最終更新: nwveipoaieew 2017年12月27日(水) 13:20:54履歴
45 : VenusBlood-BRAVE- ◆l1l6Ur354A 2017/11/23(木) 02:43:30.81 ID:OxB0o8hK0
女神ユランの加護によって平和を謳歌する世界ジラント。
その安寧は空に紅き月が現れ古の魔王ラーガルが復活したことで終わりを告げた。
主人公ハインはかつてジラント戦役で人々を魔族の脅威から救いながら
その圧倒的な強さを恐れた人間に裏切られ絶滅した竜族最後の生き残りであり
現在は復讐のため魔王軍宰相を務めるイザベラによって作り出された実験体の亜竜。
ハインは同じ実験体のシーラと共に脱走し
母親であるイザベラを超えるため人類の都市アルスタで研究を行っていた。
だが魔王軍の苛烈の侵略によりアルスタは壊滅し無人の廃墟となる。
ハインはそこで女神ユランに認められし勇者レオナと出会う。
絶望的な戦力差を承知の上でそれでもと人々を救う手を止めないレオナに惹かれたハインは
レオナと共に戦うことを決め同時に自身の研究成果である触手産卵をレオナに施す。
貞操を奪われたレオナは激怒するが優秀な戦士を苗床にして作り出されるガーディアンによる戦力増強が
劣勢の人類にとって唯一の希望であることを理解させられ仕方なく母体としての協力を受け入れる。
かくしてハイン一行は世界を巡り魔王軍の幹部を撃破しながら
各地で出会った女性たちを半ば強引に産卵母体として仲間にしていき戦力を強化
更には多重人格のように大人と子供の姿を行き来する女神ユランの力を借りることで
遂には宰相イザベラと魔王ラーガルを倒すことに成功する。
ノーマルエンド
魔王を倒したことでパーティは解散。世界に平和が訪れたかに見えた。
だが再び安寧を貪る人々を見下ろしながら女神ユランは狂気に満ちた笑みを浮かべる。
魔王ラーガルも勇者レオナも所詮この世界を治めるに値する器ではなかった。
空には再び紅き月が現れあらゆる生命が苦悶の叫びをあげ死んでゆく。
そして世界は滅亡した。
46 : VenusBlood-BRAVE- ◆l1l6Ur354A 2017/11/23(木) 02:44:19.45 ID:OxB0o8hK0
カオスエンド
魔王を倒したレオナたちだがその顔に喜びはない。
仲間たちの誰もがハインの放つ不穏な空気に気付いていた。
竜眼の力を覚醒させたハインは人が変わったかのように冷徹な表情を見せ空となった魔王の玉座に座る。
数多の戦いを通しハインは確信した。この世界で異なる種族が共存することは不可能だと。
違いは対立を生み、対立が戦争を引き起こす。ならば俺は人間も魔族も滅ぼそう。
新たな魔王は魔王城のシステムを利用しかつて人類が竜族に仕掛けた生殖機能を奪う呪いを大陸全土に向けて放つ。
自分たちから子供を産む力が失われたことを感じ絶望するレオナ。
こんな事をして一体何になるのかとハインに問い質す。
ハインは答える。これで遠からず人間は絶滅し人間を種馬や母体とする魔族もまた滅ぶ。
だがお前たちは知っているはずだ。子供を産む方法は他にもあると。
触手産卵によって産まれるガーディアンは呪いの影響を受けない。
そうハインの目的は人魔の違いを超越して生み出されるガーディアンをこの世界の統一種族にすることだったのだ。
途方もない、しかし完全な悪とも言い切れない目標に唖然とする仲間たち。
だが困惑する人間を前に人類の守護者だったはずの女神ユランはあっさりと人間を見限りハインへの協力を申し出る。
しかしハインは既に善良な女神の仮面の下に隠れるユランの悪意に気付いていた。
お前など必要ないと竜眼の力で女神を封印。
神を失い我が子であるガーディアンたちの制御を奪われたことでレオナたちも降伏。
かくて魔王ハインは世界の頂点に立ち自らの理想を突き進む。
カオスバット
最後の最後で仲間たちへの情を捨てきれなかったハインは
我が子であるガーディアンを殺してでも人類のために魔王を倒さんとするレオナに敗北。
最愛の男を斬り殺し絶望の涙を流す勇者の姿に女神は邪悪な笑みを浮かべ「素体」の完成を祝福する。
47 : VenusBlood-BRAVE- ◆l1l6Ur354A 2017/11/23(木) 02:45:27.36 ID:OxB0o8hK0
ロウエンド
魔王を倒し喜ぶ一同。
そこへ神殿から動けなかったはずの女神ユランが現れ労いの言葉をかける。
既に女神の策謀に勘づいていたハインは油断することなく真意を明かせと告げる。
神は人間から力を集めるための道具に過ぎなかったユランの姿を捨てさる。
その正体は忘れられし竜の守護神ジラント。
かつて絶大な力によって世界を支配し人間や魔族を見下していたジラントだったが
ジラント戦役で自身を信仰していた竜族が人間に騙し討ちされたことで力を失っていた。
目的は人間への復讐と竜族の復活か。
問い質すハインにジラントは人間ごときに敗れた竜族になどもはや興味はないと語る。
ジラントが目指すのは神の力を取り入れた完全種族セフィラが支配する新世界の創造。
そして今日ここにセフィラのベースとなるべき素体も完成した。
竜の勇者レオナ。竜と人の混血その末裔である少女は今や魔王を倒すまでに成長した。
もはや計画を阻むものは何もない。ジラントは高らかに旧世界の破壊を宣言する。
ハインたちを利用して神としての力を復活させたジラントの力は強大無比。
だが今を生きる全ての生命の敵となった神に屈する訳にはいかない。
ハインは人類の仇敵である魔王ラーガルやジラントから分離した子供ユランと共闘しジラントを滅ぼす。
かくして戦いは終わった。
各国の有力者であった仲間たちは母国に戻り復興と人魔再戦阻止に汗を流す。
しかしただ一人、世界を救った勇者レオナだけは表舞台に立つことを望まず
最愛の男と女神、更には魔王と共に世界を巡り困っている人々を助ける旅に出た。
それゆえ彼女の名は歴史には大きく記されず各地に伝わる御伽噺だけがその足跡を伝えている。おしまい。
女神ユランの加護によって平和を謳歌する世界ジラント。
その安寧は空に紅き月が現れ古の魔王ラーガルが復活したことで終わりを告げた。
主人公ハインはかつてジラント戦役で人々を魔族の脅威から救いながら
その圧倒的な強さを恐れた人間に裏切られ絶滅した竜族最後の生き残りであり
現在は復讐のため魔王軍宰相を務めるイザベラによって作り出された実験体の亜竜。
ハインは同じ実験体のシーラと共に脱走し
母親であるイザベラを超えるため人類の都市アルスタで研究を行っていた。
だが魔王軍の苛烈の侵略によりアルスタは壊滅し無人の廃墟となる。
ハインはそこで女神ユランに認められし勇者レオナと出会う。
絶望的な戦力差を承知の上でそれでもと人々を救う手を止めないレオナに惹かれたハインは
レオナと共に戦うことを決め同時に自身の研究成果である触手産卵をレオナに施す。
貞操を奪われたレオナは激怒するが優秀な戦士を苗床にして作り出されるガーディアンによる戦力増強が
劣勢の人類にとって唯一の希望であることを理解させられ仕方なく母体としての協力を受け入れる。
かくしてハイン一行は世界を巡り魔王軍の幹部を撃破しながら
各地で出会った女性たちを半ば強引に産卵母体として仲間にしていき戦力を強化
更には多重人格のように大人と子供の姿を行き来する女神ユランの力を借りることで
遂には宰相イザベラと魔王ラーガルを倒すことに成功する。
ノーマルエンド
魔王を倒したことでパーティは解散。世界に平和が訪れたかに見えた。
だが再び安寧を貪る人々を見下ろしながら女神ユランは狂気に満ちた笑みを浮かべる。
魔王ラーガルも勇者レオナも所詮この世界を治めるに値する器ではなかった。
空には再び紅き月が現れあらゆる生命が苦悶の叫びをあげ死んでゆく。
そして世界は滅亡した。
46 : VenusBlood-BRAVE- ◆l1l6Ur354A 2017/11/23(木) 02:44:19.45 ID:OxB0o8hK0
カオスエンド
魔王を倒したレオナたちだがその顔に喜びはない。
仲間たちの誰もがハインの放つ不穏な空気に気付いていた。
竜眼の力を覚醒させたハインは人が変わったかのように冷徹な表情を見せ空となった魔王の玉座に座る。
数多の戦いを通しハインは確信した。この世界で異なる種族が共存することは不可能だと。
違いは対立を生み、対立が戦争を引き起こす。ならば俺は人間も魔族も滅ぼそう。
新たな魔王は魔王城のシステムを利用しかつて人類が竜族に仕掛けた生殖機能を奪う呪いを大陸全土に向けて放つ。
自分たちから子供を産む力が失われたことを感じ絶望するレオナ。
こんな事をして一体何になるのかとハインに問い質す。
ハインは答える。これで遠からず人間は絶滅し人間を種馬や母体とする魔族もまた滅ぶ。
だがお前たちは知っているはずだ。子供を産む方法は他にもあると。
触手産卵によって産まれるガーディアンは呪いの影響を受けない。
そうハインの目的は人魔の違いを超越して生み出されるガーディアンをこの世界の統一種族にすることだったのだ。
途方もない、しかし完全な悪とも言い切れない目標に唖然とする仲間たち。
だが困惑する人間を前に人類の守護者だったはずの女神ユランはあっさりと人間を見限りハインへの協力を申し出る。
しかしハインは既に善良な女神の仮面の下に隠れるユランの悪意に気付いていた。
お前など必要ないと竜眼の力で女神を封印。
神を失い我が子であるガーディアンたちの制御を奪われたことでレオナたちも降伏。
かくて魔王ハインは世界の頂点に立ち自らの理想を突き進む。
カオスバット
最後の最後で仲間たちへの情を捨てきれなかったハインは
我が子であるガーディアンを殺してでも人類のために魔王を倒さんとするレオナに敗北。
最愛の男を斬り殺し絶望の涙を流す勇者の姿に女神は邪悪な笑みを浮かべ「素体」の完成を祝福する。
47 : VenusBlood-BRAVE- ◆l1l6Ur354A 2017/11/23(木) 02:45:27.36 ID:OxB0o8hK0
ロウエンド
魔王を倒し喜ぶ一同。
そこへ神殿から動けなかったはずの女神ユランが現れ労いの言葉をかける。
既に女神の策謀に勘づいていたハインは油断することなく真意を明かせと告げる。
神は人間から力を集めるための道具に過ぎなかったユランの姿を捨てさる。
その正体は忘れられし竜の守護神ジラント。
かつて絶大な力によって世界を支配し人間や魔族を見下していたジラントだったが
ジラント戦役で自身を信仰していた竜族が人間に騙し討ちされたことで力を失っていた。
目的は人間への復讐と竜族の復活か。
問い質すハインにジラントは人間ごときに敗れた竜族になどもはや興味はないと語る。
ジラントが目指すのは神の力を取り入れた完全種族セフィラが支配する新世界の創造。
そして今日ここにセフィラのベースとなるべき素体も完成した。
竜の勇者レオナ。竜と人の混血その末裔である少女は今や魔王を倒すまでに成長した。
もはや計画を阻むものは何もない。ジラントは高らかに旧世界の破壊を宣言する。
ハインたちを利用して神としての力を復活させたジラントの力は強大無比。
だが今を生きる全ての生命の敵となった神に屈する訳にはいかない。
ハインは人類の仇敵である魔王ラーガルやジラントから分離した子供ユランと共闘しジラントを滅ぼす。
かくして戦いは終わった。
各国の有力者であった仲間たちは母国に戻り復興と人魔再戦阻止に汗を流す。
しかしただ一人、世界を救った勇者レオナだけは表舞台に立つことを望まず
最愛の男と女神、更には魔王と共に世界を巡り困っている人々を助ける旅に出た。
それゆえ彼女の名は歴史には大きく記されず各地に伝わる御伽噺だけがその足跡を伝えている。おしまい。
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