232 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 20:30:12.50 ID:M5XqkfKD0
エピローグ(山野辺教授編)
考古学者の山野辺教授は助手の島、金田と共に知人の所有していた館を調査しに訪れる。
館の西館、東館の鍵を家に忘れてしまった教授は息子の焔(主人公)に持ってきてもらうよう連絡する。
館内を探索中、地下へ続く穴を発見した三人は洞窟を進んでいくが途中で島が発狂してしまう。
走り出した島を追っていくと、惨殺された島と共に恐怖の存在が現れる。
教授と金田の叫び声と共にエピローグ終了。
本編
焔は友人である未亜、八千花、桔平と共に教授に鍵を届けに館を訪れる。
しかし、本館への入り口は鍵が締まっており入れない。
途方に暮れていると教授の助手である聖二郎と理奏がやってくる。
聖二郎の提案により、2人でペアを組んで周辺を探索していると古文書を発見する。
その後ロビーに集合し、二手に分かれて西館と東館をそれぞれ探索することになる。
5人の中から2人仲間を選べるが、聖二郎を選んでいると東館ルート、聖二郎がいないと西館ルートになる。
二手に分かれて探索を開始する直前、古文書からうめき声が聞こえ、館のロビーに大きな裂け目ができて
西館組と東館組が離れ離れになってしまう。(古文書は裂け目に落下)
その後、それぞれ西館、東館を探索していく。
233 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 20:31:15.23 ID:M5XqkfKD0
西館ルート��
西館を探索中、蠢くもの(触手の塊)が現れ、金田を惨殺する場面に遭遇する。
焔たちも蠢くものに追われるが、ヒビの入った壁を壊して逃げ、難を逃れる。
※西・東問わす、たびたび蠢くものや恐怖の存在に襲われるが
一定時間逃げたり柱やベッドに隠れてやり過ごすことになる。
探索を続行するが、調べていた床の穴に落下し、地下へ。
地下から東館へ行こうとするが恐怖の存在に襲われ、さらに地下へ逃れることになる。
恐怖の存在に追いつめられるが、焔の頭に響いた「石像を壊して！」の声に従い
近くにあった石像を破壊すると、恐怖の存在が苦しみ出す。
その隙に逃げようとすると、突然出現した蠢くものが恐怖の存在に襲い掛かり、捕食してしまう。
その残骸から鍵を回収した一行は再度東館へ向かうが壁が崩れて通れなくなる。
仕方なく階段から西館へ戻り探索を再開する。
疲れを感じた一行はベッドのある部屋で休憩するが
休憩中に焔はユキという少女に出会い、この状況を打開するには
館のあちこちにある緑色の石像を破壊しなければならないと告げられる。
その後、手に入れた鍵を使ってさらに西館を探索する。
234 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 20:35:19.76 ID:M5XqkfKD0
西館ルート��
大きな廊下で東館組と出会うが、またしても裂け目ができて合流できず。
ここで東館組から武器と食料を求められる。(渡しておかないと東館組が１〜２人死亡)
その後、またユキと出会い、東館へ行くように告げられる。
確認しに行くとロビーのあった場所がなくなっており、直接東館へ行けるようになっている。
頭に響く声に従い、東館のベランダから降りて森の中を探索する。
離れ小屋の地下にあった石像を破壊すると、蠢くものに食われたはずの恐怖の存在が現れ、追跡を受ける。
追跡を振り切ったところでメンバーからの提案により、西館の石像を破壊しに行くことになる。
途中メンバーの一人が消え、偽物とすり替わるイベントがある。(消えた直後に道を戻れば救出可能、戻らないと死亡)
西館の地下から崩れた壁をハンマーで壊して進み、東館から中庭へ
ところどころに闇が広がっており、通れない部分がある。
中庭の石像を壊すと教授の幻影が現れ、その先に階段を発見する。
階段から地下へ潜り、地下道を通って監禁室へ進む。
※監禁室には３つ扉があり、東館を含むその時点で死亡確定している仲間の人数分扉が開き、近道できる
※東館組に死亡フラグが立っており、かつ西館組に死亡者がいた場合、監禁室出口で東館組の生存者が合流する
監禁室から本館横の墓場に出て、そこから本館へ入る。
235 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 20:36:33.63 ID:M5XqkfKD0
東館ルート��
探索中、恐怖の存在に遭遇した一行。
何とか逃げ切るも、遭遇時に恐怖の存在が焔の名を呼んだことについて
聖二郎が疑いを持ってしまい、パーティから離脱する。
仕方なく２人で探索していると、仲間がトイレに入る。
待っているとユキが現れ、窓の外を見るように言う。
焔が窓の外を覗くと、湖の小島に聖二郎らしき人が倒れているのが見える。
そしてユキから、小島に「恐怖の存在の力を封じるアイテム」があると教わる。
半信半疑ながら２人は東館から出て湖畔へ行き、周囲を探索していると
倒れていたはずの聖二郎が現れ、合流する。
妙に明るくふるまう聖二郎を怪しむ２人だが、とりあえず３人で湖の周囲を探索することになる。
湖の北で２人乗りのボートを発見し、聖二郎を残して２人で湖の小島を探索する。
小島で「彫像」を発見した２人は湖の南側へ行き、仲間を桟橋に待たせて聖二郎を迎えに行くが
北側で待っているはずの聖二郎の姿はなく、南側へ戻るともう一人の仲間もいなくなっている。
236 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 20:37:52.90 ID:M5XqkfKD0
東館ルート��
東館へ戻ると、仲間と聖二郎が口論をしているのを発見する。
仲裁に入ろうとするともう一人聖二郎がやってくる。
それを見た聖二郎(口論していたほう)が激高し、後から来たほうを惨殺する。
呆気にとられていると、死体が蠢くものに変化し襲い掛かってくるので逃げることになる。
逃げ切った後、聖二郎が単独行動中に厨房で自分にそっくりな人間が蠢くものに変化し
金田を惨殺するところを目撃したことを語る。
※この時、西館組へのアイテム受け渡しイベントがあるが、西館時と違い生存フラグには絡まない。
※近くの部屋にある人形に触れてしまうとゲーム中屈指の恐怖イベントが始まってしまう。
厨房の壁が崩れているので、その先へ進むと仲間から「彫像を持っているか」と聞かれ
彫像を無くしたことに気付き、道を戻ろうとすると恐怖の存在に阻まれ、結局進むことになる。
ある程度進むと壁が崩れ、恐怖の存在から逃げ延びることができる。
その後、梯子を登り中庭に出て本館に入ろうとするが、本館の床が無く、さらに闇が迫ってくる。
あわてて逃げだすと、仲間の一人が本館入口の左に階段(監禁室への入り口)があるのを発見する。
監禁室〜本館までは西館ルートと同じ。
237 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 20:39:49.90 ID:M5XqkfKD0
本館��
仕掛けを解きつつ先へ進むと、本館二階の一部が緑色の得体にしれない物体になっていて進めない。
その後、緑色の物体にとらわれて身動きが取れなくなっている教授を発見する。
教授から、時計塔の最上階の機械を動かすように言われ、鍵を探し出して時計塔へ。
西館ルートの場合は途中で彫像が落ちているが、緑色の物体に阻まれて取れない。
時計塔の最上階で機械を作動させると、本館の閉まっていた扉が数か所開く。
時計塔から本館へ戻る途中、蠢くものに襲われ、仲間をかばった焔が負傷して気を失う。
謎の小部屋で目を覚ました焔は部屋にあったビデオテープを見つけ、デッキで再生すると
小さな女の子が謎の男に凌辱されるシーンが映し出される。
※小部屋の本棚には古文書の解読表がある。
次に目を覚ますと本館のベッド部屋に移動していた。
その後、時計塔の効果で開いた部屋を探索すると、「ある男」の手記を見つける。
※手記には、その男が離れ離れになった息子と再会した話がかかれているが、この時点では意味が分からない。
同じ部屋で魔除けを発見した直後、緑色の物体に出口を塞がれるが、魔除けの効果で通れるようになる。
彫像を回収し、教授の元へ戻ろうとする途中、死んだと思われていた島と出会う。
島は「教授が錯乱して本館の三階へ行った」と言うが、どう見ても態度が怪しい
それを指摘すると島が興奮し、仲間の一人を連れ去ってしまう。
三階の部屋から鉄格子の鍵を取り、島から仲間を助け出すと島が怪物に変身し、戦闘になる。
※ここまでに仲間が死亡している場合は島が現れず、イベント自体が起こらない。
238 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:23:43.19 ID:M5XqkfKD0
本館��
その後、教授の元へ戻ると仲間の一人が緑色の物体に捕らわれてしまう。
教授からネクロノミカン(古文書)を探すように言われ、部屋の先へ進み、魔方陣で彫像を使うと
死体だらけの部屋へ瞬間移動する。
仲間の一人がその部屋に捕らわれており(好感度の高い仲間がいない場合は教授が捕らわれている)
仲間を助け出そうとすると、肉塊のような怪物に阻止される。
怪物はユキと仲間を捕え、どちらかを見捨てどちらかを助けるように強要する。
この時点(１周目)ではユキを選択することができず、結果的にユキは怪物に惨殺される。
ベッドのある部屋で目を覚ました焔は部屋の床にネクロノミカンが落ちているのを発見する。
※ベッドで最後の休憩を取ることができ、好感度の高い仲間がいる場合はここでＨイベント
教授の元へ戻るとネクロノミカンを渡すように言われ、渡すと教授が呪文を詠唱し始める。
呪文のショックで意識が飛んでしまった焔は、子供の頃のある光景を思い出す。
洞窟の中を歩いている少年の頃の焔は、長い髪の女性が小さな女の子(ユキ)を
深い穴へ突き落す場面を目撃する。
逃げようとして物音を立ててしまい、長い髪の女性と目が合った瞬間、教授の声で我に返る。
教授から、仲間の一人が闇に飲まれたことを告げられる。
仲間を助けるため、教授と共に魔方陣の中へと飛び込む。
※この時点で教授から猟銃を渡され、焔のペットボトル(３回使える強力な回復アイテム)が消える。
239 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:25:13.19 ID:M5XqkfKD0
本館��
魔方陣を抜けた先の洞窟を進むと、闇に飲まれた仲間が発狂して襲い掛かってくる。
戦闘中説得すると再び仲間に、倒してしまうとそのまま死亡するが、遺体から強力な武器が手に入る。
その後、襲ってくる大量の蠢くものを教授が食い止めているうちに館から脱出する。
最後の直線に入る前、「決して後ろを振り返らないで」というユキの声が届く。
※振り返るたびに仲間が１人ずつ消え、３回目で焔自身が消えてしまいゲームオーバーとなる。
ようやく出口が見えたところで、恐怖の存在が立ちふさがり最後の決戦となる。
※戦闘途中で追いついた教授が呪文を詠唱して恐怖の存在の行動を封じてくれるが、あまり成功率は高くない。
※ある程度ダメージを与えると教授から猟銃を使うように言われ、猟銃を撃つとトドメとなる。
※猟銃の弾を使い切ってしまっていた場合、トドメのタイミングで教授がくれる。
別ルートのメンバーが生存している場合は出口で合流できる。
脱出直前で襲ってくる蠢くものを教授が食い止め、生存メンバーは全員脱出するが
教授が内側から扉を閉めて館に残ってしまう。
その後、各キャラのエンディングへ…(カップリングの成否で内容は変わる)
240 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:27:01.79 ID:M5XqkfKD0
トゥルールート��
※１回クリアしていることが条件
本館へ突入し、島を倒すところまではノーマルルートと共通
島打倒後に出現する恐怖の存在を倒すと「宝石の鍵」が手に入る。
この鍵で開けられる宝石箱を開け、中にある写真を取り、「ある女の手記」を読む。
写真は古すぎて何が映っているか分からず、手記は字がにじんでいてあまり読めない。
手記を読み終わるととタンスが動くので、その後ろの壁をハンマーで崩しておく。
その後イベントを進め、肉塊の怪物に遭遇してユキを見捨てるところまでは同じ。
ベッドのある部屋で目を覚ますと、部屋の南側に扉がある。
扉を開けると宝石箱があるので開けて写真を取り、手記を読む。
写真には男性と少女がそれぞれ赤ん坊を抱いている様子が映っている。
手記には、手記を書いた女性が弟と遊んだことや、妹と遊んでいた弟を妹から引き離そうとしたこと
妹に殺意を抱かれていること、殺される前に妹を殺そうとしたこと
殺害の瞬間を弟に見られたことが書かれていた。
読み終わった直後、部屋に長髪の女性が入ってくる。
女性は最初困惑しているが、焔の名を聞いた瞬間興奮し始める。
ミズキと名乗ったその女性は、自分は焔の姉だと主張する。
「時間を遡る力を使ってユキを助けに来たのね…けどもう遅いわ、ユキは私が殺したもの」
そう言うとミズキは恐ろしい表情で焔に迫ってくる。
※仲間が一緒だと間に割って入り、次の瞬間元の部屋に戻っている。
※一人の場合はミズキとのＨシーン、目が覚めると元の部屋に。
241 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:28:16.42 ID:M5XqkfKD0
トゥルールート��
その後、教授の元へ戻ると誰もいない。
焔は突然激しい頭痛に襲われて気を失うが、目が覚めると別の場所にいた。
仲間が言うには「教授はこっちにいる」と自分で歩いてきたらしい。
先へ進むと３人目の仲間がおり、教授が皆を助けるために一人で奥へ進んだ事を知らされる。
３人目の仲間と合流し異界の奥へ奥へと進むと、巨大な扉のある広間に教授がいる。
教授に皆の行方について尋ねようとするとユキが現れる。
「もうすぐ生まれるよ…」とユキが言うと、周りの壁から肉塊が生み出され
中から人の形をした何かが這い出てくる。
ユキが言うには別ルートの仲間らしいが、それらはすぐ崩れて肉塊になってしまう。
３つ目の肉塊からは仲間の姿をしたものが出てくるが、崩れだしながら襲い掛かってくる。
仲間もどきを撃退するが、ショックで焔は呆然とする。
焔からネクロノミカンを受け取った教授はユキを消し去ろうと戦いを挑む。
ネクロノミカンで呪文を詠唱するがユキには効き目が無く、返り討ちに遭い腕を落とされ瀕死の重傷を負う。
続けてユキは焔に語りかけてくる。
ユキと焔はもともと一つだったこと
ユキがネクロノミカンの力を使って館を作り変えたこと。
恐怖の存在の正体は焔の姉であるミズキであること。
焔とユキの二人で目の前にある扉を開き、『ママ』に会うことが目的であること。
ユキは『腐海に眠る王女』であり、王子である焔と一つになるために目覚めたこと。
焔とユキの父親は館の主である怪奇小説家『綾小路清人』だったこと。
父親は物語を完成させるため、ユキの精神世界を覗いたことで精神が崩壊してしまったこと。
242 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:30:08.31 ID:M5XqkfKD0
トゥルールート��
まだ思い出せないかと問うユキに、焔は自分の父親は山野辺教授であると叫ぶ。
ユキは「お兄ちゃんがこれ以上おかしくならないように、周りの人間を殺していく」と言い
おぞましい怪物『腐海の王女』に姿を変え、襲い掛かってくる。
※戦闘中、仲間２人にそれぞれ１回ずつ特殊な攻撃を仕掛けてくる。
※仲間を２回ともかばうとトゥルーエンド。
※片方をかばわないとバッドエンド１
教授が最期の力で焔だけを逃がすが、生き残った自責の念から徐々に狂ってしまい
数十年後、教授そっくりになった焔が助手たちと館を訪れるＥＮＤ。
※両方かばわないとバッドエンド２
ユキとのＨシーンの後、ユキと融合ＥＮＤ。
243 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:31:49.64 ID:M5XqkfKD0
トゥルールート��
ユキは、自分と焔は『腐海の扉』を開くための存在であると語るが、焔に記憶はない。
ユキは「ママに会えばすべて思い出す」と扉を開こうとするが開かない。
力を振り絞って扉を開こうとするユキを教授が止める。
そして教授は「自分がユキの双子の兄である」と語りだす。
教授はユキを助けるために力を使って過去へと時間を遡ったが記憶を失った。
山野辺家に拾われて『山野辺承継』として育てられた。
自分の息子に焔と名付けたのは、自分の本当の名前が記憶の底に染みついていたから。
和解した教授とユキは二人で扉を開こうとするが、開かない。
絶望したユキは再び怪物となり、教授と仲間を惨殺する。
ユキが焔に迫ってくるが、焔は「誰も死なせない！」と激高する。
その瞬間扉が開き、今までのシーンが映画のフィルムのように逆再生されてオープニング直後まで戻ってゆく。
244 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:32:54.88 ID:M5XqkfKD0
トゥルールート��
逆再生の中、ユキは語りだす。
自分はずっと焔を待っていたこと。
焔がいつか気づいてくれると信じていたこと。
そのために力を使って何度も時間を戻したこと。
だが、何度繰り返しても焔は思い出さなかったこと。
誰にも必要とされず、酷く辛かったこと。
ユキだけの力ではユキの望む時間へ戻れず、焔の力が必要なこと。
自分のことを忘れた焔を何度も苦しめようと思ったこと。
しかし、最後にユキの事を抱きしめてくれたから、これでサヨナラすること。
「○○○ ○○○○○○？ ○○○○○○ ○○ ○○○○○○」 (古文書と同じ文字の謎の言語)
焔は光の中で、母と思われる人物(ミズキ姉さん似)と出会う。
母は「ここは貴方の来るべき場所ではない」
「貴方の思い描いた、貴方を愛してくれる人がいる世界へ帰りなさい」と言って焔を送り出す。
目覚めたとき、焔は仲間たちと共に館の外にいた。
時間は館探索前に巻き戻ったようだが、教授と仲間たちには記憶があるようだ。
教授は「ユキは帰ったのだ」と言う。
島と金田にも記憶があるようだが、二人は夢だと思っているようだ。
そして個別エンド。
最後に綾小路清人(焔、ユキ、ミズキの父親)が病院で廃人同然になっているシーンでＥＮＤ。
245 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 22:09:18.69 ID:M5XqkfKD0
裏トゥルールート
※トゥルーエンドを見ていることが条件(つまり最低３周目以降)
ルートに関してはまったく一緒だが、休憩時に一人で休息を取ると
夢の中にユキが出てきて談笑することになる。
最後のベッド部屋以外のすべてを一人で休息を取っていると
焔が少しずつ狂気に飲まれていく。
そして肉塊の化け物にユキと教授が捕らわれた時、これまで現れなかった
教授を犠牲にする選択肢が出現する。
教授を選ぶと教授が惨殺され、ベッド部屋で目が覚める。
部屋には教授の遺体とユキがいる。
ユキは教授の遺体を踏みつけながら「やっと会えたんだから、笑って」と語りかける。
ベッドで休憩を取るとユキとのＨシーン。
※その後、普通に部屋を出るとユキＥＤ１
※南側のドアからミズキの部屋に入り宝石箱の中の手記を読むとＥＤ２
ユキＥＤ１
部屋を出ると、ユキが一緒に家に帰りたいと言い出す。
館に残された皆の事を心配する焔だが、怖いことを全部忘れて２人で暮らそうと
ユキに言われるままに、仲間を残して館を出てしまう。
その後、焔とユキは仲良く家でゲームをしたりして遊んで暮らしていた… ＥＮＤ
246 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 22:11:48.56 ID:M5XqkfKD0
ユキＥＤ２
日記を読み終わると、トゥルールートと同じようにミズキが部屋に入ってくる。
ミズキは驚いて焔に詰め寄るが、そばにいたユキを見て「奈落の底に落としたはずなのに！」と狼狽する。
ユキは、ミズキが実父である綾小路清人と性的な関係を持っていたと語る。
うろたえるミズキに、ユキは「お兄ちゃんは誰にも渡さない！」と叫ぶ。
ミズキは焔に助けを求めるが、ユキは焔の心に働きかけて記憶を呼び覚ましてしまう。
「ユキがそのまま死んでくれていれば私は幸せになれたのに！」と激高するミズキだったが
邪悪な笑みを浮かべた焔に首を鷲掴みにされる。
ユキの「この女を人間じゃなくしちゃおう」という提案に楽しそうに頷く焔。
ミズキは焔の力によって恐怖の存在に変えられ、館に放たれる。
そして未来の焔(館に迷い込んだ焔)に殺されると幼少時に転生する。
幼児になったミズキは再び綾小路清人と関係を持ち、焔とユキを産む。
焔は力を使ってミズキをループの中へ陥れてしまう。
そして、焔とユキの『話』とは…
子供時代、ユキに力の使い方を教わった焔はメイドや動物たちを弄って遊んでいたが
綾小路清人の考えた小説を現実のものとして再現してみよう、というユキの提案に乗り
ユキに自分の記憶を消させて過去へ飛ばし、ループの中で記憶を思い出せたら焔の勝ち、というゲームを始める。
「思い出せるまでずっと待ってるよ」というユキに対し、焔は言う
「思い出せるよ…だって、僕らは初めから二人で一つなんだから…」 ＥＮＤ
247 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 22:12:54.95 ID:M5XqkfKD0
補足
・焔の実父である綾小路清人は館にあったネクロノミカンで超常の力を手に入れたが
ユキにあっさり発狂させられている事から、子供へと継承されていく類の力のようだ。
同じく、焔とユキを産んだミズキも力を持っていなかった。
焔本人と思われる教授が扉を開けなかったのは、「新しい焔」に力が移行していたからか？
・ミズキは綾小路清人と『ママ』との間に生まれた娘。
清人との間に焔とユキが産まれているので、焔とユキにとっては姉であり母親でもある。
・館のメイド部屋には綾小路家に仕えたメイドのキャシーの手記がある。
キャシーは奥方である『ママ』に忠誠を誓ってはいたが
清人に犯され、奥方の身を案じながらも自分の身を守るために館から逃げ出す。
エンディングで出るフルネームは「キャシー田野中」であるが
これはおそらく館で拾えるビデオテープで語られる「結婚を誓い合った男性」の姓と思われる。
トゥルーエンドで理奏とＥＤを迎えると、出てくるフルネームが「キャシー水石」に変わっている。
これは理奏の苗字と同じであり、理奏は館から脱出した後キャシーが産んだ子供だと思われる。
父親は清人か恋人の男性かは不明だが、理奏が時折見せる狂気じみた感情や
教授や焔に惹かれることから考えるとおそらく清人の娘であり、焔やユキの異母姉妹になる。
(ユキやミズキが焔に対して肉親らしからぬ感情を抱いていることからも推察できる)
・トゥルーエンドの「○○○ ○○○○○○？ ○○○○○○ ○○ ○○○○○○」
古文書の解読表に当てはめると
「なんて いうとおもう？ ものがたりは まだ おわらないよ」となる。
・トゥルーエンドかつ未亜とＥＤ(未亜が焔の子供を妊娠する)を迎えると、ユキの上記の台詞が
「それに さみしくないよね ゆきはもう うまれかわって
あたらしい おにいちゃんの となりに いるんだから」に変わる。
・裏トゥルーの焔の豹変ぶりは記憶を取り戻したからであり
焔とユキが「ゲーム」を始めなければ、こんな感じに成長していたと思われる。
エピローグ(山野辺教授編)
考古学者の山野辺教授は助手の島、金田と共に知人の所有していた館を調査しに訪れる。
館の西館、東館の鍵を家に忘れてしまった教授は息子の焔(主人公)に持ってきてもらうよう連絡する。
館内を探索中、地下へ続く穴を発見した三人は洞窟を進んでいくが途中で島が発狂してしまう。
走り出した島を追っていくと、惨殺された島と共に恐怖の存在が現れる。
教授と金田の叫び声と共にエピローグ終了。
本編
焔は友人である未亜、八千花、桔平と共に教授に鍵を届けに館を訪れる。
しかし、本館への入り口は鍵が締まっており入れない。
途方に暮れていると教授の助手である聖二郎と理奏がやってくる。
聖二郎の提案により、2人でペアを組んで周辺を探索していると古文書を発見する。
その後ロビーに集合し、二手に分かれて西館と東館をそれぞれ探索することになる。
5人の中から2人仲間を選べるが、聖二郎を選んでいると東館ルート、聖二郎がいないと西館ルートになる。
二手に分かれて探索を開始する直前、古文書からうめき声が聞こえ、館のロビーに大きな裂け目ができて
西館組と東館組が離れ離れになってしまう。(古文書は裂け目に落下)
その後、それぞれ西館、東館を探索していく。
233 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 20:31:15.23 ID:M5XqkfKD0
西館ルート��
西館を探索中、蠢くもの(触手の塊)が現れ、金田を惨殺する場面に遭遇する。
焔たちも蠢くものに追われるが、ヒビの入った壁を壊して逃げ、難を逃れる。
※西・東問わす、たびたび蠢くものや恐怖の存在に襲われるが
一定時間逃げたり柱やベッドに隠れてやり過ごすことになる。
探索を続行するが、調べていた床の穴に落下し、地下へ。
地下から東館へ行こうとするが恐怖の存在に襲われ、さらに地下へ逃れることになる。
恐怖の存在に追いつめられるが、焔の頭に響いた「石像を壊して！」の声に従い
近くにあった石像を破壊すると、恐怖の存在が苦しみ出す。
その隙に逃げようとすると、突然出現した蠢くものが恐怖の存在に襲い掛かり、捕食してしまう。
その残骸から鍵を回収した一行は再度東館へ向かうが壁が崩れて通れなくなる。
仕方なく階段から西館へ戻り探索を再開する。
疲れを感じた一行はベッドのある部屋で休憩するが
休憩中に焔はユキという少女に出会い、この状況を打開するには
館のあちこちにある緑色の石像を破壊しなければならないと告げられる。
その後、手に入れた鍵を使ってさらに西館を探索する。
234 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 20:35:19.76 ID:M5XqkfKD0
西館ルート��
大きな廊下で東館組と出会うが、またしても裂け目ができて合流できず。
ここで東館組から武器と食料を求められる。(渡しておかないと東館組が１〜２人死亡)
その後、またユキと出会い、東館へ行くように告げられる。
確認しに行くとロビーのあった場所がなくなっており、直接東館へ行けるようになっている。
頭に響く声に従い、東館のベランダから降りて森の中を探索する。
離れ小屋の地下にあった石像を破壊すると、蠢くものに食われたはずの恐怖の存在が現れ、追跡を受ける。
追跡を振り切ったところでメンバーからの提案により、西館の石像を破壊しに行くことになる。
途中メンバーの一人が消え、偽物とすり替わるイベントがある。(消えた直後に道を戻れば救出可能、戻らないと死亡)
西館の地下から崩れた壁をハンマーで壊して進み、東館から中庭へ
ところどころに闇が広がっており、通れない部分がある。
中庭の石像を壊すと教授の幻影が現れ、その先に階段を発見する。
階段から地下へ潜り、地下道を通って監禁室へ進む。
※監禁室には３つ扉があり、東館を含むその時点で死亡確定している仲間の人数分扉が開き、近道できる
※東館組に死亡フラグが立っており、かつ西館組に死亡者がいた場合、監禁室出口で東館組の生存者が合流する
監禁室から本館横の墓場に出て、そこから本館へ入る。
235 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 20:36:33.63 ID:M5XqkfKD0
東館ルート��
探索中、恐怖の存在に遭遇した一行。
何とか逃げ切るも、遭遇時に恐怖の存在が焔の名を呼んだことについて
聖二郎が疑いを持ってしまい、パーティから離脱する。
仕方なく２人で探索していると、仲間がトイレに入る。
待っているとユキが現れ、窓の外を見るように言う。
焔が窓の外を覗くと、湖の小島に聖二郎らしき人が倒れているのが見える。
そしてユキから、小島に「恐怖の存在の力を封じるアイテム」があると教わる。
半信半疑ながら２人は東館から出て湖畔へ行き、周囲を探索していると
倒れていたはずの聖二郎が現れ、合流する。
妙に明るくふるまう聖二郎を怪しむ２人だが、とりあえず３人で湖の周囲を探索することになる。
湖の北で２人乗りのボートを発見し、聖二郎を残して２人で湖の小島を探索する。
小島で「彫像」を発見した２人は湖の南側へ行き、仲間を桟橋に待たせて聖二郎を迎えに行くが
北側で待っているはずの聖二郎の姿はなく、南側へ戻るともう一人の仲間もいなくなっている。
236 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 20:37:52.90 ID:M5XqkfKD0
東館ルート��
東館へ戻ると、仲間と聖二郎が口論をしているのを発見する。
仲裁に入ろうとするともう一人聖二郎がやってくる。
それを見た聖二郎(口論していたほう)が激高し、後から来たほうを惨殺する。
呆気にとられていると、死体が蠢くものに変化し襲い掛かってくるので逃げることになる。
逃げ切った後、聖二郎が単独行動中に厨房で自分にそっくりな人間が蠢くものに変化し
金田を惨殺するところを目撃したことを語る。
※この時、西館組へのアイテム受け渡しイベントがあるが、西館時と違い生存フラグには絡まない。
※近くの部屋にある人形に触れてしまうとゲーム中屈指の恐怖イベントが始まってしまう。
厨房の壁が崩れているので、その先へ進むと仲間から「彫像を持っているか」と聞かれ
彫像を無くしたことに気付き、道を戻ろうとすると恐怖の存在に阻まれ、結局進むことになる。
ある程度進むと壁が崩れ、恐怖の存在から逃げ延びることができる。
その後、梯子を登り中庭に出て本館に入ろうとするが、本館の床が無く、さらに闇が迫ってくる。
あわてて逃げだすと、仲間の一人が本館入口の左に階段(監禁室への入り口)があるのを発見する。
監禁室〜本館までは西館ルートと同じ。
237 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 20:39:49.90 ID:M5XqkfKD0
本館��
仕掛けを解きつつ先へ進むと、本館二階の一部が緑色の得体にしれない物体になっていて進めない。
その後、緑色の物体にとらわれて身動きが取れなくなっている教授を発見する。
教授から、時計塔の最上階の機械を動かすように言われ、鍵を探し出して時計塔へ。
西館ルートの場合は途中で彫像が落ちているが、緑色の物体に阻まれて取れない。
時計塔の最上階で機械を作動させると、本館の閉まっていた扉が数か所開く。
時計塔から本館へ戻る途中、蠢くものに襲われ、仲間をかばった焔が負傷して気を失う。
謎の小部屋で目を覚ました焔は部屋にあったビデオテープを見つけ、デッキで再生すると
小さな女の子が謎の男に凌辱されるシーンが映し出される。
※小部屋の本棚には古文書の解読表がある。
次に目を覚ますと本館のベッド部屋に移動していた。
その後、時計塔の効果で開いた部屋を探索すると、「ある男」の手記を見つける。
※手記には、その男が離れ離れになった息子と再会した話がかかれているが、この時点では意味が分からない。
同じ部屋で魔除けを発見した直後、緑色の物体に出口を塞がれるが、魔除けの効果で通れるようになる。
彫像を回収し、教授の元へ戻ろうとする途中、死んだと思われていた島と出会う。
島は「教授が錯乱して本館の三階へ行った」と言うが、どう見ても態度が怪しい
それを指摘すると島が興奮し、仲間の一人を連れ去ってしまう。
三階の部屋から鉄格子の鍵を取り、島から仲間を助け出すと島が怪物に変身し、戦闘になる。
※ここまでに仲間が死亡している場合は島が現れず、イベント自体が起こらない。
238 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:23:43.19 ID:M5XqkfKD0
本館��
その後、教授の元へ戻ると仲間の一人が緑色の物体に捕らわれてしまう。
教授からネクロノミカン(古文書)を探すように言われ、部屋の先へ進み、魔方陣で彫像を使うと
死体だらけの部屋へ瞬間移動する。
仲間の一人がその部屋に捕らわれており(好感度の高い仲間がいない場合は教授が捕らわれている)
仲間を助け出そうとすると、肉塊のような怪物に阻止される。
怪物はユキと仲間を捕え、どちらかを見捨てどちらかを助けるように強要する。
この時点(１周目)ではユキを選択することができず、結果的にユキは怪物に惨殺される。
ベッドのある部屋で目を覚ました焔は部屋の床にネクロノミカンが落ちているのを発見する。
※ベッドで最後の休憩を取ることができ、好感度の高い仲間がいる場合はここでＨイベント
教授の元へ戻るとネクロノミカンを渡すように言われ、渡すと教授が呪文を詠唱し始める。
呪文のショックで意識が飛んでしまった焔は、子供の頃のある光景を思い出す。
洞窟の中を歩いている少年の頃の焔は、長い髪の女性が小さな女の子(ユキ)を
深い穴へ突き落す場面を目撃する。
逃げようとして物音を立ててしまい、長い髪の女性と目が合った瞬間、教授の声で我に返る。
教授から、仲間の一人が闇に飲まれたことを告げられる。
仲間を助けるため、教授と共に魔方陣の中へと飛び込む。
※この時点で教授から猟銃を渡され、焔のペットボトル(３回使える強力な回復アイテム)が消える。
239 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:25:13.19 ID:M5XqkfKD0
本館��
魔方陣を抜けた先の洞窟を進むと、闇に飲まれた仲間が発狂して襲い掛かってくる。
戦闘中説得すると再び仲間に、倒してしまうとそのまま死亡するが、遺体から強力な武器が手に入る。
その後、襲ってくる大量の蠢くものを教授が食い止めているうちに館から脱出する。
最後の直線に入る前、「決して後ろを振り返らないで」というユキの声が届く。
※振り返るたびに仲間が１人ずつ消え、３回目で焔自身が消えてしまいゲームオーバーとなる。
ようやく出口が見えたところで、恐怖の存在が立ちふさがり最後の決戦となる。
※戦闘途中で追いついた教授が呪文を詠唱して恐怖の存在の行動を封じてくれるが、あまり成功率は高くない。
※ある程度ダメージを与えると教授から猟銃を使うように言われ、猟銃を撃つとトドメとなる。
※猟銃の弾を使い切ってしまっていた場合、トドメのタイミングで教授がくれる。
別ルートのメンバーが生存している場合は出口で合流できる。
脱出直前で襲ってくる蠢くものを教授が食い止め、生存メンバーは全員脱出するが
教授が内側から扉を閉めて館に残ってしまう。
その後、各キャラのエンディングへ…(カップリングの成否で内容は変わる)
240 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:27:01.79 ID:M5XqkfKD0
トゥルールート��
※１回クリアしていることが条件
本館へ突入し、島を倒すところまではノーマルルートと共通
島打倒後に出現する恐怖の存在を倒すと「宝石の鍵」が手に入る。
この鍵で開けられる宝石箱を開け、中にある写真を取り、「ある女の手記」を読む。
写真は古すぎて何が映っているか分からず、手記は字がにじんでいてあまり読めない。
手記を読み終わるととタンスが動くので、その後ろの壁をハンマーで崩しておく。
その後イベントを進め、肉塊の怪物に遭遇してユキを見捨てるところまでは同じ。
ベッドのある部屋で目を覚ますと、部屋の南側に扉がある。
扉を開けると宝石箱があるので開けて写真を取り、手記を読む。
写真には男性と少女がそれぞれ赤ん坊を抱いている様子が映っている。
手記には、手記を書いた女性が弟と遊んだことや、妹と遊んでいた弟を妹から引き離そうとしたこと
妹に殺意を抱かれていること、殺される前に妹を殺そうとしたこと
殺害の瞬間を弟に見られたことが書かれていた。
読み終わった直後、部屋に長髪の女性が入ってくる。
女性は最初困惑しているが、焔の名を聞いた瞬間興奮し始める。
ミズキと名乗ったその女性は、自分は焔の姉だと主張する。
「時間を遡る力を使ってユキを助けに来たのね…けどもう遅いわ、ユキは私が殺したもの」
そう言うとミズキは恐ろしい表情で焔に迫ってくる。
※仲間が一緒だと間に割って入り、次の瞬間元の部屋に戻っている。
※一人の場合はミズキとのＨシーン、目が覚めると元の部屋に。
241 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:28:16.42 ID:M5XqkfKD0
トゥルールート��
その後、教授の元へ戻ると誰もいない。
焔は突然激しい頭痛に襲われて気を失うが、目が覚めると別の場所にいた。
仲間が言うには「教授はこっちにいる」と自分で歩いてきたらしい。
先へ進むと３人目の仲間がおり、教授が皆を助けるために一人で奥へ進んだ事を知らされる。
３人目の仲間と合流し異界の奥へ奥へと進むと、巨大な扉のある広間に教授がいる。
教授に皆の行方について尋ねようとするとユキが現れる。
「もうすぐ生まれるよ…」とユキが言うと、周りの壁から肉塊が生み出され
中から人の形をした何かが這い出てくる。
ユキが言うには別ルートの仲間らしいが、それらはすぐ崩れて肉塊になってしまう。
３つ目の肉塊からは仲間の姿をしたものが出てくるが、崩れだしながら襲い掛かってくる。
仲間もどきを撃退するが、ショックで焔は呆然とする。
焔からネクロノミカンを受け取った教授はユキを消し去ろうと戦いを挑む。
ネクロノミカンで呪文を詠唱するがユキには効き目が無く、返り討ちに遭い腕を落とされ瀕死の重傷を負う。
続けてユキは焔に語りかけてくる。
ユキと焔はもともと一つだったこと
ユキがネクロノミカンの力を使って館を作り変えたこと。
恐怖の存在の正体は焔の姉であるミズキであること。
焔とユキの二人で目の前にある扉を開き、『ママ』に会うことが目的であること。
ユキは『腐海に眠る王女』であり、王子である焔と一つになるために目覚めたこと。
焔とユキの父親は館の主である怪奇小説家『綾小路清人』だったこと。
父親は物語を完成させるため、ユキの精神世界を覗いたことで精神が崩壊してしまったこと。
242 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:30:08.31 ID:M5XqkfKD0
トゥルールート��
まだ思い出せないかと問うユキに、焔は自分の父親は山野辺教授であると叫ぶ。
ユキは「お兄ちゃんがこれ以上おかしくならないように、周りの人間を殺していく」と言い
おぞましい怪物『腐海の王女』に姿を変え、襲い掛かってくる。
※戦闘中、仲間２人にそれぞれ１回ずつ特殊な攻撃を仕掛けてくる。
※仲間を２回ともかばうとトゥルーエンド。
※片方をかばわないとバッドエンド１
教授が最期の力で焔だけを逃がすが、生き残った自責の念から徐々に狂ってしまい
数十年後、教授そっくりになった焔が助手たちと館を訪れるＥＮＤ。
※両方かばわないとバッドエンド２
ユキとのＨシーンの後、ユキと融合ＥＮＤ。
243 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:31:49.64 ID:M5XqkfKD0
トゥルールート��
ユキは、自分と焔は『腐海の扉』を開くための存在であると語るが、焔に記憶はない。
ユキは「ママに会えばすべて思い出す」と扉を開こうとするが開かない。
力を振り絞って扉を開こうとするユキを教授が止める。
そして教授は「自分がユキの双子の兄である」と語りだす。
教授はユキを助けるために力を使って過去へと時間を遡ったが記憶を失った。
山野辺家に拾われて『山野辺承継』として育てられた。
自分の息子に焔と名付けたのは、自分の本当の名前が記憶の底に染みついていたから。
和解した教授とユキは二人で扉を開こうとするが、開かない。
絶望したユキは再び怪物となり、教授と仲間を惨殺する。
ユキが焔に迫ってくるが、焔は「誰も死なせない！」と激高する。
その瞬間扉が開き、今までのシーンが映画のフィルムのように逆再生されてオープニング直後まで戻ってゆく。
244 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 21:32:54.88 ID:M5XqkfKD0
トゥルールート��
逆再生の中、ユキは語りだす。
自分はずっと焔を待っていたこと。
焔がいつか気づいてくれると信じていたこと。
そのために力を使って何度も時間を戻したこと。
だが、何度繰り返しても焔は思い出さなかったこと。
誰にも必要とされず、酷く辛かったこと。
ユキだけの力ではユキの望む時間へ戻れず、焔の力が必要なこと。
自分のことを忘れた焔を何度も苦しめようと思ったこと。
しかし、最後にユキの事を抱きしめてくれたから、これでサヨナラすること。
「○○○ ○○○○○○？ ○○○○○○ ○○ ○○○○○○」 (古文書と同じ文字の謎の言語)
焔は光の中で、母と思われる人物(ミズキ姉さん似)と出会う。
母は「ここは貴方の来るべき場所ではない」
「貴方の思い描いた、貴方を愛してくれる人がいる世界へ帰りなさい」と言って焔を送り出す。
目覚めたとき、焔は仲間たちと共に館の外にいた。
時間は館探索前に巻き戻ったようだが、教授と仲間たちには記憶があるようだ。
教授は「ユキは帰ったのだ」と言う。
島と金田にも記憶があるようだが、二人は夢だと思っているようだ。
そして個別エンド。
最後に綾小路清人(焔、ユキ、ミズキの父親)が病院で廃人同然になっているシーンでＥＮＤ。
245 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 22:09:18.69 ID:M5XqkfKD0
裏トゥルールート
※トゥルーエンドを見ていることが条件(つまり最低３周目以降)
ルートに関してはまったく一緒だが、休憩時に一人で休息を取ると
夢の中にユキが出てきて談笑することになる。
最後のベッド部屋以外のすべてを一人で休息を取っていると
焔が少しずつ狂気に飲まれていく。
そして肉塊の化け物にユキと教授が捕らわれた時、これまで現れなかった
教授を犠牲にする選択肢が出現する。
教授を選ぶと教授が惨殺され、ベッド部屋で目が覚める。
部屋には教授の遺体とユキがいる。
ユキは教授の遺体を踏みつけながら「やっと会えたんだから、笑って」と語りかける。
ベッドで休憩を取るとユキとのＨシーン。
※その後、普通に部屋を出るとユキＥＤ１
※南側のドアからミズキの部屋に入り宝石箱の中の手記を読むとＥＤ２
ユキＥＤ１
部屋を出ると、ユキが一緒に家に帰りたいと言い出す。
館に残された皆の事を心配する焔だが、怖いことを全部忘れて２人で暮らそうと
ユキに言われるままに、仲間を残して館を出てしまう。
その後、焔とユキは仲良く家でゲームをしたりして遊んで暮らしていた… ＥＮＤ
246 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 22:11:48.56 ID:M5XqkfKD0
ユキＥＤ２
日記を読み終わると、トゥルールートと同じようにミズキが部屋に入ってくる。
ミズキは驚いて焔に詰め寄るが、そばにいたユキを見て「奈落の底に落としたはずなのに！」と狼狽する。
ユキは、ミズキが実父である綾小路清人と性的な関係を持っていたと語る。
うろたえるミズキに、ユキは「お兄ちゃんは誰にも渡さない！」と叫ぶ。
ミズキは焔に助けを求めるが、ユキは焔の心に働きかけて記憶を呼び覚ましてしまう。
「ユキがそのまま死んでくれていれば私は幸せになれたのに！」と激高するミズキだったが
邪悪な笑みを浮かべた焔に首を鷲掴みにされる。
ユキの「この女を人間じゃなくしちゃおう」という提案に楽しそうに頷く焔。
ミズキは焔の力によって恐怖の存在に変えられ、館に放たれる。
そして未来の焔(館に迷い込んだ焔)に殺されると幼少時に転生する。
幼児になったミズキは再び綾小路清人と関係を持ち、焔とユキを産む。
焔は力を使ってミズキをループの中へ陥れてしまう。
そして、焔とユキの『話』とは…
子供時代、ユキに力の使い方を教わった焔はメイドや動物たちを弄って遊んでいたが
綾小路清人の考えた小説を現実のものとして再現してみよう、というユキの提案に乗り
ユキに自分の記憶を消させて過去へ飛ばし、ループの中で記憶を思い出せたら焔の勝ち、というゲームを始める。
「思い出せるまでずっと待ってるよ」というユキに対し、焔は言う
「思い出せるよ…だって、僕らは初めから二人で一つなんだから…」 ＥＮＤ
247 ：腐界に眠る王女のアバドーン ◆l1l6Ur354A ：2014/08/01(金) 22:12:54.95 ID:M5XqkfKD0
補足
・焔の実父である綾小路清人は館にあったネクロノミカンで超常の力を手に入れたが
ユキにあっさり発狂させられている事から、子供へと継承されていく類の力のようだ。
同じく、焔とユキを産んだミズキも力を持っていなかった。
焔本人と思われる教授が扉を開けなかったのは、「新しい焔」に力が移行していたからか？
・ミズキは綾小路清人と『ママ』との間に生まれた娘。
清人との間に焔とユキが産まれているので、焔とユキにとっては姉であり母親でもある。
・館のメイド部屋には綾小路家に仕えたメイドのキャシーの手記がある。
キャシーは奥方である『ママ』に忠誠を誓ってはいたが
清人に犯され、奥方の身を案じながらも自分の身を守るために館から逃げ出す。
エンディングで出るフルネームは「キャシー田野中」であるが
これはおそらく館で拾えるビデオテープで語られる「結婚を誓い合った男性」の姓と思われる。
トゥルーエンドで理奏とＥＤを迎えると、出てくるフルネームが「キャシー水石」に変わっている。
これは理奏の苗字と同じであり、理奏は館から脱出した後キャシーが産んだ子供だと思われる。
父親は清人か恋人の男性かは不明だが、理奏が時折見せる狂気じみた感情や
教授や焔に惹かれることから考えるとおそらく清人の娘であり、焔やユキの異母姉妹になる。
(ユキやミズキが焔に対して肉親らしからぬ感情を抱いていることからも推察できる)
・トゥルーエンドの「○○○ ○○○○○○？ ○○○○○○ ○○ ○○○○○○」
古文書の解読表に当てはめると
「なんて いうとおもう？ ものがたりは まだ おわらないよ」となる。
・トゥルーエンドかつ未亜とＥＤ(未亜が焔の子供を妊娠する)を迎えると、ユキの上記の台詞が
「それに さみしくないよね ゆきはもう うまれかわって
あたらしい おにいちゃんの となりに いるんだから」に変わる。
・裏トゥルーの焔の豹変ぶりは記憶を取り戻したからであり
焔とユキが「ゲーム」を始めなければ、こんな感じに成長していたと思われる。
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