105 :幕末尽忠報国烈士伝MIBURO[sage] 投稿日:2019/01/10(木) 15:37:33.21 ID:32AGuVar0 [1/3]
歴史の流れは史実に準拠。
成功を重ねて幕府直参になった新撰組は戊辰戦争の敗戦で幕府と運命を共にする。
主人公の健は最初期に入隊、新撰組の隆盛から終焉までを見届けた隊士(※史実には存在しない)。
エンド有りヒロインは近藤勇、土方歳三、沖田総司、斎藤一、藤堂平助、山南敬助、永倉新八の7名。

近藤勇 【史実:慶応4年(1868年)4月25日、新政府軍により処刑】
元隊士が影武者になり近藤は生き残るが、新撰組局長という在り方に縛られる近藤は死に場所を求め続ける。
かつて新撰組が仕えた会津藩主より労いと免職の言葉を賜り、近藤は責務を終えて只人に戻り、健と共に生きてゆく。

土方歳三 【史実:明治2年(1869年)5月11日、函館戦争にて戦死】
健は土方に付き従い戊辰戦争を戦い続けたが、ついに死を覚悟した土方に故郷への文を託される。
函館から多摩への道を一人行き、健は壮絶に戦い抜いた土方の生き様を涙ながらに彼女の家族へ語った。

沖田総司 【史実:慶応4年(1868年)5月30日、肺結核により病死】
結核に侵された沖田を看病するために健は新撰組を離れるが、沖田は新政府軍側の人斬り・中村半次郎と立ち合い、斬り殺される。
健は復讐のために十年間剣技を研ぎ澄ませ、西南戦争にて見事半次郎を討ち果たした。
新撰組の生き様を貫いた健には明治の世に居場所はなく、誰にも知られぬままに何処かへ去る。

斎藤一 【史実:大正4年(1915年)9月28日、病没】
健と斎藤は恩義ある会津に残り新政府軍と戦うも敗戦。虜囚となるが逃れて夫婦のように暮らす。
だが健は斎藤の秘めた恨みを知る。二人は仇敵薩摩相手の西南戦争に参戦、更に斎藤は大久保利通暗殺に秘密裏に加担。
過去を清算した斎藤は健の妻となり子宝にも恵まれ幸せな余生を送った。

藤堂平助 【史実:慶応3年(1867年)11月18日、新撰組により粛清】
平助の師、伊東甲子太郎は近藤暗殺を企む。近藤らは伊藤一派の粛清を決行、健に密命を与えて平助だけは粛清から逃れさせる。
直後に戊辰戦争が勃発。新撰組に合流した二人は奮戦するが捕虜となり、戦後は夫婦となり元隊士らと共に事業を興す。

山南敬助 【史実:元治2年(1865年)2月23日、脱走の罪で切腹】
薩摩の圧力に屈した会津の重臣は山南に近藤暗殺の命令を下すが、山南は命令を闇に葬るために自死の覚悟を決める。
だが健に説得された山南は京を遠く離れた地、庄内藩での生活を始め、戊辰戦争では庄内の実質的な参謀、新政府軍との交渉役も務める。
その後は健と結婚、子供好きな山南は教師になる夢を叶えて穏やかな人生を送る。

永倉新八 【史実:大正4年(1915年)1月5日、病没】
近藤の無謀な決断に反発した新八は健や左之助と別組織を結成して戊辰戦争を戦うが敗戦、左之助が消息不明になる。
左之助の死が噂され、新八は親友の身を案じる。子を拾い育てる人情話等あり、健と新八は結婚。
実母の元に帰された子は後に左之助と出会い、第二の母とも言える新八に報せの手紙を送る事となる。

106 :幕末尽忠報国烈士伝MIBURO[sage] 投稿日:2019/01/10(木) 16:09:59.19 ID:32AGuVar0 [2/3]
ネタバレ。
この作品は同ブランドの前作「忠臣蔵46+1」のその後のお話になっていて、
赤穂浪士の生存で歪んだ歴史を修正するために前作キャラが暗躍している。
健の新撰組入隊も謎の手紙(前作キャラの一魅によるもの)がきっかけになっている。
全エンドクリア後の最終ルートではこれらの事実が一魅から健に伝えられる。
歴史修正の協力を頼まれた健は新政府軍側に潜り込んで土方と決闘、彼女の死を偽装する。
生存した土方はフランスに渡り軍事を学ぶ事になり、健は改名して日本に戻る事となる。
これらは37年後の日露戦争に日本が勝利するための布石だと一魅の口から語られて物語は終わる。
ちなみに健の改名後の名前は児玉源太郎、現代では日露戦争勝利の立役者として知られている。

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