635 :ファントム:2005/04/21(木) 03:41:31 ID:GCO/O7Mg
暗黒街で相次いで発生したマフィア幹部暗殺事件。 その影で囁かれる謎の組織"インフェルノ"と、組織最強の暗殺者である"ファントム"の噂…
一人旅でアメリカを訪れた主人公の少年は、ある事件(ファントムの正体を調べていた記者がファントムに殺される現場)で
偶然にもファントムに遭遇。 その正体は自分と歳が変わらない少女だった。
その直後、彼はファントムの師であるサイス・マスターという科学者に記憶を消され、
なくした記憶を取り戻すためにファントムと呼ばれる少女アインの師事を受けて殺し屋になる。

そして、運命の日。彼は試験としてSATの人間を1人で射殺し、インフェルノに殺し屋として迎えられる。
そして主人公はツヴァイの名を与えられ、アインの助手の殺し屋として名を馳せる事となる。
そんな日々が半年ほど続いた時、主人公は感情をなくしたようなアインが実は心底で感情を押し殺して生きている事に気が付く。
その直後、妙な指令が入る。
それに従って、アインは単独で任務にあたり、ツヴァイはサイスの上司であるクロウディア(インフェルノ内部の調整役を務める女性)の警護に就く。
そこでツヴァイはクロウディアにより、自らの記憶と名前を取り戻し、激しい葛藤に襲われる。
日本人の中学生としての平和な記憶が彼を苛むのだ。そんな彼にクロウディアは告げた。
「吾妻玲二(主人公の本名)として私に忠誠を誓って欲しい」
混乱した主人公は、殺し屋としての訓練を受けた場所に赴くがそこには重傷を負ったアインがいた。
聞けばアインが任務と言われて襲撃したのは、インフェルノの貨物だったのだ。
アインを助ける主人公だが、彼女はあくまで嘘を言ったサイスについていこうとする。
その時、主人公は決定的な決断を迫られた。
「このまま逃げて日本に帰るか」、「アインとどこまでも逃げていくのか」、「インフェルノに戻ってクロウディアに忠誠を誓うのか」



636 :ファントム2:2005/04/21(木) 03:58:26 ID:GCO/O7Mg
このまま逃げて日本に帰る→終わらない悪夢エンド→平和な日本の生活に違和感を感じ続ける玲二はいつしか死んだはずのアインの幻影に取り憑かれる。

インフェルノに戻ってクロウディアに忠誠を誓う→クロウディアシナリオ

クロウディアの元に戻った玲二は、身の潔白を立てるためにサイスを射殺する任務を負う。
土壇場でそれは果たせなかったものの、サイスを守るアインを撃った事で玲二はインフェルノの幹部達に認められ、
ファントム(インフェルノ最強の殺し屋に与えられる称号)を名乗るようになる。
そして一年後、彼はクロウディアの愛人としてファントムとして数々の暗殺をこなしてきた。
そこでクロウディアと親しい日本のヤクザをインフェルノに加えるかどうかで揉め事が発生。
玲二はその解決のために、ヤクザを密かにマークする。やがてアメリカに来ていたヤクザの幹部達が次々と殺されていき、その影にはアインの姿があった。
疑惑が渦巻く中、クロウディアは消えていたサイスの奸計に引っ掛かって逃亡を余儀なくされる。
そして、クロウディアの安全を保証するインフェルノの極秘情報を収めたMOを確保しようとした玲二の前にアインが立ちふさがった。
月明かりがさしこむクロウディアの部屋の中で対峙する2人。玲二はアインを倒し、アインは彼の腕の中で息を引き取る。
その後、MOを持って逃げる2人は、激しいカーチェイスの末に安全圏に逃げ延びる。
そこで息をついた玲二に彼女は銃を向けた。「私が逃げ込む先の組織が貴方の死体を要求した」

彼女に撃たれる→死にゆく玲二を抱いて涙を流すクロウディアに玲二は告げる。「失ったものは生きていればいつか取り戻せる。あんたならきっとできる」
彼女を撃ち殺す→死に体になった彼女を抱いた玲二にクロウディアは幸せだったと微笑む。
            彼女を撃ち殺してMOを取り戻した功績で玲二はインフェルノに復帰。5年後に彼はサイスを含めたインフェルノの中核メンバーを暗殺する。

637 :ファントム:2005/04/21(木) 04:10:30 ID:GCO/O7Mg
アインとどこまでも逃げていく→インフェルノから離れて生きていく事を決意する玲二。

しかしアインは自らを殺人マシーンと規定しない事には人殺しの自責に耐えられなかった。
苦悩する彼女に玲二は告げた。「君に名前をあげる。きみはエレンだ」
その後、玲二はインフェルノに、エレンはサイスに確保される。
玲二は、エレンを逃がそうとインフェルノのサイス抹殺部隊に加わるが、サイスを殺そうとした瞬間、エレンが彼をかばって撃たれる。
そのせいでサイスは逃亡。玲二はファントムとしてインフェルノのに復帰する。

一年後、クロウディアシナリオ同様の事件が起こるが、
そこで玲二は事件について有力情報を持っていると言った少女キャルを拾う。
ひょんなことから彼女が極めて危険な立場にある事を知った玲二はキャルを自分の弟子だと報告する。
しばらくの間、キャルに身の回りの世話をさせていたが、ある日玲二はキャルが殺し屋として類い希なる才能を持っている事を見つけた。
徐々に心を開いていくキャルを主人公は大切に守っていく。
やがてヤクザが襲撃され、玲二は襲撃者がエレンだという事を確かめた。
その後、サイスにより一連の事件は玲二とクロウディアの裏切りと見なされるようになる。
追われる身となり真相を悟った玲二は自分の家にいるキャルを連れ出そうと自宅まで戻るが・・・・・・・・・

638 :ファントム3:2005/04/21(木) 04:27:08 ID:GCO/O7Mg
自宅は彼の目の前で爆破され、その中で彼の帰りを待っていたキャルの生存は絶望だった。そのため玲二は全ての希望を失う。

シナリオ分岐

長い夢の終わりエンド→生きる気力を失った玲二は自らが記憶を失った最初の場所でぼんやりとしていた。
               やがてエレンが表れ、彼を射殺する。死にゆく玲二を見つめながらエレンは呟いた。
               「可哀想な人。感情を殺さずに生きようとしたからこそ、こんなに苦しまなければいけなかった」


最凶の亡霊エンド→キャルの死に激怒した玲二はインフェルノの最高幹部の家を襲撃し、ガードマンごと幹部を射殺した。
            その大小として致命傷を負った玲二は薄れゆく意識の中で呟いた。
            「どこにいるんだ、キャル?おまえのいない場所はこんなにも寒いんだよ」
            三日後、(たまたまその時外出していて)爆破を無傷で生き延びたキャルは玲二の帰りを待ち続けていた。
            やがて降りしきる雨と共に玲二が帰ってこない事を悟ったキャルは涙を流しながら呟いた。「嘘つき」

キャルエンド→自宅の爆破を目撃した玲二は死んでもいいと思いながらそこにたたずんでいたが、やがて外出していたキャルと再会する。
         そして玲二はキャルを守ってずっと生きていこうと決意する。

南へエンド→始まりの場所でエレンを待つ玲二にエレンは告げた。
「お願い、私を殺して先に進んで」
「私は貴方に憧れていた」
「どこかで貴方が生きているって信じていたから私は今まで生きてこれた」
「この世界が無限の地獄じゃないとしたらそれは貴方が生きているからよ!」
それを聞いて再び生きる決意を固める玲二。2人はインフェルノから逃げ出して南へと逃げていった。
→キャルと出会ってなければここで終了。出会っていれば第3部へ。

639 :ファントム4:2005/04/21(木) 04:48:41 ID:GCO/O7Mg
インフェルノから逃げた2人はカモフラージュのために日本の学園に生徒として潜り込んでいた。
そこでつかの間の平和を甘受するものの、玲二がある少女に告白された日、彼はあまりにも見覚えのある人間に狙撃された。
その人間は二年前に死んだはずのキャルだった。彼女は玲二が自分を捨ててエレンと逃げたと思いこみ、
玲二とエレンを殺すために殺し屋となって頭角を現し、現在では玲二の後のファントムを襲名していた。

逃げられない事を悟ったエレンは、決着をつけるべく独自行動を開始。
やがてキャルは玲二とサシで決着をつける事を望む。それに応じようとする玲二。それを阻止しようとするエレン。
玲二達が逃げ出さないように人質にとられた美緒(玲二に告白した普通の少女)。

640 :ファントム5:2005/04/21(木) 04:49:45 ID:GCO/O7Mg
ドライエンド→キャル(ドライ)とエレンが対決。その途中で玲二が乱入し、エレンに殺されそうになっていたキャルを助ける。
        それによりドライは玲二が自分を捨てたわけでない事を悟る。直後に襲来したインフェルノの追っ手を食い止めるためにエレンは1人で体をはって犠牲になり、
        キャルと玲二は逃げ延びる。そしてふたりは殺し屋として死ぬまで一緒に生きていった。

美緒エンド→美緒は玲二の数奇な運命を知り、それでも彼を愛そうとする。
        彼女の出自とその姿勢により美緒は散々に玲二と自分とが住む世界が違うという事を思い知らされる。
        そして2人は別れ、玲二は日本を離れる。しかし数年後、玲二は美緒を守るためにエレンと共に密かに日本にいた。

エレンエンド→キャルとの対決を控えてエレンは玲二に説得されて彼に全てを任す。そこで2人は結ばれる。
         やがて玲二とキャルは対決し、玲二は彼女を殺した。
         その直後に襲来したサイス率いる追っ手を皆殺しにした後、2人は日本を離れる。
         そして玲二は以前から約束していたエレンの故郷を見つけてやった。
         自らの生まれた大地と空の下でエレンの心は満たされ、彼女は満面の笑みを浮かべた。

月夜の海岸エンド→玲二との対決でドライは玲二を殺してしまう。その瞬間彼女の中の全ての感情は凍り付き、
             ドライは殺戮マシーンとしてサイスや仲間達を皆殺しにする。
             数年後、殺戮を続けていたドライは、
             ある海岸線で玲二の復讐の機会を窺っていたエレンに隙をつかれて死亡する。
             淡い笑みを浮かべながら逝ったドライから目をそらしながらエレンは天を仰いで叫んだ。
             「玲二、私はこれから何のために生きていけばいいの!?」

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