1999年にネット上で始まり現在は連載中止中の、人気ゲームFFシリーズの1〜8をmixさせた二次創作作品FINALFANTASYν(FFν)、さらにニコニコ動画にアップされている非公式の続編その後のFFνの設定や登場人物をまとめたwikiです。http://www.nicovideo.jp/mylist/4209405

のFINAL FANTASYν
第125話「炎と氷の激突」


・サモンディメンション空間
 イフリートの造り出したサモンディメンション空間に入ったクラウド達。

クラウド
「く……!!
セフィロス!!」
ティファ
「……セフィロスはいないわ。クラウド」
クラウド
「クソッ!!」
エリア
「クラウドさん、ちょっと怖いです……」
エアリス
「落ち着きなさいよ、クラウド」
クラウド
「黙れ! お前にわかるのか!? 俺がどんな思いで奴を追っているのかが!」
エアリス
「わからないわよ! だけど、今は苛立っている場合じゃないでしょ!?」
クラウド
「なんだとッ!」
ティファ
「クラウド、落ち着いて! エアリスの言うとおり、今は騒いでもどうしようもないでしょう?」
クラウド
「ティファ、あいつが目の前にいたんだぞ! 5年前、俺達の故郷をメチャクチャにしたセフィロスが、目の前にいたんだぞ!」
ティファ
「…………」
ガラフ
「そこまでにしておくんじゃ」
クラウド
「…………!」
ガラフ
「とりあえず、今この空間を脱出するにはあのイフリートを倒すしかない。そうなんじゃろう? リディア?」
リディア
「え……、あ、う、うん! そうだよ!」
ガラフ
「だったら今はそれだけに集中するんじゃ。余計な事を考えておると、隙が生まれるぞい」
クラウド
「…………」
イフリート
『準備はいいか……?』
ガラフ
「ホレ、クラウド。ワシらはお主の指示に従う。命令を出してくれんかのう」
クラウド
《イフリートの方に向き直る》
「……俺と、爺さん、それにティファで直接奴を叩く。他の連中は魔法で補助だ」
エアリス
「……わかったわ」
レナ
「いきましょう! リディア!」
リディア
「準備はOKだよ! イフリートさん!」
イフリート
『そうか。ならば……』

 クラウド、ガラフ、ティファが前に出る。

イフリート
《力を解放する》
『ゆくぞ!!』
ティファ
「てぇぇぇい!」

 ティファが仕掛けようとするが、イフリートの攻撃に阻まれる。

ガラフ
「ぬおおお!」
クラウド
「…………!」

 続いてクラウドとガラフが攻撃に出ようとするが、イフリートの炎をくらう。

ガラフ
「うおおおっ!」
クラウド
「……炎が厄介だ。補助を頼む。氷の魔法で奴の炎を打ち消してくれ!」
レナ
「わかりました!」
エリア
「いきます!」
レナ、エリア
「「闇に生まれし精霊の吐息の凍てつく風の刃に散れ! ブリザド!」」
イフリート
『地の砂に眠りし火の力目覚め緑なめる赤き舌となれ! ファイラ!』

 イフリートのファイラがブリザドをかき消し、クラウドに直撃する。

クラウド
「ぐああっ!」

 膝を突くクラウド。

エアリス
「大丈夫!?
清らかなる生命の風よ失いし力とならん! ケアル!」

 クラウドにケアルをかけるエアリス。

クラウド
「二人掛りのブリザドでも歯がたたないか……」
エリア
「そういえば、この空間では幻獣さん達はいつも以上の力を発揮できるらしいです!」
クラウド
「……そういう事はもっと早く言ってくれ!」
エリア
「す、すみませ〜ん!」
レナ
「時よ、足を休め、選ばれし者にのみ恩恵を与えよ! スロウ!」
イフリート
『効かぬ……!』

 イフリートの炎をくらうレナ。

レナ
「きゃああ!」
ティファ
「スロウも効かない……」
イフリート
『どうしたのだ? 我はまだ一太刀も浴びてはおらぬぞ?』
クラウド
「…………!」

 クラウドがイフリートに斬りつけるが、同時に反撃も受ける。

クラウド
「……まだだっ!」

 再度、斬りつけるクラウド。しかし決定打にならず、再び反撃をくらう。

ガラフ
「待つんじゃ! クラウド!」
クラウド
「しかし!」
リディア
「……シヴァさんを呼ぶよ」
クラウド
「…………!」
ガラフ
「それしかないようじゃ。ワシらはリディアを守る事に専念するんじゃ」
クラウド
「…………」
ガラフ
「そんな調子では、セフィロスとやらと会い見えたとしても、平常心で戦えるとは思えん。焦りは禁物じゃ。激情が身を覆う時こそ冷静になるべきなのじゃよ。いつものお主のようにな」
クラウド
「…………」
(……この爺さんの言うとおりだな)
「……作戦変更だ。リディアが攻撃されないように奴の攻撃をこちらに引き付けるぞ!」
エアリス
「わかったわ!」
ガラフ
「よし、いくぞい!」


・古代図書館、地下書庫2
 書庫の奥でミドを見つけるバッツ達。

ボルタ
「! あそこにいるのがミドです!」
バッツ
「あの子が……」
(どこかで見た事あるような……?)

 バッツ達の前に一冊の本が浮かび上がる。

マッシュ
「な、なんだ!? また本が浮いてやがるぞ!」
バッツ
「またさっきみたいな悪霊が出てくるのか……!」
ファリス
「いや……、少し様子が違う」

 本の中から魔獣の悪霊が出現する。

悪霊
『うごごごご……』
マッシュ
「で、でかいぞ……!」
バッツ
「ボルタさん! なんなんですか、あいつはっ!?」
ボルタ
「……わかりません。あんな悪霊、今まで見たことがありません!」
悪霊
《咆哮をあげる》
『我が主さえ……健在ならば……もっと早く行動に移れたものを……!!』
ファリス
「何を言っているんだ……?」
バッツ
「我が主……?」
ビブロス
『このビブロスが……我が主のために……!』

 ビブロスの放ったかまいたちをくらうバッツ。

バッツ
「うわっ!」
マッシュ
「襲ってくるのか!?」
ファリス
「ボルタさん! あんたは下がってろ!」
ボルタ
「は、はいっ!」

 ボルタを下がらせて戦闘態勢を取るバッツ達。

マッシュ
「うおおお!
爆裂拳!!」

 ビブロスに爆裂拳を放つマッシュ。

ビブロス
『たゆとう光よ、見えざる鎧となりて小さき命を守れ……プロテス!』

 ビブロスがプロテスをかける。

マッシュ
「プロテスか……! 厄介だぜ、これで奴は打たれ強くなっちまった」
ビブロス
『邪魔をするな……! 封印を解かれ長き眠りから覚めた我は……我が主の元へ向かわねばならぬ……!!』
ファリス
「こいつ、誰かの部下なのか!?」
バッツ
「それに、封印がどうとか……。もしかしたら、コルツ山にいたヴァンパイアと同じようなものなのかもしれない!」
マッシュ
「あの“ガーディアン・フォース”って奴か……!」
ファリス
「おい、ミド! 聞こえるだろう! 逃げるんだ! ここは危険だ!!」
ミド
「…………」
ファリス
「まさか、聞こえていないのか……?」

 ビブロスの攻撃をくらうファリス。

ファリス
「うぐっ!」
バッツ
「プロテスがかかっていても、魔法剣ならっ!
魔法剣! ファイア!」

 ファイア剣を放つバッツだが、同時にビブロスの攻撃をくらう。

ファリス
「地に満ちし精霊よ……俺に力を!!」

 鬼火を放つファリス。

マッシュ
「いくぞ……! 鳳凰の舞!!」

 鳳凰の舞で分身を作るマッシュ。

マッシュ
「爆裂拳・双!」

 マッシュと分身が同時に爆裂拳・双を放つ。

マッシュ
「でやあああ!!」

 さらに攻撃を加えるマッシュ。

マッシュ
「これで、止めだっ!! メテオ……!」

 ビブロスが何か魔法を使う。さらに攻撃を受け、吹き飛ばされるマッシュ。

マッシュ
「うがっ!」
ファリス
「おい、あのビブロスって奴、全然ダメージを受けてるようには見えねえぞ!」
マッシュ
「馬鹿な! あれだけ攻撃を叩き込んだってのに!」
ボルタ
「……もしかして、黒魔法ドレインかもしれません!」
ファリス
「ドレイン……吸収魔法か!」
バッツ
「いくらダメージを与えても、回復されるんじゃきりがないぞっ!」
ファリス
「それだけじゃない。生憎今の俺達の中に白魔法を使える人間はいない。……長期戦は不利だ」
マッシュ
「だったら、一気に終わらせればいいだけだ!
《前に出る》
もう一度!!」
ビブロス
『こざかしいっ!!』

 ビブロスの出した糸がマッシュに絡まる。

マッシュ
「なっ、糸が!!」

 動きの鈍ったマッシュがビブロスの攻撃をくらい吹き飛ばされる。

マッシュ
「絡まって思うように動けねぇ!」
バッツ
「大丈夫か、マッシュ!」
ファリス
「バッツ! 余所見をするな!!」

 バッツもビブロスの糸をくらう。

バッツ
「うわっ!」
ファリス
「クソ……! これでまともに動けるのは俺だけかよ!」
ビブロス
『我の邪魔をするな……!』
バッツ
(……どうすればいい! マッシュの鳳凰の舞は確かに効いていた。ドレインで回復される前に、あれと俺達の総攻撃を何度も叩き込めれば……。
でも、この状態じゃとても回復に追いつけない……! こっちが回復できないだけ……勝ち目は薄い。……そうだっ!)
「ボルタさん! このヘイストの本をレナに届けてください!」
ボルタ
「えっ!?」
バッツ
「時間がありませんっ! 早く!」
ボルタ
「わ、わかりましたっ!」

 バッツからヘイストの本を受け取り、書庫を出ていくボルタ。

ファリス
「……それしかないようだな」
バッツ
「……ファリス、マッシュ。レナ達が来るまでなんとしてでも耐えるんだ! レナならきっと、ヘイストをものにしてくれる!!」
マッシュ
「賭けるしかねぇな……! それにもしかしたら、リディアがイフリートとの契約を終わらせているかもしれねぇ」
ファリス
「まともに動ける俺が出来るだけ奴を引き付ける! バッツ、マッシュ、支援を頼む!」
マッシュ
「おう!」
バッツ
「ああ!」
(間に合ってくれ……レナ!)


・サモンディメンション空間
 リディアを守りながらイフリートと戦い続けるクラウド達。

ティファ
「てぇぇぇい!」

 クラウド、ガラフ、ティファがイフリートに集中攻撃をかける。

ティファ
「駄目ね……、全くダメージを与えられていない! いくら自分の最大限の力を発揮できるって言っても、これほどだなんて!?」
クラウド
「くっ!」
ガラフ
「やはり、シヴァに頼るしかないのかのう……」
イフリート
『地の底に眠る星の火よ、古の眠り覚まし裁きの手をかざせ。ファイガ』
レナ
「あぶない、リディア!!」

 レナがリディアをかばおうとする。
 しかし、その前にクラウドが飛び出しファイガからリディアをかばう。

レナ
「クラウドさん!」
リディア
「クラウドお兄ちゃん!!」
イフリート
『…………』
クラウド
「早く詠唱を終わらせろ……。セシル=ハーヴィがいない今、俺がお前を守る。それが、俺の仕事だ……」
ティファ
「クラウド……」
エアリス
「…………」
リディア
(……クラウドお兄ちゃん)

 リディアの身体が光る。

イフリート
『シヴァがくる……』
ティファ
「!?」
レナ
「もう詠唱が終わったの!?」

 シヴァが現れる。

シヴァ
『久方ぶりね、イフリート』
イフリート
『……ああ、久しいな。貴様の主の力、試させてもらおうぞ……!』
リディア
「いけぇぇぇ、シヴァさん、ダイアモンドダストだぁぁぁ!!」
イフリート
『ゆくぞっ! 地獄の火炎!!」

 イフリートの地獄の火炎とシヴァのダイアモンドダストが激しくぶつかり合う。

イフリート
『うおおおおっ!』
エアリス
「シヴァが押されている!?」
リディア
「頑張って、シヴァさん!」

 両者のエネルギーの余波が辺りに飛び散る。

ガラフ
「凄まじいエネルギーじゃわい。……こりゃあ近づけん」
リディア
「私、セシルお兄ちゃんと約束したの! 絶対にイフリートさんと契約するって! だから、絶対に負けられないの!!」

 シヴァのダイアモンドダストが勢いを増す。
直後、辺りが光に包まれる。


・古代図書館、地下書庫1
 光が収まり、元の書庫へ戻ったクラウド達。

ティファ
「え……? どうなってるの?」
エリア
「ここは……元の場所です!」
エアリス
「大丈夫!? リディア!?」
リディア
「う、うん……」
イフリート
『見事だ……幼き召喚士リディアよ』
リディア
「イフリートさん!」
イフリート
『……あの空間でお主が召喚したシヴァの力が、我の全力を上回ったのだ。
お主の意志の力、しかと見届けた。……それだけで、十分だ』
レナ
「という事は……」
イフリート
『……お主に従おう』
リディア
「本当!?」
イフリート
『ああ。我の力を求むる時、我を呼ぶがいい。その時こそ我はお主の力となろう』
リディア
「やったぁぁぁ!」
レナ
「なら、早くバッツ達と合流しましょう! セフィロスの事も言わないといけませんし!!」
クラウド
《書庫の入り口へ走り》
「そうだっ! セフィロス!!」
エアリス
「いない……わね」
エリア
「でも、まだこの図書館の中にいるかもしれません!」
クラウド
「いや……もうここにはいない」
エアリス
「どうしてそんな事がわかるのよ?」
クラウド
「……この図書館に入った時から感じていた薄気味悪さが消えている」
エアリス
「確かに、奴が部屋に入ってきた時みたいな重苦しい雰囲気ではないけど……」
クラウド
「それに、奴は言った。……ミッドガル、と」
エアリス
「!?」
ティファ
「ミッドガルですって!?」
クラウド
「奴はあそこに……向かったのかもしれない……」

 ボルタが駆け込んでくる。

ボルタ
「ここにいましたか、皆さん!!」
レナ
「ボルタさん! どうしてここに!?」
エリア
「ミドって子は見つかったんですか?」
ボルタ
「バッツさん達が強力な魔物に襲われています! 急がないと危険です!」
レナ
「バッツが!?」
ガラフ
「マッシュやファリスもおるのに苦戦しておるとは!」
レナ
「急ぎましょう! ボルタさん!」
ボルタ
「はい! こちらです!」


 第126話へ続く

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