1999年にネット上で始まり現在は連載中止中の、人気ゲームFFシリーズの1〜8をmixさせた二次創作作品FINALFANTASYν(FFν)、さらにニコニコ動画にアップされている非公式の続編その後のFFνの設定や登場人物をまとめたwikiです。http://www.nicovideo.jp/mylist/4209405

・カルナックの町、入り口
 レナ、マッシュ、ロックの三人がエドガーを出迎える。

マッシュ
「久しぶりだな、兄貴!」
エドガー
「ああ。わざわざ出迎えてもらって悪いな」
ロック
「エドガー。みんなにはもう会議室に集まってもらっているぜ!」
エドガー
「そうか。……ならば急ごう。レナ姫。あなたにも大切な話があります」
レナ
「私に……ですか?」
エドガー
「ええ……。詳しい事は会議室で話しましょう」


FINAL FANTASYν
第132話「戦士たちの進む道」


・カルナック城、会議室
 全員で今後の事を話し合う。

エドガー
「セシルやローザの事は既に聞いている。もちろん、古代図書館で起こった事や……ガラフ殿の事も先ほど全て聞かされた」
ガラフ
「…………」
バッツ
「エドガー。俺達もセシルと一緒にバロンに向かう。セシルがパラディンになれていたとしても、一人だけじゃやっぱり危険だ」
エドガー
「……これは、ゴルベーザという男の真意を知るための絶好の好機だ。私としても、できれば皆にバロンへ向かって貰いたいと考えている。あわよくば、バロンを奪還できるかもしれんしな」
バッツ
「できれば、ってどういう事だよエドガー?」
エドガー
「レナ姫。さっきの話の続きなのだが……」
レナ
「…………」
エドガー
「タイクーン王が目撃された。……ガルバディアのミッドガルでな」
レナ
「お父様が!?」
ファリス
「ミッドガルでだと……」
エアリス
「どういう事なのよ、エドガーさん」
エドガー
「バナン先生は世界を廻りながら、タイクーン王の消息についても探っておられたのだ」
バッツ
「バナンさんが……?」
エドガー
「そして……ガルバディア地方にて、タイクーン王によく似た姿の男が目撃された、という情報を入手されたらしい」
レナ
「でも、どうしてガルバディアにお父様が……?」
エアリス
「ガルバディアのミッドガルって言えば、神羅カンパニーの総本山……」
マッシュ
「そういえば、クラウド!」
クラウド
「フィガロ王。古代図書館にいたセフィロスは、ミッドガルと言っていた……」
エドガー
「ああ。セフィロスが現れる場所は隕石が落ちた場所の近くだ。古代図書館も、カルナックの隕石の落下地点からかなり近い立地にある」
バッツ
「そして、隕石が落ちる場所には必ずクリスタルがあった……」
レナ
「……神羅が今まで協力してきたウォルス戦争、カルナックのクーデター。どちらもクリスタルを原因として起こった争いだった」
ファリス
「神羅カンパニー、今まで以上にキナ臭くなってきやがったな……」
エドガー
「そう。私としてはタイクーン王の事も含め、一刻も早くミッドガルに調査隊を派遣したい。しかし、並の実力では神羅のソルジャーやタークスには敵わないだろう」
ティナ
「そこで……私達にって事……?」
エドガー
「そうだティナ。この中から何名かミッドガルへ向かってもらいたいのだ。そのためのとっておきの伝手も、バナン先生が用意してくれている」
マッシュ
「つて?」
エドガー
「ああ。『アバランチ』という組織が、リターナーにミッドガルにおけるテロ活動の協力を要請してきた。……いつもならこんな依頼は一蹴するのだが、今回ばかりは話が別だ」
ティナ
「テロ……!?」
エリア
「それに、『アバランチ』って何なんですか〜?」
エドガー
「詳しい事はわからんが、『アバランチ』というのは反神羅の名の下に結成された武装集団らしい」
ロック
「なんでまたそんな組織がバナンに……リターナーにテロの依頼なんかを……?」
エドガー
「向こうはリターナーの名前を知っているだけで、細かな内実は知らないようだ。……失礼な話だがな。だから、向こうは我々を同じような志を持つ組織と勘違いして、共同戦線を張ろうと持ちかけてきたのだ」
ロック
「反ガストラ帝国と反神羅カンパニー……。確かに似てるっちゃ似てるけど」
エドガー
「危険な話ではあるが……これは好機とも言える。『アバランチ』の協力があれば、困難と思われるミッドガル潜入もやりやすいだろう」
マッシュ
「バロンの方はどうするんだ?」
エドガー
「……こちら側から送るのは最低限の人数だけだ。残りの人員はバラムガーデンに依頼した」
マッシュ
「バラムに!? って事はSeeDか!」
ティファ
「でも、SeeDがそんな任務を受けてくれるのかしら?」
エドガー
「大丈夫だよティファ。既にシド学園長から受諾の返書をもらっている。学園長お墨付きのSeeDを派遣してくれるそうだ」
バッツ
「話が早いな……。それにシド学園長お墨付きのSeeDって事はもしかしたら……」
エドガー
「……おそらく、彼らだろうな」


・バラムガーデン、廊下
 訓練を終えたスコール達に次の予定を伝えるキスティス。

キスティス
「……今日の訓練はこれで終わり。これからみんなには私と一緒に学園長室へ行ってもらうわ」
セルフィ
「学園長室にですか〜?」
ゼル
「つー事はもしかしたら……」
スコール
「…………」
キスティス
「またあなた達に任務みたいね。まだ詳しい事は聞かされていないけど」
ゼル
「よっしゃあ! こんなに早く次の依頼が来るって事は前の任務での俺達の頑張りが、評価されたのかもしれねぇな!!」
セルフィ
「だったらいいな〜」
スコール
(……しかし、こう次々と新米の俺達に依頼が回されるものなのか?)
セルフィ
「前の依頼っていえば、リノアは元気かな〜?」
ゼル
「あ〜、あのわがままお嬢様か。そういえば俺ってSeeDなのにパシリさせられちまったよな……。今にして思えば、もっとガツンと言ってやるんだったぜ」
セルフィ
「まぁまぁ。向こうだって悪気はなかったんだからさ」
キスティス
「ゼル。クライアントの悪口を言うのは良くないわ」
ゼル
「でもよ先生。あいつらはさ……」

 リノアがやって来る。

スコール
(……もし本人が聞いていたらどうするんだ。まぁ……さすがにそれはないか……)

 ゼルの後ろまで歩いてくるリノア。

スコール
(…………!!)
セルフィ
「ゼ、ゼルゥ〜……」
キスティス
「! ……ゼル……もうやめておいた方がいいわ」
スコール
(……そういう事か、学園長)
ゼル
「他のメンバーもよく我慢できてると思いません? 俺だったらとっくに……」
リノア
「……とっくにどうしてるのかしら?」
ゼル
《振り返る》
「とっくにって……!!
《驚いて尻餅をつく》
な、なんであんたがここにー!?」
リノア
「なんでも何も、そういう話だったでしょ?」
セルフィ
「どういう事?」
リノア
「あれ、まだシドさんから聞いてないの? あなた達と私達との契約内容」
スコール
「……シド学園長は今日までずっと不在だった。そのせいでまだあの任務の報告さえ済んでいない」
リノア
「あの任務の報告なんていらないよ。多分。だってまだ継続中扱いだから」
ゼル
「継続中だと!?」
リノア
「シドさんから貰ったこの手紙には書いてるもん。『今回の任務に派遣したSeeD、スコール、セルフィ、ゼルの三名は依頼者が依頼を破棄するまでそちらの専属扱いにします』だって。ホラ!」

 リノアの差し出した手紙を読むスコール達。

セルフィ
「ホントだぁ……」
ゼル
「つー事はよ! またお前が……」
リノア
「そう! 今回のあなた達のクライアントも私! シド学園長が不在だったのは、私と会談してたのも理由の一つなのよ!」
キスティス
「何考えてんのよ、あのおっさん……」
リノア
《スコールの前に行き》
「というわけで、またヨロシク!」
スコール
(……なぜ俺の前に来る?)

 サイファーが雷神と風神を連れて現れる。

サイファー
「よぉ、SeeDの皆さん……!!」
リノア
「サイファー!」
サイファー
「リノア!? どうしてお前がここに!?」
リノア
「どうしても何も……。それに酷いよサイファー。私てっきりあなたがティンバーに来てくれるんだと思ってたのに!」
雷神
「どういう事だもんよ? サイファーはSeeDじゃないもんよ。スコールと一緒に行けるわけが……」

 風神に蹴られる雷神。

風神
「黙!」
雷神
「いてて……相変わらず痛いだもんよ」
リノア
「ねぇ、どうして!?」
サイファー
「……俺はお前を学園長に紹介しただけだ」

 立ち去ろうとするサイファー。

リノア
「待って!」
サイファー
「……今、お前の依頼を受け持っているのはあいつらだろ。俺は関係ない」

 去っていくサイファーとそれに従う風神。

雷神
「あ、待つだもんよ二人とも! さっぱり話がわからないだもんよ!」

 二人を追いかけていく雷神。

リノア
「…………」
キスティス
「……とりあえず学園長室に行きましょう」


・バラムガーデン、学園長室
 シド学園長とリノアから任務の事を聞くスコール達。

シド=クレイマー
「今までちゃんと契約内容を話していなかったのは謝ります。完全に私のミスです」
キスティス
「ミスも何も、基本的な事じゃないんですか? 学園長」
シド=クレイマー
「まぁまぁキスティスさん。もうこれ以上、細かい事はいいじゃないですか」
キスティス
「!?」
スコール
(……契約内容が細かい事なのか? 俺達にとっては死活問題じゃないのか?)
シド=クレイマー
「では、今回の依頼内容について説明します。
《一つ間を置き》
今回あなた達三人にはリノアさん達森のフクロウと一緒にミッドガルへ潜入してもらいます」
セルフィ
「ミ、ミッドガルゥ〜!?」
ゼル
「あの悪名高い神羅カンパニーのある……!」
スコール
「……詳しい説明をお願いします」
シド=クレイマー
「え〜ゴホン。そして、今回の任務もまた秘密部隊の皆さんと一緒に動いてもらいます」
ゼル
「秘密部隊って事は、またバッツさん達とって事ですか!?」
シド=クレイマー
「ええ……。向こうは誰が来るのかはまだわかりませんけどねぇ」
リノア
「実は、元々この話はシドさんの方から私達に持ちかけられたものなの」
キスティス
「……どういう事でしょうか?」
シド=クレイマー
「もっと言えば、あの秘密部隊の皆さんからの依頼になります。任務内容から私が判断して、リノアさん達にも協力を頼み、快諾して頂いたのです。
依頼内容は単純。反神羅カンパニー組織『アバランチ』とともにミッドガルに潜入し、神羅カンパニーについて調べる、というものです」
リノア
「ガストラと同じように、神羅もまた戦争の火種をあちこちにばら撒いてる。森のフクロウとしても、それは見逃せないわ。だからティンバーを代表して協力しに来た、っていう事」
シド=クレイマー
「詳しい任務の内容は、『アバランチ』の方々と秘密部隊の皆さんがあちらで教えてくれるでしょう。私からは以上です」
キスティス
「以上って、それだけですか? 『アバランチ』という組織の説明とかは……」
シド=クレイマー
「ナシです。私も詳しい事は知りません」
ゼル
「知らないって……」
スコール
「学園長」
シド=クレイマー
「何ですか? スコール君?」
スコール
「あの秘密部隊は一体何なんですか?
バッツさんだけじゃない。あそこには王族がたくさん集まっていたし、それに元ガストラの将軍までいた。あんただって、さすがにこれくらいは知っているでしょう?」
シド=クレイマー
「んー……。さすがスコール君。セリスさんの正体に気がつきましたか……」
ゼル
「って事は、本当にあの人は……!」
シド=クレイマー
「はい。セリス=シェール。彼女はかつて帝国の将軍でした。今は違いますけどね」
セルフィ
「どっひゃ〜。そんな凄い人だったんだ……」
ゼル
「王族に、元帝国将軍……」
シド=クレイマー
「それだけではありませんよ。バロンの元部隊長もいらっしゃいます」
スコール
「!?」
シド=クレイマー
「セシル=ハーヴィさんでしたか……。あの人がそうですよ」
ゼル
「すげぇメンツだったんだな……あそこって……」
スコール
「学園長、あの魔法剣の使い手。……バッツさんは一体何者なんですか?」
シド=クレイマー
「……気になりますか、彼の事が」
スコール
「…………」
(……言われてみれば、どうして俺はそこまであの人の事を気にするんだ? 剣を交えたからか? 本当にそれだけか……?)
シド=クレイマー
「そうですねぇ……。言ってみれば彼は、『勇者』……ですかねぇ……」
スコール
「は……?」
セルフィ
「勇者……?」
ゼル
「ど、どういう事ですか?」
シド=クレイマー
「セルフィ。あなたはファンタジーの小説や物語を読んだ事がありますか?」
セルフィ
「小さい頃になら、ありますけど……」
シド=クレイマー
「あれの主人公のように、世界を守るために人々のために戦う者の事を勇者と呼ぶでしょう。バッツさんも似たようなものなのですよ」
セルフィ
「は、はぁ……」
スコール
「…………」
シド=クレイマー
「今日のところはもういいでしょう。詳しい連絡が明日には来ると思います。それまで皆さんゆっくり休んでいてください」
スコール
(……上手くはぐらかされたか。それとも、本気で言っているのか……)
リノア
「待ってください学園長」
シド=クレイマー
「ん?」

 スコールの前へ行くリノア。

リノア
「まだ了承の返事を貰っていません。そこはちゃんとしておきたいんです」
スコール
「…………」
シド=クレイマー
「そうでしたねぇ。どうですか、スコール君」
スコール
(……どうして俺なんだ)
リノア
「引き受けてくれるわよね、かっこいいSeeDさん?」
スコール
《少し間を置き》
「……あんたが俺達の依頼主だ。あんたが命令すれば、ミッドガルだろうが、ガストラだろうがついていくさ」
(……与えられた任務をこなせばいい。それがSeeDだ。きっと……そうなんだ)


・ガルバディア本国大統領官邸、客室
 ツォンからの報告を聞くルーファウス。

ツォン
『……プレジデントに動きはありません。全て、順調です』
ルーファウス
「そうか……。どうやら、本当に死ぬ直前まであのオヤジは事の次第に気がつけないようだな……」
ツォン
『……宝条はもうすぐミッドガルにもセフィロスが現れると言っていました。帰る時期にはご注意ください』
ルーファウス
「大丈夫だ。……私は今から大統領とともに会わねばならない女性がいるからな。彼女が現れるまで、ここガルバディア本国で待たねばならない」
ツォン
『わかりました……。それでは、私は任務に戻ります』
ルーファウス
「ああ……。報告ご苦労だった」

 PHSを切るルーファウス。

ルーファウス
「いよいよ……私の時代がやってくるのだ……。
さぁ、来い。セフィロス……。ジェノバとお前が……私を約束の地へ導くのだ……」


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