No.127 タイプ:むし
通常特性:かいりきバサミ(相手に攻撃を下げられない)
かたやぶり(相手の特性を無視して攻撃できる)
隠れ特性:じしんかじょう(相手を倒すと攻撃が1段階上がる)
メガ特性:スカイスキン(自分の使うノーマルタイプのわざがひこうタイプになり威力が1.2倍になる)
| HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
カイロス | 65 | 125 | 100 | 55 | 70 | 85 | 500 |
メガカイロス | 65 | 155 | 120 | 65 | 90 | 105 | 600 |
ばつぐん(4倍) ---
ばつぐん(2倍) ほのお/ひこう/いわ
いまひとつ(1/2) かくとう/くさ/じめん
いまひとつ(1/4) ---
こうかなし ---
メガ時(むし/ひこう)の耐性
ばつぐん(4倍) いわ
ばつぐん(2倍) ほのお/でんき/こおり/ひこう
いまひとつ(1/2) むし
いまひとつ(1/4) くさ/かくとう
こうかなし じめん
覚える技の傾向や素早さ、外見まで含めてヘラクロスと比較される事の多いカイロスですが、初代はストライクと対になるポケモンであった。
初代ストライクは見た目でいえばトップランカーだったんじゃないかな。初代カイロスって最終進化系で唯一の虫単じゃなかったかな、進化しないけど。
昔話なんてなんの役にも立たないので始めよう。
結局は現行のライバルはヘラクロス。向こうは一致インファイトと一致メガホーン。こちらは不一致インファイトと一致シザークロスという事で、
悲しいかな、見事に火力で1段階ずつ負けている。加えてヘラクロスは特性でも火力を強化。根性発動されると威力が倍以上違う計算に。うわぁ。
一方カイロスの持ち味はかたやぶり。エアームドをギロチンで突破できたり、ヌケニンを問答無用で屠ったりできる。
多くの型破りもちは『ふゆう持ちに地震があたる』のを強みにするが、カイロスの場合はインファイトと範囲がかぶりがちなので……そうか、インファイトを切って地震を入れればいいだけじゃん。ばかだーおればかだー。
もちろん飛行にはあたりません。
むし・じめんの範囲は面白いけど、あんまり優れているとは思えません。やっぱギロチンか。
フェイントの使い勝手向上により、先制技とインファイトが両立できるようになった。
あばれるの威力が120にあがったこと、むしの抵抗の獲得、やまあらしの習得あたりは多分どうでもいい。
夢特性としてじしん過剰を獲得。
火力向上の特性は素直にうれしいが、かたやぶりなくて大丈夫か?
ゴリ押しはヘラクロスに任せた方が……。
フェイントの優先度があがったのってXYで良かったっけ?w
しんそくと同じ優先度+2で殴ることが可能になった。一応、某ファイアローのブレイブバードより先に攻撃可能。
本当に一応、という程度のダメージだが・・・。
そんなことより一部のポケモンにだけ許されたメガシンカをなぜか獲得。今まで不遇だったカイロスを強化するとは、この判断はグッドジョブである(上から目線)
グッドジョブとはGood Jobであり、日本語でいうところの『いい仕事したね』であり、スラングでは『GJ』や『グッジョブ』と言われることが多い。
メガシンカしたカイロスの特性はスカイスキン。ノーマル技を1.3倍威力の飛行技として扱える、十分に強力な特性である。
今まで技候補にあがらなかったあばれるがここで台頭。飛行版のげきりんとなり、かつスキン補正で1.3倍。
フェアリータイプの追加で無効化属性さえ出現してしまった元祖のげきりんよりも通りがいいとさえいえる。
むし・ひこうは不遇なイメージが強く、実際耐性として優れているものではないが、これは致し方ないといえよう。
というか、タイプも変わり、メインウェポンも変わり、もはや今までのカイロスとは別物である。
スカイスキンの倍率が1.3倍から1.2倍へと下がってしまった。XYで愛用していた方は要再調整。
あとは覚える技などに変化はないが、氷タイプに対して絶対零度が無効化されるようになったため、
スカイスキンハサミギロチンが、唯一の無効化なしの一撃必殺技になったように思われる。