266 名前:D.C.II P.C.[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 17:05:27 ID:WGU/gq5R0
D.C.II P.C. 〜ダ・カーポII〜 プラスコミュニケーション

※基本設定や既出のヒロインについてはD.C.IIを参照のこと。


第1部(クリパ)
 SSP編(麻耶、エリカ)
 or
 生徒会編(まゆき、茜)
  ↓
第2部(冬休み)
 補習合宿編(麻耶、茜)
 or
 生徒会合宿編(まゆき、エリカ)
  ↓
第3部 個別ルート

267 名前:D.C.II P.C.[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 17:07:05 ID:WGU/gq5R0
SSP編
クリパの出し物として、人形劇とお化け屋敷の案が出たが、
義之はそれ以外がやりたいと言い出した。
そこで杉並がセクシー寿司パーティー、略してSSPを提案した。
パジャマや水着姿の女子が寿司を握るという
ちょっとHなその出し物は、大成功だった。

生徒会編
とりあえずクリパまでの期間限定で、という条件で、
義之は生徒会の手伝いをすることになる。
杉並とまゆきは宿命のライバルだった。
まゆきは、杉並はクリパで何か問題を起こすと予想されるので、
義之のクラスの監視を強化すると言う。
と言っても友人を売るような真似をしたくない義之は、
茜を内通者に選び、クラスの様子を報告してもらうことになった。

補習合宿編
SSPは大成功に終わった。だが、やり過ぎた。
やり過ぎちゃってごめんなさい、という反省の意味を込めて、
SSPの中心人物たちは補習合宿に参加させられることになった。
補習合宿とは、冬休みの間、学園に泊り込んで補習を受けたり、
ボランティア活動をしたりすることだった。

生徒会合宿編
生徒会のみんなでスキー旅行に行くことになる。
お手伝いに過ぎない義之やエリカもメンバーに入っていた。
ヒロインと二人きりで遭難しかけたりして、二人の仲が急接近する。

268 名前:D.C.II P.C.[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 17:09:49 ID:WGU/gq5R0
【沢井 麻耶】義之のクラスの委員長。なぜかロボットのことが嫌いらしい。

1月中旬のこと。麻耶と義之は卒パの実行委員になった。
放課後、二人は打ち合わせのために喫茶店に向かった。
途中で市販の最新型メイドロボ「μ(ミュー)」が稼動しているのに出くわす。
そのとき義之は、麻耶がロボット嫌いなのを知る。
翌日、義之は水越先生に呼び出された。しばらく出張するという水越先生は、
一日一回、美夏の背中のゼンマイを巻いてやることを義之に命じる。
美夏はしばらく義之の家に泊まりこむことになった。
それを知った麻耶もなぜか義之の家に押しかけてきた。
義之は、美夏がロボットだということを麻耶に知られないように苦労した。
夜中、眠れずにベッドを抜け出した義之は、同じく眠れないらしい麻耶と話をする。
そこで二人はお互いの気持ちを確かめ合い、恋人同士になった。

数日後、帰ってきた水越先生が美夏と話しているのを聞いてしまった麻耶。
美夏がロボットだと知った麻耶はショックのあまり学園に来なくなってしまう。
義之は麻耶に、ロボット嫌いの理由を問いただす。
麻耶の父、沢井拓馬は、μを開発した博士だったのだ。
当時、ロボットは偏見の目で見られていた。
不特定多数から誹謗中傷を受けた沢井博士は数年前に自殺してしまった。
麻耶は、家族をメチャクチャにした原因であるロボットと同じ学園には通いたくないと言った。
そんな麻耶の気持ちを知った美夏は、水越先生に機能停止して眠ることを申し出る。

麻耶のロボット嫌いは沢井博士の自殺だけが理由ではないと思った義之は、
水越先生や麻耶の母親から話を聞く。
μは「美冬(ミフユ)」というプロトタイプロボットを元に作られている。
だが、沢井博士は一体だけ「美秋(ミアキ)」というプロトタイプを作っていた。
美秋は沢井家でテスト稼動されていたが、壊れてしまったという。

269 名前:D.C.II P.C.[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 17:10:41 ID:WGU/gq5R0
義之は麻耶に美秋のことを尋ねる。
麻耶は美秋のことを本当の姉のように慕っていたという。
だが、美秋は麻耶が小学校低学年のときに壊れて、直らなかった。
麻耶は本当はロボットのことが好きなのだが、二度と悲しい思いをしたくないばかりに、
ロボットのことを否定し続けてきたのだった。

義之と麻耶は天枷研究所に行った。
そこには、透明なカプセルの中で眠っている美夏がいた。
水越先生に促され、麻耶はカプセルの起動ボタンを押す。
そのとき枯れない桜が奇跡を起こした。麻耶の前に美秋が立っていたのだ。
麻耶は美夏を傷つけてしまったことを懺悔した。
美夏はきっとわかってくれると、美秋は麻耶を励ました。
麻耶をよろしくお願いしますと義之に言い、美秋は消えていった。
美夏は目を覚まし、麻耶に微笑んだ。

麻耶は沢井博士と同じ道に進むというので、ロボットのことを勉強し始めた。
義之は、麻耶と同じ道に進むのも悪くないと思った。

270 名前:D.C.II P.C.[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 17:11:41 ID:WGU/gq5R0
【花咲 茜】仲良しトリオ「雪月花」の一人。

補習合宿の夜、二人きりになった義之と茜。
茜は妙に積極的で、寒いとか何とか言いながら義之に擦り寄ってきた。
そのとき、義之は茜のことを恋愛対象として意識した。
茜は黙りこみ、目を閉じた。義之はキスしようと顔を近づけたが、
茜は突然目を開けて義之を押しのけた。
翌日、再び二人きりになったとき、茜から告白してきて、交際が始まった。

二週間後に映画館で初デート。
その後、両親が出かけているという茜の家に上がって甘い一夜を過ごす。
帰る時間になったとき、茜は突然かしこまった態度になり、自分は茜ではないと言った。
幼くして死んでしまった茜の双子の妹「藍(あい)」が、
茜の体に取り憑いていて、時々茜の意識と入れ替わっているのだという。
補習合宿のとき妙に積極的だったりキスをしようとしたのも藍の仕業だった。
不思議な話だったが、義之は藍の言うことを信じることにした。
こうして、義之と茜と藍の奇妙な三角関係が始まった。

義之はかなり的確に茜と藍の違いがわかるようになっていた。
1月下旬のある朝、義之は違和感を覚えながら目を覚ます。
枯れない桜が枯れてしまったのだった。
茜は、藍の存在が希薄になっているという。
昔、茜は枯れない桜に藍が生き返るよう願い、それは叶った。
だが、桜が枯れた今、藍が消えるのは時間の問題だ。
藍が存在していられる最後の日、義之は藍とデートした。
最後に、藍は義之とキスして、消えていった。

義之と茜は、3人で行こうと約束していた場所へ旅行した。
二人は、これからは藍が見れなかった分の景色を一緒に見ると心に誓うのだった。

271 名前:D.C.II P.C.[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 17:12:17 ID:WGU/gq5R0
【高坂 まゆき】生徒会副会長兼陸上部の棒高跳びの選手。

冬休みのスキー合宿で義之とまゆきの仲は急接近し、二人は付き合うことになった。
まゆきは1月の末の大会に向けて練習を積む。
義之を始めとする仲間たちは、まゆきが練習に集中できるようにと、
生徒会の仕事を手伝うのだった。

ある日、まゆきは義之に、今度の大会で優勝できなければ陸上をやめると告げる。
まゆきの実力は充分なのだが、大会ではなぜかいつも2位しか取れない。
まゆきの父親は、実績が残せないようなら引退して勉強に専念しろと言っているらしい。

大会の2日前、義之は学校をサボって初音島を抜け出し、大会の会場へ向かった。
その日、義之はまゆきと同じ部屋に泊まったのだった。
大会当日。余裕で予選を突破したまゆきだったが、休憩時間に足首をひねってしまう。
義之は棄権を勧めたが、まゆきは痛くないと強がって決勝に出た。
そして、まゆきは僅差で2位となった。

大会終了後、まゆきはみんなに引退宣言する。
気丈にふるまっていたまゆきだったが、義之と二人きりになると、引退したくないと泣き出した。
その後、義之はまゆきの父親を説得。まゆきは陸上を続けられることになった。

272 名前:D.C.II P.C.[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 17:13:17 ID:WGU/gq5R0
【エリカ・ムラサキ】付属1年の留学生。どこぞの国のお姫様。

一週間後にクリパを控えた中途半端な時期に転校してきたエリカ。
義之は廊下でエリカとぶつかり、転んだ拍子にエリカの胸をつかんでしまう。
気位が高いエリカは義之を家畜とさげすむのだったが、次第に仲良くなっていく。
スキー合宿のとき、エリカはドジで危なっかしいと義之はからかった。
それなら、わたしの側でフォローしなさい、とエリカは命じ、義之は承諾した。
こうして義之はエリカ姫の従者になったのだが、
エリカはあからさまに義之に対してデレるので、事実上は恋人同士なのだった。

1月中旬のある日、エリカの兄のリオが学園にやってきた。
フローラとジェイミーという二人の女性を従えたリオが、エリカの前に現れた。
リオは、初音島がエリカの留学先としてふさわしいかどうかを見極めるためにやってきたと言う。
その夜、エリカは義之に話をする。
エリカの故郷は、こことは違う銀河系のとある惑星なのだという。つまり、エリカは宇宙人だ。
ここに来たのは、昔やって来た宇宙人(前作の紫和泉子)の調査により、
初音島が安全だとわかったからなのだそうだ。
エリカの姓がムラサキなのも、その宇宙人にちなんでいるらしい。
庶民の生活を知るためにやってきたが、まだこの星のことを何も知らないと、エリカは嘆く。
それなのに、リオは無理やりエリカを連れて帰ろうとしているらしい。

273 名前:D.C.II P.C.[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 17:15:12 ID:WGU/gq5R0
数日後、ついにリオから帰還命令が下る。
一人でこっそり帰ろうとするエリカを、義之は呼び止めた。
さらに杉並や渉、雪月花の3人も現れ、エリカを説得する。
エリカは兄に逆らって、意地でも帰らないことを決心した。
その日から、エリカと6人の仲間たちの逃亡生活が始まった。
杉並が用意した地下室に隠れ住んで数日が過ぎる。
ある日、地下室にリオの付き人のフローラが現れた。
フローラは今はリオの付き人だが、エリカの味方だと言った。
とりあえずリオの説得を試みると言ってフローラは去って行った。
さらに数日後。エリカたちはついに追い詰められた。フローラは失敗したらしい。

夕暮れのグラウンドで対峙するエリカたちとリオたち。
杉並が進み出て、リオのことを卑怯で薄っぺらな王子だと罵った。
それに怒ったリオは、銃を取り出して杉並を撃った。倒れた杉並の胸から大量の血があふれる。
呆然と立ち尽くすエリカにフローラが駆け寄って、リオは危険だから止めるようにと促した。
我に返ったエリカはリオの横暴を止めようと、仲間たちを守るように立ちふさがった。
リオは有無を言わさずエリカを撃った。エリカの胸に血が飛び散った。
義之はリオに襲い掛かって殴ろうとした。
そのとき杉並がむくりと起き上がり、リオを許してやるよう言った。

すべてはフローラを試すための芝居だったのだ。
フローラはクーデターに加担しているという疑いがあったため、
杉並とリオが共謀してこのシナリオを用意したのだった。
結果として、フローラは裏切者だったので、取り押さえられた。
杉並の服の下には血糊が仕込んであった。
エリカの胸には、リオから贈られたというペンダントが下がっていたが、
それに血が出るような仕掛けがしてあったという。

数日後、リオは故郷の星に帰っていった。初音島の方が安全だろうとの理由で、エリカは帰らなかった。
それから数年後、義之はエリカの婚約者として、エリカと一緒に故郷の星に行くことになった。

274 名前:D.C.II P.C.[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 17:16:59 ID:WGU/gq5R0
【小鳥遊 まひる】自称幽霊少女。付属1年時に病死。

図らずも学園の七不思議をすべて知ってしまった義之は、
クリパの初日、幽霊を自称するまひると出会う。
話を聞いてみると、まひるはどうやら成仏したいらしい。
きっと未練を断ち切れれば成仏できるであろうとのこと。
まひるは義之に、一緒に未練を探してくれるよう頼む。義之はまひるに協力することにした。

昼休みや放課後は、義之はまひると一緒に校内を回って、未練を探した。
次第に二人は惹かれあうようになり、ある夜、二人は恋人同士になる。
そのとき、まひるは自分の未練が何だったのが知る。それは、恋をすることだった。
恋人として数日間を過ごした後、まひるは昇天した。

付属の卒業式の日、ミキと名乗る女性が義之を尋ねて来た。
ミキは学園のOGで、生前のまひると親友だったという。
まひるは昇天する直前にミキの前に現れて、幸せな恋をしたと言ったらしい。
ミキは、今までまひるに気兼ねして、恋愛から逃げていたが、
これからはまひるのために幸せになると言う。
義之も、まひるの分まで幸せになるため、新しい一歩を踏み出すのだった。

275 名前:D.C.II P.C.[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 17:18:36 ID:WGU/gq5R0
【アイシア】50年前と変わらぬ容姿の魔法使い。プレゼントを出す魔法が使える。

義之は通学路でアイシアと出会った。義之はクリパへとアイシアを誘う。
アイシアは、義之が自分のことを覚えていたらクリパに行くと約束した。
約束通り、クリパでアイシアと楽しく過ごす義之だった。
それ以降、義之は何度もアイシアを誘うが、
アイシアはなぜかいつも「覚えていたら」という条件をつけるのだった。

年が明け、1月中旬になっても、義之はアイシアのことを忘れなかった。
義之はアイシアに好きだと告白するが、アイシアはそれを断り、
身の上話を始めた。

50年ほど前、枯れない桜が枯れて2年ほど経った頃のこと。
身寄りの無いアイシアは、魔女のばあちゃん(前作の主人公朝倉純一の祖母)を頼って
初音島にやってきた。
ばあちゃんは既に死んでいたが、純一たちと知り合い楽しく過ごした。
やがてアイシアは、みんなに幸せになってほしいと願うようになる。
アイシアは、すべての人が幸せになる魔法をくださいと願った。
枯れていた桜は再び花を咲かせた。だが、すべての人が幸せになることなどあり得ない。
人々は逆に不幸になっていった。魔法を止めようと手を尽くすが止まらない。
最後の手段として、すべてを無かったことにした。
アイシアは、自分が存在しない世界を願い、その願いは叶った。

アイシアは確かに存在しているが、誰の記憶にも残らないようになった。
世界でたったひとりぼっち。ひとりぼっちで世界を旅して回った。
義之が自分のことを忘れてしまうのが辛いから、アイシアは義之を拒絶したのだった。

276 名前:D.C.II P.C.[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 17:18:56 ID:WGU/gq5R0
数日後。夜、アイシアとさくらが立ち話をしているのを義之は盗み聞きする。
どうやら二人は知り合いらしい。
義之は枯れない桜の力を使って、さくらが生み出した存在だということを知る。
そして、最近変な事故が頻発しているのは桜の力が暴走しているせいなのだった。

さくらは枯れない桜と同化することで桜の力を止めようとするが、失敗してしまう。
残された方法はただ一つ。桜を枯らすことだ。だが桜が枯れれば、義之は世界から消えてしまう。
義之は自分が犠牲になることを決意する。ある夜、桜の元へ行き、枯れるよう願った。
桜は枯れた。そこへアイシアが現れた。
義之は、自分が世界から消えるまで側にいてほしいと、アイシアに再び告白する。
アイシアはうなずいた。

義之の友人たちが次々と義之の存在を忘れていく。
数日後にはアイシアだけになった。
だが義之は消えなかった。アイシアの想いの力が奇跡を起こしたのだった。

277 名前:D.C.II P.C.[sage] 投稿日:2010/06/26(土) 17:23:10 ID:WGU/gq5R0
【藤林忍】忍者の女の子。隠れキャラその1。

登校途中で義之は忍にぶつかり、キスしてしまう。
その日以降、忍は義之の周辺に出没するようになり、ついには家にまで押しかけてくる。
話を聞いてみると、忍びの里の掟では、キスは婚姻の証なのだそうだ。
数日後。まだ半人前だという忍は、里に帰って修行しなければならないと言う。
妻にしてくれとの頼みを義之は聞き入れる。翌日、忍は里に帰っていった。
3月、付属の卒業式の日、義之は里から戻ってきた忍と再会するのだった。


【莉乃】森の中で暮らしている妖精のような女の子。隠れキャラその2。

ある日、杉並によって怪しげな森へと連れてこられた義之。
杉並とはぐれ、さらに日が落ちて真っ暗になり、遭難しかかったころ、
義之は莉乃の家を見つける。莉乃の導きにより、無事に森を抜け出すことができた。
翌日以降、義之は莉乃の元へと通うようになる。莉乃は一心不乱に絵を描き続けていた。
数日後、完成した絵を見て胸を打たれた義之は、自分も心から好きな何かを見つけようと思うのだった。
数週間後、義之は相変わらず莉乃の元へ通っていた。
心から好きな何かとは、莉乃の側にいることなのかも知れないと義之は思った。

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