座談会の内容は、基本的に男性部門の続きからになっています。
13位 １票
キスティス・トゥリープ
シュウ・クランチェイス
マリア・ソリドール
ティファ・ロックハート
シュウ
「えっ！？ 私にも票が入っているの！？」
キスティス
「良かったじゃない、シュウ！」
シュウ
「安心したわ。出番も少ないから、忘れ去られていると思ってたのに」
キスティス
「私達二人のランクインで、なんとかSeeDの面目は保たれたわね」
シュウ
「FF8のみんなは、スコール以外活躍の場所が少ないからね。
これを期に、もっと活躍の場を与えられたらいいんだけど」
キスティス
「読めたわよ、シュウ」
シュウ
「よ、読めたって何よ」
キスティス
「これからの戦いで活躍して……
エドガーさんとあわよくば近づきたいって魂胆ね」
シュウ
「う……」
キスティス
「でも、まぁFFνだけの組み合わせだし、
心配しなくても何かあるんじゃないかしら？」
シュウ
「……キスティス。ちょっと性格悪いわよ」
キスティス
「だって！ 私には何にも、何にもなさそうだもの！
いいじゃない。ちょっとくらい」
シュウ
「スコールはあんな感じだしね。
リターナーにはいろんな人がいるし、キスティス。
あなたならきっとよりどりみどりよ」
キスティス
「……素敵な人ほど、もれなくパートナーがいるけれど。
主人公とヒロインの輪の中に放り込まれるのも、難しいものね」
マリア
「私にも1票。安心したわ」
フリオニール
「これも当然だろう。マリアの力もまた、俺たちに欠かせないものだからな」
マリア
「……」
ナナキ
「あれ、どうしたの？」
マリア
「……この座談会は私達の仲間内でやっているからいいけど」
フリオニール
「……」
マリア
「昔みたいにいろんな人とやることになった時、
今のままのフリオニールじゃ、間違いなく影が薄くなるわ」
フリオニール
「！！」
ナナキ
「それがどうしたの？」
マリア
「常識キャラはセシルさんが既にいるのよ。
フリオニールも何か個性をつけていかないと。
FF2の主人公の影が薄くなると、私達の影も薄くなりかねないのですからね」
フリオニール
「……そういうものか？」
ナナキ
「別にフリオニールはそのままでいいと思うけどなぁ」
フリオニール
「いや、俺たちに期待してくれている人がいる以上、
その期待に応えることはやらなければならない」
ガイ
「……どうする？」
フリオニール
「今回の人気投票の結果を受けた、他の人達の様子を見てくる。
そこから学べることもあるだろう」
ナナキ
「あ、行っちゃった」
マリア
「さてさて。これでどうなるかしら」
ナナキ
「いいの？ マリア。嫌な予感がするよ」
マリア
「いいのよ。これはお遊びみたいなものなのですから。
フリオニールもたまには気を緩めるべきよ」
ティファ
「私にも1票入ってたみたい」
ユフィ
「へぇ〜。案外少ないんだな。
アンタなら男性票たくさん集めそうなのによ」
ティファ
「私以外にも魅力的な人、たくさんいるから。当然よ」
ユフィ
「控えめだねぇ」
エドガー
「落ち込むことはないよ、ティファ」
ユフィ
「わっ！」
バレット
「うおっ！？ どこから湧いてきたんだ！？」
エドガー
「湧いてくるとは、失敬な」
ティファ
「ありがとう、エドガーさん。
エドガーさんにそう言われるだけで、嬉しいです」
エドガー
「ならば……」
ティファ
「そうだ！ クラウドを探しにいかないと！」
ケット･シー
「行ってしまいましたなぁ」
エドガー
「フム……。せめてデートを一回でもできればと思ったのだが」
ユフィ
「デートねぇ。そういやアタシにもクラウドとのデートイベントがあるはずなんだけどな」
エドガー
「！！」
ユフィ
「ま、あれはオマケみたいなもんだし。
FFνでやることはもうないだろうね」
エドガー
「それはわからないよ」
ユフィ
「ゲッ！」
（……いらないこと言うんじゃなかった！
悪い気はしないけど、優男系はアタシの好みじゃないんだよな）
エドガー
「……ここから何が起こるかなんて、誰にもわからない。
君とデートをすることもなきにしはあらず、だろう？」
ユフィ
「……ならさ。アンタとバレットのデートイベントもあるかもしれないね」
エドガー
「！！」
バレット
「なにぃっ！？」
ユフィ
「だってそうじゃん。アンタとクラウドにもあるだろ、デートイベント」
エドガー
「それは本当か、バレット？」
バレット
「……ああ」
エドガー
「……」
（クラウド、君は一体……）
＜感想＞
まずキスティス、シュウについて。
FF8において二人ともどちらも魅力的なキャラクターだと思います。
教官でありながら、未熟さも持ち合わせているキスティスは、
人間味がありますし、共感を覚えやすいかと思います。
シュウはサブキャラクターではありますが、
FF8の中ではしっかりとしていますし、
そこそこの存在感のあるいいキャラクターではないでしょうか。
ニューさんも、ティンバーに連れて行ったあたり気に入っていたのかもしれません。
私も個人的にこういうキャラクターは好きだったりします。
マリアは目立った活躍がないですし、
ヒロインともいえるイベントをまだこなしていないので、
妥当な順位かもしれません。
ティファの結果も、エアリスが中心となる話ばかりで、
ティファが中心になるのはこれからですので、
この順位になったのでしょう。
11位 2票
リディア・ファーレン
ローザ・ファレル
ローザ
「はっ！？ 今度は私の番なの？」
セシル
「みたいだね」
（……ローザ、ずっと何を考えていたんだ？）
ローザ
「あら、私だけじゃなくて、リディアも同位みたい」
セシル
「でも……リディアの姿は見えないね」
ポロム
「お休みでしょうか」
パロム
「時期が時期じゃん。修行が大変なんじゃないの？」
エッジ
「うおおおおっ！」
セシル
「うわっ！？」
ローザ
「エッジ！」
エッジ
「リディアはどこだ！」
カイン
「……残念だったな、王子様。リディアは欠席だそうだ」
エッジ
「何だよ。せっかく会えるかと思って来たのに」
セシル
「そういえばエッジはまだ、座談会でも本編でもまだリディアに会っていないんだよね」
エッジ
「ああ。くっそー！ もう少し我慢しなきゃなんねえのか！」
セシル
「……リディアか。僕は子供のときの姿を知っているから、
彼女に大して感じる気持ちが、エッジとは違うんだろうな」
ローザ
「大人になったリディアと……マッシュさんも会うのよね」
エッジ
「あの筋肉王子か！」
セシル
「そういうことになるね」
ローザ
「あの二人親子みたいだったし……。
どうなるかも、今後の注目ポイントなのかも」
パロム
「女っ気なさそうだけど、大人リディアを見たら、
案外ころっといっちゃうかもね」
エッジ
「くそっ！ FF4よりもライバルは多くなりそうだな……！
負けてらんねえぜ！」
＜感想＞
FF4のキャラクター二人がランクイン。
リディアは召喚獣関連のみ、ローザは一度誘拐されたくらいで、
どちらも表立ってでてくることが少ないので、この順位なのではないでしょうか。
二人とも、戦闘においては欠かせないメンバーではありますが。
10位 3票
エリア・ベネット
エリア
「うう……。この中では、私が一番下なんですね」
ティナ
「……私の勝ち」
ファリス
「エリアも、見せ場がないわけじゃないんだがな。
やっぱり、戦闘が少ないってのも理由の一つかもしれない」
エイク
「……今の時代、女性も強くなければならない」
エリア
「やっぱり、そうなんでしょうか」
ファリス
「だけど、敵をばったばったと倒しまくるエリアっていうのも、
少し違う気がするぜ」
レナ
「そうね。FF3の時みたいに、
みんなに守られているイメージがエリアにはあるから」
ファリス
（……メタな話だな。さすが座談会一のファミコン世代の代弁者）
エイク
「むしろ、あなたは元のシリーズより扱いがよくなっている。
あなたの存在そのものが、FFνの見所の一つ」
ティナ
「……それは、間違いない」
ファリス
「ひいき、って感じじゃなくて、本当に特別な位置づけだし、
この後にもきっとなにかあるだろうさ」
エリア
「……そうですね。
水の巫女として、今後私がどうなるのか。
私自身、とても楽しみです！」
＜感想＞
エリアが見所の一つ、というのは私の意見です。
ですが、実際そうではないでしょうか。
その後のFFνがFFνの二次創作でありえている、
というのは彼女の存在によるところもあります。
9位 4票
クルル・マイア・バルデシオン
クルル
「エイク！ ここにいたんだね！」
レナ
「クルル！」
クルル
「びっくりしたんだよ！ 突然飛び出して」
エイク
「……クルル、あなたは9位」
クルル
「9位……？ あ、人気投票の結果のこと？」
エイク
「……そう」
ティナ
「私よりはまだ下……。安心した」
エリア
「安心したって、さすがにクルルは年齢が少し離れているから……」
ティナ
「……今の年齢だけで考えてはいけない。
将来、何が起こるかわからない」
ファリス
「えらく慎重だな」
クルル
「何の話……？ あ、バッツが倒れてるよ！」
ファリス
「しばらくは、このままにしておくんだ」
クルル
「どうして？」
ファリス
「……ここに集まっている面子を考えてみてくれ」
クルル
「……？」
エイク
「クルルはまだわかっていない」
ティナ
「なら……それでいい。知らないままでいい」
レナ
「クルルも災難ね……。こんなところに来ちゃって」
クルル
「よくわからないけど、楽しそうだからしばらくここにいるね！」
＜感想＞
クルルはまだ主戦を張って戦う場面が少ないので、
この順位が妥当なのかもしれません。
彼女がバッツ争奪戦に参戦するかは……これからをお楽しみに。
8位 5票
リノア・ハーティリー
リノア
「スコール！」
スコール
「リノア……！」
リノア
「スコールも五票で、私も五票……。
ちょっと、運命的だよね」
スコール
「……そうだな」
セルフィ
「あー……ラブラブモードが始まったよ！」
ゼル
「よくもまあ、そんなどうでもいい共通点でラブラブできるな」
キスティス
「二人とも、まだまだ若いもの。いいんじゃない？
そういう相手がいるのって素敵じゃない」
セルフィ
「そうだよねー。私も青春したいー！！」
＜感想＞
リノアに五票入ったのは意外でした。
というのも、リノアの評価はやっぱりネット界では低いですから、
票が入るかどうかも難しいのではないかと思っていたからです。
ブログでも何度か書いた私見ですが、
個人的にはリノアみたいに一人の人間をいいほうへもっていこうとしてくれる人は、
貴重というか、スコールにとってはこれ以上ない相手ではないでしょうか。
ゲームの中の話ではありますが、そういう相手を見つけられたスコールは、
かなり運がいいと思います。
トラブルメーカーでもある、というのがリノア問題点ではありますが……。
7位 6票
アクア・ラシェル
アクア
「私は7位ですか……」
フレイ
「いいな〜姉様！」
アクア
「もう……。まだ自分に票が入ってないことを根にもっているの？」
フレイ
「だって考えてみたけどさ、
姉様って私と違って物語の役割上ほとんど損してないよね？」
アクア
「……」
フレイ
「私は最初に登場したときから、ファリスに無茶したり……。
ちょっと不公平じゃなーい？」
ウィン
「お前が表に出てくると、決まって無茶をする。
そうなるのも当たり前だ」
フレイ
「むっ！？ それはウィンも同じじゃない！
いきなり竜巻起こしてたよねっ！」
ウィン
「……」
フレイ
「ウィンも人のこと、言えたもんじゃないよね〜」
アクア
「でも……。
ウィンのあの竜巻のおかげでバッツさんはエリアさんやエアリスさんと
出会えたし……」
ウィン
「……」
アクア
「レナさんは、ファリスさんが女だということに気がつけたわね」
フレイ
「……」
アクア
「物語を展開させられたのは、
あなた達二人の設定があってこそ、ではないかしら？」
フレイ
「……う〜ん。そう考えたら、悪くはないかも」
アクア
「でしょう？」
フレイ
「……でも、こうやって姉様が綺麗にまとめようとしてる！
やっぱり、不公平！」
アクア
「もう……」
ウィン
「結局、こいつは一票も入らなかったことに腹が立っているだけなんだ。
しばらくほっておけ」
＜感想＞
アクアにも結構票が集まりましたね。
こうやって話をつくっていると、
千年前の戦いの物語がどんなものだったのか、やはり気になります。
アクアはヒロインというよりかは、主人公ポジションという構想だったようですし、
その後のFFνＥＸＳＰ1も、それを意識したつくりとなりました。
とはいっても、アクアも女性ですし、フィアンセを失う、といった悲劇もあるので、
実際のところ主人公兼ヒロインという感じだったのではないかと思います。
ウィンは……ニューさんの言葉を借りるなら、
序盤はまさに『悪役』だったのではないでしょうか。
5位 7票
レナ・シャルロット・タイクーン
ファリス・シュルヴィッツ （サリサ・シュヴィール・タイクーン）
エイク
「というわけで、あなた達姉妹は同位」
レナ・ファリス
「「……！」」
ティナ
「……勝った」
エリア
「姉妹で同じ順位とは、凄いです！」
クルル
「でも、ちょっとだけ元気がないね」
レナ
「やっぱり、ヒロイン（仮）だからなのかしら？
あんまり気にしたくないけど……」
ファリス
「まあ、こういった投票はだいたい正規のヒロインが上位に食い込むものだからな」
ティナ
「ファリスさんの言うとおり。
あなた達姉妹がここで消えてくれて安心した」
ファリス
「俺もか！？」
ティナ
「あなたも油断のできない相手。
なんでもないように見えて、ちゃっかりやることはやってる」
ファリス
「へ、変なふうに言うなよ！」
ティナ
「レナさんも、おかしいと思ってるはず。
何とも思っていないはずの姉のほうにも、イベントがあるなんて」
レナ
「……私が本当にヒロインなら、
本来は姉さんよりかは私が優先されるべき、かな？」
ファリス
「レナ！」
レナ
「……姉さんも、ヒロインを狙っているの？」
ファリス
「馬鹿！ 俺は……」
エリア
「あわわ……。もしかして姉妹喧嘩ですか！？」
クルル
「二人とも、やめようよ！」
エイク
「……あの二人を喧嘩させて、イメージダウンさせる。
そういうあなたの作戦」
ティナ
「……！！」
エイク
「狡猾なやり方……。そこまでヒロインの座が欲しい？」
ティナ
「……やはりあなたは油断できない。まだ、あなたが残っている」
エイク
「……」
ティナ
「何より……キャラ被り。どっちが本物か、今回で決める」
エリア
「あわわ……。こっちでも争いが……！！」
＜感想＞
タイクーン姉妹が仲良く同位に。面白い結果だと思います。
人気投票ではここで姉妹二人ともが消えてしまいましたが、
人気投票はまだまだ続きます。
順位的な考察はまたその時に。
キャラクターが壊れ始めていますが、座談会なので大目に見てください。
3位 8票
エイシアント・クロム
エアリス・ゲインズブール
エイク
「！！」
ティナ
「……あなたは三位。残念」
エイク
「……」
ティナ
「しかし……少ない出番でこの順位は脅威」
エイク
「伊達に千年以上生きてはいない。
あなたとは、年季が違う」
ティナ
「何を言っても、負け惜しみ」
エイク
「……その台詞は全てが終わってから言うべき台詞」
ティナ
「……！？」
エリア
「私も当事者だけど、あちらもこちらも混沌としてきました。
姉さんがいたら、とってもワクワクしたのでしょうか……」
＜感想＞
エイクの登場回数でこの順位は、凄いことだと思います。
エイクはその後のFFνをつくるに当たって、
他の光の戦士三人以上にオリジナル設定を入れることになりました。
FFν本編での登場回数が三話だけ、というのが原因ではありますが、
続きを作るにあたって、彼女の元の設定はかなり有効活用することになりました。
エアリスについては、悩んだ末今回の座談会には未登場。
女性陣のまとめ役のような立場だっただけに、
彼女がいると座談会も作りやすかったのですが……。
こういった場での登場は、
登場はその後のFFνが終わった時に、ですね。
2位 10票
セリス・シェール
セリス
「……というわけで、私のほうが票数は上みたいね」
ロック
「……」
セリス
（喜んで私のところに来たぶん、ショックが大きいのかしら）
ロック
「まあ、当然だよなあ。
セリスのほうが、出番は明らかに多いし」
セリス
「立ち直りが早いわね」
ロック
「こうなる予感が、なかったわけでもないからな。
それに……」
セリス
「……？」
ロック
「結果の続き見てたら、ほら……」
セリス
「！！」
＜感想＞
セリス躍進は、やはりＤＩＳＣ7で中心となる働きをしたこと、
オペライベントがあったこと、
それに加えそもそもの人気があったことなどが挙げられるでしょう。
ＤＩＳＣ8でもFF6の後半同様、
早速いろんなイベントの中心となって動いてもらいました。
この二人のやりとりは、人気投票の他の結果に続きます。
1位 19票
ティナ・ブランフォード
ティナ
「十九票……。この中では、圧倒的」
エイク
「確かに完敗。でも、人気投票はまだ終わりではない」
ティナ
「その強気はどこから来るもの……？」
エイク
「厳密には、私が強気に出れるわけではない。
ただ、あなたが強く出にくくなる」
ティナ
「……」
エリア
「どうしましょうか……」
フリオニール
「エリア」
エリア
「あ、フリオニールさん！」
フリオニール
「一体どうなっているんだ？ バッツも倒れているようだが……」
エリア
「実は、かくかくじかじかで……」
フリオニール
「……なるほど。いわば女の戦いの中心にいるがゆえに、
バッツはこうなってしまったわけか」
エリア
「そうなんです。私、どうすればいいかわからなくて……」
フリオニール
「……難しいな。俺もいい解決の手立てが思い浮かばない。
俺が口を出すのも、お門違いだしな」
エリア
「そうですか……」
フリオニール
「ただ……今思い出したが、バッツには早く起きてもらわなければならない」
エリア
「……どうしたんですか？」
フリオニール
「ガイと一緒に、模擬戦をやる予定がある。
気絶しているが、ケアルラをかければ……」
エイク・ティナ・レナ
「「「！！」」」
フリオニール
「バッ……うっ！？」
エリア
「フリオニールさん！」
クルル
「レナお姉ちゃん！？」
ティナ
「……危ない」
エイク
「今、あの人に起きてもらうのは都合が悪い。
全てが終わってから、目覚めるべき」
レナ
「ごめんなさい……。
でも、こうするしかなくて……。
大丈夫よ、クルル。ちょっと眠ってもらうだけだから」
ファリス
「……何という団結力。
そして、あのフリオニールすら相手にしないなんてな。
恐ろしいぜ、座談会」
＜感想＞
というわけで、女性部門の1位はティナでした。
座談会はティナとほとんど関係のない内容となってしまいましたが……。
人気の要因はＦＦ6とは少し違うティナである、ということでしょうか。
FF6をやり直すたびに、FFνのティナはだいぶ違うんだな、
という感想を抱きます。
いくつかの困難を乗り越えた現段階のその後のFFν版ティナでも、
FF6でのオルトロスとリルムとのイベントをそのまま使うのは難しいと思います。
しかし、話を作るうえでFF6でのティナは必ず参考にすることになりますし、
今後のティナがどうなっていくか、というのは描かなければならない部分です。
彼女の成長も、その後のFFνがFFνの二次創作であるといえるために、
避けては通れない部分ですからね。
座談会の続きは、次回の敵キャラクター部門をはさむので一旦休止して、
最後のベストパートナー・カップル部門へと続きます。
13位 １票
キスティス・トゥリープ
シュウ・クランチェイス
マリア・ソリドール
ティファ・ロックハート
シュウ
「えっ！？ 私にも票が入っているの！？」
キスティス
「良かったじゃない、シュウ！」
シュウ
「安心したわ。出番も少ないから、忘れ去られていると思ってたのに」
キスティス
「私達二人のランクインで、なんとかSeeDの面目は保たれたわね」
シュウ
「FF8のみんなは、スコール以外活躍の場所が少ないからね。
これを期に、もっと活躍の場を与えられたらいいんだけど」
キスティス
「読めたわよ、シュウ」
シュウ
「よ、読めたって何よ」
キスティス
「これからの戦いで活躍して……
エドガーさんとあわよくば近づきたいって魂胆ね」
シュウ
「う……」
キスティス
「でも、まぁFFνだけの組み合わせだし、
心配しなくても何かあるんじゃないかしら？」
シュウ
「……キスティス。ちょっと性格悪いわよ」
キスティス
「だって！ 私には何にも、何にもなさそうだもの！
いいじゃない。ちょっとくらい」
シュウ
「スコールはあんな感じだしね。
リターナーにはいろんな人がいるし、キスティス。
あなたならきっとよりどりみどりよ」
キスティス
「……素敵な人ほど、もれなくパートナーがいるけれど。
主人公とヒロインの輪の中に放り込まれるのも、難しいものね」
マリア
「私にも1票。安心したわ」
フリオニール
「これも当然だろう。マリアの力もまた、俺たちに欠かせないものだからな」
マリア
「……」
ナナキ
「あれ、どうしたの？」
マリア
「……この座談会は私達の仲間内でやっているからいいけど」
フリオニール
「……」
マリア
「昔みたいにいろんな人とやることになった時、
今のままのフリオニールじゃ、間違いなく影が薄くなるわ」
フリオニール
「！！」
ナナキ
「それがどうしたの？」
マリア
「常識キャラはセシルさんが既にいるのよ。
フリオニールも何か個性をつけていかないと。
FF2の主人公の影が薄くなると、私達の影も薄くなりかねないのですからね」
フリオニール
「……そういうものか？」
ナナキ
「別にフリオニールはそのままでいいと思うけどなぁ」
フリオニール
「いや、俺たちに期待してくれている人がいる以上、
その期待に応えることはやらなければならない」
ガイ
「……どうする？」
フリオニール
「今回の人気投票の結果を受けた、他の人達の様子を見てくる。
そこから学べることもあるだろう」
ナナキ
「あ、行っちゃった」
マリア
「さてさて。これでどうなるかしら」
ナナキ
「いいの？ マリア。嫌な予感がするよ」
マリア
「いいのよ。これはお遊びみたいなものなのですから。
フリオニールもたまには気を緩めるべきよ」
ティファ
「私にも1票入ってたみたい」
ユフィ
「へぇ〜。案外少ないんだな。
アンタなら男性票たくさん集めそうなのによ」
ティファ
「私以外にも魅力的な人、たくさんいるから。当然よ」
ユフィ
「控えめだねぇ」
エドガー
「落ち込むことはないよ、ティファ」
ユフィ
「わっ！」
バレット
「うおっ！？ どこから湧いてきたんだ！？」
エドガー
「湧いてくるとは、失敬な」
ティファ
「ありがとう、エドガーさん。
エドガーさんにそう言われるだけで、嬉しいです」
エドガー
「ならば……」
ティファ
「そうだ！ クラウドを探しにいかないと！」
ケット･シー
「行ってしまいましたなぁ」
エドガー
「フム……。せめてデートを一回でもできればと思ったのだが」
ユフィ
「デートねぇ。そういやアタシにもクラウドとのデートイベントがあるはずなんだけどな」
エドガー
「！！」
ユフィ
「ま、あれはオマケみたいなもんだし。
FFνでやることはもうないだろうね」
エドガー
「それはわからないよ」
ユフィ
「ゲッ！」
（……いらないこと言うんじゃなかった！
悪い気はしないけど、優男系はアタシの好みじゃないんだよな）
エドガー
「……ここから何が起こるかなんて、誰にもわからない。
君とデートをすることもなきにしはあらず、だろう？」
ユフィ
「……ならさ。アンタとバレットのデートイベントもあるかもしれないね」
エドガー
「！！」
バレット
「なにぃっ！？」
ユフィ
「だってそうじゃん。アンタとクラウドにもあるだろ、デートイベント」
エドガー
「それは本当か、バレット？」
バレット
「……ああ」
エドガー
「……」
（クラウド、君は一体……）
＜感想＞
まずキスティス、シュウについて。
FF8において二人ともどちらも魅力的なキャラクターだと思います。
教官でありながら、未熟さも持ち合わせているキスティスは、
人間味がありますし、共感を覚えやすいかと思います。
シュウはサブキャラクターではありますが、
FF8の中ではしっかりとしていますし、
そこそこの存在感のあるいいキャラクターではないでしょうか。
ニューさんも、ティンバーに連れて行ったあたり気に入っていたのかもしれません。
私も個人的にこういうキャラクターは好きだったりします。
マリアは目立った活躍がないですし、
ヒロインともいえるイベントをまだこなしていないので、
妥当な順位かもしれません。
ティファの結果も、エアリスが中心となる話ばかりで、
ティファが中心になるのはこれからですので、
この順位になったのでしょう。
11位 2票
リディア・ファーレン
ローザ・ファレル
ローザ
「はっ！？ 今度は私の番なの？」
セシル
「みたいだね」
（……ローザ、ずっと何を考えていたんだ？）
ローザ
「あら、私だけじゃなくて、リディアも同位みたい」
セシル
「でも……リディアの姿は見えないね」
ポロム
「お休みでしょうか」
パロム
「時期が時期じゃん。修行が大変なんじゃないの？」
エッジ
「うおおおおっ！」
セシル
「うわっ！？」
ローザ
「エッジ！」
エッジ
「リディアはどこだ！」
カイン
「……残念だったな、王子様。リディアは欠席だそうだ」
エッジ
「何だよ。せっかく会えるかと思って来たのに」
セシル
「そういえばエッジはまだ、座談会でも本編でもまだリディアに会っていないんだよね」
エッジ
「ああ。くっそー！ もう少し我慢しなきゃなんねえのか！」
セシル
「……リディアか。僕は子供のときの姿を知っているから、
彼女に大して感じる気持ちが、エッジとは違うんだろうな」
ローザ
「大人になったリディアと……マッシュさんも会うのよね」
エッジ
「あの筋肉王子か！」
セシル
「そういうことになるね」
ローザ
「あの二人親子みたいだったし……。
どうなるかも、今後の注目ポイントなのかも」
パロム
「女っ気なさそうだけど、大人リディアを見たら、
案外ころっといっちゃうかもね」
エッジ
「くそっ！ FF4よりもライバルは多くなりそうだな……！
負けてらんねえぜ！」
＜感想＞
FF4のキャラクター二人がランクイン。
リディアは召喚獣関連のみ、ローザは一度誘拐されたくらいで、
どちらも表立ってでてくることが少ないので、この順位なのではないでしょうか。
二人とも、戦闘においては欠かせないメンバーではありますが。
10位 3票
エリア・ベネット
エリア
「うう……。この中では、私が一番下なんですね」
ティナ
「……私の勝ち」
ファリス
「エリアも、見せ場がないわけじゃないんだがな。
やっぱり、戦闘が少ないってのも理由の一つかもしれない」
エイク
「……今の時代、女性も強くなければならない」
エリア
「やっぱり、そうなんでしょうか」
ファリス
「だけど、敵をばったばったと倒しまくるエリアっていうのも、
少し違う気がするぜ」
レナ
「そうね。FF3の時みたいに、
みんなに守られているイメージがエリアにはあるから」
ファリス
（……メタな話だな。さすが座談会一のファミコン世代の代弁者）
エイク
「むしろ、あなたは元のシリーズより扱いがよくなっている。
あなたの存在そのものが、FFνの見所の一つ」
ティナ
「……それは、間違いない」
ファリス
「ひいき、って感じじゃなくて、本当に特別な位置づけだし、
この後にもきっとなにかあるだろうさ」
エリア
「……そうですね。
水の巫女として、今後私がどうなるのか。
私自身、とても楽しみです！」
＜感想＞
エリアが見所の一つ、というのは私の意見です。
ですが、実際そうではないでしょうか。
その後のFFνがFFνの二次創作でありえている、
というのは彼女の存在によるところもあります。
9位 4票
クルル・マイア・バルデシオン
クルル
「エイク！ ここにいたんだね！」
レナ
「クルル！」
クルル
「びっくりしたんだよ！ 突然飛び出して」
エイク
「……クルル、あなたは9位」
クルル
「9位……？ あ、人気投票の結果のこと？」
エイク
「……そう」
ティナ
「私よりはまだ下……。安心した」
エリア
「安心したって、さすがにクルルは年齢が少し離れているから……」
ティナ
「……今の年齢だけで考えてはいけない。
将来、何が起こるかわからない」
ファリス
「えらく慎重だな」
クルル
「何の話……？ あ、バッツが倒れてるよ！」
ファリス
「しばらくは、このままにしておくんだ」
クルル
「どうして？」
ファリス
「……ここに集まっている面子を考えてみてくれ」
クルル
「……？」
エイク
「クルルはまだわかっていない」
ティナ
「なら……それでいい。知らないままでいい」
レナ
「クルルも災難ね……。こんなところに来ちゃって」
クルル
「よくわからないけど、楽しそうだからしばらくここにいるね！」
＜感想＞
クルルはまだ主戦を張って戦う場面が少ないので、
この順位が妥当なのかもしれません。
彼女がバッツ争奪戦に参戦するかは……これからをお楽しみに。
8位 5票
リノア・ハーティリー
リノア
「スコール！」
スコール
「リノア……！」
リノア
「スコールも五票で、私も五票……。
ちょっと、運命的だよね」
スコール
「……そうだな」
セルフィ
「あー……ラブラブモードが始まったよ！」
ゼル
「よくもまあ、そんなどうでもいい共通点でラブラブできるな」
キスティス
「二人とも、まだまだ若いもの。いいんじゃない？
そういう相手がいるのって素敵じゃない」
セルフィ
「そうだよねー。私も青春したいー！！」
＜感想＞
リノアに五票入ったのは意外でした。
というのも、リノアの評価はやっぱりネット界では低いですから、
票が入るかどうかも難しいのではないかと思っていたからです。
ブログでも何度か書いた私見ですが、
個人的にはリノアみたいに一人の人間をいいほうへもっていこうとしてくれる人は、
貴重というか、スコールにとってはこれ以上ない相手ではないでしょうか。
ゲームの中の話ではありますが、そういう相手を見つけられたスコールは、
かなり運がいいと思います。
トラブルメーカーでもある、というのがリノア問題点ではありますが……。
7位 6票
アクア・ラシェル
アクア
「私は7位ですか……」
フレイ
「いいな〜姉様！」
アクア
「もう……。まだ自分に票が入ってないことを根にもっているの？」
フレイ
「だって考えてみたけどさ、
姉様って私と違って物語の役割上ほとんど損してないよね？」
アクア
「……」
フレイ
「私は最初に登場したときから、ファリスに無茶したり……。
ちょっと不公平じゃなーい？」
ウィン
「お前が表に出てくると、決まって無茶をする。
そうなるのも当たり前だ」
フレイ
「むっ！？ それはウィンも同じじゃない！
いきなり竜巻起こしてたよねっ！」
ウィン
「……」
フレイ
「ウィンも人のこと、言えたもんじゃないよね〜」
アクア
「でも……。
ウィンのあの竜巻のおかげでバッツさんはエリアさんやエアリスさんと
出会えたし……」
ウィン
「……」
アクア
「レナさんは、ファリスさんが女だということに気がつけたわね」
フレイ
「……」
アクア
「物語を展開させられたのは、
あなた達二人の設定があってこそ、ではないかしら？」
フレイ
「……う〜ん。そう考えたら、悪くはないかも」
アクア
「でしょう？」
フレイ
「……でも、こうやって姉様が綺麗にまとめようとしてる！
やっぱり、不公平！」
アクア
「もう……」
ウィン
「結局、こいつは一票も入らなかったことに腹が立っているだけなんだ。
しばらくほっておけ」
＜感想＞
アクアにも結構票が集まりましたね。
こうやって話をつくっていると、
千年前の戦いの物語がどんなものだったのか、やはり気になります。
アクアはヒロインというよりかは、主人公ポジションという構想だったようですし、
その後のFFνＥＸＳＰ1も、それを意識したつくりとなりました。
とはいっても、アクアも女性ですし、フィアンセを失う、といった悲劇もあるので、
実際のところ主人公兼ヒロインという感じだったのではないかと思います。
ウィンは……ニューさんの言葉を借りるなら、
序盤はまさに『悪役』だったのではないでしょうか。
5位 7票
レナ・シャルロット・タイクーン
ファリス・シュルヴィッツ （サリサ・シュヴィール・タイクーン）
エイク
「というわけで、あなた達姉妹は同位」
レナ・ファリス
「「……！」」
ティナ
「……勝った」
エリア
「姉妹で同じ順位とは、凄いです！」
クルル
「でも、ちょっとだけ元気がないね」
レナ
「やっぱり、ヒロイン（仮）だからなのかしら？
あんまり気にしたくないけど……」
ファリス
「まあ、こういった投票はだいたい正規のヒロインが上位に食い込むものだからな」
ティナ
「ファリスさんの言うとおり。
あなた達姉妹がここで消えてくれて安心した」
ファリス
「俺もか！？」
ティナ
「あなたも油断のできない相手。
なんでもないように見えて、ちゃっかりやることはやってる」
ファリス
「へ、変なふうに言うなよ！」
ティナ
「レナさんも、おかしいと思ってるはず。
何とも思っていないはずの姉のほうにも、イベントがあるなんて」
レナ
「……私が本当にヒロインなら、
本来は姉さんよりかは私が優先されるべき、かな？」
ファリス
「レナ！」
レナ
「……姉さんも、ヒロインを狙っているの？」
ファリス
「馬鹿！ 俺は……」
エリア
「あわわ……。もしかして姉妹喧嘩ですか！？」
クルル
「二人とも、やめようよ！」
エイク
「……あの二人を喧嘩させて、イメージダウンさせる。
そういうあなたの作戦」
ティナ
「……！！」
エイク
「狡猾なやり方……。そこまでヒロインの座が欲しい？」
ティナ
「……やはりあなたは油断できない。まだ、あなたが残っている」
エイク
「……」
ティナ
「何より……キャラ被り。どっちが本物か、今回で決める」
エリア
「あわわ……。こっちでも争いが……！！」
＜感想＞
タイクーン姉妹が仲良く同位に。面白い結果だと思います。
人気投票ではここで姉妹二人ともが消えてしまいましたが、
人気投票はまだまだ続きます。
順位的な考察はまたその時に。
キャラクターが壊れ始めていますが、座談会なので大目に見てください。
3位 8票
エイシアント・クロム
エアリス・ゲインズブール
エイク
「！！」
ティナ
「……あなたは三位。残念」
エイク
「……」
ティナ
「しかし……少ない出番でこの順位は脅威」
エイク
「伊達に千年以上生きてはいない。
あなたとは、年季が違う」
ティナ
「何を言っても、負け惜しみ」
エイク
「……その台詞は全てが終わってから言うべき台詞」
ティナ
「……！？」
エリア
「私も当事者だけど、あちらもこちらも混沌としてきました。
姉さんがいたら、とってもワクワクしたのでしょうか……」
＜感想＞
エイクの登場回数でこの順位は、凄いことだと思います。
エイクはその後のFFνをつくるに当たって、
他の光の戦士三人以上にオリジナル設定を入れることになりました。
FFν本編での登場回数が三話だけ、というのが原因ではありますが、
続きを作るにあたって、彼女の元の設定はかなり有効活用することになりました。
エアリスについては、悩んだ末今回の座談会には未登場。
女性陣のまとめ役のような立場だっただけに、
彼女がいると座談会も作りやすかったのですが……。
こういった場での登場は、
登場はその後のFFνが終わった時に、ですね。
2位 10票
セリス・シェール
セリス
「……というわけで、私のほうが票数は上みたいね」
ロック
「……」
セリス
（喜んで私のところに来たぶん、ショックが大きいのかしら）
ロック
「まあ、当然だよなあ。
セリスのほうが、出番は明らかに多いし」
セリス
「立ち直りが早いわね」
ロック
「こうなる予感が、なかったわけでもないからな。
それに……」
セリス
「……？」
ロック
「結果の続き見てたら、ほら……」
セリス
「！！」
＜感想＞
セリス躍進は、やはりＤＩＳＣ7で中心となる働きをしたこと、
オペライベントがあったこと、
それに加えそもそもの人気があったことなどが挙げられるでしょう。
ＤＩＳＣ8でもFF6の後半同様、
早速いろんなイベントの中心となって動いてもらいました。
この二人のやりとりは、人気投票の他の結果に続きます。
1位 19票
ティナ・ブランフォード
ティナ
「十九票……。この中では、圧倒的」
エイク
「確かに完敗。でも、人気投票はまだ終わりではない」
ティナ
「その強気はどこから来るもの……？」
エイク
「厳密には、私が強気に出れるわけではない。
ただ、あなたが強く出にくくなる」
ティナ
「……」
エリア
「どうしましょうか……」
フリオニール
「エリア」
エリア
「あ、フリオニールさん！」
フリオニール
「一体どうなっているんだ？ バッツも倒れているようだが……」
エリア
「実は、かくかくじかじかで……」
フリオニール
「……なるほど。いわば女の戦いの中心にいるがゆえに、
バッツはこうなってしまったわけか」
エリア
「そうなんです。私、どうすればいいかわからなくて……」
フリオニール
「……難しいな。俺もいい解決の手立てが思い浮かばない。
俺が口を出すのも、お門違いだしな」
エリア
「そうですか……」
フリオニール
「ただ……今思い出したが、バッツには早く起きてもらわなければならない」
エリア
「……どうしたんですか？」
フリオニール
「ガイと一緒に、模擬戦をやる予定がある。
気絶しているが、ケアルラをかければ……」
エイク・ティナ・レナ
「「「！！」」」
フリオニール
「バッ……うっ！？」
エリア
「フリオニールさん！」
クルル
「レナお姉ちゃん！？」
ティナ
「……危ない」
エイク
「今、あの人に起きてもらうのは都合が悪い。
全てが終わってから、目覚めるべき」
レナ
「ごめんなさい……。
でも、こうするしかなくて……。
大丈夫よ、クルル。ちょっと眠ってもらうだけだから」
ファリス
「……何という団結力。
そして、あのフリオニールすら相手にしないなんてな。
恐ろしいぜ、座談会」
＜感想＞
というわけで、女性部門の1位はティナでした。
座談会はティナとほとんど関係のない内容となってしまいましたが……。
人気の要因はＦＦ6とは少し違うティナである、ということでしょうか。
FF6をやり直すたびに、FFνのティナはだいぶ違うんだな、
という感想を抱きます。
いくつかの困難を乗り越えた現段階のその後のFFν版ティナでも、
FF6でのオルトロスとリルムとのイベントをそのまま使うのは難しいと思います。
しかし、話を作るうえでFF6でのティナは必ず参考にすることになりますし、
今後のティナがどうなっていくか、というのは描かなければならない部分です。
彼女の成長も、その後のFFνがFFνの二次創作であるといえるために、
避けては通れない部分ですからね。
座談会の続きは、次回の敵キャラクター部門をはさむので一旦休止して、
最後のベストパートナー・カップル部門へと続きます。
このページへのコメント
こんばんは。
気付いたことがあるので、コメントさせてもらいます。
順位の後の名前のところで、ティナの姓が「ブランフォード」ではなく、「ブラウンフォード」になっています。
あと、エリアの姓は「ゲインズブール」となっていますが、「ベネット」ではないのでしょうか？ 人物辞典の方では「ベネット」となっているのですが・・・・・・。