717 :車輪の国、向日葵の少女 ◆l1l6Ur354A :2006/01/24(火) 02:37:06 ID:KDTMsYd40
日本とよく似た、別の国での話。
この国では、犯罪を犯すとそれに応じた「義務」を課され、被更生人となり、
最高権力の公務員である特別高等人の監視下に置かれながら日常を過ごすことになる。
義務を負った人は、服にバッジを付け、被更生人であることを示さなければならない。
特別高等人は義務を負った人を指導し、更生させるのが目的である。
また、更生させるためなら、被更生人のプライバシーを侵したり
生殺与奪が自由にできたりするという、非常に強い権限を持っている。
なお、義務を破ると強制収容所に連れて行かれる。

主人公の森田賢一は、特別高等人の最終試験に臨むため、生まれ故郷の田舎町に帰ってきた。
特別高等人の試験は、非常に狭き門である。
向日葵が鮮やかに咲く田舎町で、賢一の最終試験が始まった。

※第一章〜第五章まであり、ほぼ一本道。選択肢によってエンディングが少し変わる。

718 :車輪の国、向日葵の少女 ◆l1l6Ur354A :2006/01/24(火) 02:38:26 ID:KDTMsYd40
【キャラ紹介】

森田賢一:主人公。全てにおいて優秀で、自分自身を完璧人間と言ってはばからない。でもエッチは苦手。
      色々出てくるジュラルミンケース所持。よく独り言を言う癖がある。

日向夏咲:いつもおどおどしていて、人との関わりを持とうとしない。虚無的な考えばかりしている。
      『恋愛ができない義務』を課せられており、異性との接触を禁じられている。

三ツ廣さち:びりっとがんばる元気系。自己中で飽きっぽい。為替取引で生計を立てている。
       『1日が12時間しかない義務』を課せられており、夜7時になると、
       専用の薬を飲んで強制的に朝7時までの眠りにつかなければならない。

大音灯花:クラス委員長。そのわりにはドジが多い。常に長袖の服を着る。何かとつっかかってくる。
      『大人になれない義務』を課せられており、親権者の言う事には絶対に服従しなければならない。

南雲えり:賢一と共に最終試験まで残った子。

卯月セピア:男友達。詩人で、電波。彼の性格をつかむのは賢一でも不可能。前髪に触ろうとするとキレる。
       卯月セピアはペンネームで本名は磯野一朗太なのだが、本文ではセピアで表記する。

まな:さちと一緒に住んでいる異民の少女。天真爛漫。夜にスーパーでアルバイトをしている。

大音京子:灯花の親で、クラス担任。けっこう厳しい性格。何だかんだと灯花に規則を課している。

法月将臣:特別高等人で、今回の試験官。非情で、冷徹。全く隙が無く、かなり恐ろしい人物。

璃々子:賢一の義理の姉。

719 :車輪の国、向日葵の少女 ◆l1l6Ur354A :2006/01/24(火) 02:39:34 ID:KDTMsYd40
【第一章】
まず、試験に遅れてきたえりは法月に射殺される。
法月の説明では、まず学園に編入すること、そして試験期間が無期限であることが説明された。
最初は人間関係を円滑にさせるのが目的である。
賢一はかつての友人たちと顔を合わせるが、誰も賢一が旧友であるとは気付いていない。
(ただし、灯花のみ過去に出会っていない)
さちから誘いを受け、家に泊まらせてもらう。

ある時、恩赦祭という一年に一度だけ義務を破ってもいい日があると教えられ、
みんなで川原に集まって談笑したりして楽しむ。
だが、本当は今年から恩赦祭は禁止されていた。さち達は嘘をついていたのだ。
それを京子に発見され、賢一は校舎の特別指導室で法月に棒で激しく殴られる。
罰を犯したことを体で教え込ませるためである。
結果的に、三人には法月の恐ろしさが身にしみて分かった。

それでも、試験は続行になった。三人のバッジは張り替えられる。
まず、夏咲の保護観察をするように法月から指示があった。
ある時、夏咲の後をついて山に上ると、そこには樋口健の墓があった。
夏咲は、生きているのかも分からない幼馴染の彼をずっと待っているのだ。
その後、法月から試験について改めて連絡がある。
試験の内容は、さち、灯花、夏咲の順に三人を更生させ、義務を解消することである。

720 :車輪の国、向日葵の少女 ◆l1l6Ur354A :2006/01/24(火) 02:41:24 ID:KDTMsYd40
【主人公の過去まとめ】
第二章〜第五章の冒頭部分では、主人公の過去が少しずつ語られる。以下まとめ。

主人公の本名は樋口健。父の樋口三郎と姉の樋口璃々子と3人暮らしだった。
姉はサディストで、健の寝床に来てはアソコをさすったり、
問題に答えられなかった罰として熱いロウソクをたらしたりした。
その後、璃々子は中央の一流の大学に進学した。

臆病者で引きこもりがちだった健を、夏咲はみんなに紹介し、さちやセピアと友人になった。

ある時、三郎は内乱を起こし、国家に反逆した。
かなり大きな動きになったものの、結果的には鎮圧された。三郎もそのとき死亡。
内乱中に、健の町にも軍隊が攻めてきた。内乱の首謀者である三郎の息子の健は真っ先にターゲットにされた。
健は仲間を見捨てて逃げ出した。
逃げる途中で法月に会う。法月は新たな戸籍を用意し、樋口健は森田賢一となった。
そして、賢一は特別高等人の候補生として教育を受けることになった。

最終試験の前、法月は璃々子を連れてくる。璃々子は極刑の義務を負っていた。
この国では重い罪を犯した者の家族には連座制が適用され、家族も同じ義務を負わなければいけないのだ。
極刑とは、目を合わせる事、話す事、他人に触れる事、すべてを互いに禁じられる最も重い義務である。
すなわち、特別高等人以外は璃々子の事をいないものとして扱わなければならない。
試験に合格して特別高等人になった暁には、璃々子の監督を任せようと法月は告げたのだった。
そして最終試験は始まる。

721 :車輪の国、向日葵の少女 ◆l1l6Ur354A :2006/01/24(火) 02:44:14 ID:KDTMsYd40
【第二章】
夏休みに入り、賢一はさちの監督に入る。
さちの両親は内乱事件で死亡し、さちは生活のために借金をする。
借金返済のためにネットカジノにはまったが借金が膨らみ、義務を負うことになった。
義務を解消するには真面目に働く姿勢、またはお金が必要だが、さちはいつまで経っても働こうとせず、
しだいに義務が重くなり、活動時間は短くなっていった。
また、さちは子供のころに絵を描いて、その結果賞をもらっていた。
けれど、他人の作品を真似したものだとあらぬ非難を受け、現在は絵描きをやめてしまっている。

賢一の国は以前戦争でまなの国に勝ち、いくらかの人間をまなの国からさらったのだ。
そしてさちは四年前に、孤独だったまなを拾った。
まなはさちに絵を描いてほしかったが、さちは絵を描きたくないために、
まなが寝ている間に絵を描く、などと言い訳をしていた。
まなは、さちの絵はとてもすごいんだと信じていた。

さちは、賢一を山の上の洞窟探検に誘う。
どうやら、そこには樋口三郎の遺産が隠されているようなのだ。
さちが溝にはまる等のアクシデントもあったが、なんとか遺産の場所まで到達する。
そこには大きなダイヤと、パソコン用のメモリ、そして三郎の手紙があった。
手紙によると、メモリの中には非常にヤバいデータが沢山詰まっているという。
ただし、データの中身を見るには璃々子が記憶しているパスワードが必要だという。

722 :車輪の国、向日葵の少女 ◆l1l6Ur354A :2006/01/24(火) 02:45:52 ID:KDTMsYd40
その後、賢一とさちは法月に呼ばれた。
まなは人身売買され、南方の王国に売られることになった。
賢一は洞窟で手に入れたダイヤを売り、まなが売られた値段より上の金額を出してまなを買い戻そうとする。
しかし、相手側は追加のお金を用意した。ダイヤを売ったお金では足りない。
賢一は、さちに絵を描かせ、その絵を賢一が買い取ることでまなを引きとめようとする。
賢一は以前の特別高等人の教育の中で会社を作っており、莫大な資金があった。
そして同時に、さちに勤労の意思を確認することで義務も解消できるという、二つの目的があった。
だが、さちは真面目に絵を描こうとしない。次第にストレスが溜まり、技術や道具や社会等の理由で難癖を付ける。
賢一はさちの活動時間を十時間、八時間と減らして圧迫していくが、状況は改善しない。

そんな中、まなは「自分の期待がプレッシャーになっているからさちは絵を描けない」と思い、
さちに素晴らしい絵を描いてほしいため、自ら家を出て行く。
さちは激しく後悔したが、一念発起し絵を急ピッチで描いていく。賢一も、さちの活動時間を十二時間に戻した。
そして絵は完成したが、まなは納得しない。
今までずっと期待を寄せていた事もあるし、本当はもっと凄い絵を描くんだと言ってきかない。
ここで妥協したら、さちはダメになってしまうから、とまなは言う。
結局、まなは法月に連れられていく。ともかく、さちの義務は解消される。

だが、人身売買云々は全て法月の計画通りだったのだ。賢一は憤慨する。
無価値な人間をどうやって役に立たせて金にするか、が法月の考えだった。
確かに、まなが売られたことで国庫に金が入り、さちは絵を描いて売ることで社会の役に立つ。
そして校舎では法月の指示で工事が行われていたが、それが何かは賢一には分からなかった。

723 :車輪の国、向日葵の少女 ◆l1l6Ur354A :2006/01/24(火) 02:47:28 ID:KDTMsYd40
【第三章】
まなの行方を知らされないまま、賢一は灯花の監督に入る。
『大人になれない義務』というのは親権者が申告してはじめて課される義務。
親権者が取り下げれば、義務は解消される。すなわち、京子に問題があるようなのだ。
また、義務を課した親権者は、子供に義務を負わせた責任を問う「親権者適正研修」を受けないといけない。

京子は、灯花を特別高等人にさせたいため、スケジュールを事細かく決め、さまざまな命令を課していた。
灯花は何かする度に親に指示を仰がねばならない。そのため意思や決断力は弱かった。
そんな中、灯花の家に父親からの電話や手紙が来る。しかし京子は電話を切り、手紙を破る。
灯花は、父親に会いたい。けれども、京子は父親の事については固く口を閉ざす。

親権者適正研修は数日後に迫っていた。それはとても過酷であり、最悪の場合は死ぬ可能性もある。
ただ、灯花が証明書に「京子は親としてふさわしい」というサインをすれば京子は親権者適正研修を免れる。
しかし、決断力が弱い灯花は法月の口車に乗せられ、京子は親権者適正研修に行く事になった。
京子が行った後、賢一は京子の部屋を探索する。結果、京子は灯花の本当の母親では無い事が分かる。
また、京子が以前破り捨てた父親からの手紙をセピアがつなぎ合わせて持ってくる。そこには京子に対する罵詈雑言があった。
灯花は賢一に助けを求め、賢一は京子の研修行きをなんとか食い止める。

724 :車輪の国、向日葵の少女 ◆l1l6Ur354A :2006/01/24(火) 02:48:30 ID:KDTMsYd40
京子は、灯花の叔母だった。
灯花の本当の親は灯花に大人になれない義務を課し、いいようにしつけていた。
そんな問題のある家庭だったが、裁判所の決定で京子に親権が移った。
だが、京子の家は名門で、京子も大人になれない義務を課されて厳しくしつけられて育ったため、
子育てがどういうものかよく分からなかった。そのため、義務に頼ったまま子育てをしていたのだ。

その後、灯花の本当の親から、以前の手紙の非礼を侘び、一緒に暮らさないかという連絡が来る。
役所の調査では、灯花の本当の親は以前とは違いきちんとした仕事についており、円満な家庭を築いていた。
親権の関係のため、役所では灯花の義務の解消手続きが遅れていた。
そして灯花は、京子と本当の親、どちらの家庭を選ぶかの選択を迫られる。
しかし灯花は今までの義務のせいで決断力が弱い。本当の親からの電話が来るたび、灯花の意思は揺らぐ。
結局灯花が選んだのは、親権は本当の親に移すが、京子と一緒に暮らし続けるという選択だった。
京子は以前親から虐待を受けたため、その虐待を灯花にもしてしまうという虐待の連鎖が一度だけ起こりもした。
灯花が左腕にやけどを負っているのはそのため。けれども灯花は許したのだった。

726 :車輪の国、向日葵の少女 ◆l1l6Ur354A :2006/01/24(火) 02:52:41 ID:KDTMsYd40
【第四章】
夏休みが終わり、授業が再開する。そして賢一は夏咲の監督に入る。
夏咲の罪は冤罪だった。だが、度重なる拷問で自白を強要されるうちに、夏咲の性格は暗くなってしまった。
しばらく夏咲と接するが、それほど状況は変わらない。
賢一は思い切って、自分が夏咲の幼馴染の樋口健であることを告げる。
けれど、夏咲は昔と大きく変わってしまった姿を幼馴染に晒す事になってしまい、深い絶望感を与えてしまった。

法月は、夏咲が賢一に恋愛感情を持っていることを指摘し、
賢一に、夏咲に対して冷たい態度で接するよう厳しく命令した。
さらに、夏咲の両親が強制収容所で死んだことを告げ、夏咲に事故死するように言う。
今の夏咲は生きる意味がないうえ、賢一の試験の足手まといにもなっている。
夏咲が死ぬことでさっさと試験を終わらせ、賢一を特別高等人として社会の役に立たせるというのが法月の考えだった。

賢一と夏咲が崖に行く間、夏咲は自分がどれだけ惨めであったかという話をした。
拷問から開放されて帰ってきたとき、家が親戚によって勝手に売り払われたこと、
クラスの子からいじめを受けたこと、寮の管理人からセクハラまがいの事をされたこと。
けれども、賢一は自分を信じるよう夏咲に言い、夏咲は自殺を思いとどまった。
賢一は夏咲を力いっぱい抱きしめる。

翌日、2人は法月に呼ばれた。夏咲の義務を解消させるため、意志力養成試験をする。
夏咲に法月の目を見て「大嫌い」と何時間も叫ばせるのだ。夏咲は壊れていく。結果的には合格となった。
その後、校舎の中の工事をしていた部分に行く。そこには古臭い牢屋があった。
そして法月は夏咲の義務に違反した賢一を追い詰める。
以前夏咲たちが張り替えたバッジは盗聴器になっていて、今までの賢一たちの会話は全て法月に筒抜けだったのだ。
けれども夏咲は賢一をかばう。義務を犯したのは自分だと。
賢一、いや、ケンちゃんが大好きなのだからと力強い声で言ったのだった。
ケンちゃんがそばにいることで、夏咲は笑顔を取り戻すことができたのだった。

727 :車輪の国、向日葵の少女 ◆l1l6Ur354A :2006/01/24(火) 02:54:45 ID:KDTMsYd40
【第五章】
賢一は夏咲の部屋に見張りつきで一人で閉じ込められていた。
見張りを倒して脱出し、町を探索する。しかし町中は法月が放った治安警察がうろついていた。
途中でセピアに出会い、隠れ家に招待される。
セピアは最初から賢一の正体に気づいていた。
そして法月から電話がかかってくる。夏咲は法月に捕らえられていて、三日後に断頭台で公開処刑を行うという。
大切な人を失わせる事で賢一を完全に屈服させ、社会に貢献する人間を完成させようというのだ。

その時、後ろから璃々子が協力を申し出る。
璃々子は極刑を受けており、今まで誰も璃々子の事を口にしなかった。
賢一は独り言を言うふりをして璃々子に話しかけていた。そして璃々子は、ずっと賢一の事を見守ってきた。
賢一たちは夏咲を取り戻すことにした。
セピアが作戦を練る間、賢一と璃々子は町中を探し、さち、灯花と合流し、セピアの隠れ家に連れてくる。
さちにも自分が樋口健だと明かす。
璃々子はなんとかパスワードを思い出し、親父の遺したメモリを開く。
そこには、国家のありとあらゆる重要機密が詰まっていた。

しかし、夏咲を取り戻そうとする作戦は結局失敗し、セピア以外の五人は牢屋に閉じ込められる。
法月は食事を殆んど与えなかったり、璃々子を殴るなどしてじわじわと賢一たちを追い詰めていく。
それから一ヶ月。賢一はついに法月に屈服したかに見えた。
法月は賢一の特別高等人の試験を終了し、満足そうな笑みを浮かべる。
だが賢一は法月の僅かな油断を突き、法月を倒す。
そして五人は校舎から抜け出した後、七年前に賢一が逃げ出した洞窟の道を辿って町を出ることにする。
洞窟は途中で落盤していたが、その上には竪穴があった。
竪穴にはセピアがはしごをかけていた。セピアも今まで脱出ルートを探索していたのだ。
体力が無い璃々子のためにセピアはロープを渡す。賢一は璃々子を背負い、ロープで固定する。
まずさち、灯花、夏咲がはしごを上る。しかしそこではしごは落下し、上からの声も聞こえなくなった。
賢一は自分の手と足だけで一歩一歩登り、地上に着いた。
そこには法月と、倒れた夏咲たちがいた。
法月はもう何も教える事は無いと言い、三郎のメモリを賢一に投げてよこし、
特別高等人のバッジを投げ捨て、ヘリで去っていった。

728 :車輪の国、向日葵の少女 ◆l1l6Ur354A :2006/01/24(火) 02:56:12 ID:KDTMsYd40
エンディング
【さちEND】
あれから5年後、さちは最高権威の絵のコンクールで賞を取る。
そこに、南方の国の王室秘書がさちと賢一に話しかけてきた。そう、その秘書とは成長したまなだったのだ。
2人は再会を喜び、抱き合う。
【灯花END】
灯花の家に、本当の両親がやってきた。
灯花と京子は、2人を自作の温かい料理で出迎えたのだった。
【夏咲END】
夏咲は元の町で賢一と、平凡ながらもとても幸せな日々を過ごしていた。
そして2人は結ばれる。
【璃々子END】
賢一と璃々子はよりよい社会を作ろうとした。賢一は大統領に立候補する。
三郎が遺した情報を使って、各所への支援は万全。
演説の前夜、2人は初めて繋がった。
【ハーレムEND】
夏咲の義務が解消され、璃々子の極刑ももうすぐ解消されるという。
みんなそれぞれ、平穏な日々を過ごしていた。
そんな中、璃々子がもうすぐ都会に行くということで、全員で記念写真を撮る。

729 :車輪の国、向日葵の少女 ◆l1l6Ur354A :2006/01/24(火) 02:57:52 ID:KDTMsYd40
はぁ、久しぶりに書くとかなり長くなってしまいました。


>>725
わーん、スマソ。

735 :名無しさん@初回限定 :2006/01/24(火) 21:49:33 ID:JjAQKev/0
法月は三郎の同士だったが拷問に屈したという過去がある
んだけど結局何がしたかったのかは不明
単なる都合のいい敵キャラぐらいにおもっておけばいい

743 :車輪の国、向日葵の少女 ◆l1l6Ur354A :2006/01/25(水) 08:55:58 ID:sX2L1T/S0

>>742
「法月はもう何も教える事は無いと言い、三郎のメモリを賢一に投げてよこし、
特別高等人のバッジを投げ捨て、ヘリで去っていった。」

もっと詳しく書くと「上った先に暗い未来があると分かっていて、
それでも上ったのならばもう何も教えることはない」という感じ。
法月は賢一を屈服させて社会の一員に組み込もうとしたけれど、結局失敗したため
重く苦しい社会に必死で抗う賢一にもう何も言えない、というのが個人的解釈
このゲームでは社会はかなり厳しくて賢一たちから見れば納得がいかない、まさに悪の象徴って感じで描かれてる。
だから璃々子ENDでは社会を変えようとした。

メモリはどんな方法かは分からないけどいつの間にか奪われてた。
で、一ヶ月の牢屋の生活の中でパスワードを教えるよう璃々子に拷問を加え続けた。
璃々子がパスワードを知ってるって事は盗聴器で筒抜けだったから。

こんな感じでいいかな?

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