1999年にネット上で始まり現在は連載中止中の、人気ゲームFFシリーズの1〜8をmixさせた二次創作作品FINALFANTASYν(FFν)、さらにニコニコ動画にアップされている非公式の続編その後のFFνの設定や登場人物をまとめたwikiです。http://www.nicovideo.jp/mylist/4209405

・ナルシェの雪原、前戦部4
 バッツ、ガラフ、エリア、ガード部隊が帝国兵と交戦中。

ガラフ
「でぇぇぇぇい!」

 帝国兵を三人まとめて倒すガラフ。

帝国兵A
「ぐわああ!」
帝国兵B
「強いぞ! この爺!」
ガラフ
「爺と思って舐めない事じゃな!」
バッツ
「相変わらず、すげぇなガラフ……前以上に動きが良くなっているかも」
帝国兵C
「余所見をしている余裕はあるのか! 小僧!」
バッツ
「……! 心配してもらわなくても大丈夫だよっ!」
エリア
「ブリザド!」

 バッツ、エリアがそれぞれ帝国兵を倒した直後、魔導アーマーの攻撃が来る。

バッツ
「!! 魔導アーマー部隊がこっちにも来たか!」
エリア
《右の方を見て》
「バッツさん! あっちにも魔導アーマーが!」
バッツ
「何!」

 右から来た魔導アーマーが、帝国兵を攻撃する。

バッツ
「あの魔導アーマー、ガストラの方を狙ってる!」
帝国兵D
「どうして味方の魔導アーマーから攻撃が来るんだ!」
エリア
「ということはまさか……」
ロック
「よぉ! さっそく一機拝借してきたぜ!」
ガラフ
「さすがドロボウじゃな!」
ロック
「ガラフ、だから何度も言ってる……」
ガラフ
「わかっとる! トレジャーハンターのロック、ガンガン攻めるから支援してくれい!」
ロック
「わかってんならよし! じゃ、行くぜ!」
エリア
「バッツさん、私たちも負けていられませんね!」
バッツ
「ああ!」
(魔導アーマー部隊が迫ってきているってことは、敵の指揮官もそろそろこちらに向かっているはず。どの将軍が来るんだ……)


FINAL  FANTASYν
第116話「幻獣を守れ! 其の壱」


・ナルシェの雪原、前戦部3
 クラウド達とガード部隊、帝国兵と交戦中。

ティファ
「でやああ!」

 クラウドとティファがそれぞれ帝国兵を倒す。

エアリス
「凄いわね二人とも! こっちに来ている敵は完全にここで止まってるわよ」
クラウド
「……防衛戦だからこそできる戦法だな。それに、ナルシェの天然の要塞ともいえる構造。敵の進軍ルートは限られてくる分守り易い」
ティファ
「そうね! それにガードの人達が頑張っているからこの調子なら勝てるかもしれないわ!」
クラウド
「……油断するな、ティファ。どうやら来たようだ」

 ガーランドと魔導アーマーが二体、現れる。

エアリス
「ウォルスの塔にいた将軍だわ!」
ガーランド
「だらしねぇな。俺についてこれたのがヘビーアーマー二機。その上、こっちに先に来た奴らは誰一人として突破に成功しちゃいねぇ」
クラウド
「お前は将軍か?」
ガーランド
「なんだ、お前は? ここでやられている奴らはお前がやったのか?」
クラウド
「そうだ」
ガーランド
「ほぉ。ということは、お前さえ抑えておけば、ここは素通りできるって事だな」
クラウド
「……お前をさっさと片付ければ、それでいいだけだ」
ガーランド
「言うねぇ。でも、お前の武器は見たところ大剣。俺のレイピアを相手にするにはちと大きすぎるな。それなりに動けるのだろうが、相性としては……」
クラウド
「お前の戯言には興味は無い。さっさと来い」
ガーランド
「……人が『正々堂々』って感じに色々教えてやろうとしたのによ。気に食わないね、その態度。
《周囲の兵に向かって》
俺があいつと戦う。その間にここを突破しろ!」
クラウド
「ティファ、……エアリス。俺があいつを抑える。二人は魔導兵器の相手をしてくれ。多少突破されてもまだ後ろに部隊はいる。気にせず、戦うんだ」
ティファ
「OK!」
エアリス
「……わかったわ!」

 クラウド、ガーランドと剣を交え、ティファとエアリスは魔導アーマーを抑えに向かう。

ガーランド
「俊敏……セリス並みだな」
クラウド
「…………」

 間合いを開けるガーランド。

クラウド
「!!」

 クラウドがガーランドの一撃を受け止める。

クラウド
「……何だ? その剣は?」
ガーランド
「人が教えてといてやろうと思ったのに聞かなかったのが悪い。セリスに聞いているからかと思ったが、聞いていなかったようだな」
クラウド
「……剣先の自在変化か。そういえば、作戦会議の時に話していたな」
ガーランド
「話していたのかよ。まぁそんなことはどうでもいい。お前はじっくり俺とやりあってもらうぜ」
クラウド
「……フン」


・ナルシェの雪原、前戦部2
 帝国兵、魔導アーマーと交戦中のセシル達とガード部隊。
セシル
「暗黒波!」

 セシルが暗黒波で魔導アーマーを一体倒す。

セシル
「ハァ……ハァ……」
ローザ
「ケアルラ!」

 セシルにケアルラをかけるローザ。

セシル
「すまない、ローザ」
ローザ
「いえ、でもセシルも無理しないで。確かに魔導アーマーを相手にするには暗黒の力を使うのが一番いいのかもしれないけれど……」
セシル
「僕は大丈夫だ。それより、ローザは僕だけじゃなく他の人たちも気遣ってくれ」
ローザ
「……わかったわ」

 ファリスが魔導アーマーに冷気の攻撃を繰り出し、ローザは弓で援護射撃する。
 突如、飛んできた闇の攻撃を食らうセシル。

セシル
「うぐっ!」
ローザ
「セシル!」
セシル
「……大丈夫だ。大したダメージではないよ。それより、ガストラの将軍が現れたみたいだ」
ローザ
「え!」

 ダークナイトがセシルの前に現れる。

ダークナイト
「バロンの暗黒騎士か……。雪原は広いな。おかげで、バッツ=クラウザーを見つける前にやっかいなのを相手にしなければならなくなった」
セシル
「……バッツから聞いている。ガストラの暗黒騎士ダ−クナイト。暗黒剣ブラッドソードの使い手」
ダークナイト
「骨のありそうな暗黒騎士と戦うのは初めてだな。これはこれで面白そうだ」
ファリス
《魔導アーマーの相手をしながら》
「セシル! すまない! こっちは手が離せない!」
セシル
「大丈夫! こいつは僕に任せてくれ!」

 ダークナイトと剣を交えるセシル。


・ナルシェの雪原、前戦部1
 マッシュが魔導アーマー、セリス、キスティス、シュウ、ガード部隊が帝国兵とそれぞれ交戦中。

マッシュ
「オーラキャノン!」

 マッシュがオーラキャノンで魔導アーマーを二体倒し、セリス達もそれぞれ戦っている相手を倒す。

シュウ
「凄いわね、マッシュさん。一人で魔導アーマーを相手にしているわ」
キスティス
「SeeDにスカウトしたいくらいね」
マッシュ
「セリス! そっちは大丈夫か!?」
セリス
「ええ。これくらい、たいしたことないわ」

 獣にまたがったヘルズハーレーが現れる。

ヘルズハーレー
「……セリス元将軍か」
マッシュ
「な、なんだありゃあ!」
キスティス
「獣に人が乗っている?」
セリス
「……ヘルズハーレー」
マッシュ
「知ってんのか!?」
セリス
「ええ……。あいつは魔獣使いのヘルズハーレー。……将軍よ」
マッシュ
「将軍だと!?」
セリス
「正直予想外だわ。彼までこちらに呼んでくるなんて」
ヘルズハーレー
「……私もこちらに来ることになるとは思っていなかった。若い者達の……尻拭い、と言う所かな」

 ヘルズハーレーが闘気を放出する。

シュウ
「きゃあ!」
キスティス
「ガードの獣達が……怯えているわ」
シュウ
「あの獣のせいかしら?」
セリス
「違う、ヘルズハーレーの能力だ」
マッシュ
「何なんだ? あいつの能力ってのは!?」
セリス
「あいつは魔獣使い。魔物を懐かせて自分の下僕にする才能を持っている」
マッシュ
「魔獣使い……」
ヘルズハーレー
「……修行を重ねた末に得た力だ。このような力を求めていたわけではないがな」
セリス
「マッシュ。あなたの闘気と似ている力よ。彼はその力で魔物を惹きつける才能を持っている。そして、下僕にした魔物を配合させてあの獣を誕生させたのよ」
マッシュ
「そんなことができんのかよ……」
キスティス
「ということは、今ガードの獣が怯えているのもあの将軍の闘気のせい、ということですか?」
セリス
「そうよ。……私達四人じゃないと彼と彼の獣を抑えられないわ。行くわよ」
マッシュ
「おう!」
ヘルズハーレー
「……貴様らを倒さねば、突破できんようだな」

 四人で一斉に攻撃を仕掛けるが、ヘルズハーレーに全てかわされる。

シュウ
「速いわ! その上、当たりそうだったナイフも槍で払い落とされちゃう!」
キスティス
「四人で抑え込むしかないようね!」
マッシュ
「…………」

 もう一度攻撃するがやはりかわされ、反撃を食らう。

キスティス
「くっ、見かけによらず本当に俊敏ね!」
セリス
「はぁっ!」
ヘルズハーレー
「ふん!」

セリスが攻撃するが、ヘルズハーレーに止められる。

シュウ
「早くアイツを抑えないと、他の帝国の部隊がここを突破しちゃうわ!」
セリス
「だが、他の部隊を相手にしてあいつにここを突破されるのも不味い……」
(……やっかいな相手だ。ダークナイトやガーランドなら四人でなら完全に抑え込めるのだが……)
ヘルズハーレー
「……数が多かろうと関係ない。我らの速さについてこられないのならば、意味は無い」
マッシュ
「……右だ」
セリス
「!」

 マッシュがヘルズハーレーに攻撃を当てる。

ヘルズハーレー
「ぐっ!」
シュウ
「当たった!」
マッシュ
「いや、かすっただけだ。やっぱり、あの速さについていくのは難しいぜ」
セリス
「マッシュ、まさか……」
マッシュ
「……見える。獣の動きに少し癖がある。どんな癖なのかは上手く表現できないけど、それを見れば次に奴がどう動くのかが……見える」
ヘルズハーレー
「……この距離から、我らの動きの癖を見抜いたのか。これだけ早く見抜いたのは、ガーランド以来だな」
マッシュ
「…………」
ヘルズハーレー
「動体視力だけはセリス以上、か。ガーランドの評もなかなか的確だ。……闘気を使う格闘家マッシュ=フィガロ。それがお前か。
……当たりたくなかった敵だ。私にとっては天敵。縦横無尽に駆け回る我らの戦法が封じられる可能性もある。
だが、今のお前は動きが多少読めた程度。致命的な一撃を我らには与えられないな。お前の攻撃は、ただ当てているだけ」
マッシュ
「……当ててやるよ。その致命的な一撃ってやつを!」
セリス
(当てられるだけ、確かにそうだわ。でもマッシュがあいつの動きを読めるなら……この戦い、勝機がある!)


・ナルシェの雪原、ガストラ軍本隊
 伝令の帝国兵から報告を受けているレオ。

レオ
「戦況はどうなっている?」
伝令兵A
「はっ。敵の精鋭に侵攻が止められ戦線が膠着したため各将軍が前線に出た模様です。そのため、敵の防衛線の第一陣を突破した部隊もでてきましたが、敵の第二陣に苦戦しています!」
レオ
「敵は精鋭をさらに隠し持っていたか……」
伝令兵A
「さらに、敵の精鋭の一隊が次々とこちらの部隊を殲滅していき、徐々にこちらに向かっています!」
レオ
「……それは、どんな敵だ?」
伝令兵A
「情報によると、ダークナイト将軍やガーランド将軍をウォルスで打ち破った者に似ているとのことです!」
レオ
「そうか……」
(私がその部隊に当たったとしても、戦線は膠着状態に陥るだけ……。いや敵の最終防衛線が強力な以上こちらの被害が増えるだけだ……)

 別の兵が報告に来る。

伝令兵B
「レオ将軍!」
レオ
「どうした!?」
伝令兵B
「ナルシェに増援です!」
レオ
「ナルシェに増援……? 中立のナルシェに増援が来る? ……まさか!」
伝令兵B
「はい! どうやら、ティンバーのレジスタンスのようです!」
レオ
「…………」
(……見誤った。ナルシェとティンバーの仲は険悪と聞いていたが、裏で何かあったのか?)

 さらに一人の兵が報告に来る。

伝令兵C
「レオ将軍!!」
レオ
「……何があった?」
伝令兵C
「謎の三人組が突如出現し、我らの軍を次々と殲滅していっております!」
レオ
「また増援……か」
(戦いが始まり二時間。戦線は完全に膠着状態。その上予期せぬ敵の増援……。やはり、この戦い)
帝国兵E
「レオ将軍! 我らにも出撃の命令を!」
レオ
(私が最初から前線に出ていたとしても結局は精鋭部隊の一つとあたり、状況は今と変わらない。それどころか、敵の増援に挟まれる形になっていた。
ここから我ら将軍達が獅子奮迅の働きをすれば幻獣の奪取は可能かもしれない。多くの犠牲と引き換えに。しかし多くの兵と戦力を失ってもなお氷漬けの幻獣というものは必要なものなのか? ……否!)
帝国兵E
「将軍!!」
レオ
《部隊の兵を振り返り》
「我らも動く! ただし諸君らは前線の負傷兵の回収・支援にあたれ!」
帝国兵E
「……将軍」
レオ
《伝令の兵に》
「わかるな? 君達も前線の将軍に伝令を頼む」
伝令兵A
「……はっ」

 伝令の兵達が前線へ命令を伝えに行く。

レオ
(この戦いはガストラの名においての統一のための戦いではない。ただ、氷漬けの幻獣を手に入れるためだけの戦いだ。
バロンが撤退しても作戦を強行したのはヴェルヌ将軍だ。彼は作戦の成功に自信を持っていたのだ。しかし、立案者のヴェルヌ将軍が負傷し離脱。その時点で作戦は破綻していたのだ……!
なのに、幻獣奪取作戦は続行……。陛下の意図もあるのだろうがそれだけではない。ヴェルヌ将軍に作戦を続行させねばならない理由があったのだ。
一人の将軍の一存で多くの将兵を失わせるわけにはいかない……!)


 第117話へ続く

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