冒頭で触れたように電気統一パ。
アローラ図鑑で選択できる電気ポケモンは進化前を除くと、
アローラライチュウ、サンダース、カプ・コケコ、デンジュモク、エレキブル、ジバコイル、クワガノン、オドリドリ、トゲデマル、ランターン、ゴローニャの11種である。
準伝のカプ・コケコやデンジュモク、130族サンダース、サーフテールでそれを軽々飛び越えるアローラライチュウ、でんき単体で見ても優秀なタイプであるが、
それに加えて種族値や複合タイプに恵まれたポケモンが多く、なかなか層が厚いと感じたため決行。
最終パーティーとして、準伝のデンジュモクが採用されなかったほどであるから、まあ層の厚さは体感できたところだ。
電気統一ということで、テッカグヤ、ギャラドス、カプ・レヒレに苦しめられることはほぼなかった。もちろんそれ以前に選出されることもあまりなかったが。
逆にきつかった相手は正直枚挙にいとまがないが、カビゴン、ヌメルゴン、ベトベトン、ポリゴン2などの特殊耐久が高いポケモン全般に、
レートの守護神ガブリアスは当然のこと、でんき無効化しながら高威力じしんをぶちかましてくるバンバドロ、
隣を狙ったでんき攻撃まで吸収、無効化しながら動くたびに確実にこちらのポケモンを殺してくるアローラガラガラ。
それらに唯一の有効打であるランターンのハイドロポンプを無慈悲にも吸収無効化し、かつメインの電気技まで無効化してくるトリトドン。
さらにおいかぜ、トリックルームの素早さギミックパ。
とはいえ、この中では、結果としてはガブリアスは相手をしやすかった部類にはいる。
こちらの視点でいえばスカーフじしんで即壊滅の恐怖におびえながら先発対面を繰り返したが、
相手から見れば上をとれるポケモンが3匹いて、どこからめざ氷が飛んでくるかわからないし、不用意にじしんを打てば仲間に被害が及ぶが、
じしんを無効化できる相方は、でんきこうげきが抜群になってしまう。ということだったのだろうか。完全に後付けだが。
逆に予定よりはるかにきつかったのはトリックルーム。決められるとバンバドロ、ガラガラ、カビゴンによってなすすべなく殺されていく。
トリパと見たら無条件でコケコ・ライチュウを選出し、ねこだましなどを併用してとにかく犠牲を顧みず始動役を止めにかかるのだが、
それでも確定で食い止めるにはならず、見えていてなお決められるのがつらかった。
アローラフレンドりー、アローラビギニングと違って極端な選出の偏りはなかったように思う。
バランスのいいPTが組めたんじゃないだろうか。
最後に無駄にレートを落とした以外はほぼ満足。