多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

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水のアヴロノ。川を司り、その権能によって魚と小鳥を従わせる。

透明な二枚の翼と透き通るような身体を持ち、美貌の男性とも女性ともつかない姿をしていると言われる。

紀元神群との戦いに際してシャルマキヒュとの戦いに敗れ、フェーリムの「アーヴァスキュエル」として紀元神群に寝返ることになる。

しかし妻である繭衣のルウテトの懇願により一度裏切り、シャルマキヒュの怒りに触れた為、彼女の力によって聖剣「アーヴァスキュアレ」に変えられ、自由を奪われてしまう。

シャルマキヒュはこの剣をもって龍帝ガドカレクを討ち取り、アーヴァスキュアレにフェーリムの姿に戻る事と自由に生きる事を許した。

しかしアーヴァスキュアレはガドカレクの勇猛な死に様に心を打たれ、その亡骸に突き刺さったまま喪に服していた。

それから幾年も経ち、バイエルンという竜騎士が訪れる。キュトスの姉妹の16番目たる紀神にして紀竜たる存在である。

バイエルンは殺した相手であるガドカレクの死を悼むアーヴァスキュアレの礼の心に深く感じ入り、二人の間には深い友情が生まれる。

そうして、アーヴァスキュアレはバイエルンの剣となった。

尚、ワリバーヤに於ける【面会?】で猫騎士ミューン?との立会いに使用されたのはこのアーヴァスキュアレである。
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