363 名前：真・恋姫†無双 ◇l1l6Ur354A[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 02:16:04 ID:4UqooPY+0
真・恋姫の本ルートをざっと
当たり前ですが三国志が題材なので詳しくない人にはわからない言葉が多々出ます、ご了承を。
前作無印は三国志の世界に落とされるまでの現実世界でのいざこざがあったけど今作は無し。
いきなり主人公、本郷一刀が三国志の世界に飛ばされた状態からスタートします。
■呉ルート
倒れているところを孫策に拾われ、天の御遣いの子孫、風評を得るため呉の種馬にされる。
孫策は現在袁術の客将であり孫呉独立の機会を伺っていた。
袁術から黄巾党討伐の命が下る。一刀は軍師補佐のような位置に付き孫策らと共に行動。
黄巾の本隊を叩くため呉の旧臣、孫権らと合流。黄巾の乱を平定し呉の独立準備をすすめる。
漢皇帝死去。董卓が洛陽を制圧。袁術と孫策は反董卓連合に参加する。
虎牢関で董卓軍と対決、連合軍が勝利。呂布は逃亡、張遼は曹操に降り、華雄は関羽に討ち取られる。
連合軍、洛陽に進行するも既に蛻抜けの殻。董卓は行方不明のままだが事態は収束する。
孫策、偶然にも都で玉璽を手に入れる。天佑と噂が広まり孫策の名が世に広まる。
玉璽の効果もあり孫呉独立の準備が整った孫策が袁術に反乱、揚州を治める。
呉を独立させたのも束の間、曹操が揚州に侵攻。同刻に孫策が暗殺される。
暗殺は曹操の指示ではなく一部兵の暴徒だった。大義名分を重んじる曹操は激怒し撤退。
孫策がいなくなったことで揚州に内乱が勃発。呉の中心を建業に移す。
南郡平定へ。呂布軍が建業に侵攻してくるが孫権らが駆け付け撃退する。
呂布は劉備の下へ逃走。劉備は引渡しに応じず徹底抗戦の構え。
呉軍、劉備を追い詰めるがそこに曹操が大軍を率いて荊州に向けて進行しているという情報が入る。
呉と蜀は一転して同盟協定、赤壁へ曹操をおびき出し対決する（赤壁の戦い）
黄蓋の苦肉の策、連環、火計を用いて曹操の大軍を破る。勝利するも軍師周喩が病死。
曹操は魏国をも捨て新天地を求め逃亡、海を渡って東方(日本)へ行ったらしい。
曹操の領土は併呑し東を孫権が治め、西を劉備が治めることになり天下二分の計成立。
数年が経ち、一刀が孫呉の武将とともに、自分の子供たちに囲まれ幸せに暮らすエンド
364 名前：真・恋姫†無双 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/03(土) 02:23:14 ID:4UqooPY+0
■魏ルート
陳留で刺史をしている曹操に拾われる。
覇王を目指す上で、天の御遣いと未来の知識が役に立つと考えた曹操は一刀を仲間に。
荀��と許緒を配下に加えて盗賊退治。曹操は功績を称えられ刺史から州牧に昇進。
各地で黄巾党の乱が起こる。黄巾党退治に出る。
戦いの中、楽進、李典、于禁を配下に。一刀の部下として配置、本郷隊が結成。
黄巾党の首謀張角の正体は旅芸人だった。黄巾の乱はその追っかけによる暴徒が原因と判明。
張角らを追い詰める。曹操は人を惹き付ける才覚を役立てることを条件に張角らを保護。
黄巾の乱を治めた功績に曹操は西園八校尉の一人に任命される。
都で権力争い勃発。袁紹より董卓討伐命令、反董卓連合が結成される。
洛陽攻略戦。董卓は劉備が保護し収束。呂布、華雄は逃走。張遼は曹操の配下に。
袁紹、公孫賛を打ち破り曹操領に侵攻する。しかし郭嘉、程�┐粒萍�によりこれを阻止。
劉備が袁紹軍に攻められ徐州から撤退、曹操の領土を抜け益州へ向かおうとする。
袁紹、袁術とその客将孫策が官渡で曹操と対決(官渡の戦い)曹操軍が勝利し南皮を平定。
孫策が袁術を裏切り追撃。袁紹は行方不明に。
河北平定で手薄なところに劉備と呂布が魏に侵攻。篭城戦にて死守、撃退する。
曹操、涼州に侵攻。馬騰は自決、馬超と馬岱らは黄忠の助けを経て蜀へ降る。
夏侯淵、益州の定軍山偵察中に黄忠、馬超らの奇襲に会う(定軍山の戦い)現世の歴史通り
なら夏侯淵はここで討たれるが、一刀の記憶(ここで言うと予言)により夏侯淵を救う。
曹操、呉に侵攻開始。呉は蜀と同盟。そんな中、呉の宿将が黄蓋が曹操に降ってくる。
現世の歴史で赤壁の戦いを知る一刀はまたしても予言で曹操に警告。
黄蓋は苦肉の策を見破られ夏侯淵に打たれ討ち死。赤壁の戦いは曹操が勝利を収める。
曹操、呉の中心、建業に侵攻し孫策を破る。呉軍は蜀軍のいる荊州に撤退。
曹操、荊州から成都へ最終決戦、劉備を一騎ちの末、降伏させる。
曹操が天下統一。劉備と孫策にはそのまま蜀と呉の領地を与える。
物語は完結させたとして、役目を果たしたように一刀はこの世界から消えてしまう。
「次にまた会う時まで私らしく胸を張って生きるわ、またね」エンド
365 名前：真・恋姫†無双 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/03(土) 02:30:43 ID:4UqooPY+0
■蜀ルート
幽州五台山で劉備、関羽、張飛らと出会う。一刀を乱世を治める天の御遣いと信じる
劉備は一刀とともに平和な世界を作るために戦うことを誓う(桃園の誓い)
旧友である公孫賛のところへ身を寄せ兵力を蓄える。
兵の集まったところで公孫賛の元を離れ黄巾賊退治に出発。諸葛亮、鳳統が配下に加わる。
黄巾賊退治で曹操と共同前線、曹操軍と共に行動し黄巾を討ってまわる。
半年が過ぎ黄巾の乱が平定。劉備は平原の相に任命される。趙雲が配下に。
漢皇帝死去。権力争いの中、都は董卓が制圧。劉備は反董卓連合に参加。
洛陽攻略戦。�椰經悗把ト瑤�華雄を討ち取り、続く虎牢関で呂布、陳宮、張遼を連合が破る。
呂布と陳宮は逃亡。張遼は曹操へ投降する。
洛陽落城、劉備は董卓と賈駆を捕らえるも権力争いに利用されていただけだとわかり保護。
劉備が徐州の太守に任命される。
公孫賛が遼東を袁紹に攻め入られ劉備を頼る、仲間に。
袁術、曲陽に逃げ延びていた呂布と結託して徐州を攻めてくるも劉備軍はこれを撃退。
呂布と陳宮は劉備の配下に。袁術は撤退するが本城を孫策に奪われ行方不明に。
その頃北方で曹操と袁紹が官渡で対決(官渡の戦い)袁紹は敗れ劉備が保護。
北方を平定した曹操が大軍で徐州に侵攻。劉備は徐州を放棄し益州へ。
曹操の追撃を受けるも張飛、呂布の活躍により無事逃げ切る(長坂橋の戦い)
曹操に西涼を奪われた馬超、馬岱が劉備軍に合流、配下に加わる。
益州攻略戦、黄忠、厳顔、魏延を敗り配下に加えつつ成都入り。蜀を建国。
西方より五胡軍、南方より南蛮軍が蜀に侵攻してくるも撃退。南蛮王孟獲は降伏。
曹操が呉に侵攻、二国間で大規模な戦闘が始まる。魏を脅威と感じる劉備は呉と同盟。
蜀呉同盟、苦肉の計、連環の計と火計を用いて曹操軍を破る(赤壁の戦い)
曹操は追撃を受けつつも後退、新野城で蜀呉同盟と最終決戦に挑む構え
いざ決戦・・・と思いきや西方より五胡の大軍勢が大規模な侵略活動。
三国が協力して五胡軍と対決、勝利する。
曹操が和平に応じ天下三分の計成立、終戦。
みんなで力をあわせてこれからも平和を守っていくぞエンド
366 名前：真・恋姫†無双 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/03(土) 02:42:16 ID:4UqooPY+0
■漢ルート
名医華佗が貂蝉、卑弥呼ら変態とともに各地で外傷や病で苦しんでいる人たちを
救っていくというギャグとパロディな話。
曹操の頭痛を治したり、孫権の生理痛を直したり、死にかけの黄蓋を生き返らせたり
と突っ込みどころは色々ありますがシナリオはあってないようなおまけ程度
「俺たちの戦いはようやく始まったばかり 未完」
368 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 07:48:41 ID:W+epdGHt0
真・恋姫†無双乙。
こちらでも投稿しようと思って書き上げたんだけど、やっぱり書き手によって書きどころが変わるねぇ。
同じくらいの長さで全然別物。
369 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 09:45:14 ID:9l9bNSX50
恋姫無双って基本的には三国志のストーリーをなぞってるの？
名前だけ使ってるけどほぼ別物？
370 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 09:59:25 ID:W+epdGHt0
＞369
キャラが女性化して性格が味付けされているけど、この手の作品にしてはストーリーがかなり三国志演義に従ったシリアス雰囲気。
当然、蜀ルートは演義に最も近く、呉ルートは天下二分の計を呉蜀で行った場合、魏ルートは曹操が蜀呉を降した場合のif的展開。
単に一発ネタで三国志ものを作りましたではなく、スタッフが三国志を勉強して作った感じが随所に出てる。
371 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 10:04:33 ID:9l9bNSX50
なるほど。ありがとう。
372 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 10:13:55 ID:qV4o2MqT0
ちなみに貂蝉は前作の恋姫無双と完全な同一人物で一刀を追いかけて真恋姫無双の世界に来たのでした
漢ルートは魏呉蜀のどれにも属さないルートでしたとさ
373 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 13:16:37 ID:MSFlQ7Jc0
ところで、この場合の「漢ルート」は「おとこ」？本来の「かん」の方？
374 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 21:58:30 ID:A606Ppxd0
＞＞373
「おとこ」の方。但し、ルート選択で堂々と他の国と並んでいるので劉邦の漢とも引っかけている感じではある。
376 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 23:16:04 ID:xzKGaC8q0
真・恋姫†無双の人乙〜
＞＞368
ちょっとお前さんのも読んでみたいわ。
383 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/04(日) 08:29:28 ID:j2HBkykr0
＞＞376
じゃあ、重複だけど今晩帰ったら投稿するよ。
385 名前：368、383[sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:15:15 ID:iA66ssFQ0
要望があったのでこちらが書いた「真・恋姫†無双〜乙女繚乱☆三国志演義〜」をいきます。
既に>>363〜＞＞ 366氏が先に書かれていますので重複となりますがご容赦。
7レス使います。
386 名前：真・恋姫†無双 １ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:26:00 ID:iA66ssFQ0
登場人物、序盤はOHPを参照。三国志演義をベースにストーリーは進んでいく。
各勢力の天下統一の目的は全員「戦乱の世に平和な世の中を作るため」。但し、
その為のスタンスが異なるため対立するという構図にストーリーが集約されていく。
蜀：
天下というよりも戦乱の犠牲になっている弱者を救い、力づくで従わせようとする
侵略者達を退ける力が欲しい。戦いを嫌いながら力を使っていることの矛盾は理
解しているが、それでも理想と現実の間にある溝を埋めようとする努力を行う。
魏：
かつての秦や漢のような強大な力をもった国こそが世に平和をもたらせる。
理想の素晴らしさは理解するが世の中はそんな優しくない。あくまで力による
解決を目指す。但し、戦いは覇王の誇りにかけて正々堂々と行うべき。
呉：
失った領土を取り戻し、仲間と民が笑って暮らしたい。それを邪魔する者を排除
するための手段が天下統一であり、孫家の血と民の平和が保たれるなら天下に
は執着しない。理想の限界を理解し、力と折り合いをつけて感じるままに生きる。
各陣営の性情が反映される為か各ストーリーでシナリオの雰囲気が少々異なる。
387 名前：真・恋姫†無双 ２ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:31:34 ID:iA66ssFQ0
蜀ストーリー（現実の厳しさを知りながらも理想を目指す話）
劉備と主人公のダブル君主制。現実を知りながらも戦乱の世にふさわしからぬ甘さ（優しさ）を持ち続ける２人は、周囲から変人と言われながらも周囲を惹き付け理想に近づくために戦い続ける。
三国志演義の流れに沿って、桃園の誓いから黄巾討伐・反董卓連合・対呂布・長坂橋・入蜀・南蛮征伐と進み物語は終盤へ。
群雄割拠していた勢力はついに魏呉蜀の３つのみとなった。平和な世を作りたいという理想のために戦ってきた蜀陣営だが、曹操が孫策の呉を降すため南下を始める。
現時点では蜀には魏に対抗する力はなく、呉が敗れれば次は蜀の番という状況に焦る一同。同時に平和を望み、各国内は平和であるにも関わらず、それぞれが背負っているものの為に戦いを止めることができない三国の状況に悩む劉備。
ここで蜀陣営は発想を変え、今の三国ならば天下統一をしなくても平和な世の中を作れるのではないかと考える。三国が互いに牽制しあい、それぞれの国で善政を敷けばよいと（天下三分の計）。
そのためには二国を説得しなければならないが、危機に陥っている呉はともかく勢力が突出している魏が応じるわけがないため、まずは魏を破り話し合いの卓に持ち込まなくてはならない。そのため、呉と同盟を結び赤壁の戦いで曹操を破る。
その後、蜀呉と魏の最終決戦において劉備と曹操は舌戦を繰り広げる。覇道による平和を語る曹操に対し、その影で犠牲になっている弱者の存在と1人の王に頼る平和の危うさを指摘する劉備。
その最中、以前撃退した周辺異民族が大軍団を率いて侵略してくる。強大な外敵の存在によってついに心を一つにした三国は一致団結して侵略者を撃退する。その後、三国は協力して平和を守っていくのだった。
388 名前：真・恋姫†無双 ３ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:33:36 ID:iA66ssFQ0
呉ストーリー（死にゆく者達の遺志を継ぎ未来へ進む話）
英雄孫策と孫家の郎党を中心とした国家。当初は孫呉の血統を高める為の種馬（庶民への政治効果）を期待された主人公だったが、その才を孫策・周瑜に見いだされ軍師として活躍。
孫策と孫権がそれぞれ前半と後半のメインヒロインを、周瑜が影の主役を演じるという構図。
孫堅の死後、孫呉の領土は袁術に奪われ孫策は袁術の客将に甘んじていた。黄巾党征伐や董卓戦によって力を蓄えた孫策は袁術に反旗を翻して領土を奪還する。
小覇王の威名が轟く中、曹操が早期に孫策を潰すために侵攻してくる。正々堂々、英雄同士の対決に心躍らせる曹操だったが、まだ魏軍の薫陶が行き届いていない問題部隊が独断専行して暗殺を謀った結果、戦の前に孫策は毒矢を受けてしまう。
残り少ない命をかけて孫策は戦場で己の最期を全軍に伝え、最後の大号令をかける。事態を知って激怒した曹操は主犯部隊の全員処刑を命じ撤退するが、王の暗殺に激怒した呉軍は死兵となって魏軍を殺戮し撃退する。後事を孫権・主人公・周瑜に託し孫策は息を引き取った。
389 名前：真・恋姫†無双 ４ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:35:29 ID:iA66ssFQ0
英雄の死によって不安定になった国内を平定し、国力を高める呉陣営。南征中に侵入してきた呂布を撃退して残る二雄の一方、劉備と対決する。
計略に苦しめられながらも蜀軍を撃破する寸前、曹操が大軍を率いて迫ってきたとの急報が入る。
焦る両軍であるが周瑜、孔明の言により互いの理想を貫くには覇道を歩む曹操に降ることはできないと判断。曹操を破って二国が互いに平和な国を作っていくという方針で停戦・同盟を締結する（天下二分の計）。
赤壁にて戦の準備をする同盟軍だったが、病に蝕まれた周瑜の体は既に限界だった。主人公に孫権を託す周瑜。
その後苦肉の策と火計によって呉蜀は魏を打ち破る（孫策の有無、主人公の立場が違うため蜀ストーリーとは流れが同じでもほぼ別物）。天命が尽きたことを悟った曹操は大陸を捨て新天地へ向かうのだった。
血を吐き倒れながらも孫呉の未来を担う若者達の勇姿を見届けた周瑜は満足しながらそのまま息を引き取った。
その後、蜀とともに大陸を制覇した呉は平和な治世に向けて動き出す。そこには苦難を共にした妻と娘達に囲まれた主人公の姿があった。
390 名前：真・恋姫†無双 ５ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:50:09 ID:iA66ssFQ0
魏ストーリー（誇りを背負い覇道を歩む話）
文武に優れた覇王曹操を中心とした国家。役人時代の曹操に拾われた主人公は部下の一人として曹操の覇道を見守っていく。
天下統一を見定め着々と力を蓄えていく曹操。黄巾党征伐や反董卓連合後、河北の袁紹が袁術と交戦中である劉備の徐州に侵攻する。二正面作戦を強いられた劉備は徐州を脱出して益州に向かうため曹操に領内の通過を願い出る。
通行料として関羽を欲する曹操だったが、劉備は妹を失うことはできないと申し出を取り下げる。劉備の甘さに一喝する曹操だが、無償で領内通行を許可する。
このツケは益州を平定したら自分が貰うことで払ってもらうから借金をチャラにしたければ攻めてこいと告げて。
これにより今度はこちらが二正面作戦に曝されると思いきや、袁紹・袁術が連携がとれぬまま軍を一本化したため官渡の戦いで連合軍を破る（ここで孫策が袁術に反旗を翻し、孫呉は独立する）。
その後袁一族を破ったことで周辺勢力を一層警戒させた魏は兵を四方に展開することになり、本城が手薄になる。そこを狙って、南を平定し呂布を加えた劉備が攻めてくる。
舌戦で劉備の理想と手段の矛盾を容赦なく指摘する曹操だったが、圧倒的物量の前に魏軍は劣勢になる。絶体絶命の曹操を敵を攪乱した主人公が脱出させようとするも、理想に拘る劉備のように誇りに拘る曹操は撤退を断固拒否。
結局、主人公に諭されて冷静になった曹操は撤退し、各地に散っていた援軍が到着することで劉備を撃退する。
391 名前：真・恋姫†無双 ６ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:53:27 ID:iA66ssFQ0
その後、西涼の馬騰を破り勢力を拡大する曹操。定軍山に偵察に出た夏候淵が蜀軍の奇襲で戦死するところも主人公が覚えていた歴史のおかげで危うく難を逃れる。
この一件で蜀の動きが鈍くなった隙に呉に侵攻するする曹操。ここで決戦場が赤壁と知った主人公が曹操に呉の計略を教えたため、魏は赤壁の戦いで大勝し遂に呉を降す。孫策達は蜀へ落ち延びていった。
余勢を駆って蜀へ侵攻する曹操。激戦の末蜀を破り、王として劉備を一騎打ちに引きずり出す。再び劉備の理想を糾弾する曹操に対し、王は現実の厳しさを知った上でそれでも理想を捨ててはならないと言い切る劉備。
劉備の心を受け止めた曹操は劉備を倒した上で告げる。蜀と呉は劉備と孫策が治めればいいからそれぞれ立派な国にしてみせろ。それを連合ととるか属国ととるかはそちらの勝手だと。
こうして戦乱の世は終わり三国の兵が肩を並べて祝う宴の中、自らの知識によって歴史を変え過ぎた主人公はかつて占い師に忠告された通り、この世界から消滅した。
392 名前：真・恋姫†無双 ７ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:58:04 ID:iA66ssFQ0
漢ストーリー（劉邦の漢ではなく“漢女”の漢。番外編（？）のドタバタ珍道中）
前作（恋姫†無双）後、新たな外史（真・恋姫†無双の世界）にやってきた貂蝉は到着早々絡んできた黄巾党員を愛の人工呼吸でショック死させるが、そこを通りがかった医者の華佗が蘇生させる。
男前の華佗に惚れ込んだ貂蝉は主人公を捜すついでに華佗について行こうとするが、そこに師匠の卑弥呼が現れ結局三人で行動することになった。
洛陽では連合軍に捕らえられそうだった董卓達を助けるが、魏では華佗が曹操の頭痛を治そうとして貂蝉達のあまりの不気味さのせいで失敗した挙げ句、指名手配されそうになる。
その後、呉では華佗が致命傷を負った周泰の命を助け、孫権の不調を直したりと活躍するが、貂蝉が探す主人公は見つからない。
蜀へ行きたい貂蝉だったが、赤壁の戦いで瀕死の黄蓋の命を助け、関羽の毒を治療した縁で劉備達を紹介してもらったことで三人は蜀に入る。
蜀でも主人公探しに苦労する貂蝉だったが、華佗が村に蔓延している伝染病を治療して欲しいと依頼される。
実はそこに官渡の戦いに敗れた袁紹・袁術達の荷物持ちとして主人公が滞在しているのだが、そうとは知らず三人は村に向かうのだった（俺たちの戦いはこれからだＥＮＤ 未完）。
393 名前：真・恋姫†無双 ８ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/05(月) 00:06:01 ID:YUUdidGN0
以上、重複ですが真・恋姫†無双〜乙女繚乱☆三国志演義〜でした。
現代からタイムスリップしてきた主人公は蜀呉では陣営の中核として動くようになるが、魏ではあくまで曹操とその配下達についていく役どころ。但し、自分から歴史を改変する決定的な干渉をするのは魏ルートのみ。
こうしてみると＞＞363氏より全然長かった…。
真・恋姫の本ルートをざっと
当たり前ですが三国志が題材なので詳しくない人にはわからない言葉が多々出ます、ご了承を。
前作無印は三国志の世界に落とされるまでの現実世界でのいざこざがあったけど今作は無し。
いきなり主人公、本郷一刀が三国志の世界に飛ばされた状態からスタートします。
■呉ルート
倒れているところを孫策に拾われ、天の御遣いの子孫、風評を得るため呉の種馬にされる。
孫策は現在袁術の客将であり孫呉独立の機会を伺っていた。
袁術から黄巾党討伐の命が下る。一刀は軍師補佐のような位置に付き孫策らと共に行動。
黄巾の本隊を叩くため呉の旧臣、孫権らと合流。黄巾の乱を平定し呉の独立準備をすすめる。
漢皇帝死去。董卓が洛陽を制圧。袁術と孫策は反董卓連合に参加する。
虎牢関で董卓軍と対決、連合軍が勝利。呂布は逃亡、張遼は曹操に降り、華雄は関羽に討ち取られる。
連合軍、洛陽に進行するも既に蛻抜けの殻。董卓は行方不明のままだが事態は収束する。
孫策、偶然にも都で玉璽を手に入れる。天佑と噂が広まり孫策の名が世に広まる。
玉璽の効果もあり孫呉独立の準備が整った孫策が袁術に反乱、揚州を治める。
呉を独立させたのも束の間、曹操が揚州に侵攻。同刻に孫策が暗殺される。
暗殺は曹操の指示ではなく一部兵の暴徒だった。大義名分を重んじる曹操は激怒し撤退。
孫策がいなくなったことで揚州に内乱が勃発。呉の中心を建業に移す。
南郡平定へ。呂布軍が建業に侵攻してくるが孫権らが駆け付け撃退する。
呂布は劉備の下へ逃走。劉備は引渡しに応じず徹底抗戦の構え。
呉軍、劉備を追い詰めるがそこに曹操が大軍を率いて荊州に向けて進行しているという情報が入る。
呉と蜀は一転して同盟協定、赤壁へ曹操をおびき出し対決する（赤壁の戦い）
黄蓋の苦肉の策、連環、火計を用いて曹操の大軍を破る。勝利するも軍師周喩が病死。
曹操は魏国をも捨て新天地を求め逃亡、海を渡って東方(日本)へ行ったらしい。
曹操の領土は併呑し東を孫権が治め、西を劉備が治めることになり天下二分の計成立。
数年が経ち、一刀が孫呉の武将とともに、自分の子供たちに囲まれ幸せに暮らすエンド
364 名前：真・恋姫†無双 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/03(土) 02:23:14 ID:4UqooPY+0
■魏ルート
陳留で刺史をしている曹操に拾われる。
覇王を目指す上で、天の御遣いと未来の知識が役に立つと考えた曹操は一刀を仲間に。
荀��と許緒を配下に加えて盗賊退治。曹操は功績を称えられ刺史から州牧に昇進。
各地で黄巾党の乱が起こる。黄巾党退治に出る。
戦いの中、楽進、李典、于禁を配下に。一刀の部下として配置、本郷隊が結成。
黄巾党の首謀張角の正体は旅芸人だった。黄巾の乱はその追っかけによる暴徒が原因と判明。
張角らを追い詰める。曹操は人を惹き付ける才覚を役立てることを条件に張角らを保護。
黄巾の乱を治めた功績に曹操は西園八校尉の一人に任命される。
都で権力争い勃発。袁紹より董卓討伐命令、反董卓連合が結成される。
洛陽攻略戦。董卓は劉備が保護し収束。呂布、華雄は逃走。張遼は曹操の配下に。
袁紹、公孫賛を打ち破り曹操領に侵攻する。しかし郭嘉、程�┐粒萍�によりこれを阻止。
劉備が袁紹軍に攻められ徐州から撤退、曹操の領土を抜け益州へ向かおうとする。
袁紹、袁術とその客将孫策が官渡で曹操と対決(官渡の戦い)曹操軍が勝利し南皮を平定。
孫策が袁術を裏切り追撃。袁紹は行方不明に。
河北平定で手薄なところに劉備と呂布が魏に侵攻。篭城戦にて死守、撃退する。
曹操、涼州に侵攻。馬騰は自決、馬超と馬岱らは黄忠の助けを経て蜀へ降る。
夏侯淵、益州の定軍山偵察中に黄忠、馬超らの奇襲に会う(定軍山の戦い)現世の歴史通り
なら夏侯淵はここで討たれるが、一刀の記憶(ここで言うと予言)により夏侯淵を救う。
曹操、呉に侵攻開始。呉は蜀と同盟。そんな中、呉の宿将が黄蓋が曹操に降ってくる。
現世の歴史で赤壁の戦いを知る一刀はまたしても予言で曹操に警告。
黄蓋は苦肉の策を見破られ夏侯淵に打たれ討ち死。赤壁の戦いは曹操が勝利を収める。
曹操、呉の中心、建業に侵攻し孫策を破る。呉軍は蜀軍のいる荊州に撤退。
曹操、荊州から成都へ最終決戦、劉備を一騎ちの末、降伏させる。
曹操が天下統一。劉備と孫策にはそのまま蜀と呉の領地を与える。
物語は完結させたとして、役目を果たしたように一刀はこの世界から消えてしまう。
「次にまた会う時まで私らしく胸を張って生きるわ、またね」エンド
365 名前：真・恋姫†無双 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/03(土) 02:30:43 ID:4UqooPY+0
■蜀ルート
幽州五台山で劉備、関羽、張飛らと出会う。一刀を乱世を治める天の御遣いと信じる
劉備は一刀とともに平和な世界を作るために戦うことを誓う(桃園の誓い)
旧友である公孫賛のところへ身を寄せ兵力を蓄える。
兵の集まったところで公孫賛の元を離れ黄巾賊退治に出発。諸葛亮、鳳統が配下に加わる。
黄巾賊退治で曹操と共同前線、曹操軍と共に行動し黄巾を討ってまわる。
半年が過ぎ黄巾の乱が平定。劉備は平原の相に任命される。趙雲が配下に。
漢皇帝死去。権力争いの中、都は董卓が制圧。劉備は反董卓連合に参加。
洛陽攻略戦。�椰經悗把ト瑤�華雄を討ち取り、続く虎牢関で呂布、陳宮、張遼を連合が破る。
呂布と陳宮は逃亡。張遼は曹操へ投降する。
洛陽落城、劉備は董卓と賈駆を捕らえるも権力争いに利用されていただけだとわかり保護。
劉備が徐州の太守に任命される。
公孫賛が遼東を袁紹に攻め入られ劉備を頼る、仲間に。
袁術、曲陽に逃げ延びていた呂布と結託して徐州を攻めてくるも劉備軍はこれを撃退。
呂布と陳宮は劉備の配下に。袁術は撤退するが本城を孫策に奪われ行方不明に。
その頃北方で曹操と袁紹が官渡で対決(官渡の戦い)袁紹は敗れ劉備が保護。
北方を平定した曹操が大軍で徐州に侵攻。劉備は徐州を放棄し益州へ。
曹操の追撃を受けるも張飛、呂布の活躍により無事逃げ切る(長坂橋の戦い)
曹操に西涼を奪われた馬超、馬岱が劉備軍に合流、配下に加わる。
益州攻略戦、黄忠、厳顔、魏延を敗り配下に加えつつ成都入り。蜀を建国。
西方より五胡軍、南方より南蛮軍が蜀に侵攻してくるも撃退。南蛮王孟獲は降伏。
曹操が呉に侵攻、二国間で大規模な戦闘が始まる。魏を脅威と感じる劉備は呉と同盟。
蜀呉同盟、苦肉の計、連環の計と火計を用いて曹操軍を破る(赤壁の戦い)
曹操は追撃を受けつつも後退、新野城で蜀呉同盟と最終決戦に挑む構え
いざ決戦・・・と思いきや西方より五胡の大軍勢が大規模な侵略活動。
三国が協力して五胡軍と対決、勝利する。
曹操が和平に応じ天下三分の計成立、終戦。
みんなで力をあわせてこれからも平和を守っていくぞエンド
366 名前：真・恋姫†無双 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/03(土) 02:42:16 ID:4UqooPY+0
■漢ルート
名医華佗が貂蝉、卑弥呼ら変態とともに各地で外傷や病で苦しんでいる人たちを
救っていくというギャグとパロディな話。
曹操の頭痛を治したり、孫権の生理痛を直したり、死にかけの黄蓋を生き返らせたり
と突っ込みどころは色々ありますがシナリオはあってないようなおまけ程度
「俺たちの戦いはようやく始まったばかり 未完」
368 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 07:48:41 ID:W+epdGHt0
真・恋姫†無双乙。
こちらでも投稿しようと思って書き上げたんだけど、やっぱり書き手によって書きどころが変わるねぇ。
同じくらいの長さで全然別物。
369 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 09:45:14 ID:9l9bNSX50
恋姫無双って基本的には三国志のストーリーをなぞってるの？
名前だけ使ってるけどほぼ別物？
370 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 09:59:25 ID:W+epdGHt0
＞369
キャラが女性化して性格が味付けされているけど、この手の作品にしてはストーリーがかなり三国志演義に従ったシリアス雰囲気。
当然、蜀ルートは演義に最も近く、呉ルートは天下二分の計を呉蜀で行った場合、魏ルートは曹操が蜀呉を降した場合のif的展開。
単に一発ネタで三国志ものを作りましたではなく、スタッフが三国志を勉強して作った感じが随所に出てる。
371 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 10:04:33 ID:9l9bNSX50
なるほど。ありがとう。
372 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 10:13:55 ID:qV4o2MqT0
ちなみに貂蝉は前作の恋姫無双と完全な同一人物で一刀を追いかけて真恋姫無双の世界に来たのでした
漢ルートは魏呉蜀のどれにも属さないルートでしたとさ
373 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 13:16:37 ID:MSFlQ7Jc0
ところで、この場合の「漢ルート」は「おとこ」？本来の「かん」の方？
374 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 21:58:30 ID:A606Ppxd0
＞＞373
「おとこ」の方。但し、ルート選択で堂々と他の国と並んでいるので劉邦の漢とも引っかけている感じではある。
376 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/03(土) 23:16:04 ID:xzKGaC8q0
真・恋姫†無双の人乙〜
＞＞368
ちょっとお前さんのも読んでみたいわ。
383 名前：名無しさん＠初回限定[sage] 投稿日：2009/01/04(日) 08:29:28 ID:j2HBkykr0
＞＞376
じゃあ、重複だけど今晩帰ったら投稿するよ。
385 名前：368、383[sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:15:15 ID:iA66ssFQ0
要望があったのでこちらが書いた「真・恋姫†無双〜乙女繚乱☆三国志演義〜」をいきます。
既に>>363〜＞＞ 366氏が先に書かれていますので重複となりますがご容赦。
7レス使います。
386 名前：真・恋姫†無双 １ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:26:00 ID:iA66ssFQ0
登場人物、序盤はOHPを参照。三国志演義をベースにストーリーは進んでいく。
各勢力の天下統一の目的は全員「戦乱の世に平和な世の中を作るため」。但し、
その為のスタンスが異なるため対立するという構図にストーリーが集約されていく。
蜀：
天下というよりも戦乱の犠牲になっている弱者を救い、力づくで従わせようとする
侵略者達を退ける力が欲しい。戦いを嫌いながら力を使っていることの矛盾は理
解しているが、それでも理想と現実の間にある溝を埋めようとする努力を行う。
魏：
かつての秦や漢のような強大な力をもった国こそが世に平和をもたらせる。
理想の素晴らしさは理解するが世の中はそんな優しくない。あくまで力による
解決を目指す。但し、戦いは覇王の誇りにかけて正々堂々と行うべき。
呉：
失った領土を取り戻し、仲間と民が笑って暮らしたい。それを邪魔する者を排除
するための手段が天下統一であり、孫家の血と民の平和が保たれるなら天下に
は執着しない。理想の限界を理解し、力と折り合いをつけて感じるままに生きる。
各陣営の性情が反映される為か各ストーリーでシナリオの雰囲気が少々異なる。
387 名前：真・恋姫†無双 ２ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:31:34 ID:iA66ssFQ0
蜀ストーリー（現実の厳しさを知りながらも理想を目指す話）
劉備と主人公のダブル君主制。現実を知りながらも戦乱の世にふさわしからぬ甘さ（優しさ）を持ち続ける２人は、周囲から変人と言われながらも周囲を惹き付け理想に近づくために戦い続ける。
三国志演義の流れに沿って、桃園の誓いから黄巾討伐・反董卓連合・対呂布・長坂橋・入蜀・南蛮征伐と進み物語は終盤へ。
群雄割拠していた勢力はついに魏呉蜀の３つのみとなった。平和な世を作りたいという理想のために戦ってきた蜀陣営だが、曹操が孫策の呉を降すため南下を始める。
現時点では蜀には魏に対抗する力はなく、呉が敗れれば次は蜀の番という状況に焦る一同。同時に平和を望み、各国内は平和であるにも関わらず、それぞれが背負っているものの為に戦いを止めることができない三国の状況に悩む劉備。
ここで蜀陣営は発想を変え、今の三国ならば天下統一をしなくても平和な世の中を作れるのではないかと考える。三国が互いに牽制しあい、それぞれの国で善政を敷けばよいと（天下三分の計）。
そのためには二国を説得しなければならないが、危機に陥っている呉はともかく勢力が突出している魏が応じるわけがないため、まずは魏を破り話し合いの卓に持ち込まなくてはならない。そのため、呉と同盟を結び赤壁の戦いで曹操を破る。
その後、蜀呉と魏の最終決戦において劉備と曹操は舌戦を繰り広げる。覇道による平和を語る曹操に対し、その影で犠牲になっている弱者の存在と1人の王に頼る平和の危うさを指摘する劉備。
その最中、以前撃退した周辺異民族が大軍団を率いて侵略してくる。強大な外敵の存在によってついに心を一つにした三国は一致団結して侵略者を撃退する。その後、三国は協力して平和を守っていくのだった。
388 名前：真・恋姫†無双 ３ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:33:36 ID:iA66ssFQ0
呉ストーリー（死にゆく者達の遺志を継ぎ未来へ進む話）
英雄孫策と孫家の郎党を中心とした国家。当初は孫呉の血統を高める為の種馬（庶民への政治効果）を期待された主人公だったが、その才を孫策・周瑜に見いだされ軍師として活躍。
孫策と孫権がそれぞれ前半と後半のメインヒロインを、周瑜が影の主役を演じるという構図。
孫堅の死後、孫呉の領土は袁術に奪われ孫策は袁術の客将に甘んじていた。黄巾党征伐や董卓戦によって力を蓄えた孫策は袁術に反旗を翻して領土を奪還する。
小覇王の威名が轟く中、曹操が早期に孫策を潰すために侵攻してくる。正々堂々、英雄同士の対決に心躍らせる曹操だったが、まだ魏軍の薫陶が行き届いていない問題部隊が独断専行して暗殺を謀った結果、戦の前に孫策は毒矢を受けてしまう。
残り少ない命をかけて孫策は戦場で己の最期を全軍に伝え、最後の大号令をかける。事態を知って激怒した曹操は主犯部隊の全員処刑を命じ撤退するが、王の暗殺に激怒した呉軍は死兵となって魏軍を殺戮し撃退する。後事を孫権・主人公・周瑜に託し孫策は息を引き取った。
389 名前：真・恋姫†無双 ４ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:35:29 ID:iA66ssFQ0
英雄の死によって不安定になった国内を平定し、国力を高める呉陣営。南征中に侵入してきた呂布を撃退して残る二雄の一方、劉備と対決する。
計略に苦しめられながらも蜀軍を撃破する寸前、曹操が大軍を率いて迫ってきたとの急報が入る。
焦る両軍であるが周瑜、孔明の言により互いの理想を貫くには覇道を歩む曹操に降ることはできないと判断。曹操を破って二国が互いに平和な国を作っていくという方針で停戦・同盟を締結する（天下二分の計）。
赤壁にて戦の準備をする同盟軍だったが、病に蝕まれた周瑜の体は既に限界だった。主人公に孫権を託す周瑜。
その後苦肉の策と火計によって呉蜀は魏を打ち破る（孫策の有無、主人公の立場が違うため蜀ストーリーとは流れが同じでもほぼ別物）。天命が尽きたことを悟った曹操は大陸を捨て新天地へ向かうのだった。
血を吐き倒れながらも孫呉の未来を担う若者達の勇姿を見届けた周瑜は満足しながらそのまま息を引き取った。
その後、蜀とともに大陸を制覇した呉は平和な治世に向けて動き出す。そこには苦難を共にした妻と娘達に囲まれた主人公の姿があった。
390 名前：真・恋姫†無双 ５ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:50:09 ID:iA66ssFQ0
魏ストーリー（誇りを背負い覇道を歩む話）
文武に優れた覇王曹操を中心とした国家。役人時代の曹操に拾われた主人公は部下の一人として曹操の覇道を見守っていく。
天下統一を見定め着々と力を蓄えていく曹操。黄巾党征伐や反董卓連合後、河北の袁紹が袁術と交戦中である劉備の徐州に侵攻する。二正面作戦を強いられた劉備は徐州を脱出して益州に向かうため曹操に領内の通過を願い出る。
通行料として関羽を欲する曹操だったが、劉備は妹を失うことはできないと申し出を取り下げる。劉備の甘さに一喝する曹操だが、無償で領内通行を許可する。
このツケは益州を平定したら自分が貰うことで払ってもらうから借金をチャラにしたければ攻めてこいと告げて。
これにより今度はこちらが二正面作戦に曝されると思いきや、袁紹・袁術が連携がとれぬまま軍を一本化したため官渡の戦いで連合軍を破る（ここで孫策が袁術に反旗を翻し、孫呉は独立する）。
その後袁一族を破ったことで周辺勢力を一層警戒させた魏は兵を四方に展開することになり、本城が手薄になる。そこを狙って、南を平定し呂布を加えた劉備が攻めてくる。
舌戦で劉備の理想と手段の矛盾を容赦なく指摘する曹操だったが、圧倒的物量の前に魏軍は劣勢になる。絶体絶命の曹操を敵を攪乱した主人公が脱出させようとするも、理想に拘る劉備のように誇りに拘る曹操は撤退を断固拒否。
結局、主人公に諭されて冷静になった曹操は撤退し、各地に散っていた援軍が到着することで劉備を撃退する。
391 名前：真・恋姫†無双 ６ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:53:27 ID:iA66ssFQ0
その後、西涼の馬騰を破り勢力を拡大する曹操。定軍山に偵察に出た夏候淵が蜀軍の奇襲で戦死するところも主人公が覚えていた歴史のおかげで危うく難を逃れる。
この一件で蜀の動きが鈍くなった隙に呉に侵攻するする曹操。ここで決戦場が赤壁と知った主人公が曹操に呉の計略を教えたため、魏は赤壁の戦いで大勝し遂に呉を降す。孫策達は蜀へ落ち延びていった。
余勢を駆って蜀へ侵攻する曹操。激戦の末蜀を破り、王として劉備を一騎打ちに引きずり出す。再び劉備の理想を糾弾する曹操に対し、王は現実の厳しさを知った上でそれでも理想を捨ててはならないと言い切る劉備。
劉備の心を受け止めた曹操は劉備を倒した上で告げる。蜀と呉は劉備と孫策が治めればいいからそれぞれ立派な国にしてみせろ。それを連合ととるか属国ととるかはそちらの勝手だと。
こうして戦乱の世は終わり三国の兵が肩を並べて祝う宴の中、自らの知識によって歴史を変え過ぎた主人公はかつて占い師に忠告された通り、この世界から消滅した。
392 名前：真・恋姫†無双 ７ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/04(日) 23:58:04 ID:iA66ssFQ0
漢ストーリー（劉邦の漢ではなく“漢女”の漢。番外編（？）のドタバタ珍道中）
前作（恋姫†無双）後、新たな外史（真・恋姫†無双の世界）にやってきた貂蝉は到着早々絡んできた黄巾党員を愛の人工呼吸でショック死させるが、そこを通りがかった医者の華佗が蘇生させる。
男前の華佗に惚れ込んだ貂蝉は主人公を捜すついでに華佗について行こうとするが、そこに師匠の卑弥呼が現れ結局三人で行動することになった。
洛陽では連合軍に捕らえられそうだった董卓達を助けるが、魏では華佗が曹操の頭痛を治そうとして貂蝉達のあまりの不気味さのせいで失敗した挙げ句、指名手配されそうになる。
その後、呉では華佗が致命傷を負った周泰の命を助け、孫権の不調を直したりと活躍するが、貂蝉が探す主人公は見つからない。
蜀へ行きたい貂蝉だったが、赤壁の戦いで瀕死の黄蓋の命を助け、関羽の毒を治療した縁で劉備達を紹介してもらったことで三人は蜀に入る。
蜀でも主人公探しに苦労する貂蝉だったが、華佗が村に蔓延している伝染病を治療して欲しいと依頼される。
実はそこに官渡の戦いに敗れた袁紹・袁術達の荷物持ちとして主人公が滞在しているのだが、そうとは知らず三人は村に向かうのだった（俺たちの戦いはこれからだＥＮＤ 未完）。
393 名前：真・恋姫†無双 ８ ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日：2009/01/05(月) 00:06:01 ID:YUUdidGN0
以上、重複ですが真・恋姫†無双〜乙女繚乱☆三国志演義〜でした。
現代からタイムスリップしてきた主人公は蜀呉では陣営の中核として動くようになるが、魏ではあくまで曹操とその配下達についていく役どころ。但し、自分から歴史を改変する決定的な干渉をするのは魏ルートのみ。
こうしてみると＞＞363氏より全然長かった…。
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