エロゲのストーリーを教えてもらうスレまとめwiki Ver.2.0 - 鬼うた。
227 名前:鬼うた 小春前編 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/07/08(水) 21:58:55 ID:QLkKuK9X0
小春…秋人の姉。弟を溺愛している変態。
綾子…小春の友人。秋人の憧れの人で告白したが振られる。常に秋人を観察している変態。
姫歌…鬼。

神社に住む秋人は、賽銭泥棒を捕まえようとするが逆に刺され、死亡する。
しかし神社に封じられていた鬼、姫歌に気を分け与えられ、蘇生する。
突如現れた謎の鬼女に対抗意識を燃やすブラコン小春、ストーカー綾子とのダダ甘え合戦が勃発する!

・小春
毎日秋人を襲い続けるいけないお姉ちゃん。
しかし時折、彼を愛するあまり暴走することも。
秋人が他の女の子と話していると、彼の顔面を踏みつけたり。
ちょっとアレな時もあるが、神社で祭りが行われるので、その準備に明け暮れる毎日。
小春は、秋人と姫歌が仲良くしているところを見て、心苦しくなる。
それが嫉妬であると、精神が幼すぎる彼女は気付かない。
綾子の助力を得て、小春は料理をしたり、秋人と対等になろうと頑張る。
そして姫歌にも歌を教わり、正々堂々勝負しよう、と仲直りの握手。
姫歌との仲も良くなり、少しずつ変わろうとする姉に安堵する秋人であった。
そして祭りも皆の助力で成功する。その後、本殿に呼ばれた秋人は小春に告白を受ける。
しかし小春は秋人が綾子が好きなのを知っており、撃沈覚悟での告白であった。
それを受け、秋人は小春を振る。
そして小春は、恋人になるつもりはないので、一生秋人のそばにいることを誓い、秋人もそれを受ける。両親も賛同。みんな幸せ、ハッピーエンド。


228 名前:鬼うた 小春後編 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/07/08(水) 22:01:54 ID:QLkKuK9X0
……などということは勿論なく、物語は進む。
秋人が告白しにいくと、部屋の中で首を吊って死んでいる綾子。
もう少し早く行けば助けれたと自分を責める秋人を、見ているしか出来ない小春。
神社で歌を歌い、周囲からアイドル扱いを受ける姫歌を見て、小春は少しずつ姫歌を憎む。
そして自分が綾子の代わりになろうと思い、綾子の眼鏡、服、髪型で秋人の前に。
秋人は拒絶するも、小春はもっと綾子に成り切ると告げる。
秋人はもう自分は大丈夫だから、小春に戻ってほしいと言うと、小春も了承し――
その瞬間、屋上から誰かが飛び降り自殺。それを見た秋人は再び綾子の死を思い出し、狂乱する。
秋人が人の死を恐れていると気付き、どうすれば自分が死なないかを考える。
そして鬼になれば不死になれると思った小春は、姫歌を殺害し、角を奪い、自分の額に付ける。
血塗れの小春に捕まり、秋人は監禁され、小春に攻め続けられる。

そして一年後。
小春の油断で監禁から抜け出た秋人は、神社に戻ってくると、そこは変わり果てていた。
両親は既に追い出されており、神社は姫歌を崇め奉る狂信者たちの集まりと化している。
また町の方も連続自殺者が数百人ほど出ており、そのせいですっかり寂れていた。
もはや帰る場所を失った秋人は、再び小春の下へ。
そして秋人は綾子を受け入れる代わりに、小春とも向き合いたいと言う。
小春と死んだ綾子の二人の恋人になると誓い、小春もそれを受け入れ、三人(秋人と小春と綾子)で仲良く暮らすのであった…End。




229 名前:鬼うた 姫歌 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/07/08(水) 22:02:31 ID:QLkKuK9X0
・姫歌
神社でライブするシーンまで一緒。
ライブ終了後、姫歌は秋人に告白しようとするが、小春らの乱入でうやむやに。
皆仲良く花火を見るのであった……完。

とはならず、ライブ後、姫歌の歌声に惚れたファンが続出し、毎日のようにライブを行う。
次第にファンは、彼女に祈りすがるようになり、狂気を帯びていく。
彼女に願えば、願い事が成就する、そんな噂も流れ始める。
姫歌に人を殺してくれとすがりつく男。神社に〇〇を殺してくれと書いて奉納される絵馬。
そして次第に姫歌も時折、正気を失い、独り言を呟く回数が増えていく。
信者たちに囲まれ、願い事を告げられ、姫歌は過去の記憶を思い出す。
逃げ帰るように神社に戻ると、鳥居の下に吊り下げられた自殺者の姿。
そしてその自殺者こそ、絵馬に書かれてあった〇〇であり、秋人は姫歌の本当の力を知る。
一人部屋にこもるようになった姫歌は、自分が秋人の重荷になっていると言うが、秋人はそれを否定。
その時、子供の頃の秋人が神社の賽銭箱に捧げた願い事を思い出す。
それは『神様も幸せになりますように』という願いだった。
秋人の想いを知った姫歌は、秋人と結ばれ、二人は新しい町へ、駆け落ちするのであった……完。

とはならず、秋人の気持ちを信じ切れなかった姫歌は、秋人を置いて旅立つ。
置いていかれた秋人に更なる悲報が届く。綾子が自殺したのであった。
姫歌を探そうとせずウジウジしている弟を見て、小春の鉄拳制裁が下る。
それで目を覚ました秋人は、姫歌を探しに旅に出るのであった。

数年後、とある辺境の村。
山奥から聞こえてくる歌に引き寄せられ、秋人は歩く。
その先には、一人の少女が歌を歌っているのであった……本当に完。

230 名前:鬼うた 綾子前編 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/07/08(水) 22:10:11 ID:QLkKuK9X0
・綾子
二人クリア後、タイトルに『かみさまのつくりかた』追加。
姫歌の過去の物語。
神社に鬼姫と呼ばれる角の生えた少女がいた。
彼女の祈祷が評判となり、多くの人が押し寄せる。
しかし祈祷はただの祈祷でしかなく、彼女にはそのような力はなかった。
全てはインチキで、姫歌の父親の金儲けであると、村人がクレームに来て知る。
父親は姫歌がちゃんとやらないからだと折檻をする。
姫歌は母親と過ごす短い時間の中で、歌を教わり、その歌を母に聞かせようと練習するのだった。
やがて、祈祷の詐欺が村中に知れ渡り、姫歌が詐欺姫と呼ばれるようになった頃。
村の一人が神社から聞こえてくる歌を知る。その歌は聞くだけで心洗われるような歌だった。
次第に姫歌の歌を聞きに来る人が増えていく。姫歌も自分の歌で皆が救われているのを知り喜ぶ。
しかし姫歌の父は、これを利用し、姫歌の歌に願い事が叶う力があると村に流布する。
歌う回数が増え疲弊していく姫歌は、歌の最中倒れる。
それでも歌わそうとする父親に、母親は姫歌の身を案じ、夜逃げしようとする。
しかし父と信者達に見つかり、姫歌を独占しようとした罪で母親は殺されてしまう。
母を殺した村人達は自分の願いをかなえろと詰め寄ってくる。
姫歌は朦朧とした意識の中で、自分の中に眠る力を解放する。そして村人達が次々と死んでいき、最後に姫歌の父親も死亡する。
神となった姫歌は自我が消失。数日後、事件を聞きつけた宮司たちによって神社に封印される。

231 名前:綾子 中編 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/07/08(水) 22:11:49 ID:QLkKuK9X0
現実世界。
以前秋人は綾子に告白して振られているが、再度告白すると、「私は相応しくない」と言って拒否。
理由を聞くと、綾子は一度死んでいるらしい。
実験によって死んだ後蘇生したが、一度死を味わった人間は、再び死を求めるらしい。
しかし信じない秋人に押される形で、綾子は秋人を受け入れ、エッチ。
が、最中に綾子は自分の手首を噛み、自殺を図る。彼女は幸せになると死を求めるという。
近づきすぎると綾子が死を求めてしまうので、秋人は綾子を避けるようになる。
祭りの日、小春と姫歌が告白してくるが、それを受けず、二人に綾子の事を伝えると、色々と諭される。
二人に励まされ、再び綾子に告白する決意をする。
そして告白、綾子は否定するも、秋人の言葉に、告白を受け入れる。
それからは穏やかな日々が少し続くが、姫歌が少しずつおかしくなるのは他ルートと一緒。
彼女にすがりつく信者たちの姿と、姫歌の過去の記憶がオーバーラップする。
歌を捨て逃げようとする姫歌を、小春が叱咤する。あなたは何のために歌うのか云々。
その言葉に自身の歌を思い出した姫歌は、再び歌を歌うと、歪な願いを頼み込んでいた男から邪念が消える。
それでも姫歌の変調は収まらず、ライブを中止すると、狂信者たちが神社に集まってくる。
次第に神に近づき自我をなくしていく姫歌は、自分がなぜまだ「人」に留まっているのか気付く。
それは幼い秋人が「神様も幸せになりますように」と願いを捧げていたからだった。
自分が秋人によって支えられていた事を知った姫歌は、秋人を手に入れようとする。



232 名前:鬼うた 綾子後編 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日:2009/07/08(水) 22:15:17 ID:QLkKuK9X0
同時刻、秋人は角によって姫歌と繋がり、彼女の記憶を知る。
その記憶で、人間が『姫歌の力』を使って、人間を蘇生させる人体実験をやっているのを見る。
そして唯一蘇生した成功例が、綾子であった。
全てを知った秋人の下へ、姫歌が現れ、自分の幸せの為に祈ってくれるかと問う。
しかし今一番大事なのは綾子であり、姫歌を一番に考えれないと答える。
姫歌は、力を使って秋人を自分だけを見るようにする。
全てを忘れ、姫歌を守る秋人に、小春も綾子も戸惑うが、それが姫歌のせいと分かると、彼女を恨むようになる。
綾子の為に、小春は姫歌の殺害を考えると、そこに謎の人物が現れ、彼女に助言する。
その人物は、秋人の担任、鑑 恭一郎であった。
彼は姫歌の死で、彼女を神へと昇華させようとしたのだった。
恭一郎に押され、姫歌を殺そうとするが、最後の最後で情によって失敗。
しかし姫歌が神になるのを望む恭一郎は、秋人を殺そうとする。それによって姫歌は人を呪い再び虐殺が起きて神へと至るからだった。
しかし咄嗟に小春が庇い、負傷する。それによって忘れていた記憶を思い出した秋人は恭一郎に襲い掛かるが、銃弾によって倒れる。
何発も銃弾を受けるが、鬼の力を得ている秋人は死なず、苦しみ続ける姿を見て、姫歌は恭一郎達を殺そうと願う。
その時、綾子が現れる。
絶望していた姫歌の耳に、彼女の歌を望む多くの声が周囲から聞こえてくる。
周囲の声に計画の続行を断念した恭一郎は去っていく。
姫歌は、倒れた小春に、自らの角を植えつける。その角がなくなれば、姫歌は消えるだけだ。
姫歌は消える前に、集まってくれたファンの前で、最後の歌を歌うのであった……End。

補足
・恭一郎は神社庁なる国の組織の人間で、姫歌の力で国民を統率しようとしたらしい。
・神は人が望み、本人も神になろうとすると神になるらしい。
・姫歌が秋人を望んだのは、姫歌には歌しかないのに、その歌も無くなったがゆえに嫉妬だとか。

236 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/07/09(木) 04:15:44 ID:kdKOEd9a0
なんでそんなに陰惨なんだ……
 
というか
他ルートで何故死ぬんだストーカー

237 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/07/09(木) 19:14:42 ID:laEtcW9hO
乙です
最後の奴はストーカー編なのか?

238 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/07/09(木) 21:53:06 ID:YtkeiVdY0
>>236
なんかストーカー先輩は満足するとそのまま死にたくなるらしい。
で、神社ライブのバックバンドは先輩で、そこで燃え尽きちゃってそもまま自殺するとか。
あとは主人公が他の女性とくっ付きそうなので、自分に未練がなくなったから未練なく死ねるとか。
正直、変態の考えることはよく分からんので、もしかしたらもっと深遠な考えがあるのかもしれん。

>>237
最後のヤツはストーカー先輩ルートです。
姫歌と小春を攻略後、トップメニューに追加ルートで、それが先輩ルートとなってる。
ラストちょっと省いたが、簡単に最終ライブ後を書くと、

姫歌が消えて、残された小春は何か自分ひとりでも出来るように頑張る、とか言って旅に出る。
で、1年くらい経った後、主人公と綾子が主人公宅で同棲しよう、みたいな話をしていると、金が尽きたとかで小春帰宅。
3人で俺たち頑張ってるから、姫歌も見ててくれよな!みたいなノリで終了。

242 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 10:28:38 ID:qTU3vf+M0
鬼うたのここのつながりがイマイチわからん
一旦はうまくまとまったのか
まとまってなくて作者のいたずらなのか

>それを受け、秋人は小春を振る。
>そして小春は、恋人になるつもりはないので、一生秋人のそばにいることを誓い、秋人もそれを受ける。両親も賛同。みんな幸せ、ハッピーエンド。

>228 名前: 鬼うた 小春後編 ◆l1l6Ur354A [sage] 投稿日: 2009/07/08(水) 22:01:54 ID:QLkKuK9X0
>……などということは勿論なく、物語は進む。
>秋人が告白しにいくと、部屋の中で首を吊って死んでいる綾子。


243 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/07/10(金) 16:45:11 ID:yGPajg0I0
>>242
小春さんとやらが姉ポジに落ち着いたんで安心→死なんじゃね?
ヤンデルやつの思考はわからんがw

255 名前:名無しさん@初回限定[sage] 投稿日:2009/07/11(土) 00:15:03 ID:AcaEiQzy0
>>242
あーすまんね。
単に文字制限で分ける必要があったので、その部分が一番切りやすかったので分けただけです。
ゲーム上は章分けしてるわけとかではなく、普通に進む。
ただこのゲームはほのぼの雰囲気から一転してジェノサイドな雰囲気に変わるので、ここが転換と考えると書きやすかったので。
まー答えは『書き手のいたずら』でいい。

>>243
綾子の自殺理由に関しては作中でも明言されず。
綾子ルートでようやく『幸せになると死を求める』と出てくるので、この辺は推測の話になってくるが。
恐らく、ご指摘の通り、小春が姉として頑張ってるのを見て、自分が必要ではなくなったと感じたのが一番近いと思われる。
まー先輩の考えはよく分からんのだけれど。