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英雄」アキエル、「勇者」アキエルなどと歌われる人物
出身地は不明で、傭兵として各地を転戦した。
7大理事の一人

嘆きの剣


アキエルはリクシャマー帝国 辺境討伐戦争にて嘆きの剣を振るい、「嘆き」の力で敵軍の戦力を奪うことによって多くの武勲を立てた。そのため、リクシャマー帝国は一時、アキエルを多くの英雄の一人として公認していたことがある。(後に歴史書からは消された)

性格


「戦争とかめんどくせ」などの爆弾発言が伝えられている。基本的に面倒くさがりであった。
だが、死を覚悟して戦場に戻ったのちは、自ら嘆きの剣を封じ、己の剣の腕を鍛えることを怠らなかったという。

吟遊詩の中のアキエル

主なあらすじ


アキエルが振るった嘆きの剣は、メクセトの手によるものであった。
その剣の強さ故に、アキエルは名声の絶頂にあるとき、戦争の無益さに悩む。

だが、辺境の名も無き剣士が振るう叫びの剣の噂を聞くにつけ、
アキエルはその剣と違えて死ぬなら本望と、戦場に再び舞い戻った。

二柱のメクセトの手による剣がぶつかり合う壮絶な一騎打ちの果て、召喚されたのはのっぺりしたティドロソフであった。
アキエルはこの巨大静物の登場によって、敵の包囲から辛くも逃れることに成功する。

生き延びたアキエルはこの嘆きの剣の封印こそが己の使命であるとの天啓を受け、
嘆きの剣を封じる術を探すべく放浪の旅に出る。

物語の終盤で、嘆きの剣は魔女の手に委ねられた。

純銀の叙事詩


幾千万の剣と、幾千万の兵があった。
幾千万の矢と、幾千万の盾があった。

その剣は嘆く。この世に争いのあることを。
その剣は嘆く。この世に答えのないことを。

つるぎの慟哭は戦場を悲嘆で満たし、
そこに英雄の立つことを教えるが。
一体誰が戦争の不毛を、
たちまち終わらせることができようか。

嗚呼、のっぺりしたティドロソフよ。
再び現れて、いまひとたびの知啓を与えよ。
この世には理解の及ばぬものがあり、
人はことごとく無力であると。

          ――純銀の叙事詩

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