に成功し、孤軍奮闘中の穂乃香へ加勢する。
次の休日に穂乃香はまた藤原と澄佳を遊園地でデートさせる。
174 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:06:21 ID:m86SCJc+0
千蟲姫と月杜神社によりもう一つの神具への結界が解かれる。
しかしその先は千蟲姫勢・神社勢だけでなくエーファ勢ですら何者かに攻撃されて先へ進めなくなっていた。
飛天丸の術で何とか進むことができた飛天丸と清家姉妹だったが、
天狗で飛天丸の父・白雲斎が現れ歯が立たず退却する。
飛天丸は清家姉妹に白雲斎との因縁について尋ねられ千蟲姫に拾われるまでの生い立ちを語る。
澄佳は物心が付くまでの部分は滅んだ村人からの伝聞なので嘘が入っているかもしれないと推測し、
穂乃香は飛天丸の持つ弱点が白雲斎にも通用するのではと提案する。
翌日夜に清家姉妹と共に白雲斎の元へ向かうとエーファ配下と遭遇。
そのエーファ配下の話によるとドッペルゲンガーがその地で死んだ天狗(つまり白雲斎)に化けたところ逆に意識を乗っ取られたのだという。
エーファ配下との闘いは清家姉妹が受け持ち、飛天丸はその先にいる白雲斎との一騎討ちに勝つ。
白雲斎は飛天丸の母について語り(澄佳の推測通り村人の話と違う)、そして消滅した。
この後第3の神具が手に入った。
ある夜、千蟲姫の領内でタバコのポイ捨てをした人間を千蟲姫が食い殺した事件が月杜神社で問題となった。
千蟲姫は不満ながらも月杜神社へ向かい飛天丸と清家姉妹が護衛として同行する事になった。
はじめは漫才状態だった4人だが、エーファ勢によって鬼がオーガに変えられ同胞同士で争った跡に出くわし千蟲姫は激怒する。
その後、千蟲姫は休戦協定中は人を襲わない約束をしてきた。
地元のチーマーが妖怪に惨殺されたため飛天丸と穂乃香は調査へ行く。
チーマー自身が壊した祠があり、穂乃香によると穂乃香自身の霊力が暴走したので封じていたのだというが、
実はその霊力を封じたのは飛天丸だった。
祠がチーマーに壊された事で解放された霊力をエーファ陣営の妖怪が吸収したようだった。
穂乃香は霊力を取り込み敵妖怪を倒す(選択肢により順序は前後する)。
176 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:16:13 ID:m86SCJc+0
再び失踪事件が相次いで起きているので飛天丸と清家姉妹は調査へ向かうと、突如月面へ出てしまう。
そこには退魔師の死体が転がっていてエーファが現れる。
穂乃香の術により飛天丸達は地球上と同じように動く事が出来るようになる。
穂乃香によれば月杜の巫女は月の民の血を引いているため月面でも無事なのだという。
さらに穂乃香は以前に冬の雪山で半年修行した後に月面世界で半年修行したとトンデモナイ事を言う。
月面でも普通にしていられるエーファに対し、
穂乃香「貴方も、月杜の巫女なんですか!?」
飛天丸「違う」(穂乃香へゲンコツ)
飛天丸「この状況でボケられるってのもある意味大物だがな。つまり、コイツも月の民の末裔って事だよ。」
月面への転移はエーファが配下の妖怪を生け贄にしたためで、
その妖怪を倒す事(または妖怪が力尽きるのを待つ事)で飛天丸達は地球上へ戻れた。
澄佳は今まで穂乃香を侮っていた事や穂乃香と比べれば軽い修行で心を押し殺した自らの弱さを告白するが、
穂乃香は気にしていないし澄佳の存在も支えだったと慰めて抱きしめる。
その最中に飛天丸は神具がもう一つ存在し、それが学園にある事を突き止める。
その数日後、藤原は佐藤と、不審な美女(もちろん正体はエーファ)が校内を歩き回っているという話をするが、
佐藤がそれとは別に小さな娘も歩き回っていると話すと藤原は血相を変えてその娘を探しに行く。
やはり千蟲姫だった(選択肢によっては千蟲姫と飛天丸のHシーンあり)。
夜に学園の祠を見張っているとサキュバスらエーファ配下の妖怪が現れ戦闘となる。
敗れたサキュバスはなおも神具を手に入れようとし、そこへエーファが現れて飛天丸達を攻撃しようと
サキュバスごと攻撃、飛天丸は清家姉妹を庇う。
その結果、飛天丸の仮面が割れて藤原と同一人物だと清家姉妹に知られてしまう。
一方でエーファはサキュバスを犠牲にして第4の神具を手に入れる。
神具を2つ持つエーファと勝ち目のない闘いになると思いきや、突如現れた千蟲姫がエーファへ不意打ちする。
(以降は穂乃香・澄佳の好感度によって分岐、ここまでの選択肢で決まりどちらの好感度もある程度に達していないと千蟲姫ルート)
177 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:17:05 ID:m86SCJc+0
【千蟲姫ルート】
神具を2つ持つ自分に勝てるのかと問うエーファに
千蟲姫「我はムカデの化身。そして、かつて龍神を倒した月杜の巫女だ」
しかしエーファの目的は神具の力ではなく龍神を復活させてその力を得る事だった。
千蟲姫とエーファの勝負は互角、双方とも負傷しエーファはひとまず退いた。
千蟲姫は飛天丸に救出されて拠点へ戻ると「看病いべんととやら」をやりたいとだだをこねる。
真面目なところ傷薬を切らしていて材料を集める必要が出てきた。
翌日、登校中の藤原は清家姉妹へ正体が知られ学園に潜入する意味がなくなったので姉妹へ退学すると告げると、
姉妹は騙されていたことを許し退学に猛反対、藤原は折れる。
3人は薬の材料を集め千蟲姫の傷は治るが霊力まで戻ったわけではなかった。
月杜神社が預かる神具に異変が起きた。エーファが龍神の封印を解こうとしている影響のようだった。
穂乃香は千蟲姫が預かる神具と力を合わせて防ぐことを駄目元で神主へ提案するが、
千蟲姫を信用していない神社上層部は頑なに却下する。
月杜神社のやり方は間違っているのではないか、そんな穂乃香の思いは強くなる。
神社には龍神を倒す秘策があった。それは蟲降ろしの儀と言い、澄佳に蟲神を降ろして龍神を討つことだった。
蟲降ろしの儀を行うと澄佳は妖怪になり人間には戻れない。龍神を倒した後は用済みの妖怪・澄佳は穂乃香が討つことになる。
かつて龍神が暴れた時は千蟲姫へ蟲神を降ろし龍神を討ち、千蟲姫の妹(清家姉妹の先祖)が千蟲姫を封じたのだった。
穂乃香は澄佳を殺したくないので、龍神復活阻止のためさらにもう一つある最後の神具の確保へ向かう。
穂乃香の行動を予期した千蟲姫は飛天丸を向かわせるも、エーファに神具を先取りされ龍神が復活してしまう。
そこで千蟲姫は龍神を倒すために穂乃香の霊力を一部取り込んで先のエーファとの闘いで消耗した力を取り戻し、穂乃香を神社へ向かわせる。
神社では澄佳の蟲降ろしの儀の最中だったが、千蟲姫が霊力を取り戻したことを穂乃香が報告したために中断、
神社は清家姉妹へ龍神討伐へ向かわせる。
千蟲姫は月杜神社の言うままに蟲降ろしの儀を受けようとした澄佳へ「自分の意志を持て」と手短に叱る。
飛天丸と清家姉妹が龍神を足止めし千蟲姫がとどめを刺す。
178 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:18:21 ID:m86SCJc+0
勝負がつくと千蟲姫はエーファを蟲の苗床とするため陵辱した。
千蟲姫達はエーファ勢が潰れた以上は明日からは月杜神社とは敵同士、
極端な妖怪敵視思想を変えようとしない月杜神社は許せないが、
もはや神社とは違い話し合いの道を探ろうとしている清家姉妹は別で、寝返るなら歓迎するという。
穂乃香は答えを保留し、澄佳は意味深なことを言う。
清家姉妹は神社へ戻り報告を終えると、穂乃香が千蟲姫との和解を進言するが
妖怪に毒されたとして逆に謹慎を命じられる。
さらに澄佳への蟲降ろしの儀が再開されることになる。
龍神との闘いで疲労した千蟲姫に対し蟲神を降ろした澄佳で討つことで月杜神社の一人勝ちにするためだった。
だが千蟲姫は事前に策を打っていて、千蟲姫陣営は神社へ攻め込み清家姉妹を除く月杜神社陣営を壊滅させた。
実は澄佳は龍神を討った後に千蟲姫達が攻め込むと分かっていて、
月杜神社の戦闘態勢が整わないように2度目の蟲降ろしの儀を敢えて引き受けたのだった。
その後、清家姉妹は霊力を千蟲姫へ差し出す。
後日、各地の妖怪を救う旅をする千蟲姫と飛天丸の姿があった。
179 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:23:45 ID:m86SCJc+0
【穂乃香ルート】
千蟲姫とエーファの一騎討ちになるかと思った矢先、今度は月杜神社の退魔師達が放った無数の矢が千蟲姫とエーファを貫く。
神主は残る妖怪・飛天丸を討つように清家姉妹へ命令するが、この卑怯な作戦を事前に知らされていなかった清家姉妹は拒否。
そこへさらに巨大な百足(千蟲姫)が現れて暴れだし飛天丸・清家姉妹以外はエーファを含めて全滅。
千蟲姫は毒矢のため身体が制御できなくなっているようだった。
千蟲姫は辛うじて穂乃香へ月杜神社の祭具「月光石」とつぶやき地中へ姿を消す。
飛天丸は清家姉妹へ正体を隠していた事を詫びるが姉妹はあっさりと許す。
とはいっても穂乃香は陰険なやり方ではあったが…。
月光石を取りに月杜神社へ向かうが既にエーファ勢残党に襲われていて退魔師は皆殺し、神具も月光石も盗まれていた。
取り戻した月光石を穂乃香が持つと何やら青い光が現れ、穂乃香の体へ吸収されてしまう。
月光石は月の民の力を発揮させる物で、また月杜神社初代の巫女となった千蟲姫の妹の意志が込められていた。
千蟲姫とその妹は月の民で、妹は意に反して千蟲姫を封印させられた悲劇を繰り返さぬため
似たような事態になったら妖怪の力だけを封印するようにと。
さらに穂乃香はこの力を得たことにより暴走している千蟲姫の居場所が分かるようになった。
決戦前、飛天丸と穂乃香は一夜を共にする。
大百足の暴走を止めると千蟲姫は人間になってしまったので飛天丸が千蟲姫の後継者に、壊滅した月杜神社は穂乃香が継ぐ事となる。
(EDは穂乃香の治療回数によって分岐)
【穂乃香ノーマルED】
数年後、穂乃香は神社と兼任で教職に就いて初出勤、のはずが
郷土資料館で徹夜の末に寝坊をして飛天丸に起こされていた。
穂乃香が歴史に興味を持つきっかけになった先生も退魔師と教師を兼ねていて
千蟲姫の知る狐の妖怪(恐らく過去の神楽シリーズ登場人物)と伝手があると判明する。
【穂乃香出産ED】
飛天丸は澄佳に仕事を手伝ってもらった後、穂乃香と娘のいる月杜神社へ行く。
穂乃香は飛天丸の子を産み、藤原晴彦の「はる」から取った上で穂乃香の名前と韻を踏み「遥」と名付けていた。
飛天丸の能力を継いで遙も生まれながら宙に浮かぶこと出来るようだった。
180 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:24:42 ID:m86SCJc+0
【澄佳ルート】
千蟲姫とエーファの一騎討ちになるかと思った矢先、今度は月杜神社の退魔師達が放った無数の矢が千蟲姫とエーファを貫く。
神主は残る妖怪・飛天丸を討つように清家姉妹へ命令するが、この卑怯な作戦を事前に知らされていなかった清家姉妹は拒否。
そこへさらに巨大な百足(千蟲姫)が現れて暴れだし飛天丸・清家姉妹以外はエーファを含めて全滅。
毒矢で千蟲姫は身体が制御できなくなっているようだった。
千蟲姫は少し正気を取り戻すと澄佳に後を任せ地中へ姿を消す。
澄佳は千蟲姫の力の一部を受け継いでいた。
清家姉妹の先祖は千蟲姫の妹だった。千蟲姫が蟲の力を得て龍神を倒したが妹は意に反して千蟲姫を封印させられ月杜神社の祖となったのだった。
さらに澄佳はこの力を得たことにより暴走している千蟲姫の居場所が分かるようになっていた。
飛天丸と澄佳は荒技で月杜神社の蔵から解毒剤を探し出しすが二人とも千蟲姫に攻撃されて穂乃香とはぐれてしまう。
しばらくして飛天丸は目を覚ましそこで告白し合ってからH。
激戦の末に大百足の力を弱めるがまだ暴走は続く。そこで澄佳は大百足の力を吸収する。
千蟲姫の暴走は止まるがそのため澄佳は吸収した力のため半妖となってしまう。
(EDは澄佳の治療回数により分岐)
【澄佳ノーマルED】
後日、飛天丸と澄佳はカマイタチを巡る事件の解決のために旅をしていた。
なおその事件はカマイタチと少々縁があった人(過去の神楽シリーズの登場人物という説も?)が
先にある程度解決させていて仕事は残った厄介事の解決のようだった。
【澄佳出産ED】
飛天丸は月杜神社の掃除をしていた。澄佳は子供にお乳をやっている所だったが、胸を揉んでもらっても乳が大きくならないと話す。
穂乃香にそんなことを吹き込まれたらしい。
【姉妹とも妊娠ED】
後日、飛天丸が買い物から帰ってきたところだった。さすがに妊娠中の女二人を連れて買い物に行くわけにもいかない。
181 名前:月神楽[sage] 投稿日:2011/01/27(木) 19:25:54 ID:m86SCJc+0
【穂乃香妖怪出産バッドエンド】
穂乃香は洞窟へ隠れて妖怪を産む。妖怪が悪事を働かないように育てるつもりだったが、
産んだ妖怪達・胎内の妖怪達に生きたまま全身の肉を食われてしまった。
【澄佳妖怪出産バッドエンド】
澄佳は洞窟へ隠れて産卵するうちに気を失う。数日後、妖怪と全身を食い千切られた少女の遺体が見つかった。
【穂乃香妖怪化バッドエンド】
穂乃香は夜中にいつの間にか川の中にいることがある。そのうち川の中が心地良くなる。
穂乃香は人魚となってしまっていた。その後この川では失踪事件がよく起こるようになった。
【澄佳妖怪化バッドエンド】
澄佳は気が付くと足下へ干からびた若い男が倒れた。周りを見ると絶望した目つきの飛天丸と穂乃香がいる。
サキュバスとなってしまっていた澄佳は飛天丸にキスをすると翼を広げ飛び去った。
187 名前:月神楽(他の神楽シリーズにも関連)[sage] 投稿日:2011/01/29(土) 00:32:48 ID:8SS6FPWK0
補足
妖怪出産・妖怪化バッドエンドは妖怪に犯されてから
充分な治療をせず放置した場合に発生
好感度・シナリオ進行度は無関係
この点は「鬼神楽」「神楽道中記」「神楽幻想譚」も同様
また鬼神楽の妖怪化と、月神楽の妖怪出産・妖怪化は場面回想に登録されない
コメントをかく