ゆらぎの神話百科事典

　ウィトクリテの鍵、ウィトクリテの鍵の問題、ウィトクリテ仮説など。あらゆる問題を解く究極の数式が存在するという考え。

命題の真偽を判断する公式があったとして、幾つかの数学の公理を前提にしているならば、それにさえ判断不能な独立した命題が存在する。

　万象の振る舞いを表現するといわれる一つの（一つのというのは様々な諸説があるが、ここでは説明を分かりやすくするため、一つとする）数式のこと。

　比喩ではなく無限の入力と出力を持つ関数。世界そのものを一つの量子関数としたもの。自らを組み込む再帰的なものであるが、無限に再帰する解は有限のパラメータにより振動するとして、カルル・アルル・アによって解決された。

　無限の時間がない限り、問題数は有限であるとし、問題とされるものを予想する数式。

　有限のパラメータにより切り出す世界の側面を指定して、世界を区分けして、記述を最低限までに省略する数式。飛来神群や外宇宙などを含む、特定の問題に対しては奇妙な解を示す。